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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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4部 闇の書事件
3章 クリスマス
  まさかの脱出先は!!

 出てきた瞬間
凄い音と大火災がこの周囲に起きていた。
さすが困ったときのエグゾーダス
BASTARDでも重要なときに使用呪文だけあるよね。
無事に出られたみたいなのはよかったのだが・・・
俺はきっと部屋があったであろう場所数メートルの状態で浮いている。
部屋とわかったのは周囲が部屋っぽい内装と屋根が破壊されて屋上が見えるからだ。
仕方ないので俺は天候支配(ウェザーコントロール)の呪文を使い雨を降らせて消火活動をした。
下の部屋の中には知った顔のロッテ姉妹とグレアム提督がいた。
普通に考えるのなら犯人はやはりこの人たちなのだが…
その前になぁ

「この状態どうしてくれるんおじ様」

「まさかあそこから出てきたというのか」

「ったく私じゃなければ死んでいたよ、
よくも空気もない世界においてくれたよね」

俺は地面に降りると三人の前に降り立った。

「はぁ~厄介ごとはいやだからとりあえず消えるわ。でもこの償いはしてもらう」

「おまえな~反逆罪で捕まえるぞ」

「反逆罪?
俺はお前らの部下になった覚えはない
用があるなら後で来いよ。遊んであげるから、じゃあね」

 やっかいな人たちが来る前に瞬間移動
フェイトに教えてもらった移動呪文
そして俺の部屋の座標
座標って長距離次元移動はこうしないとね
次元連絶刃が使えれば良いけれど
あれルシファー必要だし
あんなの使ったら即効でロストしちゃうし
そして部屋に到着後
ティアにの感謝を述べたところで通信が起きた。
これ絶対に厄介な事だろうな
無視するわけにもいかないのでクロノの通信に出た。

「綾、何をやって何を知ってる!!!」

 怒り顔のクロノ君がこちらに話しかけていた。

「それだけでわかれと言う方が無理」

「それはそうだが・・・じゃない。本局でグレアム提督に何をした~」

「あぁそれで私にけんかを売る!
もともと向こうがけんか売ってきたんだから買ってもいいよね」

「いやそうじゃない、誰がやったとはわかっていないが
次元広といえども爆炎がおき違うパターンの魔法。君しか思いつかなかった。
そしてなぜ?なのは達がいないとそんなに好戦的になるんだ君は?」

「で!クロノも反逆罪とかいうつもり?」

「いや、その話も聞きたいのだが、真実を知りたい、たとえば仮面の男2人組みはリーゼ達なのか」

「いつ気づいたの?」

 俺はクロノの探索能力を過小評価していたみたいだ。
きけばあの猫娘たちはクロノの師匠筋に当たり、執務官の勉強はグレアムに師事を受けたこともあると聞いていたから・・・
師匠筋を怪しむことはなかなかできることではない
俺はこういう所がクロノの本当のすごいところなのだと改めて思い知った。

「前々回の戦闘と前回の戦闘の記録画像を見てね、
違うとあってほしいと思って調べれば調べるほど核心になってきた。」

「そっか、まぁ今回は事故だよ。
向こうにとっても私にとっても、それで殺されかけたらしゃれになんないけどね」

 映像はどうやらクロノの私室で行われているみたいだから素直に話した。
襲われたこと
つかまったこと
出れなかったから呪文を使ったら意外な場所に出て思った以上の大げさになったこと
呪文のことを言ったら歩くロストロギアといわれた。

「行くの?」

「あぁ僕が行かないといけないと思う
君たちの世界のお祭りだったか
クリスマスイブに行くのは少し引けるんだが」


「ちょっとクロノもう一度言って?」

「僕が・・」

「その後」

「クリスマスイブ」

「今日何日?」

「今日は12月24日になる」

俺は外を見ると夜になっているのを気づいた。
確かはやてのリミットがそれぐらいと言っていた記憶がある。

「ちっ、なのはとフェイトは?」

「今日は友人が病院で入院しているからそのお見舞いに行くと」

「っ遅かったか」

かなり時間がずれているみたいなのを今知った。
あそこにいた時間が5時間ぐらい
こちらの時間では10日ぐらい1時間で2日のずれかよ
次元の時間は流れが違うってのは本当なんだな

「もしかしたら通信妨害があるかもしれないから調べて、
グレアムさんのことはよろしく私も行ってくるから」

「どういうことだ綾」

「話している暇はない、よろしく」

 俺は病院に向かい走っていると結界があられるのを感じた。
結界に入った瞬間
風きり音が聞こえた
俺は今立っている場所から後ろに飛ぶと
漆黒のブーメランが俺がいた場所を通り過ぎていった。
ブラック・ウイング
クルダ王国
第59代修練闘士(セヴァール) 影技(シャドウスキル)の兄であり
力の象徴の一人ブラックウイング
だが今はなくなり今の所有者は、その義弟
黒き咆哮(ブラック・ハウリング)ガウ・バン

「申し訳ありません其処からは通しません」

「えらい物騒なもので挨拶なんて厳しくない。
それ黒き(ブラックウイング)だろ。黒き咆哮(ブラックハウリング)

「そうでもしないと飛ばれて追えなくなっちゃいますから」

「そっか」

「話し合いは」

「したいのですが、僕は彼女たちを信じましたし、
彼女たちの主には安らかな幸せをつかんでほしいと思っています
力なきものを守る盾となり
そして襲い来る者には剣となり貴公の前に立ちふさがります
そして最大の妨害は僕自身貴女だと思いますので」

「じゃ、今は遅くならないうちにやるしかないか、変身」

俺は一回転をして
大人バージョンで変身をした。

このときみんな待ってくれるから嬉しいものだね
 
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