| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

番外編 最初で最後の兄弟対決
なのはの入局許可
  なのはVS恭也 なのは視点

 綾ちゃんから開始の初めをもらった瞬間空気が重くなった感じがした。
その瞬間私は、目の前の人が怖いと感じてしまった。
ここにいるのはいつもの優しいお兄ちゃんじゃなく
恐怖の象徴と思えるぐらいだった。
私はここから怖くて逃げ出したい
もうここに立っていたくないくらい
身体は私の命令を聞いてくれずにがくがくブルブル震えているのが分かる
時間にしたらきっと一瞬だったんだろうと思うのだけれど、私ははるかな時間を感じてしまった。
気づいたらレイジングハートがプロテクションを使用してフライヤーフィンで空を飛んでいた。
私がやってきた今までの戦いとは違う
恐怖の感情しか出てこない
私は早く終わらせる為に長距離砲をするために構えた

「ディバインバスターMAX」

 どんなにすばやくてもこのいったいにディバインバスターを発したら終わる
私は早く終わらせたいと思い砲撃呪文を放った
流石のお兄ちゃんでもこれはかわせない
私はお兄ちゃんをたおしたと思った瞬間
またあの視線を感じる。
あの心臓をわしづかみするようなあの闇にひき釣られるような視線
私は深呼吸をして警戒を解かない。
奇妙な事が起きた。
あそこだと思ったら、後ろ
四方八方から怖い視線を感じたり
針が飛んできりステンレス製の糸が飛んできたりしたけれど、レイジングハートが展開しているプロテクションにより防御されている

 多分お兄ちゃんやお父さん、綾ちゃんが何かを教えたいのはわかってるけれど、今はそれどころじゃない。
ここで諦めたらきっといつものお兄ちゃんに戻ってくれるのはわかる
でも私は諦めたくない。
やっと見つけた私の夢をあきらめたくない
そう思って私は強い心を自分に言い聞かせるようにしてから
空から降りてた。
私はこのままやっていたらきっと敗北するのはわかってきたのでひとつだけ勝算を感じた作戦に出る。
怖いけれどやるしかない

[レイジングハートお願い、プロテクションの出力最大]

 私はどこから来るかわからないお兄ちゃんをとめる為の罠を張ります。
きっとお兄ちゃんはわかっていると思うけれど私の長所は目の良さと空間を把握する事って確か綾ちゃんとクロノ君が言っていた。
それを生かすその瞬間一陣の風圧と恐怖がきた。
プロテクションに衝撃が走り3つ目の衝撃でプロテクションが壊れた。
それと同時に私が仕掛けたバインドもひとつだけ作動した。

 私はふらふらになりながら少し距離を置き
「ディバインバスター」をはなった。
いくらお兄ちゃんでもバインドを生身で破壊することはできないはず
先ほどの恐怖はない。
これで終わったと気を抜いた瞬間に首筋から恐怖を連れてやってきた死神がやってきてそこで私の挑戦は終わった。

 その後のことはあまり覚えてないけれど
私はおかーさんに抱きついてワンワン泣いてしまった。
次の日は管理局に入るのは許されました。
もちろんお母さんの言うとおり、中学までは学校優先となりました。
この後3日ぐらいおにいちゃんが怖く逃げることがあり
お兄ちゃんを悲しませました。
嫌いじゃないんだよ。
でも恐怖から逃げちゃいました

そうそうなぜかガウ君からメッセージをもらいました

「なのはさんは死の恐怖を知り、その恐怖を乗り越えることができぬまま立ち竦んでいますね?
真の恐怖を知り、それを乗り越えた者のみが真の牙を手に入れられるのです。
恐怖をそれを知ってなお戦うそれが本当の力
相手を傷つける恐怖、殺す恐怖
自分が怪我をする恐怖、死ぬ恐怖それを知らないといけなかったんです。
なぜならあなたも誰かの盾になると決めたのだから
そしてなのはさんは一歩を踏み込んだと思います
その武器の名は「勇気」です。

それだけ言って帰っていきました。
私には少しだけ難しい強い話でしたが、なんとなく理解できたよう泣きがします。

綾ちゃんが一番おいしいところとられたって言ってました。
綾ちゃんに何故ガウ君からと聞いたら、企業秘密と言って教えてくれませんでした。


高町なのはこれからもがんばります。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧