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『在った証』

作者:零那
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『真っ白』



解らない事が多くて把握しきれないでいる。ただ、いつも其処に居た筈の君の心臓が、もう動いていないって事は解った...

ついさっき迄のことが既に過去になりはじめてる。そんな悲しい現実をどう受け止めろと?

青春なんて言葉で片付かない想い、人生の1ページなんかで済まない。きっと、生涯で一番、大事なことを沢山学んだ。

最期を見届けたい。もうアッチの傷もコッチの瘡蓋も気にしなくていいね。綺麗に剥がれてくよ。美しく焔に包まれてくよ。真っ白になれるからね...。


 
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