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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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4部 闇の書事件
2章 新たなる力
  ある意味バトルより恐ろしい二人

 今日も仲良くなのはとフェイトは家で何かをするみたいで、
俺は、アリサとすずかにつかまってしまいました。
学校の裏側に来てなんて言われるとは思わなかった。
到着するともうすでにアリサとすずかが一緒に待機していた。

「待たせた。」

「女性を待たせるとはどういうこと」

 アリサはちょっと意地悪そうに言って

「大丈夫私も女の子だし、」

「ううん、そんなに待ってないよ」

すずかがフォローを入れてくれた

「何だった?もしかして愛の告白」

「違うわよ、ばか!
半年前から隠していることをそろそろ教えてくれてもいいかなと思ってね?」

「私の事なら知ってるでしょ?」

「うん綾ちゃんのことはね。でもなのはちゃんとフェイトちゃんと何かやっているよね?」

 すずかみたいな人にそういわれるとぞくって来るのは俺だけでしょうか、俺ロリじゃないのにねぇ

「俺の事はある程度は言えるけれど、なのはのことはちょっと言えないかな」

 あっやべぇ素が出てしまった。

「じゃいいわ。話を変えるわ、アメリカ行ったのもその関係?」

 何でアメリカのことが出てくる?
話の道筋がみえねぇ

「いや、それはリアルに親の仕事、何で?
言うかうちの親、アリサの父親の会社で働いているの知ってるでしょ」

 アリサから雑誌を見せられた。
それはKOFの特集で俺の大人バージョンのことが書いてあるところだった。

「綾ね、これが何か?
偶然にも私と同じ名前ね」

「綾ちゃんのそのリボンって元はなのはちゃんのリボンなんだよね?」

「ええ」

 嘘いっても仕方ないから本当のことを言う
全く二人の質問の意図が見えねえ

「実はそのリボンに秘密があるといったら」

「なのはの愛用のリボンでしょ」

 実は忍さんの秘密の兵器があったりってそれはないか

「お姉ちゃんの改造はないから安心してね」

そりゃそうだよねすずか

「それは間違いないわ
でもね、それって私とすずかが選んだリボンで
多分なのはは私達の絆を忘れないで欲しい気持ちで渡したと思うの?」

「うん、美談だねってそんな大事なリボンを渡したの?」

そっちの方がびっくりだし
いくらすずかでもサーチ能力はないし
アリサのとこがいくら大富豪でも24時間見える機械なんて
あるわけない、し秘密って何だ?

「それでおかしいことがあるのよ、何でこの綾とあなたのリボンが同じわけ?」

リボンなんて同じようなものはいくらでもある
これは動揺を誘っているものだと推測する
小学生が誘導尋問かよ

「ぐ・偶然じゃないかな?」

 やばい二人の威圧感が半端じゃないので
どもってしまった

「ねぇ綾知ってる、このスポンサーてパパの会社も出資していて
TVでは見れない場所も見れるって知ってた。
すずかって機械に強いの。だから私達大迫力で見てたの。
そしてね気づいたの、そうそう
リボンの先に模様があるでしょ」

 俺はリボンの先に文字なのか図形なのか模様みたいなものを見つけた

「あるわね」

「それを分解してみて」

「頭の中で分解すると」

アリサがいうように模様を頭の中で分解してみると、
3文字のアルファベットが浮かんできた。
これは観念するしかないかな

「えっとね、別に攻めているわけじゃないの
ただ知りたいだけなの、ダメかな?」

 すずかが申し訳なさそうに聞いてきた。

「まさかN,S,Aの文字が隠されているとは思わなかった。
全く本当にこんな大事なものを私に渡すなんて」

 ヤバイ少し涙が出てきそう

「あ~それ私たちも許可したから大丈夫」

「はぁ~、まぁ別に隠すことじゃないからいいよ
KOFに出たのは間違いなく私ね。それは間違いないわ」

「何で隠していたのよ」

「言っても信じられないでしょ?」

「でも私たちは綾のこと知っているし」

「うん正直に話すとKOFは本当に私が
体術で何処までやれるか知りたかっただけ、
偶然にも初日に士郎さんから聞いたボガードさんの息子さんとであったり、
話を聞いてね参加したくなったの。それは本当よ」

「なのは達がこそこそしているのは?」

 頭の言いアリサやすずかなら気づいて当たり前か

「それは私の口からはいえないかな。でも多分近いうちには話すと思うから
それまで待っていて欲しいかな。
それじゃダメ?」

「本当に?」

「いつまでも隠せるものじゃないしね。
約束する。早くて今年中、遅くても中学卒業までにはわかると思うよ」

「それまでやきもきしないといけないわけ?」

「なのはちゃんがやりたい事なら止めるつもりは無いのでも、私もアリサちゃんもただ心配なだけで?」

「相変わらず友人思いで良い女達だよね」

 アリサは赤くなってそっぽを向き
すずかは顔を赤くして下を向いていた。

「伝えるのは結構厄介な条件があるからおいそれと話せないんだ。たとえばアリサは将来父親のあとを継ぐといっていたよね」

「ええ」

「ある開発がされました。うわさの段階ですごいのが出来るということです。その内容を私が聞きたいといったら教えてくれる?」

「それは無理ね、何処にスパイがいるかもしれないし、綾の事は信頼しているでも話すわけにはいかない」

「そうだよね、状況は違うけれど、周囲の了解を得ないことにはなのは達のことは言えないんだ」

「でも・・・」

「だから俺が、ううん私がなのはとフェイトを守るから」

「信頼しても良いの?」

「これでもKOFの上位ランカーだよそれに知ってるでしょ私の人外の事」

「それって危険が付き物ってわけだよね。綾ちゃん危ないことはしないでね」

すずかは心配してくれているみたいで伝えてくれた

「ありがと」

「約束しなさいよ、必ずあんたも無事でいるって」

「うん、ありがと、なるべく話せるようにいっておくね」

 おれはアリサとすずかを抱き寄せて精一杯の気持ちで感謝を伝えた。

「話はそれだけよ」
 
 俺自身も恥ずかしいけれど、アリサそっぽを向いて話されても少し寂しいかな?

「遅くなっちゃったけれど綾ちゃん、入賞おめでとう」

「うんありがとう、でもKOFのことなら話せるよ。」

 そうして俺はアリサとすずかと久しぶりにゆっくり話した。
時にはアクションをつけたりしながら

「所でいつ私だって気づいたの?」

「最初は良く似てるなと話していたの、なのはにこれって綾に似ているねっていったら」

「なのはちゃんどもりながら答えていたから変だなと思ったの」

「またフェイトのときみたいに何かやっているんじゃないかなと思って
綾のことを調べたら、経歴不明、」

「ほら、なのはちゃん嘘いえそうにないから」

「後はあの大人モードの実験をかねてかな」

「でもなのはとフェイトの新婚モードはどうにかならないの?」

 どうやらアリサはあのモードは少し思うところがあるみたいだ

「なのはちゃんとフェイトちゃん仲いいもんね
そうそうフェイトちゃんで思い出したけれど、最近図書館でお友達になった女の子と男の子がいるの」

「どんな子」

「一人は私たちぐらいの女の子で少し足に障害を持っているけれど、とても良い子。八神 はやてちゃん」

「もう一人は褐色の肌をした外国の子。いつもそのはやてちゃんの付き添いをしていて、多分中学生ぐらいかな?なにか武道をしていると思う。
名前はガウ・バン君」

「へ~そのガウって子と大人バージョンの綾だったらどっちが強いんだろうね?」

「多分綾ちゃんじゃないかな、KOFの入賞者だし」

「アリサは何か変わったことないの」

「残念ながら、でもまた犬が来てくれたことぐらいかな」

「そうだすずか、その図書館ってここから遠いの?」

「う~ん、学校の近くの図書館だよ」

「あぁ~あったね」

「そこで会ったんだぁ」

「すずか私にもそのこを紹介しなさいよ」

「うん、絶対にアリサちゃんも気に入ってくれると思う?」

「うん、楽しみ、綾が来て、フェイトが来て、
今度ははやてね。会うの楽しみ」


 
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