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猫と旅

作者:山田花子
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私と誰か。
  私

 
前書き
文才ないし短いです。ごめんなさい。 

 
街を歩く猫を見て思った。
「猫になりたい。」
特別猫が好きとか、猫って気ままそうだとか、そういう理由じゃない。じゃあ、なんで?
だって猫は、私じゃないから。
私の中に居る私じゃない誰かは、すごく可愛いんだ。
勉強も運動もできて、優しい。
きっとそんな完璧美少女だ。
だって私じゃないから。
私みたいに、ブスでもないし、勉強も運動も出来ない訳じゃない。
…私は自分が嫌いだ。
変わりたいのに変われなくて、結局他のものになりたいと願う、自分も嫌いだ。 
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