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ウルトラマンジード<天空を守る少女達>

作者:末武克之
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第1話 ジーとしててもドーにもなんねぇ!

 
前書き
どくろ怪獣レッドキング


登場 

 
とある大学で一人の大学生が研究室である物を作っていた。

「あと、19%」

彼の名は高宮リク。

この大学である物を研究している大学生だ。

「あとはウルトラマンギンガとウルトラマンオーブオリジンとウルトラマンビクトリーとウルトラマンXのアイテムが出来れば」

そう言ってパソコンとにらめっこしながらリクは言った。

しかしパソコンの画面に出されたのはerrorの文字が出てきた。

「っくそー‼中々上手くいかないな」

そう言ってリクは頭を掻きながらテーブルを叩いた。

「何でなんだよ!」

リクは頭を悩ませながら愚痴っていた。

「今完成してるのはウルトラマン~ゼロまでか」

そう言ってリクは外を見ていた。

今の力が完成すれば多くの人々の役立つかもしれないと考えていた。

だが現実はそんなに甘くなかった。

そしてカプセルを片手に持ちながらふと眠くなり眠りに入った。



ー?ー



目を開けたリクの前には燃え上がる街があった。

「何だよ、これ?」

リクは辺りを見て走り出した。

「助けてー!」

そう少女の泣き声が聞こえたリクは辺りを見た。

するとそこには小さな少女が泣きながら瓦礫に挟まれていた。

「大丈夫か?」

リクはそう少女に聞いた。

「助けて、痛いよ」

少女は泣きながらそう言った。

リクは両手で瓦礫を退け始めた。

「あと少しだ!我慢しろよ!」

そう言ってリクは瓦礫を退けながら少女の目を見た。

その時。

バシューン!

空から紫色の光線が建物を破壊していた。

「何だ?」

リクはそう言って瓦礫を退けながら空を見た。

「ネウロイ!」

少女はそう黒い巨大な物体を見て言った。

「ネウロイ?」

リクはそう言った。

「早く逃げてください!これ以上は危険です!」

少女はそうリクに言った。

「そんな訳にいくかよ!」

「私は大丈夫ですから早く逃げてください!」

リクは諦めずに瓦礫を退けて少女を抱えて逃げようとした。

しかしネウロイはビームをこちらに向けて放とうとした。

「っくそ!」

リクは片手に何かを持っていた。

それは

片手が光始めた。

それはウルトラマンのカプセルだった。

「まさか・・・」

リクは覚悟を決めたのかウルトラマンのカプセルを空に向けた。

その時リクの体が光始めて体が巨大化した。

リクは始まりの巨人ウルトラマンに変身した。

「シュワ!」


ウルトラマンはファイティングポーズでネウロイに攻撃を仕掛けた。

「神様?」

そう少女は言った。

「スゲー!まさかウルトラマンに変身できるなんて!」

リクは受かれながらネウロイにウルトラスラッシュを投げた。

ネウロイのボディに直撃して飛行機の形をしたネウロイの体は左翼が切り落とされた。

「こいつで決める!」

ウルトラマンは両手を十字に組んで必殺技のスペシウム光線を放った。

ネウロイはスペシウム光線を喰らって体が跡形もなく消し飛んだ。

ウルトラマンは地面に着地してリクの姿に戻った。

「君、大丈夫か?」

リクはそう少女に聞いた。

「あっ、はい!」

少女は頷いた。

「早くここから避難しよう」

そう言ってリクは少女を抱えて走り出さした。


~避難所~


リクは少女を避難所に預けて辺りを見るために高い木の上に登った。

辺りを見ると破壊された建物が七割だった。

「こいつは、あの怪物がやったのか」

リクはそう言って歩き始めた。

「何もかも破壊されている」

そう言ってリクは片手に持っていたウルトラカプセルを握り締めた。

リクはゆっくりと歩き出した。


ーーー数年後ーーー


第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズはロマーニャのネウロイの巣を殲滅した。

彼女達は今はカールスラントのサントロン基地でストライクウィッチーズとして世界の平和を守っている。

「バルクホルンさーん!」

茶髪の短髪の少女宮藤芳佳は上官のバルクホルンに声を掛けた。

「ああ、宮藤かどうした?」

彼女の名はゲルトルート・バルクホルン。

階級は大尉でこの隊の中で一番の力持ちだ。

「あの、クリスさんが来てましたよ」

芳佳はそうバルクホルンに妹の名を言った。

「何?クリスが?すまないな」

そう言ってバルクホルンは走り出した。



ーーー?ーーー


一人の青年が片手に包丁を持ちながら料理を作っていた。

その青年はリクだった。

彼は軍に志願して雑用としてサントロン基地に入り元の世界に帰る方法を探していた。

「おい!雑用!人参の皮剥き終わったか?」

そうコック長はリクに聞いた。

「はい、あらかた終わりましたよ」

リクはそうコック長に言った。

「そうか、なら今からカレーを作るから手伝ってくれ」

そうコック長はリクに言った。

「はい!」

リクは頷いてでかい鍋に水を入れてカレールーを作り始めた。

元々リクはバイトの経験であらゆる店の料理を作ることが出来た為料理スキルは宮藤芳佳以上である。



ーーー隊長室ーーー


隊長室で書類を書いていたのは赤い髪に長髪の基地の母親的存在のミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐である。

「ミーナ」

ミーナに声を掛けたのは扶桑皇国海軍の坂本美緒少佐である。

「どうしたの?美緒?」

ミーナは坂本の方を向いた。

「バルクホルンの妹のクリスが数年ぐらい前に光の巨人を見たと言うのは本当なのか?」

美緒はそうミーナに聞いた。

「ええ、その時クリスは神様が現れたと喜んでいたわ」

ミーナはそう美緒に言った。

「光の巨人か・・・」

美緒は未だに信じられない顔をしていた。


ーーーハンガーーーー


バルクホルンはハンガーに来るとクリスはハルトマンとトランプをしていた。

「あっ!トゥルーデー!」

金髪で短髪の少女エーリカ・ハルトマン中尉はバルクホルンに手を振った。

「あっ!お姉ちゃん!」

走ってきたのはバルクホルンの妹のクリスだった。

「クリス!」

バルクホルンはクリスを優しく抱きしめて喜んでいた。

「お姉ちゃん!最近私が居ないから泣いてたの?」

クリスはそうバルクホルンに聞いた。

「なっ!////そんなわけないだろ!誰だそんなホラを言ったのは?」

バルクホルンはクリスに聞いた。

「エーリカお姉ちゃんが言ってたよ」

クリスはそうハルトマンを指差して言った。

「ハルトマン!!!!!」

バルクホルンは怒りに任せてハルトマンを追い掛けた。

「ごめんごめん!」

そうハルトマンは笑いながら走っていた。


その時。


ぐらぐらぐらぐら!

地震が起き始めた。

「何だ?」

そうバルクホルンは地震が起きて少し焦った。

ウーーーーーーーー!

いきなりサイレンが警報が鳴り始めた。

「バルクホルン大尉!」

後ろからクリーム色の髪に三つ編みの少女リネット・ビショップ曹長と銀髪で短髪のサーニャ・V・リトヴャク中尉の二人が走ってきた。

「どうした?」

そうバルクホルンは二人に聞いた。

「ここから東に5㎞の地点に巨大生物がこちらに向かって歩いてきています!」

そうリネットはバルクホルンに言った。

「何だと!でかさはどれぐらいだ?」

バルクホルンはリネットに聞いた。

「推定45m位です!」

そうリネットはバルクホルンに言った。

「っく!仕方ない私が行って倒して来よう!」

そうバルクホルンは両手にMG42を装備してストライカーユニットを脚に履いて飛ぶ準備をした。

「私達も行きます!」

そうサーニャはバルクホルンに言った。

「いや、リーネとサーニャは昨日の戦いでまだ体力が回復してないだろ私一人で大丈夫だ!」

そうバルクホルン言って飛び出した。



ーーー5㎞の森の中ーーー


巨大な生物はゆっくりと歩きながらサントロン基地に向かっていた。

「此所で食い止めるしかないな!」

そう言ってバルクホルンはMG42のトリガーを引いた。

弾丸は巨大生物に全て直撃しているが巨大生物はバルクホルンを睨み地面から10m位の岩石をバルクホルンに向けて投げた。

「っく!」

バルクホルンは攻撃を交わして隠し持っていたダイナマイトに火を着けて巨大生物の口に向けて投げた。

巨大生物の口にダイナマイトが入った瞬間巨大生物は口が爆発した。

「ピシャー!ワァウー!」

巨大生物はイラ立ち始めたのかバルクホルンに攻撃を仕掛けた。

「ふっ!この程度の攻撃ならどうと言うことはない!」

そう言ってバルクホルンはMG42のトリガーを引いた。

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!

弾丸は全て巨大生物に直撃して巨大生物は膝を地面に着けて倒れた。

「ふっ!やはり大した事無かったな!」

そう言ってバルクホルンは巨大生物に近づいた。

しかし巨大生物はいきなり動き始めてバルクホルンに岩石を投げた。

バルクホルンは魔力シールドで防ごうとしたが間に合わず地面に叩き付けられた。

バルクホルンは全身を強く打ち立つことが出来なくなった。

「っく!私は・・・こんな・・・所で死ぬのか?」

そう言ってバルクホルンはクリスの涙する顔が浮かんだ。

「すまない・・・クリス」


バルクホルンはそう言って目を閉じた。

「やれやれ」

どこからか男の声が聞こえた。

バルクホルンは目を開けると黒髪の青年がバルクホルンの前に立ち片手にカプセルを二つ持ちながらそれを不思議な形をした物をカプセルに差し込んだ。

「ユーゴー!」

『シュワ!』

「アイゴー!」

『ヘェア!』

「決めるぜ覚悟!ハー!ハァ!ジード!」

[ウルトラマン!ウルトラマンべリアル!ウルトラマンジードプリミティブ!]

バルクホルンの前に光の巨人が出現した。

「ひ、光の巨人?本当だったのか?」

バルクホルンはそう言ってウルトラマンジードを見て言った。

ジードは走り出してレッドキングに回し蹴りを打ち込んだ。

そのまま体を左に回転して敵を引き裂く様なチョップ攻撃を繰り出した。

「っく!」

バルクホルンはジードの戦い方を見て戦闘の素人の様な動きだと感じていた。

ジードは巨大生物の尻尾を掴みジャアイアントスイングで巨大生物を500m先の森へと投げ飛ばした。

そしてジードは両目から青い光を出しながら両手を十字に組んで必殺技レッキングバーストを巨大生物に向けて放った。

レッドキングはレッキングバーストを喰らい爆発した。

ジードは人の大きさに戻り青い光の戦士になった。

「ルナエキストラ」

そう言ってバルクホルンの体をかなりの部分の傷の治癒をした。



ーーーサントロン基地のハンガー入口ーーー


「クリスまだトゥルーデは戦ってるみたいだから気長に待とうよ」

ハルトマンは笑顔でそうクリスに言った。

「うん、お姉ちゃんは無事に帰ってくるよね」

そうクリスは願いながら言った。

すると夕焼けの中人の影が見えた。

それはバルクホルンを抱えたリクの姿だった。

「お姉ちゃん!」

クリスは走り出してバルクホルンに何があったのか心配した。

「何があったの?教えなさい」

ミーナはリクを見て聞いた。

「えっと、俺がキノコ取りしてたらこの人が怪獣と戦ってたんですけど怪獣の攻撃を喰らって地面に叩き付けられて動けなくなった所を光の巨人が出現して怪獣を倒したと思ったら俺達と同じ大きさになってその人の傷を癒してました!以上です!ミーナ隊長!」

リクはミーナに適当に報告をした。

「そう、わかったわありがとう貴方は下がりなさい」

そうミーナはリクに言った。

「はい!」

リクはそそくさと逃げた。



ーーー医務室ーーー


バルクホルンは目を覚まして辺りを見た。

「あっ!お姉ちゃん大丈夫?」

そうクリスはバルクホルンに聞いた。

「ああ」

バルクホルンは立ち上がった。

「お姉ちゃんまだ寝てないとダメだよ!」

そうクリスはバルクホルンに言った。

「いや、クリス!お前が言っていた事は本当だった!そしてこの基地にあの光の巨人に変身する男が居た!」

そう言ってバルクホルンはレッドキングに叩き付けられた傷は完治したらしくいきなり走り出した。



その頃リクは

リクは勝手に厨房をサボった事がコック長にバレて皿洗いを命じられていた。

「まぁ、こういう時はジードだな!ジーとしててもドーにもなんない」

そう言ってリクは皿洗いを楽しんでいた。


続く 
 

 
後書き
今回使用したウルトラカプセル。

ウルトラマン

ウルトラマンべリアル

ウルトラマンコスモス


次回をお楽しみに! 
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