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『在った証』

作者:零那
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『穢』



乗り越えれない。堕ちてしまう。振り返ってる。立ち止まってる。見て見ぬフリして逃げ出した。怖くてしかたない...。

でも、だからってまだ終われない。今からが大事な勝負。怖くても向き合う勇気、どうにか振り絞って...。

一度きりの奇跡を起こすしかない。叶えたい願いなら在るよ。でも諦めちゃ駄目とか綺麗事言われたくないんだよ。

お腹が空いたからって食べ物にありつけるのが当然な人には解らないでしょ?

此の躰は穢く心は醜く、真っ黒な血に染まってしまってるから。


 
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