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ハイスクールD×D~黒衣の神皇帝~ 再編集版

作者:黒鐡
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教員研修のヴァルキリー
  期末試験後の感想×地下百階による修練

土日になってから俺が居ない間に何してたかの報告をしてもらい、桃香達恋姫チームはまだ目覚めてない仲間達が目覚めるとの事で、次元の狭間本家に早く目覚めないかな~と言う願望を持ちながら仕事に励んでた。

CB側だと他外史に行った俺が接触し、桃香達が居た外史がリブートされて新たな物語として生まれた。ある程度記憶共有者も居るみたいだが、全員だと面倒事が起きそうなので限定的な感じとな。ロスヴァイセは力の制御を既に完了してるので何も問題事はない。

「ふむ。あちら側では涼州連合との戦い後、馬騰は毒を飲んで自害したそうだ。この時は前と変わらんらしい」

「なるほどね。だいたい読めてきたけど、あちらではご主人様の事についての情報は無いのかしら」

「一応劉零で通してるらしいし、現人神劉零で有名なんだとさ。遥か過去に一度会っていて、子供の時に約束したそうだ。この先で会えたら傭兵として雇ってくれるか?と質問したそうだ。夜叉も一緒だから現代兵器満載で戦う、劉零隊は馬よりバイクで移動するんだと」

「そうなの。三国志外史で現代兵器を使うご主人様と一緒に戦ってみたいけど、今の私と恋姫外史の私では思考も覇道に向かってるのでしょうね」

俺と華琳はメディカルルームにて目覚めの兆候がある者らと未だに目覚めない者とで分けてるが、主に俺と関わった者らだけなので今回は五人。曹純・陳珪&陳登・何進&何太后なのだが、俺との関わりに関しては月中基地本部の解析次第だろう。

そんな中で十一月も終わり十二月に入ろうとし、俺以外の学園組は期末試験に向けて勉強中であった。織斑家当主としてのルールには、己の鍛錬もいいが試験やら勉学が必要の時は後者を優先すべし。

と言うルールを新たに加えてから、初代とバアル眷属とジョーカーに刃狗以外は期末試験に向けて勉学に励んでいた。テストの結果を一通り知ったとこで、エロバカ二人組の松田と元浜がいやらしい表情で近付く。

「どうだった?き・ま・つ・ぐほぉぉぉぉぉぉぉっ」

「どうだっただと?俺を舐めんなよ、全科目満点の俺にそんなしょうもない事を聞いてくんな」

とりあえず腹が立ったので一発殴った俺、頭脳は大人なのでこのような試験でも教科書読んだり復習として過去問をやるだけ。ヴァーリ達のように詰めて勉学に励むような事はしないが、エロバカ二人組のは平均点よりちょい上でお陰様でヴァーリ達は高得点のようだ。

「何でお前は何時も何時も全科目満点で、俺らは普通の点数なのか可笑しいだろ?」

「赤点取った事ない貴様などに気持ちが分かるか」

「ああ分かんねえよ、ま、お前らの頭の中は何時もエロばっかしだから進歩しねぇんだよ」

松田と元浜は自身の能力より俺の事を嫉妬していたが、とりあえずハリセンで叩いておいた。オカ研メンバーは頭いいけど、ゼノヴィア達はどうだったんだろうか?俺はゼノヴィアがいるとこに行ってみた。

「女子達、何かあったのか?」

「一誠君、ゼノヴィアたら凄いのよ!全教科平均で九十点突破しているの!まあ一誠君が全科目満点なのは通常運転だから知ってたけどね」

マジか。頭の出来も皆よりいいのか、全科目満点取ったとしても感情が昂る事はない。俺のは通常運転なのは知ってるが、まさかゼノヴィアが全科目平均で九十点とは。ヴァーリ達もそれぐらい取ったが、外国からの転入生ってのはシーグヴァイラ達と同じハンデ持ってたとしても満点が多いようだ。

元々次期大公の娘なのか、人間界の勉学もある程度してたと聞く。パワーバカのゼノヴィアだと思うけど、頭の出来だけは違うようだ。

「自分がどれくらい出来るか試したくなっただけだよ。流石に国語だけは一番点数が低かったが、一誠は日本人なのにどうしてヴァーリ達は国語が満点なんだ?」

「俺らには超一流な家庭教師が居るからな。それにシーグヴァイラも似たような事をしてくれたんだと」

「私は元々勉学が好きでしたし、お父様から英才教育のお陰よ。あとは日本に来てからはヴァーリの言う通り、超一流な家庭教師のお陰かしらね」

超一流な家庭教師と言うのは俺なのだが、駒王学園で満点叩き出したのは学年だと俺やヴァーリ達転入生組。無論イリナもゼノヴィアやアーシアより高かったが、同じ日本人でも教え方が上手い俺だから高得点取れたんだと。

二学期の中間テストも似たような点数取ってたし、優秀組は俺ら人間界本家組でエロバカ二人組が一番の劣等生。すると桐生が何気なく言ってた事により、特に男子共がやかましかったが。

「アンタらの子供、父親に似たらどうなるのかしら?悲劇になるのかそれとも・・・・」

「何、教育と環境次第でどうにかなる」

「愛があれば良い子に育ちます」

「一応悲劇にはならないわ、相手が相手ならね」

「まあそうよね。兵藤が父親なら優秀な子供になりそうだけど、アンタら二人だと悲惨な事になりそうだし」

子供、ね。すると教会トリオは平然と答えて行き、別に返事返さなくとも良いだが三人の答えにより想定内の事を返していた。頭脳も身体的能力も出来が違い過ぎるし、駒王学園のみ偽名で通してるからか。変な目で見られてないし、逆に二人に視線を向けてた。

「クソッ!この裏切り者がっ!」

「アーシアちゃん達のファンの前で断罪されろっ!」

「そんなパンチなどゆっくり過ぎて欠伸が出そうだ。お前らにはこれでも喰らいやがれ!」

嫉妬した表情の二人組同時のパンチを放つが、軽く躱してから手元にあったドラム缶で叩き殴る。プロレス技されても軽く抜けられるし、他生徒は何時の間にドラム缶が?と思ったらしい。他目線だと持ち直したハリセンだが、見ただけで男子達は目を逸らす。駒王学園の暗黙ルールだからかもしれん。

『たまに部活休んで生徒会の仕事を手伝ってるようなのよゼノヴィアは』

『最近妙な行動してるな、と思ってたが「目標」を叶える為に学業や普段の生活を真摯に取り組んでるらしいと聞くが』

『この件はグレモリー眷属の一部が知ってるそうだけど、一誠さんは未来予知で知ってそうよね』

『だな。俺らは俺らで教えてくれるまで待つとするか』

念話してるがゼノヴィアとアーシアには聞こえない。聞こえるのは俺らCB側だから朱乃も白音も聞こえてる、まあ俺らの会話を聞いてるだけで介入などはして来ない。目標実現をして真剣に取り組んだからなのか、一人でリアスやソーナの元を訪れてるらしく流石のソーナでも教えてくれなかった。

目標について何となく未来予知で知るけど、後々の楽しみに取っておいて学生気分を楽しんでいられるのも冬休みになれば朱璃から聞く事だ。

「そういやイッセー。冬休みはどうするんだ?」

「冬休みの予定聞いてどうすんだよ、俺は去年と同じだから変わらんよ」

「クソッ!去年と同じとなれば美人なメイドさんと一緒に過ごすんだろう」

「アンタら冬休みの事を聞いても意味ない事ぐらい分かりなさいよ、同じ事聞いたって呆れるだけなんだから」

桐生が話に加わってきたが、ヴァーリ達は知らんけど俺は去年の冬休みは人間界本家で暮らすか蒼い翼本社で働くのみとなる。だからわざわざ同じ事を聞かれても意味が無い事を知ってる桐生。グレモリー眷属は悪魔稼業もあるが、対テロ組織『D×D』結成メンバーとして待機。『クリフォト』が動けば出撃となるが、冬休み返上の部活動として表ではそう言っている。

「俺とお前らで付き合いにくい友人だが、桐生の言う通り俺らは忙しい身だ。ヴァーリ達に聞いても同じ事だが」

「今更だが写真部に入ろうかな。遅い気がするけど来年のコンクールにはギリで間に合いそうだ」

「写真が趣味なお前にはピッタリだと思うが、話題変えて最近ロスヴァイセちゃんを図書室でよく見ると言う噂がある。何か知ってるか?」

「何か、本を見てため息を吐いてるって話だろ?でも最近はそんな事しなくなったって聞くぞ、聖書関連の本を読んでたと聞いたな」

いきなり部活に入ろうとする元浜だが、話題切り替えて言うと松田が知ってそうな感じで話してた。聖書関連、俺らは関わってる方だけど旧約聖書や新約聖書を既読してるはずのロスヴァイセだから。

北欧神話出身で読んでるはずであり、ヤハウェと言う名前が出てくるがシャルロットと言う名前は出てこない。俺が名付け親だしな。悪魔でもガード魔法で読んでたが、最近ハイブリッドになったから普通に触れられるようになったと喜んでたな。

「オカ研繋がりだと次は誰が部長になるんだ?そろそろ決めておかねえとリアス先輩も引退なのだろ?」

「そっちも誰がなるかは知らん。それに例え知っていたとしても喋らんし、仲の良いリアスやロスヴァイセにもな」

「ッ!先輩を呼び捨てなのは知ってたが、ここに居るアーシアちゃんだけでなくロスヴァイセちゃんまで手を出してるのか!?」

「許さんぞ!俺達が粛清してやる!」

リアスや朱乃に関しては知ってたが、相手が教師であっても呼び捨てで呼ぶのはアザゼルしか居なかった。が、CB側になったので駒王学園理事長には許可済みだが、ロスヴァイセの事は学内のみ先生呼ばわりにしてる。

コイツら二人の目の前だけど、こうして呼び捨てした事で間違った方向に行ったエロバカ二人組。本気の拳骨だけで済んだようだし、コイツらは何でダメージ受けるか知ってるから。

「全く、ロスヴァイセについては既に理事長からのお墨付きなのだがマジで知らなかったのか?」

「その事に関しては私も知ってたけど本当だったとはね。でもコイツらは頭の片隅にもなかったみたいだし、自業自得ってもんでしょ」

「一誠を怒らせて無傷で帰ってきた奴はいない、何かしらダメージ負うのがほとんど」

「俺がこの学園に来る前から一誠の事を畏怖してたらしいし、腐れ縁のコイツらと一緒にされると嫌だな」

気絶で泡吹いてたけど放置となり、目が覚めた頃には夕方になってた。オカ研については顔出しのみだが、俺が新たな部長になる訳でもなくグレモリー眷属の二年生。ゼノヴィアではないが、これ以上は話せないけど何時か知って驚いてもらいたいのが悪い癖だ。平日だと駒王学園に行ってるが、土日になると勉学よりも『D×D』の修練監視員をしなくてはならない。

初代の式神でも見張ってるが、俺らが見張らないとサボる可能性が高い。ハイブリッドの朱乃と白音とロスヴァイセも監視員として見てるし、リミッター解除後になると最上級悪魔や上位堕天使よりも力が跳ね上がる。一度ロスヴァイセにやってみたら色々な魔法強化、フルバーストの長距離射撃も可能となって狙撃もな。相手が邪龍相手でも一人で倒せる程の力。

「さてと土日は俺らも時間があるのであそこに行くとしよう」

「例の場所ですな、織斑様」

CB側と『D×D』のメンツ全員乗せたエレベーター、IDカードと指紋認証とパスワードが無いと地下二階までしか降下しないよう設定されている。地下百階まで一直線に降りるが、俺らは慣れていてもリアス達は未だに慣れてない様子。しばらく降下すると広大な修行スペースがエレベーター内から見れるようになっていて、しばらく見てたが扉が開くと一気に地上と地下の違いに気付く初代。

「ほう、ここは地上と重力が相当違うのぅ」

「まあな。ここは地上とは違うし、何より重力と時間が全く違うからな」

「重力は分かるが時間とは何だ一真」

「あそこの時計を見れば分かるだろうが、ここが一時間経過したとしても地上では一秒しか経過してないのさ。ここは主に時間が余裕のみ来る空間であり、ジャングルもあれば滝もあるし空中戦も可能。サイラオーグが力任せに破壊されても元通りされるから手加減しないでやってもらいたい」

「重力も織斑様が調整されてるみたいでしょうな。と言う事で諸君は何時も通り儂からの修練メニューを熟すのじゃ、儂も監視側だから決して怠けないように。では解散!」

初代が解散宣言後、グレモリー眷属・シトリー眷属・バアル眷属は各々のメニューを熟す為に散る。重力調整は主に俺がやるが監視司令室にも変更可能、久々に変えたらヴァーリ達は何時もより重力が弱いと感じたらしいけど初代達は慣れてない様子だな。

ま、すぐに慣れてくれるから監視兼ヴァーリ達の鍛錬もやってる。俺とヴァーリはスタミナ消費を最小限にしているからか、初代と何度模擬戦しようと最終的に勝ってしまうのがオチだ。

『本来の主人公だと禁手化が長く維持不可、要するに使い方が大雑把』

『そうらしいな相棒。限界を知らぬ現赤龍帝にはどうでもいい事だが』

『二天龍は神器に封じられた時、封印前にあった力も封印されてしまったが失った力が現れるなど今までなかった』

『俺も驚いたぞ、半減と吸収だけかと思いきや反射も使えるようになったのは』

「総合的なバランスはやはり織斑様かのぅ、力の加減を知っているなら尚更じゃ。赤龍帝は倍加と譲渡、白龍皇は半減と吸収が古来より伝わる神滅具『赤龍帝の籠手』と『白龍皇の光翼』の能力とされてる。実際歴代の二天龍はこれらの力を発現して戦っており、時には珍しい使い方をしておる宿主もおった。今代のような出鱈目パワーアップは織斑様とヴァーリしかおらん、何せ聖剣エクスカリバーを所持しておるからの」

「加減調整も既にドライグとアルビオンにやってもらってるし、ペース配分等と言う考え方をしてないから倍加無しでも禁手化が楽にできる。あと出鱈目で悪かったな、初代。そりゃ聖剣エクスカリバーを何本でも創れてしまうし、黒の駒と言うオーバーテクノロジーの塊でソフトウェアの更新機能持つ駒などCB側が開発した駒以外ない」

「最近だと反射が使えるようになったし、神格に関しては半減が使えるようになったのは随分前からだけど。現世に出てる時点で出鱈目だと思うが、過去の宿主にも出来なかった事をしたのだから」

「現世に出るのは封印前ならの話ならいくらでもあるが、封印後に力を発揮した宿主は過去に存在しなかったはずだ。私の記憶でもそうなってるがドライグはどうだ?」

「相棒に畏怖されてから記憶が曖昧になってるが、過去の宿主らも俺達の肉体創れる時点で出鱈目以上の力が作用している。外に出ても神器が使えて禁手化も出来るってのは、とても優れた力を持っている。ただでさえ相棒は創造神黒鐡だからか、神の頂点である相棒以上の力を出した者は過去よりも今だがな」

二人と二匹で軽く念話してから初代との会話にて、俺らの事を出鱈目扱いされたのかハリセンで一発叩く残念なドライグとアルビオン。初代を叩くのは流石の俺でも空気は読むさ、代わりに式神を初代の代わりで叩いてたから。普通と鋼鉄製だと威力も段違いだし、二天龍にとって畏怖以上となって自然と怖がるから監視に戻る。

神器奥に居る残留思念達も同じ事を思ってたらしく、居酒屋やら宴などをするようになったらしい。神器を繋げた事で互いの残留思念が集まれる場所を創った事で、更に盛り上がって過去に戦った残留思念達が語る。

曰く俺達が争っても意味が無い、歴代最強の赤龍帝と白龍皇の歩みを見届ける為であり過去の反省するには今しかないからだ。それに歴代の残留思念達全員が成仏しないで今を見守るとか、どんだけ俺らが出鱈目か分かるぐらいに。

『歴代残留思念達をマイナスからプラスにし、更に全員が成仏しないで現状を見守る時点で可笑しな状況だよなドライグ』

『全くだ。俺も驚いたが互いの残留思念達が居酒屋で盛り上がってるのも相棒のお陰だ、俺らが現世に居ても念話が出来るのは便利だしな』

「一真君、どうしたの?」

「ちゃんとやってるか様子見だ。ハイブリッドになってから威力がどんどん上がってる気がする」

「あははは。私もシャルロット様のような光力で倒したいと思ってたし光の破壊光線を撃つのは、サボったら一発撃つ事にしてるのよ」

「転生天使だと枚数変わると今まで使用出来なかった武器が使えるらしいが、今のイリナを見ても必要性を感じないが何やら地上から文句が聞こえるような」

「ゼノヴィアがパワーのみだったら怠けとして思ったら何しても構わないと初代から言われたのよ。祐斗君も禁手化をもっと使い熟すようにしないと同様の事をね、だから他属性での破壊光線を撃てるから」

ドライグが外で監視やっていても念話が出来るのはとても便利となり、ちょっとした高性能使い魔みたいな感じ。イリナの翼枚数が増えて四対八枚になった事で、天使としてのレベルアップは本来であれば実績によるもんだ。

天界で保有してる聖なる武器の使用許可が容易、今まで申請通るまでいくつかの審査が必要だった。だがハイブリッド・カードとなって我らCB側からすれば、天界からのアイテム使わなくとも量産型聖剣エクスカリバーだけで充分。あとは様々な技を教え込めば攻撃範囲は無限大、ポケモン技にリミッター解除によるハイマットフルバースト。

「イリナは天界のアイテム無しでも強いからな、ところでこの雲は何だ?」

「転生天使だと翼の枚数によって力の領域が広がったけど、ハイブリットで一真君CB側となら天界のアイテムを必要としないよー。恐らくジョーカーだと思うな、私はここ
で見てるから行ってみれば?」

『それに念話はCB側なら誰でも聞けますわ』

『そっちではどうなってる?』

『魔力魔法組であるリアスとアーシアちゃんは、私とロスヴァイセさん指導の元でやっております。最もアーシアちゃんにはファーブニルと一緒ですから』

『・・・・ギャー君もだけど次元の駒を入れてるのか、前よりも力が上がってるような気がしますよ一真先輩』

『復習ついでに言っとくが、次元の駒を入れるとスペックが少し上がる仕掛けにしといた。だから本人は気付いてないのがほとんどだからな』

念話にて中間報告聞きながら上空へと上がる、五対十枚の翼を持つ転生天使。右手に巨大な炎の塊・左手に極太氷の槍を出現させて、頭上には雷雲があってその中に監視員である曹操が見てた。聖槍だけでは飛ばないからか禁手化して飛んでるみたいだ、象宝(ハッティラタナ)を足元に球体を置く飛行能力。

地下百階の広大なフィールドに作り出した人工の雷雲は神器で生み出した代物、こっちで天候調整可能な部屋もあるけど調整を間違えば台風や竜巻が生まれてしまう。あくまで対決してるのはジョーカーと匙だが、怠けると聖槍で突かれる事だから匙は悪魔なのでそうしないよう修練受けてた。怠け者のジョーカーは何度もお仕置きを受けてるらしいが。

「一真か。中間報告なら念話でしたが」

「何、ちょいと様子見と実際ホントかどうかを兼ねている。匙は禁手に至りそうか?」

「あー問題はそこでね。デュリオは禁手化しなくても力を発揮できるからいいが、匙の場合は禁手に至りたいと思っていて焦ってるように見える。神滅具相手によくやってるのだが、禁手化のカギが分からないのだよ」

「ヴリトラの禁手化もそうだが名前も考えないとな。ファーブニルの時は俺が上手くやったお陰で禁手化できたが、ヴリトラ系統の神器全て持ってる匙は一体どのような禁手になるのやら」

ジョーカーの神器は天候を操り自然に存在する炎・風・水・土、如何なる属性を支配してしまう。精霊術者みたいだが、根本的に違うけど俺は全ての天候を操る事も可能だと。俺と曹操が見てるとジョーカーが各属性での連続攻撃で、匙の黒い炎が打ち消された。

匙の能力はラインによる各種様々な付加能力から始まり、黒炎による直接攻撃や炎の壁による封殺と多彩ではある。それを避けるか払いながらデュリオは匙の動きを制しているが、第三者からの攻撃には流石のジョーカーでも避け切れない。

「流石聖槍だ、槍の先を伸ばしてしまえば広範囲に攻撃も可能」

「俺も仲間前だとこんなに余裕ぶっこんでないが、ジョーカーは自分から攻撃しないようで。それでは修練の意味が無いのでな、俺からの攻撃を喰らわせてるが力量も明らかにこちらが上。いくら天候操れても最大威力から最小威力の力が出せないのであれば意味がないと初代が言ってた」

「そりゃそうだ。聖槍と聖剣の二刀流使いだし、天候操っても敵が目の前にしてすぐに最大威力放てるまで待てないからな。敵は待ってくれないし、中遠距離が得意ですと言ってるようなもんで近距離から来たら攻撃出来ませんじゃ話にならん」

「メガZリングでの実験はどうなってるんだ?アレは実質一真専用アイテムだと聞いてたんだが」

「ああこれ?最近コイツらの修練やってるからなのか、最近実験してないが俺的にはポケモンからではなく仲間の技を最大限生かす方法だと思っている」

「と言う事は黒歌や白音が放つ波導弾をメガZリングで最大威力にして放てる訳か。増々面白くなってくるが、近距離に関してもレクチャーさせてはいるが怠け者ジョーカーだからな」

近距離戦だと各属性のパンチや蹴り技、徒手空拳だが雷パンチや冷凍パンチ使えて損はない。氷系統だと絶対零度ぐらいの冷たさで、この前ソーナと朱乃が合同で出した技を更に上げてるらしい。匙は初代からの修練メニューではなくデュリオに修練メニューを与えて、広範囲から近距離戦をなるべく使えと言ってある。

神滅具を使い熟せねば意味がないから、監視員は時々でいいから攻撃をしても良いと。広範囲攻撃から近距離攻撃も得意となれば真の切り札になれる、と俺からの進言であるが監視員が見ててもやってはいそうだ。匙が戦闘後にストレッチしてたので、その間に曹操がデュリオの相手となった

「よう匙。上手く行ってるか?」

「織斑か、相変わらずここは広いし時間も違う。ホントにここは地上と違う時間なのか?と思っちゃうくらいだぜ。まだまだ俺は『御使い』最強のジョーカーに一泡吹かせられない」

「その前にミカエルのAでありハイブリットとなったイリナと模擬戦すればいいのでは?ジョーカー相手よりも違うし、天候ではなく各属性を使ったイリナなら禁手化のヒントになるかもよ」

「イリナさんとはもう戦ったよ、彼女も強いがジョーカーも充分強いね。CB側だと手加減無しでバカげた威力放てるのだから、光の破壊光線と俺の黒炎とでは天と地の差だと思ってるよ。さてと俺はそろそろ『学校』の方に行かせてもらう」

「あーアレな。蒼い翼とシトリー家が出資させたレーティングゲーム専用の学校、転生や下級中級に関係なく入れる学校を作ったと言ってもいい」

「お陰でソーナ会長の夢が叶えらるのだから、俺も楽しみにしてたんだ。誰もが通える学び舎を」

教師や生徒は募集中でオープンスクールを実施していて、冥界中の悪魔が興味津々な子連れ親御さん達が訪れてるとか。ロスヴァイセはダブルオファーが来たけど、俺の婚約者となったので自然に教師やるか社長秘書兼護衛やるかはロスヴァイセ次第。両方やる事も可能だと言ってるし、その場合は非常勤教師となっても構わんと。

創始者兼理事長の俺はまだ視察してないが、蒼い翼冥界支社からも派遣させてるしソーナの夢でもあるから。生徒会の仕事と共にシトリー眷属は大忙し、初代の修練よりも『学校』の方を優先させろ。己の鍛錬もいいが、夢は現実として叶えさせてみせろと。

「俺はまだ視察してないが行かせてもらうぜ、蒼い翼本社社長兼CEOと学校の創設者兼理事長としてな。グレモリー眷属も手伝いに行くと言ってたし、CB側からも手伝うよう通達してある」

「それは非常に助かってるよ。何せ学校を建てたのが織斑であり、蒼い翼冥界支社の人達から色々と教えてもらっている。初心者の俺達じゃ全部対応不可だった所をプロの講師からな、それとサイラオーグの旦那も今日から駆けつけてくれるとは聞いたけど、そっちの方はどうなってんだ。ここにいるんだろう?」

「初代も俺も既に承諾してる。バアル眷属や学校に関わる者らの配慮、修練よりも今やる事を最優先させろと。修練は何もここでやる事ではないんでな」

「だな。出資者が教師や生徒を集めてるのも冥界支社だと聞いてるが、本社社長が視察しに来た事は無かった気がする。視察は早めで頼む」

それだけこの手の学校に通えない子供達は沢山居るし、将来レーティングゲームに参加したいと思うだろう。悪魔の階級何て関係のない学校、今までだと一般悪魔の将来に選択肢が余りないと今まで考えてた様子。

それは俺達蒼い翼冥界支社が出来てから変わり始めた。入社してから沢山の選択肢があり人間界に行きたいのであれば、制約付けて人間界支社か本社に就職させる。冥界の御家事情ってのは、余りにも過酷過ぎるし運があれば慈悲の無い世界となってた。

「じゃあ俺、そろそろ行くわ。それじゃあな」

「ああ。ソーナによろしく伝えといてくれ」

そう言ってエレベーターに乗って行くが、地上とここでは数分しか経過してないから慣れないと時差ボケする。なので地上とここでの時間は所々にある時計が示していて、時差ボケしなくなったが・・・・と考えてたら俺の目の前でデュリオが落下してきた。何だ?そう思って上を見上げるとイリナのソーラービーム、翼に太陽光を溜めて技とし変換するようにしてるとか。

「一真君、大丈夫?ごめんね、ジョーカーが曹操からの攻撃後にドーナッツ食べてたから出力抑え気味のを撃ったんだけど」

「大丈夫だ、悪いのはコイツだっ!」

『パシィィィィィィィィィィイン!』

「・・・・痛いス。ただドーナッツ食ってただけでこうなるとは」

「曹操との相手に余裕しているからこうなるんだ、どうせスイーツ補給しないと生きていけないとか言うつもりだが没収させてもらう」

全く隙があったら、スイーツを食おうとするコイツの神経を疑う。ハリセンでブッ叩いた後、様々な技をデュリオ相手に的として放つ。試しにメガZリングを使い、イリナの全力技となる光の破壊光線を撃ってもらった。

ついでに曹操の聖槍にもメガZリングを使ったレールガンの試射をした事で『D×D』に俺らの力を見せた。 
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