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魔法少女リリカル☆イリヤ

作者:マッハ
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事情

なんていうか俺も変身しちゃってるし。イリヤはまだ慌ててるな。というか外....

[ふぅ、なんとか出れたぜ。おい総刃、ずっと呼んでたんだぞ]

「ていうか誰?」

[俺か?俺はゼロ、お前のデバイスだ]

「デバイス?」

機械とかのか?

[おや~?そちらもおかしな事になってますねぇ]

「お前の仕業じゃないのか?」

[いえいえ、ルビーちゃんにはアクセサリーを礼装に変える力はありませんよ?]

[俺は礼装とかいう変なもんじゃねぇって。デバイスだって言ってるだろ]

これじゃ話が進まないな。

「じゃゼロは何者?」

[俺は総刃をサポートするためのもんだ。それよりそっちのステッキは魔法に似た何かを発してるが俺と似たようなもんか?]

[まぁマスターをサポートする点は同じですが...でもでもルビーちゃんは生きてますよ!]

「ちょっと、私を置いて話を進めないでよ」

あはは、...ブレスレットが剣になるのか
日常では使えねぇな。というか喋るのは大変困る周りにバレたら

「見つけたわよルビー!」

赤い服を着た女性がいつの間にか家の庭にいた。....不法侵入じゃね?

[あらまぁ誰かと思えば凛さん。生きてたんですねー]

「えぇ!お陰さまでね!」

なんかご機嫌斜めの様子。大方ルビーが何かしたのだろう。確か凛さんって言ってたよな

「こっちへ来なさいルビー!誰があんたのマスターかみっちり教えてあげるわ!」

[マスターですか?そんなの教えられるまでもありませんよ、こちらにあわしますイリヤさんこそが私の新しいマスターです!]

ドンと言い張ったな。

「はぁ?あんた」

「違う!違うんです!詐欺です!騙されたんです!」

詐欺...なのか?騙してもいないよな。無理やり魔法少女にしただけで

[それより総刃!魔法の使い方だが]

「え?俺魔法使えんの?」

[あぁ、Sランクって所だ。これは相当すごい事だぜ]

はぁ、イマイチそのランクの基準がわからん。そのSの凄さもな。Sだから一番とか?でも素人がそんなのな~

[念じるだけでいい、こう...やりたい事とか考えてやれば大体はできる。相性もあるがそれは俺が教える。ちなみに砲撃魔法は使えないな]

そ、そうか。よくわからないが飛びたいと思えば飛べるのか?
んー、飛ぶ、飛ぶ
すると体が宙に浮いた

「お?飛んだ飛んだ」

「ちょっと!?何飛んだりしてるのよ!!あんた何者よ!?」

「え!?普通の小学5年生?」

[普通の小学5年生が空を飛んだりしませんよ~?]

いやルビー、お前どっちの味方だよ。とりあえず降りる。ってか壁がへこんでる!?

「このや、ろー」

棒読みだし
何があったんだ?

「ぎゃあああ!?」

「「なんかでた!?」」

[イリヤさんの返答はこうです「ステッキは誰にも渡さねぇ...国へ帰りな年増ツインテール」です]

「違うよ!?そんな事言ってないから!」

「何すんのよ!」

凛さんがキレた!
イリヤに指を向けて何かを放ってくる

「危ないイリヤ!ゼロ!できるか?」

[愚問だな!オールレンジシールド!]

右手を前にだし障壁を張る。本当に考えたら出るんだな

「大丈夫か?イリヤ」

「う、うん。ソウが守ってくれたから」

[いちゃいちゃしてる所悪いですが次がきますよ]

「いちゃいちゃしてない!ゼロ!」

[とりあえず障壁張っとくぜ]

目の前が光る
爆発...じゃない!ただの目眩ましだ!
イリヤが狙われる!俺はイリヤを押し出す
すると俺に何かが当たる。しかも左から
そして意識を失った

















「うーん、あれ?イリヤ?」

「ソウ!よかった!」

涙流しながら抱きつかれる...ああ、俺気絶してたのか

「だから気絶してるだけって言ったでしょ」

[凛さんの悪魔!鬼!鬼畜!あ!すみません!もう悪口言いませんから許してください元マイマスター]

都合のいいステッキだなぁ

「イリヤ、俺は大丈夫だから」

「...うん」

ゼロは...ブレスレットに戻ってるな。服はそのままか

『服じゃねぇぞ。バリアジャケットだ』

「え!?何!?」

『静かにしろ。念話だ。心で会話してると思え。兎に角だ。あの赤いのには俺の事をあまり言うなよ』

『えっとこうか?言うなってお前の事何も知らないんだが』

『まぁそれならそれでいいが魔法ってのはこの星にはないものなんだ。だからあまり周りにバレるのはよくない。身内もだがこの赤いのには特にだ』

念押ししてくるな。でも周りにバレたら大変なのはわかる。国や他国にバレたらどうなるか

「ちょっと貴方聞いてるの?」

「え?あ、はい」

「これから貴方たちは魔法少女と魔術師になってクラスカードを集めるのよ」

俺たちは追い付かない思考の中、わかった事が一つだけある。それは
俺たちはとんでもない事に巻き込まれたんだと 
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