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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
1章 修学旅行
  サウスタウン5 ビリー・カーン

 相変わらず闘気をバシバシ吐き出してやがる。
歩く凶器、狂犬、帝王の片腕ビリー・カーン

「てめえらなんの騒ぎだぁ」

「ちょうどあなたのボスがやって来たみたいねぇ」

「ビ・ビリーの兄貴」

「これはなんの騒ぎだぁ、質問に答えやがれぇ」

「俺たちがあそこの女達と楽しく会話してたらあそこの女がケンカ売ってきやがったんだぁ」

「はん、女にやられたって言うのか」

ビリーがこっちを見て

「もしかして綾か」

「は~い、さすがビリーお久しぶり、第10回KOFぶりかしら」

「俺の部下を可愛がってくれたらしいなぁ」

「そんな三下可愛がらないって、私の格が落ちるわ、私の身内を拐おうとしたから飼い主が躾をしないからしただけ」

 ビリーが俺の後ろをみて

「年場もいかない女をどうしようとしたんだ」

「い、いいかがりですよ兄貴、俺達がそこの日本人と話していたら突然」

きっとアリサ達が流暢な英語が喋れないと思ったからうそついてるんだよなぁ

「嘘言わないでよ、ナンパして断ったらどこかにつれていこうとしてたじゃない」

やっぱりアリサは話すよね

「それにや歯向かったら、ビリーさんの事を言って許してほしかったら一晩付き合えって言ってたんや~」

 まさかはやてまで言うとは思いませんでした。
はぁ~収まりそうにないよな

 ビリーの待っていた三節根を手にした瞬間。俺は緊張を走らせた。
それを受けてフェイトも同じぐらい緊張したのはわかった。
その先端は部下のみぞおちを突き刺した。

「俺の部下にこぎたねぇ豚はいらねえんだよ、こいつを連れてきな」

 後ろにいる女性達は警戒を緩めたが俺とフェイトは警戒をといではいなかった。

「みんな私達もそろそろ行こうか」
「うん」

≪フェイト警戒を解かないでね≫

≪わかった≫

 今度はフェイトを前にしておれが最後尾を歩いてビリーの隣を通ろうとしたとき俺はジャンプをした。
下を見るとビリーの三節根が伸びていた。
あぶねぇさすが歩く凶器
私が着地をして

「どういうご用件かな」

「ほぅ、腕はなまってないみたいだなぁ。まぁこの屑達がしたことはダメだが、ファミリーに手を出したのは違いがない。それも仕方ない事だろうがぁ」

「だよね、でもここでは嫌、この子達にはまだ早すぎる世界だと思うんだけど、それともこんな年場もいかない子たちをその世界を見せたいわけ」

 まぁ無理だと思うけれど一応提案、周囲にいる数十人の女学生とアリサたちを護りながら戦う方法。思いつかないなぁ
魔法を使ったら楽なんだけど・・・どうしようかな

「てめえが逃げるとは思わないが、今夜23時にあそこに来てもらおうか」

「夜更かしは美容に悪いんだけど、慎んでその招待受けるわ、もう行っても良いかしら?」
「あぁ」

 あれ?ビリーが譲歩してくれた助かった
私たちは解放されて私たちの部屋に向かった。

「ねぇ綾、なんでアノ男もやらなかったの?」

「アリサ無茶言わないでよ、みんなを護って格闘だけで戦うのは無理だって」

「綾」

「なにフェイト」

「あの人って帝王の片腕とか、歩く凶器って異名がある人でしょ」

「よくご存じで」

「大分前になのはの家でvideo見させてもらって調べたから」

「ハワード財団の前総帥ギースさんの片腕なんやろ」

「はやてもよくしてるね」

「昨日テリーさんとあってから調べたんや」

「よくアリサあそこで話せたよね」

「私あの人知ってるからすずかも見たことあるでしょ」

「あ・あの優しいお兄さん?」

ビリーが優しい?
いやいや誰かと間違えてるんじゃ
優しいってビリーと別ベクトルでしょうが・・・

「すずかも覚えてない、あの人みた感じがしたの、あの時と雰囲気が違うから」

「あっ」

「なにかあったの?」

「あの時は私の帽子が風で飛んでいこうとしたときにとってくれた無口なお兄さんだよね、アリサちゃん。でも隣に女性もいたから」

「あのビリーがねぇ」

 ビリーが女ずれ、ここ数年で何があったのだろうか?
女が出来たから牙も失ったわけないな
あんな殺気俺にぶつけてこれるはずないし

「あのお兄さん優しいからいかなくてもわかってくれるんじゃないの」

「難しいかな」

 そんな優しいやつだったらどれほど助かることやら

「綾ちゃん、先生に言って助けてもらって、優しい人ならわかってくれるから。行く必要なんてないよ綾ちゃん」

「そうもいかないよなのは、あそこで約束して行かなかったらビリーを虚仮にしたってことで大変なことになるし」

「綾、向こうが悪いんだから、アリサ達から聞いたら道理のわかる人っぽいから察してくれるよ」

 流石公務員でももう少し裏の事も勉強しようよフェイト
純すぎるって

「あ~無理やでなのはちゃんにフェイトちゃん、周囲に人がいたときの約束だから行かなかったら顔を潰したことになるんやし、どうやらこのサウスタウンの顔役っぽい人なんやろ」

「はやての言う通りだね、行くしか選択がないんだよね」

「綾ちゃん行ったらダメ、昨日もテリーさんと戦って、連戦だよ身体が」

「心配してくれてありがとう。イケメンのお誘いだしね」

「綾その人強いの」

「知っての通り弱くはないよ。優勝経験有りで私が出たときの準優勝者だし、テリーやアンディ、ジョー兄ともタメが張れる人だよ。それに必ずしも戦う訳じゃないし、大丈夫」

 時間に間に合うように準備をして、つけられる可能性を考慮して転移呪文をして目的地付近まで行った。 
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