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魔法少女リリカルなのはエトランゼ番外編1 FATAL FURY

作者:ケン009
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2部 KOF
1章 開催
  1回戦の後

 マイケルマックスが倒れ現在彼がいた場所に俺がいる状態
もちろん掛け金はきちんといただきました。
儲けたのが少しの人間だけだったんだろう。
9:1だったからなぁ
もし負けたらいちゃもんは付けられたぐらいだ。
小切手を見たら驚いた
1万ドルも入ってたぐらいだ。
日本円にして約100万円以上
あれから3人ほど乱入者が現れたが彼ほどの人物が現れず
ほとんど一撃でダウンさせた。
大会役員がカウントダウンを発し







「これにて1回戦を終了させていただきます」

 これで厄介ごとも引き入れたかもしれないな
周囲に人が集まってきて色々言われた
ほとんどが誉め言葉だったからちょっとだけ嬉しい限りだ
それから人後引いて行き
俺が飲み物を飲んでいるといきなり頭を叩かれた。

「何するのジョー兄」

「おぅよくわかったな不良娘」

くすっ

 少し笑ってしまった。
日本語で言われたのもあるけれど、恭也さんにもよく言われたセリフで少しだけ海鳴を思い出してしまった。

「どうした」

「何も、何の用?」

「お前良いのか、まだ小…」

 俺は続きを言わせずに弁慶の泣き所を蹴ってやった。

「ばらしたら絶交だよ。ジョー兄」

「本気でやるのか」

「ふざけてやるわけないじゃん」

「あんま無理するなよ」

「心配してくれてありがとう」

「んじゃねえよ、いくら強いって言っても・・・また蹴られるから言わねえけどよ」

「ありがと、私も素手でも強くなったんだよ」

「まぁ稼がせてもらったしな」

「ジョー兄、試合は?」

「この俺様だぜ、そんなの朝飯前に通ったぜ」

「でも私の試合で稼いだって」

「あれだ」

 ジョーが指をさした方向を見てみると電光掲示板に各場所の試合が掲示されていた。
確かにそこにはAyaと書いてあった。
それを見るとジョーはもちろん、テリーもアンディも一回戦は突破したみたいだった。
一回戦っていうより予選って感じだな

「綾でも緊張するんだと初めて知ったぜ」

「なにそれ」

「じゃなければ、お前なら気づいているだろうか」

「一応出るのは認めてくれるんだ」

「あのマイケルマックスに勝ったやつを除外にはできねえよ」

「ありがと」

「俺と当たったら手加減しねえからな」

「うん、その時はジョー兄に教えてもらったパンチで倒してあげるよ」

「10年早ええよ」

「これからテリーたちと食事に行くんだがどうする」

「今日はやめとく、家に帰ってお母さんのお手伝いをしないとね」

「じゃあな」

「またね」

 俺は帰宅途中で奴に再会した。

「何の用です。ビリーさん」

「俺は忠告したはずだぜ」

「テリーと付き合うなでしたっけ?」

「あぁ」

「大会は私の腕試しのつもりなんですが」

「そうか、てめえは何かとおせっかいらしいからよ」

「噂とは違って優しいんですね」

「そんなんじゃねえ、リリィと仲良さそうだからよ」

「危惧している理由がわからないんですよね。テリーとは友人だけど、詳しい話は聞いてないし、多分ギース会長と何かがあるっていうのはわかるんですが」

「ギース様を会長っていう事はてめえはこの町の出身者じゃないのか」

「7月に引っ越しをしに来ましたけれど」

「どおりでな、まあいい、腕試しなら仕方ねえが、もし邪魔するんならリリィに免じて命だけは取らないようにしてやるぜ。それが嫌ならかかわらないことだな」

「私も喧嘩売ってきた人は潰しているけれど、リリィさんに免じて手加減はしてあげるわ」

「それだけだ、綾」

「心配してくれてありがとうねビリーさん」

 そう言って俺はそのまま家に帰ってきた。

 
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