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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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4部 闇の書事件
2章 新たなる力
  病院へ

 フェイトがやられた。
俺自身少しびっくりしていた。
この間の戦闘を見る限りだと不覚を取る可能性は低いはず
やられる可能性どころかこちらの方が少しだけ押していたようにも感じられた。
何故ならなぜか守護騎士たちは全開で戦闘をしてないように感じられた。
きっと無意識でセーブしている感じなら・・・

「・・・・聞いてる綾ちゃん」

「ごめん、ビックリしちゃって、私を呼ばなかったの?」

 内容はこうだった
トップ2が時空管理局本局に用事があって向かっているから
エイミェが代理だったらしい
そのときに守護騎士たちが現れたので
なのは、フェイト、アルフに出動してもらって
その瞬間システムが落ちて
俺に連絡ができない状態だったらしい。
ん?
いまなんて言った。
システムダウン・・・
停電?なわけないよな
なんかきな臭いな

その後、仮面の男が現れて不意打ちをされたのか、でもおかしな話だ
なのはの援護の直後に距離が離れているフェイトの場所に行ったとは
瞬間移動が使用できれば不可能ではないのだが・・・
起きてしまった事には仕方ない

「分かった私はどうすればいい?」

「今は動けそうもないので、指示があるときに手伝ってくれるかな」

「了解」

 こんな時思い知らされる
神様転生で特別な力を頂いても大切な友人を守れないこととか
D・Sなら大丈夫だったのではないかとか・・・
少しだけ調査をするか、ガウがいたっていう海鳴総合病院にいってみるか、
いやあそこは怪しい人が入ったらすぐに感づかれる。
なぜならあそこには・・・・
そうか患者として行けばいいんだ。
とらハでは居るはずだからいて欲しい
行動すればわかる事なら、
俺はそう思ってある場所に向かった。

[綾様、フェイトのところにいかなくていいのですか?]

[行ってどうなるの俺が行ってもどうにも成らない
確かに回復だけはさせれるかもしれないが、それにリンカーコアだっけそれを回復する(すべ)は今の俺にはないしね。
そして全能力と封印してあるのを解除すれば何とかなるでしょ]

[いつから気がついていたんですか?
確かに封印処理はしていますが、今の綾様では解除を承認出来ません」

[それは最後の手段だからいいよ、今から行くのは高町家だから]

[なのははアースラに居るはずですか?]

[なのははね、用があるのは恭也さんだから]

[???]

[行けば分かるよ]

 かって知ったる道をスムーズに行き、庭付きに道場がある高町家に着いた。

「お邪魔します、綾ですが」

「ん、今なのははいないぞ」

 目的の人、恭也さんが居ました。

「いえ今日は、恭也さん用事があってきました」

「俺に?」

「はい、以前腕のいい整体の人が居るって聞きましたから」

「あぁ、フィリス先生か」

「フィリス先生って言うんですか、最近動きすぎだから見てもらおうと思ったんですが確か海鳴総合病院って言っていましたから、紹介じゃないと診てもらえないかなと思い恭也さんを頼りに来ました。」

「なら一緒に行くか、たまにいかないと恐いしな」

「恐い方なんですか?」

「とても優しい人だよ」

 ここは遺伝子の研究をしていて
すごくセキュリティが厳しい病院でもある
ちょろちょろ探していては怪しさ抜群でもあるから
このように理由を作ればO・Kでもある

「でも恭也さん達なら整体できるように思えるんですが」

「それだけ腕はいいということかな」

「お邪魔じゃなければよろしくお願いしてもいいですあぁか?」

「あぁ構わない、なぜお邪魔だと思った」

「女性の方なんだと思ったらお邪魔になるのではないかなと思って」

「今の俺にはしのぶが居るし、それに俺にはもったいない人だよ」

 イケ面で緑川ボイスでゲームでは違うかったけれど、
ドラマパートでは緑川さんだったし、性格は優しくて父性が強い人
逆だろうに、この人にお似合いの人を探す方が大変だと思う。
これ本心で言っているから恐いよな

 恭也さんとバスに乗り、
格闘の話で盛り上がってしまいました。
正体はばれていないと思うのだが、サウスタウンについ先日まで居たのだから
リアルで見ていたとの事で盛り上がってしまいました。
自分のことも少し言ったかな
大きくなったらあんな外見になるかもしれないといわれました。
まぁ本人なんだからそうでしょ
そんなこんなで話していたら
到着
受付をしてくれて
10分ぐらいしてから呼ばれました。

 総合病院なのに早すぎない
恭也さんと一緒に部屋に入ると、身長150台の女の子が白衣を着て座っていました。

「お久しぶりですフィリス先生」

「久しぶりですね恭也さんとはじめまして南條さん」

「あ・・・はい、はじめましてフィリス・・・先生で良いんですよね」

「はい、フィリス・矢沢といいます」

 データ上、ゲーム上では知っていたが、実際に見るとビックリしたりする

「ビックリしているみたいだけど」

「私と同じく銀色の髪なんて今年に入るまで見たことなかったから」

「あぁそうですね、珍しいですから、今日はどのような用件で恭也さん」

「はい、綾さんなんですが、こう見えて格闘技等をしていまして整体で信頼できる人と聞かれたので、思いつくのがフィリス先生しか居なくて大丈夫でしたか?」

「失礼かもしれないけれど、これだけ大きい病院だと整体の部門もあるのとおもうのですか?」

「恭也さん構いませんよ、私は高町家の専属の医師でもありますから。
南條さん、私の基本はカウンセラーなんです
後は高町家と数件の専属医でもあります」

「なるほど、でも10代でそこまでとは凄い勉強したんですね」

恭也さんが笑いをこらえているみたい

「いや綾さん、こう見えてもフィリス先生は20代なんだよ」

「こう見えては余計です」

 顔を赤らめさせて怒っている風景はどう見ても
中学、高校生ぐらいにしか見えないって

「申し訳ありません」

「いいんです、なれてますから」

「では俺はこれで」

 多分用事はなかったのだろう、俺をここまでエスコートしてくれるために来たのだが

「どこに行くのですか?恭也さん」

「いや・・・俺は綾さんを紹介しに来ただけで」

「今から忙しいですか?」

「ほらもうすぐ、翠屋忙しくなるのでその準備に」

「ならきちんと体を元に戻したほうがいいですよね」

「・・・・はい」

「綾さん30分ぐらいかかりますがよろしいですか?」

「はいお願いします」

 カーテンが区切られて数分後
あの恭也さんの痛みの声
ちょうどその時、ドアの方からノックが聞こえた。

「は~いどうぞ」

「お邪魔します」

車椅子で入ってきた少女がきた。

「お邪魔します
今絶叫が聞こえたものやろから
いつものお客さんかと思って来ました」

 ん、レン?いや違うか

「すみません、違う人でしたか?」

 カーテンの奥から返事が聞こえた

「はやてちゃん、恭也さんですよ、
ただ今日はかわいいG・Fをつれてきてはいますが」

「俺には忍が居ますし、綾さんにも悪いでしょうに」

「はじめまして綾です、南條綾よろしく」

「おそうなりました。私は八神 はやてといいます」

「はやてちゃんでいい」

「私も綾ちゃんでいいかな」

「うん、あれやがみ・・・はやてさん」

「どないしたんや」

「最近どっかで聞いたことある名前だと思って」

「よくある名前やし」

「苗字はないよ、そうだ、すずかがいっていた子の名前と同じなんだ」

「あれすずかちゃんとも友達なんか?」

「入院しているとは聞いてなかったから」

「そうや、私がすずかちゃんと友達になったはやてや」

 そんなこんなであっという間に30分がたってしまったのだが、
実はこの後も恭也さんの絶叫はたびたびあったとなりで穏やかな会話をしていたのだが、いざ自分の番になると帰ろうかなと少し思ったりもしました。

「次は綾ちゃんですね」

「恭也さんコース以外でお願いしてもいいですか?」

「大丈夫ですよきっと」

「あれな、恭也さんがなかなかこないからおこなうらしいんよ」

「俺はこれで帰るな」

「ありがとうございました恭也さん」

「あぁ、ではフィリス先生ありがとうございました。
後はやてもな退院したら翠屋に来てほしい
お祝いしようと思うから」

「はい」

「私は高町家の専属医でもありますから
何かあったら連絡ください」

 いって恭也さんは帰ってしまった。

 マッサージをしている最中

「なんか無理して行動していますか」

「格闘技を少々かじっているからでしょうか」

「あまり口出しはしたくないですが、もう少し自分の体をいたわってくださいね」

凄く痛かった
終わってみれば凄く体も軽くなりビックリ

「凄く体が軽い」

「まだ本調子ではないと思いますが
2.3日は運動を控えめにしてください
きっと今まで以上に動けると思いますから」

「ありがとうございます
はやてもあえてうれしかった。
また遊びに来てもいい?」

「もちろんや。ぜひきてな」

 そういって退出して
歩いてみるとやはり今まで以上に体が軽い
このことがうれしくてつい注意をおこなってしまった。
知った気配があったのに見逃してしまった。

 
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