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艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
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着任~艦隊合同作戦
  加賀ちゃん初めての演習 前編

 
前書き
最近忙しくて全然書けません助けて下さい(切実な願い) 

 
「手続きが重なってしまい申し訳ない、武蔵」
「なに、気にすることはない。私が事情を話さなかったばかりに」
「あの事は余り話して欲しくないんだ」
「そうだな、普通なら投獄されてるからな」
武蔵は笑いながらそう言ったが、山が更地になり多数の死者を出した大事故として世間で話題のニュース元が宮本だからだ、職務上の関係で法律には触れないが事情を知っている面子からはかなり怒られていた
「ところで、ここにアイオワさんが居るとは聞いていたが見当たらないのだ、何処に居るかわかるか?」
武蔵が聞くと宮本は
「あの人基本的に何処でも居るけどね。見つからないなら空母寮に行ってみな、加賀の所にいるから」
「何、艦種が違う寮にいるのか」
「家に所属してる艦娘は、そう言う制限が無いからな」
「戦艦寮にいるのかとばかりに思ってたぞ」
武蔵は何故それを教えなかったと言いながら空母寮に向かった、武蔵が居なくなった後
「そろそろ、大会議の時期か。行きたくないなぁ」
と一人嘆いたらしい

~空母寮にて~

「アイオワさん、この新発売の艤装カタログ凄いですよね」
「欲しいのがあったら、買ってあげるわよ」
「アイオワさん、加賀ちゃんに甘すぎやしませんか?」
加賀が少し引き気味に注意したが
「良いのよ、孫って甘やかしたくなるものでしょ?」
とアイオワは逃げようとした、加賀は
「それって、自分の歳を表してませんかね」
と、攻撃されアイオワから冷や汗が出て
「うっ、ちょ、ちょっと酷いと思わないかしら?そう思わない、サラちゃん?」
サラトガに助けを求めたが
「自業自得ですよ、流石に、甘やかし過ぎるかと」
弁護されず、今後気を付けますとアピールしながら謝罪した。その後武蔵が部屋に来て
「加賀さん、失礼するがアイオワさんはここに居るか?居るなら話がしたい」
「さん付けは堅苦しいわ、加賀で良いですよ」
「了解した、で、アイオワさんは此処に居るのか?」
後ろを見るとアイオワが加賀ちゃんの後ろに隠れていたがすぐにわかる隠れ方だった
「アイオワさんなら加賀ちゃんの後ろです。」
「何で言うのよぉ~」
「アイオワさん探しました、貴方がここにいると聞き伺ったのですが、何故隠れているのですか?」
武蔵が不思議そうに聞くと
「教え子に会うっていうのは恥ずかしいのよ」
と、加賀ちゃんに隠れながら言った
「道理でいつもの話し方と違うわけですか」
それを聞いた加賀は
「武蔵、今のが本当の話し方よ、見た目が外国産でも中身は100%純国産よ」
「やはりそうか、育成所の時からどうもおかしいと思ったわけか」
「そんなにおかしかったかしら?サラちゃんにも教えて貰ったし、アメリカで海軍業していたときは何もなかったわよ?」
アイオワが言うとサラトガが
「一応言いますけど私はハーフですが生まれも育ちも日本ですからね」
「日本だから余り関係ないわね」
と、アイオワが区切りをつけると武蔵が
「加賀、気になることがあるのだが」 
「何かあったの?」
「小さい方の加賀がずっと私を見てるのだが」
「興味があるんだと思いますよ、大和型の戦艦を見たこと無いからですかね。後、加賀ちゃんって名前があるのでそう呼んでください」
加賀ちゃんは、新しい装備を見たときと同じくらい目がきらきらしている
「自分と同じ名前の子供にちゃん付けとはな」
「私と提督の子供ですので、彼がそう言いました」
武蔵が夫婦で仲が良いのだなと返し加賀ちゃんを見て
「で、加賀ちゃんとやら、私に何か用があるのか?」
「私と演習で戦ってください」
「そうか、演習がしたいのか。ならメンバーを選ばないとな」
「いえ、一対一でお願いします」
それを聞いた加賀ちゃん以外が驚いた
「加賀ちゃんそれは幾らなんでも無理です」
と加賀が止め
「空母対戦艦ですよ加賀ちゃん、かなり不利ですよ」
サラトガもそう言ったが
「加賀ちゃんから言ったから良いじゃない、もしものために提督がいるでしょう?」
アイオワは止めなかった、すると加賀が
「そんなことしたら、あの人武蔵の砲撃撃ち落として加賀ちゃん有利に絶対しますよ?」
「それもそうですが、なら誰かが提督縛ればいいんじゃないですか?」
加賀が言うと加賀ちゃんがそう言ったのでノーとは言えなくなった
「そこまで言うなら仕方がありませんが、無理だけはしないで下さい」
「分かりました、では武蔵さん午後六時頃に演習海域に来てください」
加賀ちゃんが武蔵に言うと
「良いだろう、お互いに楽しむとしよう」
と、返し戦艦寮に向かった
「で、提督の監視は誰にするの?」
「大和とか金剛達ですかね?」
「その辺だと彼に歯が立たないと思いますよ」
「加賀さん詳しいのね」
四人は誰が宮本を監視するのかを話し合った結果
「アイオワさん、お願いします」
「まぁ、私でも抑えれるか分からないけどやってみるわ」
「提督ってそんなに強いんですか」
加賀ちゃんがサラトガに聞くと
「そうね、私達3人でギリギリ勝てるか分からないくらいかしらね」
「そんなにですか?」
「ちなみに、加賀ちゃんには絶対負けるわね」
「彼、加賀ちゃんに甘いですからね」
「敵じゃないだけで幸せと思うわよ彼の本気は」
「では、演習に行ってきます」
加賀ちゃんが一人演習海域に向かった
 
 

 
後書き
アイオワさんの中身は純国産ですので、戦闘以外では基本的に標準語で話します。と言うかこの話の艦娘は大体中身が国産ですのでお願いします 
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