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世界の構造と意識の階層、転生の流れ等

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世界の構造についての考察

此の「世界」は、そして此の「宇宙」は何の様にして誕生し成長して居るのだろうか。何の様な仕組みで、何の様に出来て居るのだろうか。
「ビックバン」を始めとした「宇宙誕生理論」等、幾つもの理論や説が在る。其の何れもが本当の様で在り、嘘の様で在り、真実は未だ誰も知り得ない。否、若しかすると、其の総てが事実で在り、真実成のかもしれない。
知って居る存在は居るかもしれないが、言葉にしたとしても他者が理解するのにはかなりの苦労が必要で在り、齟齬や誤解、勘違い、思い込みなどと云った様々なファクターが絡まり、結局は有耶無耶に成ってしまうだけだろう。

そんな中で今回は、我々が今居る此の「宇宙」ないしは「世界」の構造について、「並行世界」――「平行世界」(以下並行世界)や「異世界」等、「魂の構造」、「輪廻転生」や「神様転生」等についてを出来る限り細かく考察――私独自の考え――「仏教や神智学、スピリチュアリズム等の混ぜたモノ」を記述し、諸君等に知って貰いたいと想う。
簡単にでは在るが、「世界の構造」についての考察は既に「輪廻転生と神様転生等についての考察」や「世界の構造についての考察」で済ませて居るが、今回は其れと被る部分も在れば、其れよりも少し図り踏み込んだモノに成るかもしれない。否、正確には書き直したモノと成る。
が、更に予めの断りだが、インターネット上の百科事典等から略抜粋した様な事を記載するだろう事、言葉の誤法、思い込みや勘違いを始め間違い等が在ると云う事も了承しておいて貰いたい。



・我々が今居る世界――宇宙の構造の簡単な説明と解釈
我々が今居る此の「世界」の1側面で在り、一部、認識し観測出来る「宇宙」は途轍も無く広く深い。
観測可能な範囲だけでも、汎ゆる方向に約14ギガパーセク――465億光年程在り、直径約28ギガパーセク――約930億光年の球体――3×1,080立方メートルの共動体積とされて居る。
此の「パーセク」(以下pc)と云う単位だが、「天文的な距離を表すのに使用する単位」の1つで在り、「1Mpc(メガパーセク)」は「約326万光年」を指して居る。詰まりは、「14Gpc」は「14,000Mpc」で在り、「45,661,893光年」程度と云う事に成るだろう。
観測方法や観測手段次第では其の数値も増減はするかもしれないし、実感を伴わ無い程のモノでは在るだろうが、其れだけ広く深い――大きな空間だと云う事を理解して貰えれば十分と言えるだろう。
だが、此れから後に説明をする「須弥山世界(しゃみせんせかい)」を始め「大三千世界(だいさんぜんせかい)――三千大世界(さんぜんだいせかい)」(以下三千大世界)の事を考えると、未だ未だ小さな極小の粒程度のモノでは在るのだが。

太陽系:
では前回と同様に、我々が棲んで居る母成る星――「地球」を中心にして考えて行きたいと思う。
地球は、簡単に言ってしまうので在れば「宇宙空間に在る物体の1つで在り、岩石やガス、塵等の様々な物質が重力的に束縛されて凝縮状態に成って居るモノ」――「天体」で在り、其の中でも比較的低質量な「惑星」だ。
そして此の地球は、軌道は違うが、他の幾つかの惑星と一緒に「自ら光を発し、其の質量が齎す重力に因る収縮に反する圧力を内部に持ち支える、ガス体の天体」――「恒星」で在る「太陽」の周りをグルグルと回って居るとされて居る。
更にまた、惑星の周りを回る「衛星」、そして「太陽の周囲を公転する惑星以外の天体の内、其れ自身の重力に因って球体に成れるだけの質量を有するモノ」――「準惑星」、「太陽系小天体の内、星像に拡散成分が無いモノ」――「小惑星」、「太陽系小天体の内、主に氷や塵等で出来て居り、太陽に近付いて一時的な大気で在るコマや、コマの物質が流出した(テイル)を生じさせるモノ」――「彗星」を纏めて「太陽系」と称する。
そんな太陽系には、知って居るかもしれないが地球以外の惑星が7個、準惑星が5個存在して居る。
太陽の近くから上げてみるが、「水星」、「金星」、「地球」、「火星」、「木星」、「土星」、「天王星」、「海王星」の8つの惑星。そして、「ケレス」、「冥王星」、「ハウメア」、「マケマケ」、「エリス」の5つの準惑星が存在して居る。
5つの準惑星の内、「ケレス」だけ「太陽系の中で火星と木製の間に在る小惑星の軌道が集中して居る領域」――「小惑星帯」の中に在り、残る4つの準惑星は海王星よりも外側、より正確に言うので在れば「太陽系の海王星軌道より外側に在る、天体が密集した、穴の空いた円盤状の領域」――「エッジワース・カイパーベルト」に冥王星、ハウメア、マケマケの3つの準惑星が在る。そして、残るエリスは「海王星の重力に因って、エッジワース・カイパーベルトから外側に散乱させられた太陽系外縁天体」――「散乱円盤天体」と成る。

1つ1つの天体で在る惑星や準惑星、衛星等についての簡単な説明もして行こう。

先ずは太陽系の中心点で在る太陽だ。
恒星の1つで在り、太陽系の物理的中心且つ太陽系の全質量の99.86%を占め、太陽系内の全天体に重力的影響を与えて居る。
直径1,392,038km、質量1,989×1,030kgとされて居る恒星。
推測年齢は約46億年で在り、中心部に存在する水素の半分程度を熱核融合で使用して居るとされて居る。

次に外側へと向かい、水星だ。
太陽に最も近い公転軌道を周回して居る惑星で在り、太陽系惑星の中で大きさと質量共に最小の惑星だ。
質量の約7割が鉄やニッケル等の金属、残り3割が二酸化珪素で、岩石や金属等の難揮発性物質から恒構成されて居る惑星――「地球型惑星」の1つだ。
大気は、水素やヘリウムを主成分とし、ナトリウムとカリウムやカルシウム、酸素等が在るが、大気組成は一定して居らず、殆どが絶えず宇宙空間に拡散されて行き、一部が太陽風の粒子を捕捉したモノとされて居る。
表面の平均気温は約179℃、直径約4,879.4km、質量約3,302×1,023kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約5,800万kmとする。
神話に於いては有名所で、「メソポタミア神話」の「ナブー」、「ギリシア神話」の「ヘルメス」と「アポロン」や「メルクリウス」の3柱等だろうか。

次は、太陽に2番目に近い惑星で在る金星だ。
地球型惑星の1つで在り、太陽系内で大きさと平均密度が最も地球と似て居る惑星で在り、「地球の姉妹惑星」と呼ばれる事が在る。
大気の殆どが二酸化炭素で、僅かに窒素が在るとされて居る。
地表の平均温度は約464℃、直径約12,103.6km、質量約4,869×1,024kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約1億820万kmとする。
神話等に於いては有名所で、メソポタミア神話の「イシュタル」や「イナンナ」、ギリシア神話の「アフロディーテ」、「ローマ神話」の「ウェヌス」、「日本書紀」の「天津甕星」、「キリスト教」の「ルシフェル」、「アステカ神話」の「ケツァルコアトル」の7柱等だろうか。
表面地形には大陸や地域、平原、裂溝帯、峡谷、モザイク状の地形、断崖、丘、線状地形、火山、溶岩流、火口、山等が在る。其れ等の名前には神話に於ける女神や精霊の名等が冠せられて居る。峡谷は主に川の女神や各言語の金星に由来、谷は主に月の女神や森の女神が由来、モザイク状の地形は主に運命の女神が由来、断崖は主に炉の女神が由来、円錐丘は各民族の神話の女神が由来、地域は女巨人が由来、高原は主に愛の女神、平原は主に神話と伝説の女神や女性が由来、線紋は主に戦争の女神が由来、迷路は死者の守護女神が由来、地溝帯は主に戦争の女神が由来、火口は主に有名な女性が由来、溶岩流も主に各民族の神話の女神が由来、溶岩円頂丘は主に各民族の神話の女神や妖精が由来、山脈は主に地母神や創造の女神が由来、尾根も主に各民族の神話の女神が由来、丘は主に海の女神が由来、砂丘は主に砂漠の女神が由来、大陸も主に愛の女神が由来と成って居る。

次に地球だが、基本的な事は知って居るだろうから割愛させて貰いたいが、簡単に説明しよう。
大まかにでは在るが、内部は地殻とマントル、核の3つから成って居り、酸素や窒素、二酸化炭素等の大気に覆われて居る。
太陽からの平均距離は、約1億5,000万kmとする。

其の次に火星だが、名前通りに赤色に見える。
赤色に見えるのは、其の表面に地球の様な水の海が無く、地表に酸化鉄が含まれて居る事が大きな理由だろう。
重力は、地球の4割だ。
大気は希薄で、二酸化炭素9割以上、窒素が3%、アルゴンが1.6%、他に酸素や水蒸気等の微量成分と成って居る。
兵器のンドは約-43℃、直径約6,794.4km、質量約6,419×1,023kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約2億2,800万kmとする。
神話に於いては有名所で、ギリシア神話の「アレス」、ローマ神話の「マルス」、メソポタミア神話の「ネルガル」の3柱等だろうか。
火星の地形は大きく2通りに分かれて居り、特徴的だ。北半球は溶岩流に因るモノだろう平らに均された平原が広がり、南半球は太古の隕石衝突に因るモノだろう窪地やクレーターが存在する高地が多い。地球から見た火星表面も此の為に2種類の地域に分けられ、両者は光の反射率で在る「反射の比――反射能」――「アルベド」が異なって居る。明るく見える平原は赤い酸化鉄を多く含む塵と砂に覆われて居る。
連鎖クレーターは主に「惑星等の天体の地表の領域を指す言葉で、実際の地形では無く、天体表面の明るさや暗さ(アルベド)に依って分析したモノ」――「アルベド地形」の古典的な名称が由来、峡谷は主に地球の川の名称や各言語での火星を表す語が由来、平原は主にジョヴァンニ・スキアパレッリの火星地図が由来、谷も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、高原も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、舌状も主にアルベド地形の古典的な名称が由来も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、山脈も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、長い褶曲尾根も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、円錐丘も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、丘も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、卓上台地も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、迷路も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、地溝帯はマンガラ地溝帯以外はアルベド地形や運がの古典的名称が由来、砂丘も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、地すべり地形も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、溶岩物質が流れて居る地域も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、「尾根や亀裂、台地が互いに重なって、ごちゃごちゃした煩雑な惑星の地表」――「カオス地形」も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、不規則な凹地も主にアルベド地形の古典的な名称が由来、湖は主に架空の湖の名称が由来、パルスも主にアルベド地形の古典的な名称が由来、大陸は主にギリシアの古代地名が由来と成って居る。

次に木星だ。
太陽系の内側から5番目の公転軌道を周回して居る第5惑星で在り、太陽系の惑星の中で最大の大きさと質量を持って居る。
ケイ素や岩石質等の中心に様々な元素が混合した高密度の中心核、其の周囲を液状の金属水素と僅かなヘリウム混合体が覆い、其の外部を分子状の水素を中心とした層が取り囲んで居るとされて居る。
また、ガスを主成分とする惑星を「木星型惑星」と呼称し、ガスを主成分とする惑星には「惑星の周囲を公転する塵や其の他の小さな粒子が平らな円盤状の領域に分布して居るリング状の構造」――「輪」が存在する。
表面温度は約-140℃、直径約142,984km、質量約1,899×1,027kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約7億7,800万kmとする。
神話に於いては有名所で、ギリシア神話の「ゼウス」、ローマ神話の「ユピテル」、メソポタミア神話や「バビロニア神話」の「マルドゥク」の3柱等だろうか。

次は土星だ。
太陽系の第6惑星、木星型惑星で在り、太陽系内で木星に次ぐ2番目に巨大な惑星だ。
岩石質中心核を水素やヘリウム等の揮発成分が取り囲んで居り、更に濃い液体状の金属水素の層に覆われ、続けて其の外側にヘリウムが飽和した水素分子の液体層が在るとされて居る。
大気は、96.3%近くが水素分子、3.25&近くがヘリウム分子とされ、他にもアンモニア、アセチレン、エタン、プロパン、リン化水素、メタン、硫化水素アンモニウム、水、炭化水素等も含んで居るとされて居る。
恒常的な「輪」――「()」を持ち、9つが主要なリング状、3つが不定形な円弧をして居り、最小でマイクロメートル(以下μm)単位の無数の小さな粒子が集団に成り、周りを回って居る。環の粒子は略全て水の氷で在り、塵や其の他の物質が少量混入して居る。環からの反射光に依って土星の視等級が増すが、地球から裸眼で土星の環を見る事は出来無い。最も環の密度が高い部分は、「A環」及び「B環」で在り、此れ等はカッシーニの間隙に依って隔てられて居る。此れに沿って「C環」が在り、此れ等でメインリングを形成して居る。メインリングは希薄な塵のリングと比べて、密度が高く、粒子の大きさも大きい。後者には「D環」が含まれ、雲の上端まで達して居る。「G環」、「E環」及び其の他の環は、メインリングよりも外側に在る。此れ等の希薄な環は、屡々1μm程度の小さな粒子で構成されるが、其の化学組成は、メインリングと同様に略純粋な水で出来た氷で在る。狭い「F環」は、A環の直ぐ外側に在り、カテゴライズが難しい。
温度は約-180℃、直径約120,536km、質量約5,688×1,026kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約14億2,900万kmとする。
神話に於いては有名所で、ローマ神話の「サトゥルヌス」、ギリシア神話の「クロノス」の2柱等だろうか。

次に天王星で在り、太陽系第7惑星だ。
主にガスと多様な氷から成って居り、内部は重い元素に富み、岩石と氷から成る核、水やメタン、アンモニアが含まれる氷から成るマントルで構成されて居るとされて居る。
大気は、水素が約83%、ヘリウム約15%、メタンが約2%で成って居る。
表面温度は約-180℃、直径約51,118km、質量約8,633×1,025kgとされて居る惑星だ。
太陽からの平均距離は、約28億7,000万kmとする。
神話に於いては有名所で、ギリシア神話の「ウラヌス」等だろうか。

次いで太陽系第8惑星の海王星だ。
巨大な氷惑星で、水やアンモニア、メタンに富み、其れ等が凝縮したモノがマントルと成って居るとされて居る。マントル内のメタンがダイヤモンド結晶へと分解され、核に向かい沈殿して居る可能性が在るともされて居る。また、更に深部では酸素が結晶化し、水素イオンが其の結晶格子の中を漂う超イオン水の状態に在る層から成って居るとされて居る。
大気は、水素が8割近く、ヘリウムが約19%、メタンが約1.5%と成って居るとされる。
未知の化合物が原因の1つでも在るだろうが、大気に含まれるメタンの影響で美しい青色をして居る様に見える。
表面温度は約-193~-153℃、直径約49,572km、質量約1,024×1,026kgとされて居る惑星。
太陽からの平均距離は、約45億kmとする。
神話に於いては有名所で、ローマ神話の「ネプチューン」、ギリシア神話の「ポセイドン」の2柱等だろうか。

では次に、此処から準惑星についての簡単な説明をして行こう。

1つ目はケレスで在り、「小惑星帯」――「アステロイドベルト」と云う「太陽系内の火星と木星の間に在る小惑星の軌道が集中して居る領域」に在る準惑星で在る。
小惑星帯に於ける最大の天体で在り、其の質量は小惑星帯の天体の総質量の4分の1から3分の1を占めて居るとされる。
太陽光に因って温められて居る事から、極僅かな大気と霜が存在すると考えられて居る。
また、形状が略球形で在り、表面の凹凸が少ない事から、ケレスは岩石の核を持つとも考えられて居る。そして、連鎖クレーターと山や断崖の名称は収穫祭が由来、他クレーターの名称は農耕や豊穣の植物神が由来と成って居る。
表面温度は約-43.15、直径952.4 km、質量9,455×1,020kgとされて居る準惑星だ。
神話に於いては有名所で、ローマ神話の「ケレス」だろうか。

では2つ目に、海王星よりも外側に存在する準惑星の1つ、他準惑星よりも太陽に近い順惑星で在る冥王星の説明をしよう。
離心率が大きな楕円形の軌道を持ち、黄道面から大きく傾いて居る。
大気は在りはするのだが、はっきりとした濃いモノでは無い。太陽に近づくと、主に窒素とメタンや一酸化炭素等の希薄な気体が冥王星を包み、表面に在る固体の窒素や一酸化炭素の氷との間で平衡状態に成る。「軌道運動する天体が、中心天体の重力中心に最も近づく位置と、最も遠ざかる位置」――「遠日点」へと公転して行き太陽から離れると、大気の大部分は凝固し、地表へと降下する。再び太陽へ近づいて行くと、冥王星の固体表面の温度が上昇し、固体窒素が昇華して気体と成る。此れ反温室効果を齎すとされて居る。又、此の昇華する窒素は、人間の皮膚から蒸発する汗と同じ様に冷却効果を持つとされて居る。
表面の平均温度は約-223.15℃とされ、直径は2,370kmとされ、質量は1.3kg×1022kgとされて居り。地球の衛星で在る「月」の直径よりも小さい。
冥王星の最大の衛星で在る「カロン」は直径が冥王星の半分以上在り、「明確な定義は存在し無いが、大きさの近い2つの惑星が共通重心の周りを互いに公転して居る様な系の天体」――「二重天体」と見做される事も在る。
英語にすると「Pluto」で在り、ローマ神話の「プルート」が名称の由来と成って居る。
「準惑星と太陽系外縁天体の双方に属する天体の総称で在る冥王星型天体は太陽を周回する天体で在って、其の軌道長半径が海王星の其れよりも大きく、自身の重力に因って球形と成るだけの質量を持ち、其れに因って静水圧平衡の形(球形に近い形)を取り、且つ軌道を占有し無いモノで在る。冥王星型天体の衛星は冥王星型天体では無い」と2008年6月11日に国際天文学連合から定義付けと発表された。
又、1930年から太陽系第9惑星とされて来たが2006年に其れ迄明確では無かった惑星の定義が定められ、同時に準惑星と云う分類が新たに設けられた。そして、「水金地火木土天海冥」で知られて来た冥王星は、惑星から準惑星へと変わった。
因みにでは在るが、「離心率」とは「円錐曲線、二次曲線の特徴を示す数値の1つ」、「太陽系外縁天体」は「海王星軌道の外側を周る天体」の事で在る。

次に冥王星型天体の1つで在るハウメアだ。
ラグビーボールの様な細長い形状をして居る。
質量は冥王星の32%で在り、同じ密度と球形を仮定するとサイズは冥王星の68%と成るとされて居る。
発見されたのがクリスマスの時期だった為か「サンタ」の愛称で呼ばれて居たが、冥王星型天体の1つとして分類されたと同時にハワイ諸島の豊穣の女神で在る「ハウメア」の名称が与えられた。

次いで、同じく冥王星型天体の1つで在るマケマケだ。
発見されたのが復活祭の直後だった為に「イースターバニー」の愛称で呼ばれて居たが、冥王星型天体に分類されると同時に、イースター島の創造神で在る「マケマケ」の名称が与えられた。

次に、エリスだ。
発見当初から暫く、「2003 UB313」と云う仮符号を与えられ呼称されて居た。が、2006年に、「トロイア戦争」の起因と成ったギリシア神話の不和と争いを司る女神「エリス」の名称が与えられた。此れは、此のエリスが、惑星の定義を巡る論争に喩えられたが故。
また、小惑星帯に在る小惑星の1つで在る「エリス」とは又別のモノで在る。

此処から先は衛星の説明と成り、先ずは地球の衛星の月だ。
地球の十六の6分の一で、表面から30~40cm程度の厚さで「レゴリス」と言う「細粒物質」で覆われて居り、月面の約83%が明るく見える箇所――白っぽい斜長石等を多く含む陸地で、幾つものクレーターが存在する。
殆どのクレーターは約45億年前隕石の衝突等に因って形成されたとされる。
残る約17%の暗く見える箇所は海で在り、其処に存在する岩石には鉄やマグネシウム、チタニウムに富んだ黒っぽい玄武岩と成って居る。
地球側からの観測時、満月の頃の月面の温度は中央部で約125℃、新月の頃の月面の温度は中央部で約-160℃に成るとされて居る。
地球からの平均距離は、約38万4,400km。
神話に於いては有名所で、ギリシア神話の「セレネ」や「アルテミス」、「ヘカテ」、ローマ神話のルナや「ディアナ」等の4柱等だろうか。

地球の衛星で在る月と同様に、他の惑星にも其の重力に従い周囲を回る衛星が存在する。

火星の衛星は2つで在り、「フォボス」と「ダイモス」。
両方ともギリシア神話の「アレス」の息子で在る「ボボス」と「デイモス」が由来と成って居る。
フォボスは、ダイモスよりも大きく、「より内側の軌道」――「太陽系の惑星の衛星の中で最も主星の近く」――「火星表面から6,000km以内」を回って居る。表面には十数個程のクレーターが在る。
地球の衛星で在る月とは大きく違った運動をする。フォボスは西から上って東へ沈み、11時間後に再び上る。ダイモスは火星から見た静止軌道の僅かに外側を回って居り、東から上るが其の運動は非常に遅い。

木星の衛星は69個も在り、「イオ」、「エウロパ」、「ガニメデ」、「カリスト」、「アマルテア」、「ヒマリア」、「アララ」、「パシファエ」、「シノーペ」、「リシテア」、「カルメ」、「アナンケ」、「レダ」、「テーベ」、「アドラステア」、「メティス」、「カリロエ」、「アナンケ」、「レダ」、「テーベ」、「アドラステア」、「メティス」、「カリロエ」、「テミスト」、「メガクリテ」、「タイゲテ」、「カルデネ」、「ハルバリケ」、「カリュケ」、「イオカステ」、「エリノメ」、「イソノエ」、「プラクシディケ」、「アウトノエ」、「スィオネ」、「ヘルミッペ」、「アイトネ」、「エウリドメ」、「エウアンテ」、「エウポリエ」、「オーソシエ」、「スポンデ」、「カレ」、「パシテー」、「ヘゲモネ」、「ムネーメ」、「アエーデ」、「テルクシノエ」、「アーケ」、「カリコレ」、「ヘリケ」、「カルポ」、「エウケラデ」、「キュレーネ」、「コレー」等が在る。
名称の由来としては主に、ギリシア神話の主神で在るゼウスの愛人を始めとした登場人物、ゼウスの娘、ギリシア神話の女神や妖精、ギリシア神話の牧神、ギリシア神話の巨人族やティターン神族、ギリシア神話の怪物や架空の川、ローマ神話の門の守護神、「北欧神話」の巨人、「ケルト神話」の神や牡牛、「イヌイット神話」の巨人や怪物、ウィリアム・シェイクスピアの作品、アレキサンダー・ポープの作品が由来と成って居る。
そんな衛星だが、幾つかの分類に分ける事が出来る。メティスとアドラステア、アマルテア、テーベは「木星に最も近い軌道を公転する衛星のグループ」――「木星内部衛星群」。イオとエウロパ、ガニメデ、カリストは「木星の衛星の中で群を抜いて大きいモノのグループ」――「ガリレオ衛星」。レダとヒマリア、リシテア、エララ、「S/2000 J 11」は「軌道半長径が1,110万から1,200万km、軌道傾斜角が1.6度と云う狭い範囲に密集して存在し、離心率は0.11から0.25と幅広い衛星のグループ」――「ヒマリア群」。「S/2003 J 16」とムネーメ、エウアンテ、ハルパリケ、プラクシディケ、スィオネ、アナンケ、イオカステは「軌道長半径が平均2,127万6,000km、軌道傾斜角が149.0±0.5度、離心率が0.216~0.244の、境界が明瞭では無い衛星のグループ」――「アナンケ群」。ヘルセとアイトネ、カレ、タイゲテ、「S/2003 J 19」、カルデネ、エリノメ、カリュケ、パシテー、エウケラデ、アーケ、カルメ、イソノエ、「S/2003 J 9」、「S/2003 J 5」は「軌道長半径が平均2,340万4,000km 、軌道傾斜角が165.2±0.3度、離心率が(1個の例外を除き)0.238~0.272の、境界が明瞭では無い衛星のグループ」――「カルメ群」。「S/2003 J 23」とアエーデ、コレー、キュレーネ、「S/2003 J 4」、ヘゲモネ、パシファエ、シノーペ、スポンデ、アウトノエ、カリロエ、メガクリテは「軌道長半径が2,280万~2,410万km程度 、軌道傾斜角が144.5°~158.3°、離心率が0.22~0.45で在り、木星からの距離はカルメ群と同程度で、最も離れた衛星のグループ」――「パシファエ群」。また、其れ等のグループに上がって居る衛星も幾つか在る。エウポリエと「S/2003 J 3」、「S/2003 J 18」、オーソシエ、テルクシノエ、ヘルミッペ、ヘリケ、「S/2003 J 15」はアナンケ群の候補。「S/2003 J 10」とカリコレはカルメ群の候補。エウリドメじゃパシファエ群の候補。と成って居る。

土星の衛星は64個在り、命名されて居るのは53個。「ミマス」、「エンケラドゥス」、「テティス」、「ディオネ」、「レア」、「タイタン」、「ヒペリオン」、「イアペトゥス」、「フェーベ」、「プロメテウス」、「パンドラ」、「パン」、「ユミル」、「パーリアク」、「タルヴォス」、「イジラク」、「スットゥングル」、「キビウク」、「ムンディルファリ」、「アルビオリックス」、「スカジ」、「エリアポ」、「シャルナク」、「スリュムル」、「ナルヴィ」、「メトネ」、「パレネ」、「ポリデウケス」、「ダフニス」、「エーギル」、「ベビォン」、「ベルゲルミル」、「ベストラ」、「ファールバウティ」、「フェンリル」、「フォルニョート」、「ハティ」、「ヒュロッキン」、「カーリー」、「ロゲ」、「スコル」、「スルト」、「アンテ」、「ヤールンサクサ」、「グレイプ」、「タルクェク」、「アイガイオン」等が在る。
8群に分ける事が出来る。パンとダフニス、アトラス、プロメテウス、パンドラは「土星の環の周囲、又は間隙の中を周回し、其の重力に因って土星の環の内外縁や間隙、空隙を維持して居る衛星のグループ」――「羊飼い衛星」。ヤヌスとエピメテウスは「共有機動衛星」。ミマスとエンケラドゥス、テティス、ディオネは「最も外縁に在るE環の内側を回る比較的サイズが大きい衛星のグループ」――「内大衛星群」。アイガイオンとメトネ、アンテ、パレネは「内大衛星群の中に在る小衛星のグループ」。レアとタイタン、ヒペリオン、イアペトゥスは「E環の外側を周回する大きい衛星のグループ」――「外大衛星群」。キビウク、イジラク、パーリアク、シャルナク、タルクェクは「外部衛星の内、軌道傾斜角が比較的大きく、離心率が比較的小さな順行軌道を取る衛星のグループ」――「イヌイット群」。フェーベとグレイプ、ヤールンサクサ、ムンディルファリ、スットゥングル、ハティ、スリュムル、エーギル、フェンリル、スルト、ユミル、ロゲ、フォルニョート、「S/2004 S 13」、「S/2004 S 17」、「S/2004 S 12」、「S/2004 S 7」は「外周部を公転する逆行軌道を持つ衛星群」――「北欧群」。アルビオリックスとベビォン、エリアポ、タルヴォスは「順行軌道を持ち、各軌道要素が充分類似して居る(高離心率、中軌道傾斜角)4つの衛星から成る群」――「ガリア群」。また、スカジとスコル、ヒュロッキン、「S/2006 S 1」、ベルゲルミル、ファールバウティ、「S/2006 S 3」、カーリは「スカジ群」。ナルヴィとベストラは「他の逆行衛星と比較しても傾斜角が大きい(黄道面から140度程度、赤道面から110度程度)衛星のグループ」――「ナルヴィ群」。で在り、スカジ群とナルヴィ群は北欧群の中でも比較的 軌道傾斜角の大きい。
名称の由来としては、ギリシア神話の主神で在るゼウスの娘、ギリシア神話の女神や女性、ギリシア神話の巨人やティターン神族、ローマ神話の門の守護神、北欧神話の巨人や怪物、ケルト神話の巨人やダーナ神族、ケルト神話の牡牛、イヌイット神話の巨人等と成って居る。

天王星の衛星は27個在り、「アリエル」、「ウンブリエル」、「チタニア」、「オベロン」、「ミランダ」、「コーディリア」、「オフィーリア」、「ビアンカ」、「クレシダ」、「デスデモナ」、「ジュリエット」、「ポーシャ」、「ロザリンド」、「ベリンダ」、「パック」、「キャリバン」、「シコラクス」、「プロスペロ」、「セティボス」、「ステファノー」、「トリンキュロ」、「フランシスコ」、「マーガレット」、「ファーディナンド」、「ペルディータ」、「マブ」、「キューピッド」。
名称の由来としては、ウィリアム・シェイクスピアの作品の登場人物の名前、アレキサンダー・ポープの作品の登場人物と成って居る。

海王星の衛星は14個で在り、「トリトン」、「ネレイド」、「ナイアド」、「タラッサ」、「デスピナ」、「ガラテア」、「ラリッサ」、「プロテウス」、「ハリメデ」、「プサマテ」、「サオ」、「ラオメデイア」、「ネソ」。
中でもトリトンは、太陽系内の最大の逆行衛星で在る。
名称の由来としては、ギリシア神話の海の女神、ギリシア神話の海や水の精霊と成って居る。

次に、冥王星の衛星だが、5つが発見され、「カロン」、「ステュクス」、「ニクス」、「ケルベロス」、「ヒドラ」と名付けられて居る。
衛星の分布は観測されている他の衛星系と比較すると非常に変わって居り、公転する場合に安定的に重力の影響が及ぶ領域で在る「ある天体の周囲を別の天体が安定的に公転出来る可能性の在る範囲を表す為に、ある天体の周囲に描かれる仮想の球」――「ヒル球」の半径600万kmの内、53%(逆行の場合69%)の範囲の軌道迄は公転する事が出来る。
名称の由来としては、冥王星が冥府の王で在るプルートから来て居る事も在り、死後の世界等に関係して居るモノが由来と成って居る。カロンは、ギリシア神話の冥府の川で在るアケローンの渡し守「カローン」から来て居る。ステュクスは、ギリシア神話に於ける地下を流れて居るとされる架空の大河、又は其れを神格化した女神で在る「ステュクス」から来て居り、大河としては「オケアノスの流れの十分の一を割り当てられて居る交流で、力の冥界を七重に取り巻いて流れ、聖者の領域と死者の領域を峻別して居る」とされるモノ。ニクスは、ギリシア神話の夜の女神で在る「ニュクス」から名付けられた。ケルベロスは、ギリシア神話の目以外の番犬で在る「ケルベロス」から名付けられた。残るヒドラは、ギリシア神話の地下を守る怪物で在る「ヒュドラ」から名付けられた。

次はハウメアの衛星だ。
発見されて居るのは2つで在り、「ナマカ」と「ヒイアカ」と云った風にハワイ神話のハウメア神の娘の名前が与えられた。


局所恒星間雲:
現在、太陽系が通過しつつ在る(直径約30光年の)「銀河系を含む銀河に見られるガスやプラズマ、塵の集まりを総称したモノ」――「星間領域に於いて星間物質の密度が周囲より高い領域」――「星間雲」。
「LIC」や「近隣宇宙星間雲」、「局所けば」と呼称する事も在る。


局所泡:
銀河系の「オリオン腕」に在る星間物質の空洞の事を指す。
直径は少なくとも300光年以上在り、中性水素の密度は約1立方センチメートル(以下cm3)辺り0.05原子と、銀河系平均(0.5原子/cm3)の約10分の1、局所恒星間雲(0.3原子/cm3)の6分の1程しかないとされて居り、局所泡の高温ガスからはX線が放射されて居る。
太陽系は500万年〜1,000万年程前から、局所泡の中を通過中、現在は泡の中でも物質の密度が濃い局所恒星間雲の中に位置して居るとされる。


星雲:
宇宙空間に在る、重力的な纏まりを持つ「宇宙空間に分布する固体の微粒子」――「宇宙塵」や「宇宙空間に漂う水素やヘリウムを主体とする気体」――「星間ガス」を指し、其の雲の様な見た目から「星雲」と呼称される。
そんな星雲だが、大きくに分ける事が出来る。

1つ目は、「星雲の後ろに在る恒星等の光に照らされる事で影の様に浮かび上がって見える星雲」――「暗黒星雲」だ。
有名所で言えば、「オリオン座」に在る「馬頭星雲」、「みなみじゅうじ座」付近の「コールサック」だろうか。

2つ目に、「可視光に因って目視で観測出来る比較的広い範囲に広がったガスや宇宙塵の纏まりで在る天体」――「散光星雲」だ。
散光星雲とは古い用語で在り、「高い温度と高エネルギーに因り、色々な色を発する星雲」――「輝線星雲」を指したり、輝線星雲と「暗黒星雲――星間分子雲が近くの恒星の光を反射する事で我々の目に見えて居る天体」――「反射星雲」、更には暗黒星雲や「大質量の恒星が其の一生を終える時に起こす大規模な爆発現象――超新星爆発を起こした星の残骸」――「超新星残骸」迄含める場合も在り、混乱を避ける為此の用語は使用すべきでは無い。
輝線星雲は近くに存在する高温(恒星の分類法の1つ――スペクトル型がO型かB型)の恒星からの紫外線に因って、構成成分の水素ガスが電離させられ、其の原子核と電子の再結合に因る「水素原子の線スペクトルの内可視光から近紫外の領域に在るモノ」――「バルマー系列」の「複雑な情報や信号を其の成分に分解し、成分毎の大小に従って配列したモノ」――「輝線」を放射して居る。此の為電離水素原子を意味するHII(エイチ・ツー)が存在する領域と云う事で「電離された水素が光を放って居る、
直径数百光年に達する大きさを持ち成がら内部で星形成が行われて居る天体」――「HII領域」とも呼ばれる。特に際立つのがHα線(波長656.3nm)の赤い輝線で在る。此の輝線は赤外線の波長に近く肉眼では感度の低い領域成ので、天体写真でしか存在が確認出来無い輝線星雲も多い。
有名所で言えば、オリオン座の「大星雲」、「いて座の干潟星雲」の「オメガ星雲」と「三裂星雲」、「はくちょう座」の「北アメリカ星雲」と「ペリカン星雲」及び「網状星雲」、「いっかくじゅう座」の「ばら星雲」、「ペルセウス座」の「カリフォルニア星雲」、「りゅうこつ座」の「|η(イータ)カリーナ星雲」だろうか。

3つ目は、「超新星に成らずに一生を終える恒星が主系列星を終えた後の進化段階――赤色巨星と成った際に放出したガスが、中心の星の放出する紫外線に照らされて輝いて居るモノ」――「惑星状星雲」だ。
中心の星の放出する紫外線に照らされて輝いて居るモノで、中心の星は恒星の進化に於いて「恒星が進化の終末期に取り得る形態の1つで在り、質量は太陽と同程度から数分の1程度と大きいが、直径は地球と同程度かやや大きい位に縮小して居り、非常に高密度の天体」――「白色矮星」に成る前の段階だ。
有名所で言えば、「こと座」の「環状星雲」、「こぎつね座」の「亜鈴状星雲」、「おおぐま座」の「ふくろう星雲」、「みずがめ座」の「らせん星雲」と「土星状星雲」、「うみへび座」の「木星状星雲」、「ふたご座」の「エスキモー星雲」だろうか。


星団:
そして、太陽の様な恒星が互いの重力に引かれ合い、幾つも集まる事で構成される「星団」と云うモノが在る。
基本的には恒星の集団で在り、惑星――太陽系の外の惑星――「系外惑星」やガスと塵は存在し無いとされて居る。否、より正確に言うので在れば、在ったかもしれないが、恒星の形成や他恒星の接近、岩石惑星を構成する為の炭素等の重元素不足等と云った原因から惑星が誕生し無い、若しくは誕生しても即座に破壊されると云った状態や環境に在るとされて居る。
また、星団は大きく2つに分ける事が出来る。

1つ目は、「分子雲から同時に生まれた数十~数百の恒星が疎らに集まって居る星団」――「散開星団」だ。
通常年齢が若く、高温で明るい星を多く含んで居る。
生みの親で在る分子雲が星団の側に在る事も在り、其の場合には星団の星に因って分子雲の一部が輝いて1つ又は複数の星雲として見える事が在る。
有名所で言えば、「おうし座」の「プレアデス星団」と「ヒアデス星団」、「かに座」の「プレセペ星団」、「ペルセウス座」の「二重星団」、「おおぐま座運動星団」だろうか。

2つ目は、「恒星が重力的に非常に強く束縛されて居り、球対称と成り、中心核に向かって非常に密度が高く成って居り、銀河の周りを軌道運動して居る天体」――「球状星団」
数十万個の古い星から形成されて居り、「渦巻銀河」の「バルジ」と似て居るが、バルジと異なり僅か数立法pcの体積した持た無い。
我々の「銀河系」内では現在約150個が知られて居る(未だ10~20個は未発見のモノも在るかも知れない)。アンドロメダ銀河(M31)の様なより大きな銀河にはもっと沢山存在する(アンドロメダ銀河には凡そ500個も存在して居る)。
「巨大楕円銀河」の中には10,000個もの球状星団を持つモノも在る。此れ等の球状星団は100kpc以上と云う大きな半径の軌道で銀河を周回して居る。
殆どの球状星団は銀河に比べて遥かに小型で、数十万個の桁の星を持つに留まるが、中には非常に質量が大きく、太陽質量の数百万倍に達するモノも在るとされて居る。
有名所で言えば、「さそり座」の「M 13」、「ヘルクレス座」の「M 13」、「ケンタウルス座」の「|ω(オメガ)星団」、「きょしちょう座」の「きょしちょう座 47」だろうか。


コンパクト星:
白色矮星、「質量の大きな恒星が進化した最晩年の天体の一種」――「中性子星」、「エキゾチック密度星」と「極めて高密度且つ大質量で、強い重力の為に物質だけで無く光さえ脱出する事が出来無い天体」――「ブラックホール」に対して使われる呼び名で在る。
白色矮星や中性子星は、其々電子の縮退圧や中性子の縮退圧で支えられて居るので「縮退星」や「高密度星」とも言う。
恒星進化の最終地点とされて居る。
星は輝き成がら其れ自身のエネルギーを失って行く。放射面から失われるエネルギーは星内部での核融合で生み出すエネルギーに因り釣り合いを保って居るが、星が其のエネルギー自身を使い果たした時に星の死が始まる。内部の熱いガスは星の重さを支えられずに、内部へ圧縮され密度の高い状態と成る。此れがコンパクト星とされる。


グールド・ベルト:
「天の川銀河内の恒星が集まった不完全な環状の領域」を指す。
約3,000光年に亘って広がり、「円盤の様な形の銀河の質量の大部分が存在する平面」――「銀河面」から約16°から20°傾いて居り、多くの「スペクトル型がO、光度階級がVの水素を燃やして燃える主系列星」――「O型主系列星」、「スペクトル型がB、光度階級がVの、水素の核融合で燃える主系列星」――「B型主系列星」を含み、太陽系が属する局部的な渦状腕で在ろうと考えられて居る。現在、太陽系は此の腕の中心から約325光年の位置に在るとされて居る。


オリオン腕:
宇宙の典型的な「棒渦巻銀河」の1つ「銀河系」の中心から伸びる複数の「腕(スパイラル・アーム)」形状部分(銀河年での銀河系公転運動に於いて「恒星系及び星間ガスの渋滞」に因る螺旋腕型の偏在部分が生じる)の内、現時点で太陽系が留まって居る「腕」を言う。


銀河:
「恒星やコンパクト星、ガス状の星間物質や宇宙塵、そして重要な働きをするが正体が詳しく分かって居無い暗黒物質(ダークマター)等が重力に因って拘束された巨大な天体」を指す。
銀河には、1,000万程度の星で成り立つ「矮小銀河」から、100兆個の星々を持つ巨大な銀河迄が在る。此れ等星々は恒星系、星団等を作り、其の間には星間物質や宇宙塵が集まる星間雲、宇宙線が満ちて居る。殆どの銀河では質量の約90%を暗黒物質が占める。観測結果に依れば、全てでは無くとも殆どの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在すると考えられて居る。
銀河も幾つかの種類へと分ける事が出来、此処から幾つか紹介させて貰おう。

1つ目は、「楕円銀河」で在り、滑らかな凡そ楕円形の形状を持ち、輝度プロファイルに殆ど特徴が無い。
「銀が全体の角運動量が非常に小さい」、「星間物質が非常に少ないか含まず、若い星や散開星団が存在し無い」、「古い星から恒星されて居る」、「大きな楕円銀河は球状星団京を持って居る事が多い」等と云った特徴が在る。

2つ目は、「渦巻銀河」で在り、薄い円盤状の回転する星々や星間物質で構成され、通常は中心部に近く成る程古い星が多く成るとされ、中央の「膨らみ」――「銀河バルジ」から比較的明るい渦巻き腕状の構造が伸びて居るとされる。
「銀河全体が持つ角運動量が相対的に大きい」、「中央のバルジがディスクに囲まれる構造を持つ」、「古い星を多く含み、殆どの場合、中心に大質量ブラックホールが存在する」、「ディスクは扁平で回転して居り、星間物質や若い星、散開星団等を含む」等と云った特徴を持つ。
また、「銀河中心のバルジを貫く様な配置の棒状構造をディスク(中心核と腕を含む銀河円盤)内に持ち、渦状腕がこの棒構造の両端から伸びて居る」と云う特徴を持つ「某渦巻銀河」と云うモノも在り、現在観測出来て居る中の渦巻銀河の中での約半数が此れで在る。

他にも「複数の銀河が御互いに影響し合って居る様に見えるモノ」――「相互作用銀河」や「太陽の10倍以上の質量を持つ恒星を短期間(約1,000万年程度)で作って居る銀河」――「爆発的星生成銀河」――「スターバースト銀河」、「星、星間塵、星間ガスと云った通常の銀河の構成要素とは別の部分からエネルギーの大半が放出されて居る特殊な銀河」――「活動銀河」が在る。


銀河系:
地球及び太陽系を含む銀河を指し、「天の川銀河」とも言う。
棒渦巻銀河で在り、中心には超大質量ブラックホールが在ると考えられて居る。
通常の銀河と同様、銀河系も数多くの恒星や星間ガス等の天体の集まりで、全質量は太陽の1兆2,600億倍と見積もられて居る。其の内可視光等の電磁波を放出して居る質量の合計は5.1%以下の643億太陽質量で、質量の大部分は暗黒物質で在ると考えられて居る。
中心付近には比較的古い恒星から成る密度の高いバルジを持ち、其れを取り巻く様に若い恒星や星間物質から成る直径約8万~10万光年のディスクが在る。ディスクの厚さは中心部で約1万5千光年、周縁部で約1,000 光年で凸レンズ状の形状を持つ。ディスクの中には明るい星や散開星団、散光星雲等が多く見られる渦状腕が存在する。


伴銀河:
「重力の相互作用に因り、より大きな銀河の周囲を公転する銀河」を指す。
銀河は恒星、惑星、星雲等の互いに連絡し合わ無い多数の天体から構成されて居るが、其々の天体の重力の平均の場所に重心が在るとされる。
我々の太陽系が在る銀河系の伴銀河は近いモノから、「おおいぬ座矮小銀河」、「いて座矮小楕円銀河」、「大マゼラン雲」、「小マゼラン雲」、「おおぐま座矮小銀河Ⅱ」、「こぐま座矮小銀河」、「りゅう座矮小銀河」、「ちょうこくしつ座矮小銀河」、「ろくぶんぎ座矮小銀河」、「りゅうこつ座矮小銀河」、「ろ座矮小銀河」、「しし座Ⅱ」、「しし座Ⅰ」、「しし座Ⅳ」、「しし座Ⅴ」が在る。


恒星ストリーム:
「銀河を取り巻く恒星又は水素ガスで構成された構造物」を指す。
多くの恒星で構成された細長い構造物で在り、其れがある程度の数を以って星団や矮小銀河と成って居る部分も在る。


銀河群:
「各々が其々銀河系程度の明るさを持つ、50個程度か添え以下の銀河が重力的に結び付いた集合体」を指す。此れよりも銀河の数が多いと「銀河団」呼ばれる。また、銀河群や銀河団が集まったモノは「超銀河団」と呼称する。
「銀河の数は50を超えず、典型的には直径は1~2Mpc、質量は約1,013太陽質量で在る」と云う特徴を持つ。
銀河の最も一般的な構造で在り、局所宇宙の銀河の少なくとも50%は銀河群を形成する。銀河群は、非常に大きい楕円銀河と銀河団の中間の質量を持つ。局所宇宙の約半数の銀河群が銀河団ガスから散乱性のX線を放射して居る。X線を放射する銀河群は、初期のタイプの銀河を含むモノで在る。X線は、銀河群のビリアル半径の10~50%の通常50~500pcの領域から放射される。

幾つかのタイプに分ける事が出来る。

1つ目は、「小さな領域に銀河が近傍に密に集まった小さな銀河群」――「コンパクト銀河群」だ。
通常5個程度の銀河が他の銀河から離れて存在する。

2つ目は「化石銀河群」で、3つ目は「形成の途上に在る銀河群」――「原始銀河群」で在る。

太陽系が所属する銀河系が銀河群を「局部銀河群」と呼称する。
局部銀河群には銀河系を含め、大小凡そ50個程の銀河が確認されて居る。
「渦巻銀河」や「某渦巻銀河」で在る「銀河系」や「アンドロメダ銀河」及び「さんかく座銀河」、「銀河系の伴銀河」で在る「大マゼラン雲」、「小マゼラン雲」、「SEGUE1」、「いて座矮小楕円銀河」、「Willman 1」、「うしかい座矮小銀河」、「おおいぬ座矮小銀河」、「おおぐま座矮小銀河Ⅰ」、「おおぐま座矮小銀河Ⅱ」、「乙女座ストリーム」、「かみのけ座矮小銀河」、「こぐま座矮小銀河」、「しし座Ⅰ」、「しし座Ⅱ」、「しし座Ⅳ」、「しし座Ⅴ」、「ちょうこくしつ座矮小銀河」、「ヘルクレス座矮小銀河」、「りゅう座矮小銀河」、「りゅうこつ座矮小銀河」、「りゅうけん座Ⅰ」、「りゅうけん座Ⅱ」、「ろ座矮小銀河」、「ろくぶんぎ座矮小楕円体銀河」、アンドロメダ銀河の伴銀河で在る「M 32」、「M 110」、「NGC 147」、「NGC 185」、「IC 5152」、「アンドロメダ座Ⅰ」、「アンドロメダ座Ⅱ」、「アンドロメダ座Ⅲ」、「アンドロメダ座Ⅳ」、「アンドロメダ座Ⅴ」、「アンドロメダ座Ⅷ」、「アンドロメダ座Ⅸ」、「アンドロメダ座Ⅹ」、「アンドロメダ座Ⅺ」、「アンドロメダ座Ⅻ」、「アンドロメダ座XIII」、「アンドロメダ座ⅩⅣ」、「アンドロメダ座XV」、「アンドロメダ座ⅩⅥ」、「アンドロメダ座ⅩⅦ」、「アンドロメダ座ⅩⅧ」、「アンドロメダ座ⅩⅨ」、「アンドロメダ座ⅩⅩ」、「カシオペヤ座矮小銀河」、「ペガスス座矮小楕円体銀河」、「ペガスス座矮小不規則銀河」、他にも「NGC 3109」、「NGC 6822」、「IC 10」、「IC 1613」、「いて座矮小不規則銀河」、「うお座矮小銀河」、「Wolf–Lundmark–Melotte銀河」、「きょしちょう座矮小銀河」、「くじら座矮小銀河」、「しし座A」、「ほうおう座矮小銀河」、「ポンプ座矮小銀河」、「みずがめ座矮小銀河」、「ろくぶんぎ座A」、「ろくぶんぎ座B」等が所属して居る。


超銀河団:
「宇宙に於いて、銀河群や銀河団が集まり形成されて居る銀河の大規模な集団」を指す。
1億光年以上の広がりを持つモノも在る。
超銀河団が連なり更に「各超空洞を仕切る境界領域を形作って居る、巨大なひも状構造の集まり」――「銀河フィラメント」を形作り、其の間には殆ど銀河の見られ無い「現在観測されて居る宇宙の大規模構造に於いて、泡沫状に分布する超銀河団領域が丁度膜の様なかたちと成って包含して居る、何も存在し無い空間」――「超空洞(ちょうくうどう)」が在る。
銀河フィラメントはグレートウォールとも呼称し、銀河フィラメントは「長さ方向の軸に対して垂直に切った断面の長径と短径が大体同じに成るモノ」で、グレートウォールは「長さ方向の軸に対して垂直に切った断面の長径が短径に比して極めて大きいと云った特徴を持つモノ」と云った風に分ける事も出来る。

「銀河系(天の川銀河)、アンドロメダ銀河、大マゼラン雲等から成る局部銀河群を含む超銀河団」を「おとめ座超銀河団」と呼称する。
「ブラックホールや中性子星や白色矮星の様なコンパクト星に落ち込むガスや塵が、高密度天体の周りに形成する円盤」――「降着円盤」と「銀河全体を包み込む様に希薄な星間物質や球状星団が疎らに分布して居る球状の領域」――「銀河ハロー」の2つの構成要素から成る。平らな降着円盤はパンケーキ様の形をして居り、光を放射する銀河の60%を占めて居るとされる。銀河ハローは細長く、光を放射する銀河の40%を占めて居るとされる。
おとめ座超銀河団の直径は2億光年 (1 ×1,020km) で在るとされる。凡そ100の銀河群と銀河団から成り、其の中心にはおとめ座銀河団が居座って居るとされて居る。また、質量は、約1015太陽質量(2 ×1,046kg) と推定されて居る。
「銀河団の集まりで、超銀河団の一部分で在り、超銀河団の中で銀河団や銀河の密度の高い領域」――「銀河クラウド」と呼ばれる銀河団の集まりから成って居るとされて居る。降着円盤は、おとめ座銀河団とりょうけん座クラウド、そしておとめ座IIクラウドの3つの銀河クラウドから成って居るとされる。
銀河クラウドは、約50Mpcと云う特徴的な大きさを持ち、全銀河の約25%はクラウドに属して居るとされる。


うお座・くじら座超銀河Complex:
「超銀河団、銀河フィラメントの複合体で、おとめ座超銀河団を含む超大規模集団」を指し、超空洞を取り巻く様にして膜状に連なり、丁度石鹸を泡たてた時の様に幾重にも積み重なり、宇宙の大規模構造を構成して居る。
長さ約10億光年、幅約1.5億光年と推定されて居る。
大きく、「うお座・くじら座超銀河団」と「ペルセウス座・ペガスス座鎖」、「ペルセウス座・うお座鎖」、「ちょうこくしつ座領域」、「おとめ座・うみへび座・ケンタウルス座超銀河団」の5つのパーツに分ける事が出来る。

詰まるところ、3×1,022〜7×1,022個(300垓〜700垓個)の星が在り、800億以上の銀河に纏まり、其々が更に銀河群や銀河団、超銀河団を形成し、超空洞等が広がり、宇宙と成って居る。
詳しい事は別としても、上記に記述して居る様な程度の知識で在れば、検索サイト等で簡単に調べる事が出来るだろう。

だが、此れだけ複雑で広く深い世界で在る宇宙では在るが、此れでも未だ「世界」の一部で在り、末端、一側面でしかない。
私独自の考えでは、上記の其れに対し、「仏教」等での「大三千世界」を加え考えたモノで在り、須弥山世界の一部分でしかないのだから。



・須弥山世界について
三輪と四大洲、九山八海:
「宇宙」は「須弥山世界」の一部で在り、其の須弥山世界は、3つ重なって出来て居る大きな円盤の様な大地に酷似したモノに依って支えられ出来て居る。
其の3つの円盤の様なモノは、下から「風輪(ふうりん)」、「水輪(すいりん)」、「金輪(こんりん)」とする。
風輪は正に土台と言う事が出来、其の大きさと厚さは言葉での表現が難しい程のモノだ。
次の水輪は、風輪程では無いが大きく厚い。
金輪は、3つの円盤の中で一番小さく薄い。が、其れでもかなりの大きさと厚さをして居る。また、「金輪際」と云う事でよく知られて居ると思うが、此の金輪際と云う言葉は「どんな事が在っても」等と云った「強い決意を以ての否定」意味や「物事の極限や行き着く処」と云った意味で頻繁に使用される事が多い。が、本来の意味としては3つの円盤で在る「三輪」の上部に在る金輪と水輪の接する部分で、金輪の最も奥底に在る場所で在り、金輪は大地の底、「底の底に在る境目」や「極限」等と云う意味が正しいのかもしれない。

そんな3輪が支えて居る須弥山世界だが、其の名前の通り「須弥山」と云う山の様なモノが中心に成って居る。
須弥山は、須弥山世界の当に中心に存在する途方も無く大きく高い山の様なモノだ。

仏教に於いての須弥山世界は、北面は黄金、東面は白銀、南面は瑠璃、西面は玻璃で出来た山とされて居る。其の周囲には、我々の世界で言うところの海に酷似したモノが広がって居るとされて居る。
そして、「持双山(じそうせん)」、「持軸山(じじくせん)」、「檐木山(えんぼせん)」、「善見山(ぜんけんせん)」、「馬耳山(ばじせん)」、「象耳山(ぞうにせん)」、「尼民達羅山(じみんだつらせん)」、と云った7つの方形の山脈の様なモノが囲い、其の7つを更に四方から「鉄囲山」と言う山の様なモノが囲って居る。
須弥山世界の海を構成する水の中で須弥山から尼民達羅山迄の間の水は「極楽浄土の水――八功徳水」で在り、「甘く、冷たく、柔らかく、軽く、澄んで居り、臭みが無く、喉越しが良く、御腹を痛める事が無い」水とされて居る。
方形の山脈から離れ、外周に在る鉄囲山迄の間にはまた広い海の様なモノが広がって居り、其の空間を「九山八海(くせんはっかい)」と言う。
そして、其の九山八海には須弥山世界の東西南北に其々4つの島が在り、東に在る島は半月形で「且身洲(しょうしんしゅう)――弗婆提(ほつばだい)」(以下且身洲)、西に在る島は円形で「牛貨洲(ごげしゅう)――瞿陀尼(くだに)」(以下牛貨洲)、南に在る島は三角形で「贍部洲(せんぶしゅう)――閻浮提(えんぶだい)」(以下贍部洲)、北に在る島は正方形で「倶盧洲(くるしゅう)――鬱単越(うつたんおつ)」(以下倶盧洲)と言い、纏めて「四大洲」と言う。
そして、我々が居る世界は贍部洲で在るとされて居る。
そんな四大洲では在るが、其の地下部分や須弥山世界の海の水面下に「地獄」や「冥界」、「冥府」等と呼ばれる空間や広がって居る。

私は、其々の四大洲に中洲や小洲は確かに存在するが、数は上記に在る仏教の其れよりも遥かに多く、此れが星々や銀河、銀河団や超銀河団等ではないかと考えて居る。


・地獄
地獄と云うモノは、「六道」の下位で在る「布施に不知な下品(げぼん)の者、下品の十悪業を犯した者が堕ちる餓鬼趣」や「持戒に不知な中品(ちゅうぼん)の者や中品の十悪業を犯した者が堕ちる畜生趣」、「忍辱に不知な上品(じょうぼん)の者や上品の十悪業を犯した者が堕ちる地獄趣」の1つで在り、六道の最下層だ。
死後、人間は「三途の川」を始めとした「我々の世界と死後の世界の境界線で在る川の様なモノ」を渡り、7日毎に「閻魔」を始めとする十王の7回の裁きを受け、最終的に罪の重い者は地獄に堕とされる。
私独自の考えでは、軽い罪を背負う者は「霊界」へと向かい、其の下部に在る「幽界」で「メンタル体」と「コーザル体」は一定期間過ごし、「輪廻転生――転生輪廻」(以下輪廻転生)の輪の中へと入る。が、重い罪を背負う者は、其の罪に合わせて其々の地獄へ、其れでも贖う事や償う事、罰を受ける事すらも出来無い者は其々「修羅界」、「畜生界」、「餓鬼界」へと向かい、其れすらも出来無い者に対しては「アメミット」と云う存在に依って「魂」を喰われ消滅してしまう。

では改めて先ず、四大洲の地下部分や須弥山世界の海の水面下に在る地獄の説明に入ろう。
此れは、仏教等でも有名だろう。
仏教に於ける地獄と云うモノは「熱地獄」、「寒地獄」、「孤地獄」の3つに大きく分ける事が出来るが、我々の世界で在る贍部洲の地下に在る地獄は、其の中の「熱地獄」の「八大地獄」だ。
上から「等活地獄」、「黒縄地獄」、「衆合地獄」、「叫喚地獄」、「大叫喚地獄」、「焦熱地獄――炎熱地獄」、「大焦熱地獄――大炎熱地獄」、「無間地獄――阿鼻地獄」の8つに成る。
又、八大地獄の周囲には小規模な地獄が存在し、地獄に落ちた亡者の中でも其々設定された細かい条件(生前の悪事)に合致した者が苦しみを受ける。
各地獄は正方形の形をして居り、其々東西南北に4つの門が在り、其の門1つ1つから其々4つずつの上記で記載した小地獄へと向かう事が出来る。
基本的に、下に堕ちれば堕ちるほどに強くキツい罰を受ける事に成るのだが、どう云った罪で何の様な罰を受けるのか、何れ程の時間が必要成のかも少しばかり解説してみよう。


三途の川:
「此岸(しがん・現世)と彼岸(ひがん・あの世)の境目に在り、人が死ぬと7日目に渡る」とされて居る場所だ。
3つの階層が在り、「生前の罪の重さ因って、渡る階層が決まる」ともされて居る。3つの階層が在る事から、三途の川と呼称されて居るらしい。
「軽い罪人は金銀七宝で作られた橋を渡り、前述の罪人よりも重い罪人は山水瀬(さんすいせ)と呼ばれる浅瀬を渡り、更に重い罪人は強深瀬(ごうしんせ)と呼ばれる深瀬を渡る」とされて居る。
強深瀬は、流れが急で、波も高く、上流から岩が流れてきて罪人の体を打ち砕く程のモノだ。打ち砕かれても直ぐに体は修復され、また打ち砕かれ、修復され・・・そして、川の底には大蛇が住んで居るので喰われる事も在る。
更に、川を渡り切れずに途中で流されてしまったら、其の儘地獄へ行くとも考えられて居り、重い罪人の多くは渡り切れずに地獄へ行くらしい。


衣領樹(えりょうじゅ)
三途の川の辺りに「衣領樹」と言う大樹が在り、「奪衣婆(だつえば)」と「懸衣翁(けんえおう)」と言う老夫婦の鬼が住んで居るとされて居る。
三途の川を渡る前に、奪衣婆に衣類を剥ぎ取られ、懸衣翁が衣領樹に其の衣類を掛けると、生前の罪の重さがわかり、其の罪の重さに依って三途の川の何処を渡るのかが決まるらしい。
「冥銭」で在る「六文銭」を始めとした金銭や金銭を模したモノを持って居れば衣類を剥ぎ取られる事は無く、「生前の罪を反省します」と云う証に納める事で罪の重さで渡る川を決められる事も無く、善人が渡る橋を渡って行けるとされて居る。
そう云う事も在り、葬儀の際に副葬品の1つとして御金が入れられるのだ。

|賽の河原(さいのかわら)
三途の川の河原で在り、親に先立って死亡した子供が其の親不孝の報いで苦を受ける場だ。
其の様な子供質が賽の河原で、親の供養の為に積み(ケアン)に依る塔を完成させると供養に成るが、完成する前に「達鬼」が来て塔を破壊し、再度や再々度塔を築いても其の繰り返しになってしまうと云う罰が与えられる場所。
此の事から「賽の河原」の語は、「報われない努力」や「徒労」の意味でも使用される事も在る。
しかし其の子供達は、最終的には地蔵菩薩に依って救済される。


等活地獄(とうかつじごく)
八大地獄の中での一番上の場所で在り、「悪戯に他の生き物の命を奪った人間が入る事に成る地獄」だ。
其れは蚊等の虫でも一緒で、懺悔し成ければ必ず此の地獄に落とされてしまう。詰まり、過去に飛んで居る蚊を潰したり、ゴキブリを殺虫剤で殺してホッした後に後悔や懺悔を全くし無い様な者は、漏れ無く此の等活地獄行きと成る場所だ。
此の地獄に落ちた人間は、他の罪人を見ると怒りの感情が沸き、何故か持って居る刀や鉄の爪等で殺し合いをし成ければ成らない。其の場で死んでしまっても涼しい風が吹き、「獄卒(地獄の看守)」から「活きよ、活きよ」との声でまた復活して殺し合いをし成ければいけない様に成る。因みに殺し合いに参加し無くても獄卒に襲われると云う、バトルロワイヤル。

此の等活地獄だが、其々細かく「小地獄」へと区域分けされて居り、以下の種類が在る。
「鳥や鹿を殺した者」は「沸騰した銅と(ふん)=糞尿が沼の様に溜まって居り、亡者達は其の中で苦い屎を食わされ、金剛の嘴を持つ虫に身体を食い破られる地獄」――「屎泥処(しでいしょ)」。
「刀を使って殺生をした者」は「10由旬の鉄の壁に囲まれて居り、地上からは猛火、天井から熱鉄の雨が亡者を襲い、樹木から刀の生えた刀林処が在り、両刃の剣が雨のように降り注ぐ地獄」――「刀輪処(とうりんしょ)」。
「動物達を殺して食べた者」は「獄卒が罪人を鉄の瓮(かめ)に入れて煮る地獄」――「瓮熟処(おうじゅくしょ)」。
「人を縄で縛ったり、杖で打ったり、断崖絶壁から突き落としたり、子供を恐れさせたり、拷問で人々に大きな苦痛を与えた者」は「多い苦しみ、十千億種類の苦しみが用意されて居り、生前の悪行に応じた形で苦しめる地獄」――「多苦処(たくしょ)」。
「羊や亀を殺した者」は「真っ暗闇で、闇火(あんか)や熱風で罪人を苦しめる地獄」――「闇冥処(あんみょうしょ)」。
「法螺貝を吹く等、大きな音を立てて驚かせた上で、鳥獣を殺害した者」は「昼夜を問わず火炎が燃え盛り、熱炎の嘴の鳥、犬、狐に肉や骨の髄迄喰われる地獄」――「不喜処(ふきしょ)」。
「生前にちょっとした事で腹を立てて直ぐに怒り、暴れ回り、物を壊し、勝手気ままに殺生をした者」は「汎ゆる場所で常に鉄火に灼かれ、獄卒に生き返らされて断崖絶壁に突き落とされる地獄」――「極苦処(ごくくしょ)」。
他には「衆病処(しゅうびょうしょ)」、「両鉄処(りょうてつしょ)」、「悪杖処(あくじょうしょ)」、「黒色鼠狼処(こくしょくそろうしょ)」、「異異回転処(いいかいてんしょ)」、「苦逼処(くひつしょ)」、「鉢頭麻鬢処(はちずまびんしょ)」、「陂池処(ひちしょ)」、「|空中受苦処(くうちゅうじゅくしょ」が在り、其々が其の堕ちるべき場所へと堕とされる。

此の地獄の拘留期間は、人間界の時間で1兆6,653億1,250万年必要とされて居る。


黒縄地獄(こくじょうじごく)
等活地獄の下層に在る地獄で在り、此処に堕ちるのは基本的に「殺生と盗みを行った者」だ。
スーパーで万引きをする様な人は勿論、他人の物を借りパクしたりする様な人も此の地獄行きに成る。まあ、後悔と懺悔をすれば別では在るが。
此処では罪人は熱く焼けた鉄の地面に倒され、熱く焼けて焦げた黒い縄を置かれ、更に其れに沿ってまたまた熱く焼けた斧や鋸で肉を削られたりする。
此の等活地獄に比べ、10倍の苦痛が在るとされて居る。
そして、又此処も幾つかの小地獄に小分けする事が出来、以下の種類が在る。
「生前に間違った法を説いた者、崖から投身自殺した者達」は「燃える黒縄に縛られて、計り知れ無い程高い崖の上から鉄刀が突き出す熱した地面に落とされ、其の上で燃える牙を持つ犬に喰い殺される地獄」――「等喚受苦処(とうかんじゅくしょ)」。
「病人が用いるべき薬品を病人でも無いのに用いた中毒患者」は「烏、鷺、猪等が罪人の眼球や舌を突いて抜き出し、獄卒達が杵や大斧で罪人を打ち据える地獄」――「旃荼処(せんだしょ)」。
「貪欲の為に人を殺し、飲食物を奪って飢え渇かせた者」は「鉄の棘が生えた地面を、杖、火炎の鉄刀、弓矢等を持った獄卒に追い回され、休む間も無く何時迄も走らされ、転倒すると金棒で何度も殴られ、水を掛けられる地獄」――「畏熟処(いじゅくしょ)――畏鷲処(いじゅうしょ)」。

因みに此処に落ちた人間が転生するには、約13兆3,225億年程地獄に居る必要が在る。


衆合地獄(しゅうごうじごく)
黒縄地獄の下層に存在し、罪状にして「殺生、盗み、邪淫」とされる。
「浮気をしたり、必要に迫られて居無いのにも関わらず他人の前で憚る事無く性行為等をした者」が堕ちる地獄だ。
此処では剣の葉を持つ林が在り、其処の木の上には美人が居る。其の美人に罪人は誘惑して招かれるのだが、登ると今度は木の下に美人が現れ、其の昇り降りの度に罪人の体から血が吹き出し、何故か出て来る鉄の巨象に踏まれて押し潰される。
此処にも、此処から先に在る下層の地獄にも幾つかの小さな区域で在る小地獄に分ける事が出来る。
「異常な方法で性行為を行ったり、其れを覗き見して真似した者」は「炎の剣で肛門から腰かけて串刺しにされ、男は睾丸、女は卵巣を抜かれると云う地獄」――「大量受苦悩処(たいりょうじゅくのうしょ)」。
「口を使い、性行為した者」は「口に釘を打って頭から貫通させ、其れを急に抜き取り、今度は口から耳へ貫いて抜き取り、と云う事の連続で苦しめる。又、溶けた赤銅を口から注ぎ込んで内臓を焼くと云った地獄」――「割刳処(かっこしょ、かちこしょ)」。
「男性に淫らな性行為を迫った女性」は「筒を通して口の中に溶けた銅を流され、私は今孤独ですと大声で叫ぶ様に促される地獄」――「脈脈断処(みゃくみゃくだんしょ)」。
「他人の子供に性的虐待を行った者」は「自分自身の子供が陰部から串刺しに成る様子を見せられ、其の上で罪人の肛門に熱した銅を注いで肉体的苦痛も与えられる地獄」――「悪見処(あくけんしょ)」。
「牛や馬を相手に性行為(獣姦)を行った者」は「地獄に牛や馬が居り、罪人が生前と同じ様に性行為を行おうとすると、其の牛馬の体内の炎が性器を通じて罪人の体を灼き尽くすと云う地獄」――「団処(だんしょ)」。
「男同士で性行為をした者」は「生前に愛した男が居て、燃やされて居るのを見せられ、罪人が其れを抱くと相手の男から発する炎で共に焼き尽くされるが、再び生き返り、同じ事が繰り返される地獄」――「多苦悩処(たくのうしょ)」。
「戦争等で手に入れた他人の妻を寝取ったり、其れを他人に与えた者」は「獄卒達が罪人を木から逆さ吊りにし、下からの炎で焼き殺す事を繰り返す。息をすると肺迄燃え上がると云った地獄」――「忍苦処(にんくしょ)」。
「羊やロバを相手に性行為を行った上、仏を敬わ無かった者」は「鉄の蟻の大群に集られ、肉や骨、内臓迄喰われる地獄」――「朱誅処(しゅちゅうしょ)」。
「兄弟、姉妹を相手に性行為を行った者」は「燃え上がる炎に灼かれ、鉄の烏の大群に喰い尽くされる。其の苦痛の叫び声は5,000由旬に渡って響き、更に此処に堕ちるべき罪人には転生前の中有の段階で其の声が聞こえるのだが、善悪が倒錯した罪人には其れが喜びの声に聞こえてしまい、其の地獄に行きたいと願ってしまうと云う地獄」――「何何奚処(かかけいしょ)」。
「禁を犯した尼僧と性行為を行った者」は「罪人が流した涙が炎と成って当人を灼き、獄卒に毒樹のトゲを目に刺され、鉄の鋏で肛門を裂かれ、其処に溶けた白蝋を流し込まれる地獄」――「涙火出処(るいかしゅっしょ)」。
「女性の肛門を使って性行為を行った者」は「獄卒が罪人の口を鉄叉で広げて熱銅を流し込み、耳に白蝋を流し込み、鉄の蟻が罪人の目を喰い、刀の雨が降る地獄」――「一切根滅処(いっさいこんめつしょ)」。
「妻以外の女性と性行為を行った者」は「火責め、刀責め、熱灰責め、病苦に依る責め等、次から次へと責め苦がやって来る地獄」――「無彼岸受苦処(むひがんじゅくしょ)」。
「僧と成り成がら俗人だった時に付き合って居た女性を忘れられず、夢の中で関係し、更に人々に淫欲の功徳を説いた者」は「鉢頭摩とは紅蓮華の事で、辺り一面その赤色をして居り、獄卒に瓶の中で煮られ、鉄杵で突かれる。苦しむ罪人が辺りを見回すと、池の中に蓮華が見え、其処に行けば救われると思って走り出すと、地面に敷き詰められた鉄鉤に足を引き裂かれ、やっとの思いで辿り着くと背後に控えた獄卒に刀や斧で散々に打たれると云う地獄」――「鉢頭摩処(はちずましょ)」。
「出家僧では無いのに僧で在ると偽り、しかも戒律に従わ無かった者」は「広さ500由旬、長さ100由旬の熱した白蝋の河が在り、罪人が其処に堕ちると身体がバラバラ、骨は石に、肉は泥に成ってしまい、軈て、身体が魚に成り鳥に啄まれる地獄」――「大鉢頭摩処(だいはちずましょ・まかはちづましょ)」。
「出家僧では無いのに僧のフリをして、其の上で女性に興味を持ったり、身の回りの生活品に執着し、正しい法を行わ無かった者」は「ロウソクの様に、罪人達自身の身体が炎に包まれ燃え盛り、泣き叫ぶ度に口や目鼻から炎が体内に入り、骨迄燃やし尽くすと云う地獄」――「火盆処(かぼんしょ)」。
「出家僧だと詐称し、其のフリをした儘、女性の舞いや笑い声、装飾品に心引かれて淫らな想像に耽った者」は「500由旬の高さの熱鉄の壁の囲いの中で、炎の熱鉄の雨が降り注ぎ焼かれ続ける地獄」――「鉄末火処(てつまっかしょ)」。

前の黒縄地獄の10倍の苦痛が在り、106兆5,800億年も居無いと転生出来無い。


叫喚地獄(きょうかんじごく)
衆合地獄の下層に在り、罪状は「殺生、盗み、邪淫、飲酒」だ。
此処では熱湯の大釜や猛火の鉄室に入れられ、頭が金色で目から火を噴き、赤い服を着た巨大なバケモノ獄卒が罪人を弓矢で射ったり、焼けた鉄の地面を走らされ、鉄の棒で打たれたりする。
そして此処を小さく分ける事が出来、以下の小地獄が在る。
「心身を清める斎戒を行って居る人に酒を与えた者」は「人に酒を飲ませた様に溶けた白蝋を無理矢理飲ませられ、苦痛の余りに罪人が空まで届く咆吼の叫び声を上げると、獄卒は増々熱り立ち、罪人を苦しめる地獄」――「大吼処(だいくしょ)」。
「修行中に気が緩んで酒を呑んだ者、自ら飲酒を楽しむばかりか、受戒したばかりの人に酒を呑ませた者」は「獄卒に鉄の杵で打たれて苦しめられ、其の叫び声が地獄を通り越して鉄囲山世界全てに響き渡ると云った地獄」――「普声処(ふしょうしょ)」。
「五戒を守って居る人に酒を与えて戒を破らせた者」は「熱鉄の犬が罪人の足に噛み付き、鉄の嘴を持った鷲が頭蓋骨に穴を開けて脳髄を飲み、狐達が内臓を喰い尽くすと云った地獄」――「髪火流処(はっかるしょ)」。
「水で薄めた酒を売って大儲けした者」は「地、水、火、風の四大元素から来る四百四病の総てが存在し、しかも其々が、地上の人間を死滅させる威力を持ち、罪人の身体から無数の虫が湧き出し肉や骨を食い破ると云う地獄」――「火末虫処(かまつちゅうしょ)」。
「鳥や獣に酒を与えて、酔わせた後に捕らえて殺した者」は「獄卒が振り下ろす鉄の杵で追い回され、捕まると砂の如く細かく砕かれ、肉体が再生すると今度は刀で少しずつ削られ、細かい肉片にされる地獄」――「熱鉄火杵処(ねつてっかしょしょ)」。
「旅人に酒を呑ませ酔わせて財産を奪った者、象に酒を呑ませて暴れさせ、多くの人々を殺した者」は「赤く焼けて炎を発する石の雨が罪人達を撃ち殺し、溶けた銅とハンダと血が混ざった河が流れて居り、罪人達を押し流し成がら灼く。全身から炎を発して燃え盛る巨大象が居て罪人を押し潰すと云う地獄」――「雨炎火石処(うえんかせきしょ)」。
「貞淑な婦人に酒を呑ませて酔わせて関係した者」は「獄卒達が熱鉄の鉤で罪人の男根を引き抜き、抜かれる度に再生し、同じ事が繰り返される。罪人が逃げ出すと、今度は烏、鷲、鳶の大群に喰い尽くされると云う地獄」――「殺殺処(せつせつしょ)」。
「酒に毒薬を混ぜて人に与えた者」は「燃え盛る鉄の車輪に縛り付けられ、回転させたところを的当ての如く弓で射られると云う地獄」――「鉄林曠野処(てつりんこうやしょ)」。
「酒を売る仕事をし成がら、人の無知に付け込んで、少しの酒を高価な値段で売った者」は「真っ暗闇の中で獄卒に散々に打たれ、其の後炎の中で頭から2つに引き裂かれると云う地獄」――「普闇処(ふあんしょ)」。
「病人や妊婦に酒を与えて、彼等の財産や飲食物を奪った者」は「足から順に頭迄燃えて行き、其の上で獄卒に鉄刀で足から順に頭迄切り刺される地獄」――「閻魔羅遮曠野処(えんまらこうやしょ)」。
「荒野を旅する人を騙して泥酔させ、持ち物や命を奪った者」は「燃え盛る石の雨、沸騰した血と銅汁と白蝋の河が在る中で、獄卒に刀や殻竿で打たれる地獄」――「剣林処(けんりんしょ)」。
「人里離れた荒野の街道で酒を売った者」は「高さ1由旬の剣樹の林が在り、獄卒に其処へ追い立てられる。剣樹の幹は炎に包まれ、葉は鋭い刃に成って居り、揺れる度に無数に落下して下のモノを切り裂く。逃げ出したくても外には常に獄卒が居ると云う地獄」――「大剣林処(だいけんりんしょ)」。
「貞淑な婦人に密かに酒を呑ませて悪戯しようとした者」は「煙が充満して居て前が見えず、床は熱した鉄板に成って居て焼かれる地獄」――「芭蕉烟林処(ばしょうえんりんしょ)」。
「悪人に酒を与えて、憎む相手に復讐させた者」は「熱風に吹き上げられ、他の罪人と空中で打つかり合い成がら砂の様に砕けてしまうと云う地獄」――「煙火林処(えんかりんしょ)」。
「他人に酒を呑ませて酔わせ、物笑いにした者」は「地面から100mの高さ迄吹き上がる炎の熱風で舞い上げられ、空中で回転し、縄の様に捻じれ、遂には消滅してしまうと云う地獄」――「火雲霧処(かうんむしょ)」。
「使用人に酒を与えて勇気付け、動物を殺生させた者」は「獄卒が様々な苦しみを与えた上で、説教して反省させる。其の上でまた更に様々な苦悩を与えると云う地獄」――「分別苦処(ふんべつくしょ)」。

此の叫喚地獄は前の衆合地獄より更に10倍の苦痛が在り、852兆6,400億年も居無いと転生出来無い。


大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)
叫喚地獄の下層に在る地獄で在るり、罪状は「殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄言――嘘」。
小さな嘘や思い込み、誤解などに因る嘘で在れば多少問題無いだろうが、悪意を持っての嘘等で在れば此処に堕ちるだろう。
そして又幾つかの小地獄へと小分けする事が出来、以下の小地獄が在る。
「恩を仇で返した者、自分を信頼してくれる古くからの友人に対して嘘を吐いた者」は「獄卒が罪人の顎に穴を開けて舌を引き出し、毒の泥を塗って焼け爛れたところに毒虫が集ると云う地獄」――「吼々処(くくしょ)」。
「嘘を捏ち上げて、目上の人を陥れた者」は「獄卒に打たれて傷付くと、其の傷口に草を植えられ、成長し根を張ったところで引き抜かれると云う地獄」――「受苦無有数量処(じゅくむうすうりょうしょ)」。
「王や貴族の部下で、保身の為に嘘を吐いた者、又は其の地位を利用して嘘を吐いた者」は「罪人達の体内の蛇が動き回り、肉や内臓を食い荒らすと云う地獄」――「受堅苦悩不可忍耐処(じゅけんくのうふかにんたいしょ)」。
「他人の田畑を奪い取る為に嘘を吐いた者」は「宛ら鍛冶師が刀を作る時の様に、罪人を鉄に見立てて火で灼き、ふいごで火力を強め、鉄槌で打たれ、引き延ばされ、瓶の中の湯で固められ、又火で焼く、と云う事が延々くり返される地獄」――「随意圧処(ずいいあつしょ)」。
「婦女を犯して裁判に掛けられ成がら、王の前で嘘を吐いてしらを切り通し、かえって相手の婦女を犯罪者に仕立て上げた者」は「頭を裂いて舌を引き出し、其れを熱鉄の刀で引き裂き、舌が生えて来るとまた同じ事を繰り返すと云った地獄」――「一切闇処(いっさいあんしょ)」。
「実際は十分に財産が有るのに財産が無いと嘘を吐き、本当は手に入れる資格が無いモノを皆と一緒に分け合って手に入れた者」は「獄卒に細かく身体を裂かれ、生き返ると未だ柔らかい内にまた裂かれる。又、骨の中に虫が生じて内側から喰われると云う地獄」――「人闇煙処(じんあんえんしょ)」。
「人々から得た物品を高額で販売し、しかも儲けが成かったと嘘を吐いて自分だけ大儲けした者」は「獄卒が罪人を斧で切り裂き、秤で計って、群がる犬達に喰わせると云う地獄」――「如飛虫堕処(にょひちゅうだしょ)」。
「出家人(僧侶)でも無いのに其の格好をし、人を騙して強盗を働いた者」は「獄卒に苦しめられる罪人達の前に青蓮華の林が見え、其処に救いを求めて駆け寄ると、炎の中に飛び込む事に成り、目や両手足を奪われて抵抗出来無い儘焼き殺されると云う地獄」――「死活等処(しかつとうしょ)」。
「優れた陰陽師で正しく占う事が出来、世人の信用を得て居成がら、占いで嘘を吐き、国土や立派な人物を失う原因を作った者」は「目の前に父母、妻子、親友等(の幻)が出現し、救いを求めて駆け寄ると灼熱の河に落ちて煮られる。再生して河から出ると、再び同様の幻が出現し、駆け寄ると地面の鉄鉤で切り裂かれる。又、上下からの回転鋸(の様なモノ)で切り刻まれる地獄」―「|異々転処(いいてんしょ)」。
「病気で苦しんだり、生活に困ったりして居る人が助けを求めて居るのに、助けると口先ばかりで嘘を吐いて、実際には何もしてやら無かった者」は「目の前に美味しそうな料理が出現するので駆け寄ると、途中に生えた鉄鉤で傷つき、しかも辿り着くと実は料理に見えたのは熱鉄や糞尿の池で、其の中に落ちて苦しむ。又、夜露を凌ぐ家を貸すと言って貸さ無かった者は、深さ50由旬の瓶の中で高熱の鉄汁に逆さまに浸される等、嘘に応じた罰が在る地獄」――「唐悕望処(とうきぼうしょ)」。
「村々の会合等で嘘を吐いた者、悪口を言って集団の和を乱した者」は「炎の牙の獅子が居り、罪人を口の中で何度も噛んで苦しめると云った地獄」――「双逼悩処(そうひつのうしょ)」。
「親兄弟親戚縁者等が争って居る時に、自分の身近な者が得する様に嘘を吐いた者」は「罪人に騙された者達が出現し、罪人の肉を鋏で切り取って口の中で噛んで苦しめる。切り取られた肉片にも感覚が在ると云う地獄」―「迭相圧処(てっそうあつしょ)」。
「病気で苦しむ人に薬を与えると言っておき成がら与え無かった者」は「金剛の嘴を持つカラスが罪人の肉を喰う。喰い尽くされると罪人は復活し、また始めから喰われると云う地獄」―「金剛嘴烏処(こんごうしうしょ)」。
「祝い事の最中に法を犯しておき成がら、しらを切った者」は「獄卒が鉄板と鉄板の間に罪人を挟み、繰り返し擦って血と肉の泥にしてしまうと云う地獄」――「火鬘処(かまんしょ)」。
「布施しようと言っておき成がら布施をし無かった者、布施の内容にケチをつけた者」は「獄卒に熱鉄の串で舌と口を刺され、嘘を吐く事は疎か泣き叫ぶ事も出来無い地獄」――「受鋒苦処(じゅほうくしょ)」。
「船長で在り成がら海賊と結託し、船に乗って居る商人達の財産を奪った者」は「熱鉄の金箸で舌を引き抜かれ、幾ら抜いても舌は再生し、其の度に抜かれる。更に目を引き抜いたり、刀で肉を削られたりする地獄」――「受無辺苦処(じゅむへんくしょ)」。
「王や領主の地位に在って税物を取り立てておき成がら、未だ足り無いと嘘を吐いて多くの税を取り上げた者」は「黒縄で縛られて木に逆さ吊りにされた上、金剛の嘴のカラスに足を喰われ、罪人は流れて来た自分の血を呑む事に成る地獄」――「血髄食処(けつずいじきしょ)」。
「王、領主、長者の様に人から信頼される立場に在り成がら、情に因って偏った判断を下した者」は「10方向から炎が吹き出して罪人を焼き、罪人の体内から11番目の炎が生じて口から吹き出し舌を焼くと云う地獄」――「十一炎処(じゅういちえんしょ)」。

転生するには6,821兆1,200億年以上必要に成る。


焦熱地獄(しょうねつじごく)――炎熱地獄(えんねつじごく)
大叫喚地獄の下層に在る地獄で在り、罪状は「殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄言(嘘)、仏教の教えに反する行為――邪見」。
此処もまた小地獄へと小分け可能で、以下の小地獄が在る。
「殺生をする事で天に転生する事が出来ると云う邪見を述べた者」は「諸々の火の他に、文字通り後悔の炎が生じて内側から罪人を焼き焦がすと云う地獄」――「大焼処(だいしょうしょ)」。
「飢えて死ぬ事で天に昇る事が出来ると説いた者」は「体中から炎が吹き出して苦しんで居る罪人の耳に、此処には分荼梨迦の池が在り、水が呑めると云う声が聞こえる。其の声に従って池に飛び込むと其処は水では無く炎の中で、更に苦しむ羽目に成ると云う地獄」――「分荼梨迦処(ぶんだりかしょ)」。
「欲、怒り、愚かさを断てば涅槃に入れる、と云う教えは嘘だと説いた者、礼儀作法の意味を解さ無かった者」は「身体から毒を発する悪龍が沢山居り、罪人の周囲で激しく回転し、罪人は毒と回転の摩擦でぼろぼろに砕かれると云う地獄」――「龍旋処(りゅうせんじょ)」。
「此の世に存在する一切は大自在天の作ったモノで、輪廻転生等は無いと説いた者」は「高熱の銅汁の海に鉄の魚が居り、溺れる罪人の上半身を噛む。下半身は銅の海で灼かれ、又海中の悪虫に喰い付かれる地獄」――「赤銅弥泥魚旋処(しゃくどうみでいぎょせんしょ)」。
「例え殺人を犯しても、若しも其の殺された人が天に生まれ変われる成ら殺人は悪く無いと説いた者」は「平等受苦無力無救、火常熱沸、鋸葉水生、極利刀鬘、極熱沸水、多饒悪蛇と云う6つの巨大な釜が在り、罪人を煮ると云う地獄」――「鉄钁処(てっかくしょ)」。
「何度と無く戒に違反し成がら苦行すれば総ての罪は許されるのだから構わ無いと云った考え、自らの身体を傷付ける様な苦行を行った者」は「文字通り血の河に漂う地獄で、河の中に群れ成して住む丸虫が罪人に取り付いて灼き焦がす地獄」――「血河漂処(けつがひょうしょ)」。
「今よりも良い世界では無く、当たり前の人間界に転生する事を望んで戒を破り、牛の糞に火を付けて自らの身を焼いた者」は「鉄の杵で打たれて蜜蝋の様にどろどろにされ、前世の罪の為に虫と成って地獄に堕ちた者達と混ぜ合わされて肉の山と成り、火を付けて燃やされると云う地獄」――「饒骨髄虫処(にょうこつずいちゅうしょ)」。
「邪教を信じ、天界に転生する為に山林や叢などに放火した者」は「罪人の目の前で家族や友人等、掛け替えの無い人々が焼かれるのを見せ、精神的な責め苦を与える地獄」――「一切人熟処(いっさいにんじゅくしょ)」。
「動物や人間を焼き殺した者は火を喜ばせたと云う理由で幸福を得られると考え、実行した者」は「燃え盛る巨大な山に登らされ、手、足、頭、腰、眼、脳等に分解されて其々が燃やされる地獄」――「無終没入処(むしゅうぼつにゅうしょ)」。
「僧達に食事を供する大斎の期間中に殺人をすれば望みが叶うと考え、実行した者」は「花弁の中に無数の長い棘が在る紅蓮華の花の中に落とされ、全身串刺しに成る。しかも傷口から炎が吹き出すと云う地獄」――「大鉢特摩処(だいはちとくましょ)」。
「水死した者は那羅延天に転生し、永遠に其の世界に住み続けると説いた者」は「獄卒達があの大きな山を越えれば苦を受ける事は無く成ると言うので其の通りにすると、山の向こうの切り立った崖に落ち、崖下の石の刀に刺さって燃やされると云う地獄」――「悪険岸処(あくけんがんしょ)」。
「此の世に在る一切のモノは因縁等とは関係無く生じたり滅したりするので、仏法を信じる等バカらしいと説いた者」は「獄卒に刀で肉を削られ骨だけにされるが、此の骨は金剛の様に硬く成って居る。すると、罪人に騙された者達が現れて其の骨を手に取り打ち合わせる。骨だけに成っても罪人は苦痛を感じると云った地獄」――「金剛骨処(こんごうこつしょ)」。
「人間の行いの善や悪等は総て因縁に因って決まって居り、変えられ無いのだから、彼是頑張ってみても無意味だと説いた者」は「鉄の綱で縛られ、足から頭に掛けて刀で細かく裂かれると云う地獄」――「|黒鉄縄(扌+剽)刀解受苦処(こくてつじょうびょうとうかいじゅくしょ)」。
「宇宙には此の世もあの世も存在し無いと説いた者」は「罪人の頭を貫通させた大きな釘を、其の儘地面に打ち立てられ、其の後罪人の体内に虫が湧き出し、血を吸い尽くした後に肉迄喰べると云う地獄」――「那迦虫柱悪火受苦処(なかちゅうちゅうあくかじゅくしょ)」。
「此の世の法則には無常ばかりでは無く一定不変なモノも在ると説いた者」は「悪風に吹き飛ばされた罪人の身体が風の渦の中で回転し続けられ、時折別の強風が吹くと身体が砕かれて砂の様に成るが、直ぐ再生して同じ事の繰り返しに成ると云う地獄」――「闇火風処(あんかふうしょ)」。
「人間の世界は因縁に因って生じたので、総ては因縁に因って決定されて居ると説いた者」は「極卒が鋏で罪人の肉を少しずつ千切り取り、更にそれを自分自身に喰わせると云う地獄」――「金剛嘴蜂処(こんごうしほうしょ)」。

此処も上部の地獄に比べて10倍の苦痛が齎され、出るには5京4,568兆9,600億年が必要と成る。


大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)――大炎熱地獄(だいえんねつじごく)
焦熱地獄の下層に存在し、罪状は「殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄言、邪見、犯持戒人(尼僧や幼女等への強姦)」。
以下の小地獄が存在する。
「仏教の在家の女性信者を犯した者」は「総ての場所、空に迄炎が満ちて居り、罪人達は常に灼かれ、又、獄卒が罪人を巻物の様に足から巻いて行き、全身の血が頭部に集まったところで釘を打ち付けると云った地獄」――「一切方焦熱処(いっさいほうしょうねつしょ)」。
「出家はしたが未だ僧には成って居無い女性を犯した者」は「獄卒が毛抜き鋏で、全身の毛を肉諸共一本ずつ抜いて苦しめると云った地獄」――「大身悪吼可畏之処(だいしんあくくかいしょ)」。
「仏法を正しく身に付けて正しく行って居る女性を犯した者」は「弓の弦の様に細長い体に、鋭い牙を持った虫が沢山居り、獄卒に縛られた罪人の肛門から侵入、内臓から脳迄喰い尽くして頭部を食い破り外に出ると云う地獄」――「火髻処(かけいしょ)」。
「国家の危機的状況の混乱に乗じて、戒律を守って居る尼僧を犯した者」は「回転する刀が彼方此方に生えて居り、身動きすると忽ち切り裂かれ、死ぬと直ぐ再生し、又切られて死ぬと云う地獄」――「雨縷鬘抖擻処(うるまんとそうしょ)」。
「受戒した正行の女性を犯した者」は「激しい風に吹き上げられてバラバラに成り、肉が彼方此方に撒き散らされる。又、金剛の鼠に喰い散らかされ、芥子粒の様に細かく成ると云う地獄」―「|吒々々齊処(たたたざいしょ)」。
「仏門に入ったばかりの尼僧を犯した者」は「500由旬の大火炎の底に金剛の砂の巨大な蟻地獄が在り、灼熱の砂に呑み込まれる。砂の中には鋭く尖って突き刺さるモノも混ざって居ると云う地獄」――「雨沙火処(うしゃかしょ)」。
「僧侶で在り成がら戒を受けた女性を誑かし、財物を与えて関係した者」は「炎の刀が皮膚を剥ぎ、肉が剥き出しに成った所を更に炎で焼く。又、獄卒が溶けた鉄を身体に注ぎ込むと云う地獄」――「普受一切資生苦悩処(ふじゅいっさいしせいくのうしょ)」。
「嫌がる女性と無理矢理に関係した者」は「暗黒の中で高熱の鉄の杖が雨の様に降り、罪人に次々と突き刺さる地獄」――「鞞多羅尼処(びたらにしょ)」。
「善を治めた人物を女性に誘惑させて堕落させた者」は「金剛さえ突き破る程鋭い嘴を持った虫が、文字通り罪人の骨の髄迄喰い荒らすと云う地獄」――「無間闇処(むけんあんしょ)」。
「自分と関係し成ければ王に讒言して罰を受けさせると脅迫し、立派な僧を誘惑して堕落させた女性」は「獄卒に鉄の鑢で肉を削り落とされる地獄」――「苦髻処(くかいしょ)」。
「酒に酔って姉妹を犯した者」は「灼熱の炉に入れられ、獄卒がふいごで火力を強める。又、太鼓の中に入れられ、獄卒が其れを激しく打ち鳴らす地獄」――「髪愧烏処(ほっきうしょ)」。
「特別な儀式の最中で在るにも関わらず、姉妹と関係を持った者」は「一見すると平和そうな林が在り、皆其処に逃れるが、実は其処には巨大な千の頭の竜が沢山居て、罪人を口の中で噛み砕く。罪人は口の中で生き返り、また噛み砕かれ、同じ事の繰り返しに成る地獄」――「悲苦吼処(ひくくしょ)」。
「教典等を学んで居る善人の妻や娘等を騙して犯した者」は「びっしりと刀が生えた鑢の様な床が在り、獄卒に其処に擦り付けられ、形が無く成る迄擦り減らされると云う地獄」――「大悲処(だいひしょ)」。
「自分の子の妻を犯した者」は「沸騰する釜の中で他の罪人共々煮られた後、杵でつかれて一塊の団子にされる地獄」――「無非闇処(むひあんしょ)」。
「命を救ってくれた恩人の妻を犯した者」は「沸騰した河の中で逆さに煮られ、巨大な魚に喰われる地獄」――「木転処(もくてんしょ)」。

此処も上部の地獄に比べて漏れ無く10倍の苦痛と成り、転生するには宇宙が誕生し消滅する迄の時間の半分が必要と成る。


阿鼻地獄(あびじごく)――無間地獄(むげんじごく)
大焦熱地獄の下層に存在し、罪状は「殺生、盗み、邪淫、飲酒、妄語、邪見、犯持戒人、父母や阿羅漢を始め聖者の殺害」。
此の地獄は地獄の中でも最下層に在るので、此処に到着するだけでも2,000年近くも落下し続け成ければ成らない。
此処での苦痛は此処より上の地獄での苦痛すら天国の其れに感じる程のモノ。
以下の小地獄が存在する。
「阿羅漢(小乗仏教の最高指導者)を殺した者」は「獄卒が罪人の口を裂いて閉じ無いようにした上、沸騰する泥の河に落とし、溺れた罪人は泥の熱で内臓迄灼かれると云った地獄」――「烏口処(うこうしょ)」。
「とりわけ尊い尼僧や阿羅漢を強姦した者」は「頭を上にしたり下にしたり、くるくる回転させられ成がら、炎で灼かれ、又灰汁の中で煮られる地獄」――「一切向地処(いっさいこうちしょ)」。
「自分の母親を犯した者」は「鉄の鈎でへそから魂を取り出され、其の魂に鋭い棘を刺される。其の後へそに鉄の釘を打たれ、口に高熱の鉄を注がれると云う地獄」―「無彼岸常受苦悩処(むひがんじょうじゅくのうしょ)」。
「優れた智者、悟りに達した者、阿羅漢等を謗った者」は「鉄の口を持つ火を吐く狐やジャッカルが罪人に群がり、手、足、舌等罪の在る部分を次々に喰い千切ると云う地獄」――「野干吼処(やかんくしょ)」。
「仏像、僧房等僧侶の身の回りの品を焼き払った罪人」は「身体から火が吹き出し、空から鉄の瓦が雨霰と降り注ぎ、炎の牙を持つ狐が罪人を喰うと云う地獄」――「鉄野干食処(てつやかんじきしょ)」。
「仏に属する物品を喰ったり自分のモノとした者」は「罪人達は餓鬼道宛らに飢え渇きに苦しみ、遂には自分の肉迄喰ってしまう。更に、黒い腹の蛇が罪人を足の甲から喰う。喰われた部分は何度でも再生すると云う地獄」――「黒肚処(こくとしょ)」。
「仏に捧げられた財物を盗んだ者」は「燃え上がる2本の巨大な鉄の木の間に地獄が在り、風で鉄の木が揺れて擦れ合う度に、間に居る罪人達を粉々にする。其の肉片は金剛の嘴の鳥に喰われると云う地獄」――「身洋処(しんようしょ)」。
「僧侶達の食料を奪い、飢えさせた者」は「鉄の箱の中に座らされ、杵でつかれて肉の塊にされると云う地獄」――「夢見畏処(むけんいしょ)」。
「篤志家が出家者や病人に布施した財物を僧侶を装って奪い取った者」は「高さ100由旬の燃える鉄の木の下に在る地獄で、此の世の総ての病が罪人を苦しめる地獄」――「身洋受苦処(しんようじゅくしょ)」。
「辟支仏(菩薩より価値が低い仏)の食物を奪って喰った者」は「巨大な鉄の山に何度も押し潰される。潰されたら直ぐまた生き返るので、同じ苦しみが続く。又、獄卒に身体を引き裂かれ、傷口に高熱の液体を注がれる。人間界に在る総ての病が罪人を苦しめる地獄」――「雨山聚処(うせんじゅしょ)」。
「田畑の水や飲み水の水源で在る河等を破壊し、人々を渇死させた者」は「象の様に巨大で火を吐く閻婆と云う鳥が、罪人を咥えて高空から堕とす。地面には無数の鋭い刃が出て居り、炎の歯を持つ犬に噛まれると云う地獄」――「閻婆叵度処(えんばはどしょ)」。
「修行に依って飢えて居る僧侶から食料を奪った者」は「正方形の地獄の、2つの角に大きな苦しみが在る。一方では釜の中で回転させられ成がら煮られ、もう一方では剣が混ざった激しい風にずたずたにされた後、釜の中で溶けた銅で煮られると云う地獄」――「星鬘処(せいまんじょ)」。
「仏教の説を伝える為の書や絵画等を歪めたり破損したり悪戯したりした者」は「獄卒が罪人の両目に溶けた銅を流し込み、その両目を熱砂ですり減らし、更に身体の他の部分も同様に磨り減らすと云う地獄」――「苦悩急処(くのうきゅうしょ)」。
「僧達の田畑や果樹園、其の他彼等に帰属すべき物を焼いた者」は「無数の針が生えた燃え上がる網に捕らえられ、体中刺し貫かれ成がら燃やされる。矢で射られた後、サトウキビで叩かれると云う地獄」――「臭気覆処(しゅうきふくしょ)」。
「食料等が不足する貧しい時代に僧侶達の面倒を見ると言って居き成がら、何もせずに飢えさせた者」は「数多くの炎に取り囲まれ、餓鬼の如く飢渇の苦しみを与えられると云う地獄」――「鉄鍱処(てっちょうしょ)」。
「仏像、仏塔、寺舎等を破壊したり燃やしたりした者」は「獄卒達が鉄棒を持って追い掛け、罪人達は蛇に噛まれたり炎に焦がされ成がら逃げ続けると云う地獄」――「十一焔処(じゅういちえんしょ)」。

此処で罰を受けてから転生する為の準備に入るのには、宇宙が誕生し消滅する迄の時間が必要と成る。


他にも、寒地獄(かんじごく)と云う地獄が在る。
「寒さの余り鳥肌が立ち、身体に痘痕を生じる地獄」―「頞部陀(あぶだ)地獄」、「鳥肌が潰れ、全身に皹が生じる地獄」―「刺部陀(にらぶた)地獄」、「あたたと云う悲鳴を生じるほどの寒さを誇る地獄」―「頞听陀(あただ)地獄」、「舌が縺れて動かずははばと云う声しか出ない程の寒さを誇る地獄」―「臛臛婆(かかば)地獄」、「口が開かずふふばと云う声しか出ない程の寒さを誇る地獄」―「虎々婆(ここば)地獄」、「全身が凍傷の為に罅割れ、青い蓮の様に捲れ上がる程の寒さを誇る地獄」―「嗢鉢羅(うばら)地獄――青蓮地獄」、「堕ちた者は酷い寒さに因り皮膚が裂けて流血し、紅色の蓮の花に似ると云う地獄」―「鉢特摩(はどま)地獄―紅蓮地獄」、「堕ちた者は、紅蓮地獄を超える寒さに因り体が折れ裂けて流血し、紅色の蓮の花に似ると云う地獄」―「摩訶鉢特摩(まかはどま)地獄――大紅蓮地獄」と云った「八寒地獄」に区分けする事が出来る。

更に、「地獄の各所を始め、他との交流が一切無い個室レベルの地獄」――「孤地獄――辺地獄――独地獄」等も在る。

因みに、「五戒」とは「不殺生戒(ふせっしょうかい)――生き物を故意に殺しては成ら無い、不偸盗戒(ふちゅうとうかい)――他人のものを故意に盗んではいけ無い、不邪婬戒(ふじゃいんかい)――不道徳な性行為を行っては成ら無い、不妄語戒(ふもうごかい)――嘘を吐いてはいけ無い、不飲酒戒(ふおんじゅかい)――酒等を呑んではいけ無い」――「仏教に於いて女性男性とを問わず、在家の信者が守るべきとされる基本的な五つの戒」の事で在り、「由旬」は「14.4km」で在る。

そして、上述の通り、其々の地獄で罰を受ける期間はかなり長く、宇宙誕生から消滅迄受け続ける必要が在る者達も居る。
だが、そんな長い間の懲罰では在るが、救済措置も在る。
其の1つが、「先祖供養」だろう。
我々が供養をする事で、地獄で罰を受けて居る先祖や関係者達の罰の軽減や中断が可能と成るのだ。
そして、輪廻の輪へと加わるだろう。


地獄には、罪人に罰を与える仕事を請け負って居る獄卒と呼ばれて居る者達が居る。其の中には「鬼」だったり、犬や鳥だったりと色々だ。
だがそんな「鬼」だが、当然我々が居る世界で在る贍部洲には存在し無い。其の地下で在る地獄には居るのだが。
そして、贍部洲以外の洲で在る倶廬洲、牛貨洲、勝身洲にも其々生命が存在して居る。姿形は違えども、我々と同じ様な生命だ。
地獄で働く「鬼」を始めとした獄卒達の殆どは、四大洲の内他の洲から来た者達ではないだろうか。
若しかすると、「天使」と呼ばれる者達もそう云った別の洲から来た存在成のかもしれない。



・三界と六道――無色界と色界、欲界、餓鬼道と畜生道、修羅道
「須弥山世界」は大きく分けると、上から「無色界(むしきかい)」、「色界(しきかい)」、「欲界(よくかい)」の3つで在る「三界」で構成されて居る。
そして、無色界は「仏界」と「菩薩界」、色界は「縁覚界(えんがくかい)」と「声聞界(しょうもんかい)」で構成されて居る。
欲界とは、欲望(色欲や貪欲、財欲等)に囚われた生物が住む世界の事で在り、地獄、「餓鬼」、「畜生」、「阿修羅」、「人」、「天上」で構成されて居る。其れ等は、「六道」として知られて居る其れだ。
我々が居り、認識出来て居る世界で在る宇宙――贍部洲を始めとした四大洲と其の地下に在る八大地獄でさえも、其の欲界のほんの一部でしかない。
そんな欲界の中の「人」の世界は、我々が居る世界、色々と省いて簡単に言ってしまうと四大洲等の事だ。そして、地獄についての説明は既にして居るのでは省かせて頂こう。
では、残りの「餓鬼」、「畜生」、「阿修羅」、「天上」の事を私独自の考えや解釈を混じえ成がら簡単に説明して行こう。


餓鬼道:
餓鬼の世界で在る「餓鬼界」は、生前に過度の贅沢をした者が堕ちる世界。より正確に言ってしまえば、「生前に於いて強欲で嫉妬深く、物惜しく、常に貪りの心や行為をした人が死んで生まれ変わる世界」とされて居る。
場所としては、閻浮提の下に在り、人間で最初に死んだとされる閻魔王(えんまおう)を王とした閻魔王界だ。
此の世界の住人は、「常に飢えと乾きに苦しみ、食物、また飲物でさえも手に取ると火に変わってしまうので、決して満たされる事が無い」とされて居る。
故に、此処の住人は、「長期的な飢餓状態のヒトが発症するクワシオルコルの特徴で在る、痩せ細って腹部のみが丸く膨れ上り、足の甲が浮腫んだ姿」をして居り、我々の世界での生活とは反対に昼夜逆転での生活をして居るともされて居る。

そんな餓鬼にもまた、種類が在るとされて居る。其れを簡単にでは在るが説明をして行こう。
「飲食しようとするも炎と成り、一切の飲食が出来ない為に、常に貪欲に飢えて居る餓鬼」――「無財餓鬼(むざいがき)」。
「糞尿や嘔吐物、屍等、不浄なモノと云ったモノを極々僅かな飲食だけが出来る餓鬼」――「少財餓鬼(しょうざいがき)」。
「多くの飲食が出来るが、どんなに贅沢を出来ても満足は決して出来無い餓鬼」――「多財餓鬼(たざいがき)」。
「私利私欲で動物を殺し、少しも悔い無かった者」――「眼と口が鳴く、身体は人間の2倍程も大きく、手足が非常に細く、常に火の中で焼かれて居る餓鬼」――「鑊身(かくしん)」。
「貪欲や物惜しみの心から、布施をする事も無く、困って居る人に衣食を施す事も無く、仏法を信じる事も無かった者」――「口は針穴の如くで在るが腹は大山の様に膨れて居り、食べたモノが炎に成って吹き出してしまい、蚊や蜂等の毒虫に集られ、常に火で焼かれて居る餓鬼」――「針口(しんこう)」。
「自らは美食を楽しみ成がら、子や配偶者等には与え無かった者」――「荒野に住み、食べても必ず吐いてしまう、又は獄卒等に無理矢理吐かされる、半由旬もの身長を持つ餓鬼」――「食吐(じきと)」。
「僧に対して不浄の食べ物を与えた者」――「糞尿の池で蛆虫や糞尿を飲食するが、其れすら満足に手に入らず苦しむ事が多い餓鬼」――「食糞(じきふん)」。
「自分の権力を笠に着て、善人を牢に繋いで餓死させ、少しも悔い無かった者」――「全身が飢渇の火に包まれて、どんなモノも飲食出来ず、池や川に近付くと一瞬で干上がる、又は鬼達が見張って居て近付け無い」――「無食(むじき)」。
「自分だけ御馳走を食べ、妻子には匂いしか嗅がせ無かった者」――「供物の香気だけを食す事が出来る」――「食気(じっけ)」。
「名声や金儲けの為に、人々を悪に走らせる様な間違った説法を行った者」――「飲食の代りに説法を食べる。身体は大きく、体色は黒く、長い爪を持ち、ヒトの入らぬ険しい土地で、悪虫に集られ、何時泣いて居る餓鬼」――「食法(じきほう)」。
「水で薄めた酒を売った者、酒に蛾やミミズを混ぜて無知な人を惑わした者」――「水を求めても飲めず、水に入って上がって来た人から滴り落ちる雫、又は亡き父母に子が供えた水の僅かな部分だけを飲める餓鬼」――「食水(じきすい)」。
「貪欲や嫉妬から善人を妬み、彼等が苦労して手に入れた物を詐術的な手段で奪い取った者」――「亡き父母の為に供養されたモノしか食せず、顔は皺だらけで黒く、手足はぼろぼろ、頭髪が顔を覆って居り、苦しみ成がら前世を悔いて泣き、施す事が成ければ報いも無いと叫び成がら走り回る餓鬼」――「悕望(きもう)」。
「僧侶や出家者に、不浄な食物を清浄だと偽って施した者」――「人が吐いた唾しか食べられ無い餓鬼」――「食唾(じきた)」。
「仏や族長等の華鬘(花で作った装身具)を盗み出して自らを飾った者」――「華鬘のみを食べる餓鬼」――「食鬘(じきばん)」。
「肉食を好んで殺生し、妻子には分け与え無かった者」――「生物から出た血だけを食べられる餓鬼」――「食血(じきけつ)」。
「重さを誤魔化して肉を売った者」――「肉だけを食べる事が出来、四辻や繁華街に出現する餓鬼」――「食肉(じきにく)」。
「質の悪い香を販売した者」――「供えられた香の香りだけを食べられる餓鬼」――「食香烟(じきかえん)」。
「僧の身で遊興に浸り、病者に与えるべき飲食物を自分で喰ってしまった者」――「地を荒らし屍を喰い、疫病等で大量の死者が出た場所に、一瞬で駆け付ける餓鬼」――「疾行(しっこう)」。
「人々を騙して財産を奪ったり、村や町を襲撃、略奪した者」――「人が排便したモノを食し、其の人の気力を奪い、体中の毛穴から発する炎で焼かれて居る餓鬼」――「伺便(しべん)」。
「悪事で他人の財産を手に入れた上、人を縛って暗黒の牢獄に閉じ込めた者」――「暗黒の闇で在る地下に住み、鬼達から責め苦を受ける餓鬼」――「地下(じげ)」。
「他人から騙し取った財産を、悪い友人に分け与えたモノ」――「涸渇した他の餓鬼に嫉妬され囲まれ、神通力を持ち、苦痛を受ける事は無いが、他の餓鬼の苦痛の表情を何時迄も見て居成ければ成らない餓鬼」――「神通(じんつう)」。
「城郭を破壊、人民を殺害、財産を奪い、権力者に取り入って勢力を得た者」――「身体から燃える火に苦しみ、人里や山林を走り回る餓鬼」――「熾燃(しねん)」。
「自分の幼子を殺され、来世で夜叉と成って他人の子を殺して復讐しようと考えた女」――「生まれたばかりの赤ん坊の命を奪う餓鬼」――「伺嬰児便(しえいじべん)」。
「美しく着飾って売買春した者」――「人間の遊び場に行き惑わし食物を盗み、身体が小さく、更に何にでも化けられる餓鬼」――「欲食(よくじき)」。
「荒野を旅して病苦に苦しむ行商人を騙し、品物を僅かの値段で買い取った者」――「人間界の1,000倍も暑い海(但し水は枯れ果てて居る)の中洲に住む。朝露を飲んで飢えを凌ぐ餓鬼」――「住海渚(じゅうかいしょ)」。
「権力者に取り入って、其の権力を笠に着て悪行を行った者」――「閻魔王の使い走りで、唯風だけを食べ、頭髪は乱れ、上唇と耳は垂れ、声が大きい餓鬼」――「執杖(しつじょう)」。
「邪悪な呪術で病人を誑らかした者」――「等活地獄の苦しみを得た後で転生し、生まれたばかりの赤ん坊を食べる餓鬼」――「食小児(じきしょうに)」。
「戦場等で、必ず味方に成ると友人を騙して見殺しにした者」――「人の精気を主食とし、常に刀の雨に襲われて居り、10年~20年に一度、釈迦、説法、修法者(仏、法、僧)の三宝を敬わ無い人間の精気を奪う事が出来る餓鬼」――「食人精気(じきにんしょうき)」。
「生き物を殺して大宴会を催し、少しの飲食を高価で販売した者」――「四つ辻で人を襲い、狂気に落としいれ殺害して食べる餓鬼」――「羅刹(らせつ)」。
「善人の友を遠ざけ、僧の食事を勝手に食った者」――「燃え盛る炉心の中で残飯を食べる餓鬼」――「火爐焼食(かろうしょうじき)」。
「修行者に不浄の食事を与えた者」――「不浄な場所に住み、嘔吐物等を喰う餓鬼」――「住不浄巷陌(じゅうふじょうこうはく)」。
「僧や貧しい人々に施しをすると言っておき成がら、実際に彼らがやって来ると何もせず、寒風の中で震える儘にしておいた者」――「風だけを食べる餓鬼」――「食風(じきふう)」。
「監獄の監視人で、人々に責め苦を与え、食べ物を奪い、空腹の為泥土を喰う様な境遇に追いやった者」――「死体を火葬する火を食べ、一度此の餓鬼に成った者は、次に人間に転生しても必ず辺境に生まれ、味のある物は喰う事が出来無い餓鬼」――「食火炭(じきかたん)」。
「毒殺して財産を奪った者」――「険しい山脈や氷山に住み、毒に囲まれ、夏は毒漬けと天から火が降り注ぎ、冬には氷漬けと刀の雨が降る餓鬼」――「食毒(じきどく)」。
「旅行者の水飲み場で在った湖や池を壊し、旅行者を苦しめた上に財物を奪った者」――「猛暑の中、水を求めて野原を走り回る餓鬼」――「曠野(こうや)」。
「仏に供えられた花を盗んで売った者」――「屍を焼いた熱い灰や土を食べ、月に一度位しか食べられず、飢えと渇きや重い鉄の首かせ及び獄卒に刀や杖で打たれる三つの罰を受ける餓鬼」――「住塚間食熱灰土(じょうちゅかんじきねつかいど)」。
「他人が育てた樹木を勝手に伐採して財産を得た者」――「樹木の中に閉じ込められ、蟻や虫に齧られ、木の根元に捨てられた食物しか喰え無い餓鬼」――「樹中住(じょうちゅうじゅう)」。
「旅人の食料を奪い、荒野で飢え渇かせた者」――「四つ角に住み、其処に祀られる食べ物だけを食べる事が出来、鋸で縦横に切られ、平らに引き延ばされて苦しむ餓鬼」――「四交道(しきょうどう)」。
「他人に媚び諂って悪事を働いたり、邪法を正法の如く説いたり、僧の修行を妨害した者」――「熱い鉄を呑まされて大きな苦痛を受け、餓鬼の業が尽きると地獄に転生する餓鬼」――「殺身(さつしん)」。


畜生道:
「苦しみ多くして楽少なく、性質無智にして、唯食や淫及び眠の情欲だけが強く、父母兄弟の区別無く互いに残害する人間以外の禽獣虫魚等生類の世界」。


修羅道:
須弥山と持双山に挟まれた海の中に在る、阿修羅――「修羅」の世界。
「妄執に因って苦しむ争いの世界」で在り、「果報が優れて居成がら悪業も負う者が死後に阿修羅に成る」らしい。


天道:
六度と欲界の最終地点――頂上地点は天上で在る「天界」。
此の天界は、欲界でも在り、更に其の上に位置する色界の一部でも在る。
其々輪廻転生を行う際に向かう場所の1つで在るが、其れでも未だ欲等に囚われ易く、生前の欲等を浄化及び消去し切れず、転生時に再び其れ迄の5つの世界へと堕ち易く成る場所でも在る。

そして、其の天界もまた幾つかの階層に分ける事が出来、其の数は6つ在り、下の方から説明をして行こう。
「持国天や増長天及び広目天、多聞天が居る場所」――「四大王衆天(しだいおうしゅてん)」。
次ぎに「須弥山の頂上で在り、帝釈天が居る場所」――「三十三天」――「忉利天(とうりてん)」。
「時に縋り、快楽を受くる場所」――「焔摩天(えんまてん)」――「炎摩天(えんまてん)」――「夜摩天(やまてん)」。
「須弥山の頂上で在るが忉利天よりも上に在り、勒菩薩を始めとした菩薩達が修行をして居る場所」――「都史多天」――「兜率天(とそつてん)」。
「自己の対境(五境)を変化して娯楽の境とし、自ら作り出した幸福や快楽に溺れ、其の行為自体が迷いの原因だと気付く事も出来ず、無明な儘寿命が尽き、人間を含む悪道へ堕ちてしまう可能性を秘めた世界」――「化楽天(けらくてん)」。
「他人が楽しむ事を自ら楽しみ、他者に快楽を与える事を楽しむ世界」――「他化自在天(たけじざいてん)」。

四大王衆天と忉利天を合わせ「地居天(ぢごてん)」と言い、夜摩天と兜率天や楽変化天及び他化自在天を合わせて「空居天(くうごてん)」と言う。

だが、天界でも苦しみは当然在り、時間が経過するに連れて自身が抱える欲望は満たされ、其れを満たす事に飽きてしまう。
其の結果、「幸福感が薄れて来る」――「頭上の華鬘(生花で作られた所謂花冠)が萎える」――「頭上華萎(ずじょうかい)」が起き、次に「何もする事が無く成り、生活に新鮮さが無く成る」――「身体が汚れて臭い出す」――「身体臭穢(しんたいしゅうわい)」、「着て居る物が例えどんなに美しい物で在っても、其の服を綺麗に洗わ成ければと思わないので薄汚れた感じに成って行く」――「衣服が垢で油染みる」――「衣服垢穢(えしょうこうじ)」、「自分が自在に活動して居た頃に比べ能力に陰りを感じる様に成り、同時に自分以上の能力の有る後輩や年下の者の出現を目の当たりにして、自分の心の内面に焦りを感じたりする」――「腋の下から汗が流れ出る」――「腋下汗出(えきがかんしゅつ)」、「自分の今の在り方が喜べ無い、自分の今在るところが楽しめ無く成る」――「自分の席に戻るのを嫌がる」――「不楽本座(ふらくほんざ)」が起きてしまう。
此れ等5つを合わせて、「天人五衰(てんにんのごすい)」と言う。


地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、天界での此れ等苦しみ等は、我々が行う供養次第で軽減や中断及び解放されるだろうと考えて居る。
まあそうだとしても、再び輪廻転生をして人界へと戻り、何度も何度も繰り返す事に成るのだが。


では次に色界についてだ。
「欲望を離れた清浄な物質の世界」で在り、「色天」や「色行天」とも言い、「アストラル界」でも在る。
真理の観察力と心の安定状態で、四禅の四地、初禅、第二禅、第三禅、第四禅と云った大きく4段階に別れる。
食欲と淫欲を断じ、男女の区別は無く、「光明」を主食とする。しかし、情欲と色欲は在る。

先ず、初禅は、「梵衆天(ぼんしゅうてん)」と「梵輔天(ぼんほてん)」、「大梵天(だいぼんてん)」の3つの階層で成り立って居る。

次の第二禅は、「少光天(しょうこうてん)」と「無量光天(むりょうこうてん)」、「光音天(こうおんてん)」
無量光天での、身体は無量の光明を放つとされて居る。
光音天では、音声(おんじょう)が無く、何かを語る時には口から浄らかな光を発して言語の作用として居るらしい。

第三禅は、「少浄天(しょうじょうてん)」、「無量浄天(むりょうじょうてん)」、「遍照天(へんじょうてん)」で成り立って居るとされて居る。
遍照天は、快楽と清浄が周遍(あまねくまわる)、又浄光が周遍して居る。

第四禅は、「無雲天(むうんてん)」、「福生天(ふくしょうてん)」、「広果天(こうかてん)」、「無想天(むそうてん)」、「無煩天(むぼんてん)」、「無熱天(むねつてん)」、「善現天(ぜんげんてん)」、「善見天(ぜんけんてん)」、「色究竟天(しきくきょうてん)――阿迦尼咤天(あかにたてん)」で成り立って居る。
広果天は、「凡夫が生まれ変わる事の出来る成果としては最高の天処」とされて居る。
無煩天、欲界の苦も色界の楽も共に離れて心身を煩わすモノが無いらしい。
輪廻転生に於いては、何度も何度も其れを繰り返し、広果天で一度止まる。そして、其の広果天以下の色界で転生を繰り返す事で、経験値を蓄積させて、更に高層の世界へと、上位の世界へと向かうのだろう。

最後に、無色界だ。
「真理の観察力と心の安定状態が更に進んだ世界」とされ、下から「物的存在たる此の肉体を厭(いと)い、無辺の虚空の自在を欣び、空無辺の理(ことわり)を解し、修行して生ずる処」――「空無辺処(くうむへんしょ)」と「識無辺処(しきむへんしょ)」や「認識対象を区別して知覚する精神作用――識が三世(過去・現在・未来)に渡って無辺で在る事を厭い、所縁共に所有無しと観じ、此の行力に依って生まるる処」――「無所有処(むしょうしょ)」及び「非想非非想処(ひそうひひそうしょ)」――「有頂天」の4つで在る「四天」で成り立って居るとされて居る。


此れで終わりと言いたいところだが、未だ世界を構成して居るモノ――上の階層は存在して居る。
「ヒンドゥ教」や「神智学」で語られて居るモノだが、其れも少し記載しよう。

下層からの説明だが、神智学で言うところの「ブッディ界」、だ。
次に、神智学での「アートマ界」。
其の次に、神智学での「アヌバーダカ界」。
最後に、神智学での「ロゴス界」――「アーディ界」だ。

此れ等は、またもや私独自の考えでの纏めだが、有頂天で在る非想非非想処を細かく分けたモノでは無いだろうか。
非想非非想処にも階層が在り、其の階層が此れ等成のかもしれない。


更に、そんな広く深い構造の須弥山世界では在るが、此れは1つでは無く、須弥山世界が「1,000つ」集まり「小千世界」、小千世界が「1,000つ」集まり「中千世界」、中千世界が「1,000つ」集まり「大三千世界」――「三千大世界」と成る。


我々が居る贍部洲だが、「若し~」や「~たら」、「~れば」等の可能性の数を始め、「世界の誕生時」、「世界の法則が固定化される時」、「世界の成長時」、「天体や生命の誕生時」、「天体や生命の成長や進化時」、「天体や生命の衰弱、絶滅時」、「文化や文明の開化」、「文化や文明の発達」、「文化や文明の衰退」等と「在りと汎ゆる分岐点――ターニングポイント」で別れた「可能性の世界」で在る「並行世界(平行世界)」や「異世界」が存在する。
そして、異世界にも分岐点から別れて出来る並行世界は勿論存在する。
そんな、並行世界にも種類が在り、「多少の差異は在っても未来は同じに成る大幹の並行世界群」――「編纂事象世界」と「完全に別世界に成り、何れ滅びる枝葉の並行世界」――「剪定事象世界」が存在して居る。
分岐点次第では、編纂事象世界から剪定事象世界へと変化する事も在れば、編纂事象世界と比べて剪定事象世界に成る程の大きなズレが在ろうと存在し続け異世界として成り立つ世界等も在る。

我々が認識して居る世界はとても狭く小さく、未だ知り得無い部分はとても大きく深い。
そんな世界では在るが、其の世界もまた我々が行う輪廻転生の様に一種のサイクルを繰り返し、成り立って居る。


・須弥山世界の終わりと始まり、並行世界、アカシック・レコードについて
須弥山世界は「四劫(しこう)」と言うモノ――「天体が出来た生物等が出現する期間――成劫(じょうこう) → 出来上がった世界が存在する期間――住劫(じゅうこう) → 総てのモノが崩壊して無へと還える期間――壊劫(えこう) → かたち在るモノ総てが一切無い期間――空劫(くうこう) → 成劫 →」と云った具合に「大劫(だいこう)」と言うサイクルを繰り返す。

そんな大劫の内の壊劫、そして空劫から成劫への過程を説明しよう。
最初に、地獄から崩壊が始まる。
そして、次に人間界を始めとした四大洲の崩壊、次いで天界が崩壊する。
其後、風輪や水輪、金輪を始め須弥勒山が燃え、燃え尽きた後にかたち在るモノ総てが一切無い期間で在る空劫と成る。
そして、総てを燃やす際に発したエネルギーの残りが風と成り、成劫へ。
と云った流れだ。

其の四劫に必要なエネルギー、編纂事象世界を編纂事象世界足らしめるエネルギー、足り無いが故に剪定事象世界と成り世界滅亡の原因と成るエネルギーは何処から来るのか。
其れは恐らく、地獄を始めとした六道に堕ちる事すらも出来ずにアメミットに依って喰われた存在の魂等のエネルギー等が使用されて居るのではないだろうか。
また、我々が認識し観測して居る世界の宇宙に存在して居るブラックホール。
其のブラックホールが吸い込んだモノをエネルギーへと還元し、其れもまた利用して居るのかもしれない。


そんな世界では在るが、編纂事象世界と剪定事象世界で在り、幾つも存在して居る須弥山世界――大三千世界。そして、並行世界や異世界。
其れ等は何の様に繋がって居るのかも少しばかり考えてしまおう。

恐らくでは在るが、何か特殊な膜や其れに酷似したモノを隔てて居るか、原子が分子と成る為の構造要素の1つで在る「結合角」等に酷似したモノに依って繋がって居るのかもしれない。

そして、其の中心点に「在りと汎ゆる原因や知識を始めとした情報」等の集合体、俗に言う「アカシック・レコード」が在るのかもしれない。
私を始めとした物書きを始め、想像や妄想もまた此処へと限定的に魂レベルで高次元での短時間アクセスをする事で、気付かぬまま「此れは自身のアイデアや妄想及び想像だ」と想って居るのかもしれない。



・輪廻転生と神様転生について、魂の構造と肉体との繋がり等
では「神様転生」に必要不可欠な「魂」について少しばかり考えて行きたいと思う。

我々が先ず認識出来るモノの1つで在る肉体――身体は勿論だが、其れとは別に精神や感情等も身体を持つとされ、其れ等を纏めて「魂」や「霊魂」、「魂魄」等と言う。
其れ等「魂」は、肉体から離れて行動する事が出来、死後も存在する事が可能な非物質存在で在り、生きて居る間は肉体の中に在ると同時に繋がって居り、生命や精神力、人格等の根幹で在り、基礎、原動力でも在る。
そんな「魂」では在るが、「霊魂」と云う表現、其の在り方には幾つかの説が在る。
「霊」は、「優れて神妙なモノ、神、心、生命」、「其処に何か居ると五感を超越した感覚(第六感)で感じられるが、物質的な実体としては捉える事が出来無い現象や存在(聖霊等)」の事。
「魂」は、「精神を司る精気」の事。


そんな「魂」についてだが、其の概念や在り方はかなり昔から存在して居る。
例えば古代エジブトだ。
「魂」は不滅とされ、死者は復活し、自然界の汎ゆるモノに「霊」が宿り、「霊」にも人間と同様に感情や弱点、欠点が在るとされて居たのだ。
定められた呪文を唱えたり定まった儀式を行う事に依って願望を「神様」に伝えたり、動植物の霊と交流したり、病人から苦痛の原因で在る悪霊を追い出す事や、死者に再び「魂」を入れる役割の神官、祭司(魔術師)等が居た。
人の「魂」は5つの部分(アルファベット表記成ら、Ren、Ba、Ka、Sheut、Ib の五つ)から成って居るとされた。死者の「Ba(バー)」の拠り所として死者の体をミイラにして保存し、死者の「Ba(バー)」が無事冥界に渡り、将来死者が甦る様にと、ミイラ作成期間の70日程の間、祭司は何度も大量の呪文を唱えとされ、「死者の書(死者の霊が肉体を離れて冥府に至る迄の過程を描いた書)」が死者と共に埋葬される事も在った。

古代ギリシャの哲学に於いて、「魂」は「プシュケー」と言い、語源は気息の音に由来する。又、「プシュケー」には蝶と云う意味も在り、死後の「魂」のイメージを蝶として表現する事も在った。

欧州でのキリスト教に於いては、人間を構成する要素は「霊魂(アニマ、ANIMA)、精神(SPIRITV)及び肉体 (CORPVS)」で在り、錬金術では此れ等は三原質と結び付けられて考えられ、3と云う数から三位一体に比せられる事も。「霊魂」と「精神」は肉体に宿り、肉体が滅びると「精神」と「霊魂」は分かれると考えられて居り、「霊魂」と「精神」は肉体と云う泉を泳ぐ2匹の魚に擬せられた事も在った。
此処に於ける「霊魂」は人間の「本能」の様なモノで在り、成長する事は無いと考えられて居たのに対し、「精神」は理性の様なモノで在って成長するモノで在るとされて居た。
「この世の生命の終わりと天国との間に多くの人が経ると教えられる清めの期間」――「天国には行け無かったが地獄にも墜ち無かった人の行く中間的な場所」――「煉獄」、「原罪の内に(即ち洗礼の恵みを受け無い儘)死んだが、永遠の地獄に定められては居無い人が、死後に行き着く場所」――「イエス・キリストが死後復活迄の間に留まった場所、及び洗礼を受ける前に死亡した幼児が行く場所」――「辺獄」等も在る。

古代インドの「ヴェーダ」や「ウパニシャッド」の「リグ・ヴェーダ」等の「ヴェーダ聖典」では、人間の肉体は死と共に滅しはするものの、人間の「霊魂」は不滅で在る、とされて居た。同聖典では、人間の死後に肉体を離れた「霊魂」は、「火神アグニ」等の翼に乗って、「最高天ヤマの王国」に辿り着き、其処で完全な身体を得る、とされた。
後の「ウパニシャッド」に於いては、死者の「魂」は、「解脱」する人の場合は「神道」を通って「ブラフマン」に至り、善人の場合は「祖道」を通って地上に再生する、と説かれた(「二道説」と呼ばれる)。そして「解脱」する事が「ウパニシャッド」の目標と成った。

中国の「道教」では、「魂(こん、たましい)」と「魄(はく)」と云う2つの異なる存在が在ると考えられて居た。「魂」は「精神」を支える気、「魄」は肉体を支える気を指した。「魂」と「魄」は易の思想と結び付き、「魂」は陽に属して天に帰し、「魄」は陰に属して地に帰すと考えられて居た。

そう云った「魂」については「神話や伝承、哲学」等で考えられて来たが、私は「マナス神智学」や「薔薇十字団のアストラル体投射砲とホ・オポノポノの考察」をベースにして考えて居る。
だが、前述の「神話や伝承、哲学」等での考えや解釈は間違いでは無いと言える。
私は、其れ等を混ぜて考えたのだ。

「魂」は、汎ゆるモノに存在し、動植物のモノは特に強い。
肉体と「魂」は密接に繋がって居り、其の繋がりを確固としたモノにして居るエネルギーを「魄」、そして「魂」は基本的に4つのエネルギーで構成されて居ると考えて居る。
先ず、生命エネルギーで在る氣等の「エーテル体」が在り、肉体の成長は此の「エーテル体」が大きく強く成る事で起きる。此れ等が破損する事で其の破損した箇所の臓器が病気に成る。病気に成ると云う事は、恐らく此の「エーテル体」に不備が在る、壊れ易いと云う事。
「エーテル体」の外側に在る「アストラル体」は、感情で在り、現実世界での意識。
「アストラル体」の外側に、「メンタル体」が在る。精神体で在り、理性を表す。又、「個人的才能」等も含まれる。
更に外側に、「仏性」だとか本来の自己だとかを表す「コーザル体」が在る。
其れ等4つのエネルギーが合わさる事で1つの「魂」と成り、其れ等は「魄」に依って肉体の松果体を軸に繋がって居ると考えて居る。


神様転生の概要:
「神様転生」と云うモノは、「何らかの理由や原因で死亡してしまった者が、神様の手に依って異世界を始めとした別世界へと転生する」と云う「転生」モノの1つだ。

基本的には、「神様のミスで死亡」、「神様が生み出したプログラムじみた何か等に発生したバグが原因で死亡」、「神様ですら感知出来無い出来事が原因で死亡」してしまった人達が「転生者」として「転生」する等のパターンが多い。

そうした「転生者」の中でも「神様転生」モノの小説の主人公をオリジナル主人公――「オリ主」と呼ぶが、「神様転生」モノの物語の中で「オリ主」と言うのは「最低系の登場人物」だったり、「転生」先の「世界」――「アニメやマンガ」の「世界」――「原作」のヒロイン達を「嫁」扱いし嫌われる「転生者」を指し、本来の意味での物語の主人公とは違うモノに成って居る事が多い。そして、そんな「転生者」は大抵の場合、作者の「自己投影」されたモノだったりする事も在る。

そんな「転生者」は、「特典」と云うモノを手にして「転生」する。「生前に見知って居たアニメやマンガ等の創作物に出て来る特殊能力や道具」、若しくは「死亡前に予め考えて居たモノ」を「特典」として所持して「転生」する事も多い。極タマにでは在るが、そう云った「特典」を全く望まずに「転生」する者も居るが、大抵の場合は「神様側の都合」で無理矢理に持たされて「転生」する事が在る。
また、「転生」をする前の会話等、「転生者」が「特典」を貰い受ける時、「神様」側の腰がとても低い事が多いのだ。

「転生」をする場所で在る世界もまた、重機の「特典」に合わせる為か、「転生者」側の望み、又は「神様側の都合やミス等」で「アニメやマンガ等の創作物の世界へと転生」する事も多い。

そう云った事も在り、其れ等「特典」は「転生」先の世界ではオーバーテクノロジーや世界の法則から外れたモノで在る事が多く、簡単に「最強モノ」や「チートモノ」等を生み出す事が出来る。

上記の展開や其れに準じた展開が多い「神様転生」モノの小説だが、ジャンルはとても多いだろう。
良く知られて居る純粋な「ファンタジー」で在る「ハイ・ファンタジー」、現代と良く似た社会システムや技術等に「ファンタジー」要素が混じった「ロー・ファンタジー」、現代技術よりも進んだ技術等が在る「SF――サイエンス・フィクション」、「劇的なストーリー展開を極力排除した、登場人物達が送る日常を淡々と描写するモノ」――「日常」、「恋愛」……「神様転生」はそう云った色々なジャンルの中の1つで在ると同時に、異色で在り、其れ等のジャンルを取り込み展開する事が出来るのが特徴で在り、特色だろう。

そんな「神様転生」だが、其の作品数はかなり多い。とある検索エンジンで「神様転生」と入力し検索するだけで594,000件以上も該当する。とある小説投稿サイトで検索すると、そちらでも6,637件とかなりの数で在り、未だ未だ増えて行くだろう。

基本的にはワンパターンな展開が多く、御都合主義展開も多い。
そんな在り来りで直ぐに飽きてしまいそうな小説で在るにも関わらず、何故そんな作品が生み出され愛され続けて居るのだろうか。
其の理由は、恐らくでは在るが現代の人間が「現実に疲れて居る」と云う事が一因かもしれない。今居る「現実の世界から逃げ出したい」、「現実から一時でも良いから別の世界に行きたい」、「別の事をしたい、体験したい」等と云った理由等から「神様転生」を始め「異世界」モノが多く生まれ、人気が出、ジャンルの1つとして確立されて居るのかもしれない。
勿論其れだけでは無いだろう。
単純に憧れや娯楽の1つとしての楽しみ、暇潰しだとか云った理由も在るだろう。
が、其れ以上に、前述の通り「異世界」モノの小説としてとても書き易いのだ。
先ず「異世界」。我々が居る此の世界とは全く別の世界を描くと云う事。
簡単そうで在るが、とても難しいモノだ。
が、我々の知る法則や規則に縛られた展開を描く必要が全く無いと云う理由が大きいだろう。「此れは可怪しいんじゃないか?」等と言われても、「異世界だから」と返えせば良いのだから。
次に、「転生」をする際に貰える「特典」や「転生」先の世界だ。
既存のモノに少し手を加えるだけで良いのだから、此程簡単で楽なモノは無いだろう。オリジナルの主人公――「オリ主」を「アニメやマンガの世界」へと投入し、暴れさせる事や登場キャラクターと結び付けだけで良いのだ。
だが、其れ等は「アニメやマンガ」等の「原作」から大きく逸脱し、全くの別物に成ってしまう可能性も在る。此れが恐らく「原作レイプ」と云うモノだろう。
其れでも「神様転生」と云うジャンル――題材の小説はとても書き易いモノだ。
作者の願望を其の作品に乗せるだけで良いのだから。
描き易いが、既存のモノに手を加える場合は繊細でとてもズレ易い為に要注意なジャンル。
其れが「神様転生」だと私は考える。


神様転生に必要なモノ:
ではそう云った「神様転生」を行う際に、どう云ったモノが必要成のだろうか。
抑々「神様転生」は、其の「転生」と云う名前からも判る通り「輪廻転生――転生輪廻」から来て居るのだろう。
そう云った事からも、「転生」と云うからには「魂」が必要だろう。
そして其の名前から「神様」と云う存在や其れに似た存在やシステムが必要だ。
「転生」先の世界もまた必要不可欠だろう。


神様転生先の世界について:
そんな無数とでも言える程の「世界」が存在して居る中で、其れ等の「世界」の情報が在るとされて居るモノ――概念が在る。
其れが「アカシック・レコード」等と言うモノだ。
インターネットの影響を濃く強く受けた私個人の考えでは在るが、恐らく「マンガやアニメ」を始め色々なモノを創作して居る人達は、自然と此れと繋がって居るのではないだろうか。
無意識下で繋がり、其の繋がりに気付かず、「自身のアイデア」と思い、創作物として世に出して居る。
そして、其の創作物の中でも「マンガやアニメ等の物語性の在るモノ」は、「並行世界」や「異世界」の情報の一部成のだろう。
「神様転生」ものの小説に於いて、「転生者」が「神様転生」する「転生」先に選ぶ「世界」の「アニメやマンガ」の「世界」とは、そんな「並行世界」や「異世界」だと私は考えるのだ。


特典について:
では次に「特典」について考えて行こう。
「神様転生」に於ける、「神様」や其れに準ずる存在から貰う事が出来る特殊能力や道具を総じて「特典」と呼ぶ。
其れ等は「アニメやマンガに出て来る特殊能力や道具」が多い。そして、其れ等は「ヒトでは決して扱い切る事が出来無いだろう程の力」が含まれる事も多い。が、「神様転生」モノの小説等の「特典を手にして転生した者」――「転生者」は何の問題も無く扱えて居る。
其れは、恐らくでは在るが、「特典に関する知識が、転生時に与えられる」からだと思われる。
他にも、「特典の操作方法を魂に直接書き込む」等と云った事も。
恐らく此れは、「魂」を拡張して居るのではないだろうか。
厳密には違うだろうが、其れに等しい何かを行って居るのかもしれないと私は考える。
前述で、「神」や「仏」の領域へと向かう為に「輪廻転生」をするとは言ったが、此の「特典」が其れに至る為の「近道」――「膨大な経験値」で在り、そして「輪廻転生」と比べると「険しく苦しい道程」だと考えられる。
本来、「輪廻転生」を繰り返す事で少しずつ「経験値」を得るのだが、一気に其れを得る。
ゲームで在れば何の問題も無いだろうが、元々器には大きさや深さ等の限界値が在り、無理矢理に其の器で在る「魂」の一部で在る「メンタル体」の中へと入れる。
無理矢理に入れられた「メンタル体」は其の分だけ大きく歪み、其の歪みは「コーザル体」や他のエネルギーで在る「アストラル体」や「エーテル体」へと影響を与えるだろう。
故に、元々社会から「歪んで居る」とされる性格を持つ者達や活動的な者達は別だが、「引き篭もり」だったり「コミュニケーションが苦手」だった者達が「転生」後の「世界」で直ぐに「適応」し、「コミュニケーション能力が高い」人物へ、活発的な人物像に成るのではないだろうか。
だが、場合に依っては、其の「特典」が原因で性格等が歪む事や身体に何かしらの影響が出る事、大きな力が大きな力を呼ぶ事等も出て来るだろう。


輪廻転生の流れ:
では本格的に「転生」について考えて行こうと思う。
否、其の「転生」の流れをイメージしてみようと思う。

先ずは、よく知られて居る一般的な「輪廻転生」。其れに私独自の考えを加えた「輪廻転生」の流れだ。

死を迎えると、先ず「魄」が消失して「魂」の一部は剥離する。物理的肉体と「エーテル体」は現世に残り、他の「魂」を構成して居たエネルギーは其々の「世界」へと向かう。
其々の「世界」へと向かう道程や其の道中の「世界」が、「欲界」。
そして最初に「アストラル界」――「色界」――「地獄」で、生前に残した「感情の葛藤等」――「悪性情報」を、生前の罪に応じた種類の罰、其れに応じた時間の間精算及び浄化する。其の罪状次第では、仏教で云うところの「八大地獄」に堕ちるか、エジプト神話の「アメミット」に依って「魂」が消滅する。「アメミット」に喰われる事は無くとも、総ての罰を受け終わるのに最大で2,000年近くもの時間が必要だ。否、正確には一番最初の「地獄」で在る「等活地獄」から「大焦熱地獄」に堕ちる迄に2,000年で在り、「総ての罰を受けるのには、此の宇宙が誕生してから消滅する迄の時間が必要」と成る。が、物理的世界で在る此方側からの「供養次第」では、其の「罪に因る罰も軽減や中断」され、「メンタル界」上部――所謂「霊界」へと向かう。
其後、「アストラル体」と「メンタル体」及び「コーザル体」は、「霊界」へと向かい、「アストラル体」だけが留まる。
「メンタル界」下部で在ると同時に「霊界」の下部に存在する「幽界」――「物理的世界では無いが、其れに近しい世界で在り、大抵の願いで在れば簡単に叶う世界」――「煉獄」――「辺獄」――「天国」――「メンタル界」で「メンタル体」と「コーザル体」が一定期間過ごし、「願いを叶える事に飽きる」事で、「転生」の輪の中へと入る。
其後其れ等が真っさらな「エーテル体」と「アストラル体」と合わさり、新たな物理的肉体へと宿り、「魄」が其れ等を結び付ける。
其れを「須弥山世界」の中で繰り返す。
此れが「輪廻転生」だと私は考えて居る。

又、「エーテル体」は本来で在れば自然消滅する。が、極タマに強い「悪性情報」を抱えた「エーテル体」は現世に残る事が在り、此れが浮遊霊や地縛霊、悪霊に成る。
そんな「エーテル体」程では無いが、「未練や負の感情」――「悪性情報」を抱える「アストラル体」と「メンタル体」及び「コーザル体」の3つとも「霊界」に留まる事に成る。が、「供養次第で解放」され、「メンタル体」と「コーザル体」は「メンタル界」へと向かう。
其れ等の流れを繰り返す事で、「メンタル体」に才能が蓄積され、其れに応じて「コーザル体」も成長し、「非想非非想処」へ、「ブッディ界」へ、「アートマ界」へ、「アヌバーダカ界」、「アーディ界」、「ロゴス界」へと向かい「菩薩」へ、そして上位の「神仏」の道を進み昇るのだろう。


神様転生をする為の条件と其の流れ:
では最後に、「神様転生」をする為の条件と其の流れを考えて行こうと思う。
既に記載して居るが、「神様転生」ものの小説の登場人物達が「神様転生」をする場合、其の境遇は「引き篭もり」だったり、「コミュニケーションが苦手」だったりする。
他にも、テンプレートな展開と化して居る流れだが、「トラックに轢かれて転生」――「トラック転生」、「病気」、上記でも記載した「神様関係に因るミス」等が在る。
其処で考えたのだが、物理的肉体と「魂」を構成する4つのエネルギーを松果体を通して結び付けて居る「魄」のエネルギーを消費し切る事が出来無かった――「メンタル体」に才能を蓄積出来無かった――「コーザル体」を磨く事も成長させる事も出来無かった――順当に成長し、寿命を全うする事が出来無かった者達が「神様転生」をする――出来るのではないだろうか。
他にも、「世界へ悪影響を与え無い程度に強い未練」等を抱えて死んでしまった者達、自殺以外の何らかの要因や原因――他殺や事故、病気等で死んでしまった者達も含まれるだろう。
そう云った者達が「神様転生」出来るのだろう。

次に、「神様転生」は何の様な流れで行われるのかを考えて行こう。
「魂」に蓄積される「悪性情報」。此れは、パソコン等で云うところのエラーやバグだろう。先ず最初に、そんな「悪性情報」を取り除く事から始まる。
次に、「特典」を貰う事や「転生」先の「世界」に適応させる為の準備だ。
「特典について」の項目で記載したが、「魂」には恐らくでは在るが容量限界値の様なモノが在るだろう。
「特典」は、そんな限界を無視して無理矢理に、外付けハードディスクの様にして与えられる。小さな器の中へと使用時や生命活動中等には問題が無い程度に無理矢理埋め込み、与えるのだ。
そうして遂に「神様転生」の準備は完了し、元々居た「須弥山世界」とは別の「須弥山世界」、若しくは「並行世界」や「異世界」、希望した「アニメやマンガに近しい並行世界や異世界」へと「神様転生」をする。
そう云った流れの中で、寿命を全うし、「輪廻転生」の輪の中へと戻るのだ。
そして、そんな「神様転生」を行った「転生者」達は、再度別の「世界」へと「神様転生」を行う事が多い。
此れは、「特典」を与えられた「魂」と物理的肉体を結ぶ「魄」が、「特典」が持つエネルギー等に耐えられず、急速に崩壊し、消失するからだろう。
中にはそう云った事は起きずに「輪廻転生」の輪の中へと戻る者達やヒトの寿命よりも遥かに長く生きる者達、不老不死に成る者達も居るだろうが。



・世界の全体構造、輪廻転生と神様転生の簡単なまとめ
世界の全体構造:
風輪

水輪

金輪

此処から欲界

熱地獄で在る八大地獄や寒地獄等や十六小地獄等、地獄や奈落

我々が認識し観測出来る宇宙――贍部洲、贍部洲から北に倶盧洲、贍部洲から北東に且身洲、贍部洲から北西に牛貨洲等の四大洲等の人界
餓鬼界、畜生界、修羅界

持双山、持軸山、檐木山、善見山、馬耳山、象耳山、尼民達羅山、鉄囲山

須弥山の麓等の下層で在る地居天
三十三天、四大王衆天

須弥山の上部で在る空居天
夜摩天、都史多天、楽変化天、他化自在天

此処から色界――アストラル界

初禅天
梵衆天、梵輔天、大梵天

第二禅天
小光天、無量光天、極光浄天

第三禅天
少浄天、無量浄天、遍浄天

第四禅天
無雲天、福生天、広果天、無想天、無煩天、無熱天、善見天、善現天、色極竟天


此処から無色界――メンタル界

空無辺処、識無辺処、無所有処、非想非非想処



小千世界や異世界含む並行世界


中千世界や異世界含む並行世界


大三千世界や異世界含む並行世界


アカシック・レコード


輪廻転生の流れ:
物理的世界で在る現世で死ぬ。

物理的肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体を結び付けるエネルギーの内、アストラル体、メンタル体、コーザル体の3つを結び付けるエネルギーだけを残し、他物理的肉体とエーテル体の2つと結び付けるエネルギーは消滅する。

エーテル体が物理的世界で在る現世に残る。
エーテル体は本来で在れば自然消滅するが、死亡時に強い悪感情や願い等を抱えると、浮遊霊や地縛霊、悪霊等に成る。除霊後、自然消滅する。

アストラル体やメンタル体、コーザル体が其々の世界へ。

霊界でも在り幽界を含むアストラル界で、アストラル体やメンタル体、コーザル体が浄化。
霊界の最下層で在る幽界は、物理的世界で在る現世と酷似して居り、未だ結び付いて居るアストラル体とメンタル体、コーザル体の3つで在る不完全な魂は、生前の肉体と同じ見た目をして居る。生前と同じ考えや性格で在り、幽界では大抵の事は叶う。次第に幽界での行動に飽きが来るか、何かの導きを受ける事で霊界の上の層へと向かう事が出来る。
生前の強い悪感情や願い等が在ると、上手く浄化されず留まる。物理的世界で在る現世で供養されると、浄化作業が上手く進む。

アストラル体がアストラル界に留まり、メンタル体とコーザル体はメンタル界へ。

天国や地獄でも在るメンタル界でメンタル体とコーザル体は一定期間過ごし、浄化後輪廻の輪へ。
アストラル界で浄化しきれ無かった生前の罪等の分に対して、地獄に当たる部分で罰を与える。物理的世界で在る現世での供養次第で、其の罰の数や度合いは減少するか、中断される。
生前での罪の数や度合い次第で受ける罰を全て受け続けるので在れば、最大2,000年近くも必要。

天国や地獄で一定期間を過ごし、輪廻の輪へと再び入り、真っさらなエーテル体とアストラル体、物理的肉体と結び付き、其の結び付く為のエネルギーを得、輪廻転生を完了する。

メンタル体に蓄積出来る才能の数や質にも限度が在り、上記の7つを繰り返す事で、才能等が最大迄蓄積する事で、メンタル体とコーザル体は成長し、果てにはブッディ界へと向かう。


神様転生の流れ:
物理的世界で在る現世で死ぬ。
死亡時に、世界に対して強く影響を与える程では無いが、自身に対してや来世に対しての強い願いや感情を抱くか、青春をまともに経験出来ずに死ぬ。また、物理的肉体とエーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体の5つを結び付ける為のエネルギーの全てを消費せずに死ぬ。

物理的肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体を結び付けるエネルギーの内、アストラル体、メンタル体、コーザル体の3つを結び付けるエネルギーだけを残し、他物理的肉体とエーテル体の2つと結び付けるエネルギーは消滅する。

エーテル体が物理的世界で在る現世に残る。

パソコン等で云うバグやエラー等に相当する部分を浄化。

望む能力や道具等で在る特典を手にする。
魂の容量には限界が在り、其の特典次第で無理矢理に付属させる必要が在る。外付けハードディスク等の様に無理矢理付ける。

輪廻の輪に加わらず、望む世界に近しい世界で在る並行世界や異世界へと飛び、其の世界の輪廻の輪に加わる。

物理的肉体と真っさらなエーテル体と結び付き、其れを確固たるモノにする為のエネルギーを得、輪廻転生の別物で在る神様転生をする。

上記7つを完了し、寿命を全うする事で通常の輪廻の輪へと戻る。
物理的肉体とエーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体の5つを結び付ける為のエネルギーの全てを消費せずに死んだ場合は、また上記の7つを繰り返す。



 
 

 
後書き
長文失礼しました 
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