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ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神

作者: 革命者
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第五章:冥界合宿のヘルキャット/導き手のスレイヴ
  Change3:巨龍VS異能の三人~Rias family~

「いくよー、スターンレイザァーッ!」

『グァ!?』

テュールが初手の攻撃を目の前の龍に当てる。

「やるのう…なら妾も…『羽衣・不可視鎌』」

『グオォォォォ』

羽衣が不可視の斥力でできた鎌を龍に当てるが防御が薄い関節部にしか攻撃が通っておらず他の部位あったた鎌は、鱗に傷をつけることしかできなかった。

「さすがに龍の鱗は硬質だのう…関節部しか攻撃が効いておらんのう」

「羽衣、お前は遠距離で鱗が少ない部分を攻撃、テュールは近接戦でヒットアンドアウェイを繰り返せ。俺はそのまま遊撃に回る」

「「了解」」

二人に指示を送り戦況をこちらに優先させる。

「えぇい!」

「ゆくぞ!!」

テュールは自身の巨大な機械義手で龍に打撃を与え羽衣は斥力で作り出した不可視の鎌で龍を攻撃していく。

「喰らえ」

俺はアサルトライフル『R-201カービン』を構えそして移動しながら目の前の龍に撃つ。

『R-201カービン』。あの時の設計図に記されていた最新型のアサルトライフル。フルオートかつ高い射撃精度を有しており射程距離は70m。

反動はあまりなく扱いやすくそして威力も高いほうだ。

―――バババババッ

『R-201カービン』を龍に向かい発砲する。

『グッ1?…グオォ……』

どうやら効いているようだな。

しかし、あの龍に効いていることはこの武器は相当威力があるようだな。

とりあえず威力を調整しとくか。

あくまでこれは本気の殺し合いではないからな。

「雷のミサイル行くよー!!!」

―――ドドドドッドゴォォォン!!!

テュールが生み出した無数の雷のミサイルが龍に襲いかかる。

「妾も行くぞ…。『羽衣・黒斥牙槍』」

羽衣も斥力で生み出した槍で龍を攻撃する。

『グッグォォォ…』

どうやらあの龍も先の攻撃で相当ひるんだようだな。

さて、どこでこの戦いを終わらせるかだが…。

『グオァァァァァァァ!!!』

目の前の龍が突然強力な咆哮を挙げた。

どうやら目の前の龍はまだ戦うらしいな。

「さすがにすごいね…。ティアと同じ龍王なだけはあるね」

「流行すごいのう龍はこれは妾も本気を出したくなってきたぞ」

俺たちはいったん同じ場所へと集まる。

二人が先ほど言った通り、さすが元龍王なだけはある。

一応アザゼルの話を疑っていたわけじゃないが、まさかこれが龍王だとは…。

まあ、お互い手加減していることには変わりないが。

「相手はまだやる気のようだ。それなら提案者からストップがかかるまで存分に戦うか二人とも」

「オーケーだよマスターなんか滾ってきたよー!!」

「妾も久しぶりに楽しむとするかのう」

『グォァッ!!』

そして龍は巨大な火炎放射のようなブレスを放ってくる。

「面白ぞ、妾の盾と勝負じゃ。『羽衣・黒斥壁』」

―――グォォォン!!

火炎と斥力でできたブレスがぶつかる。

「アチッ!!…さすがにこの量の火炎は守られていても熱いね」

「だな…。まあ羽衣のお陰で威力まではこちらに来ていないようだがな」

「さすがにここまでやるとは楽しくなってきたぞ」

そして龍はブレスをやめ今度は右ストレートでこちらに襲い掛かる。

「近接攻撃なら私が迎え撃つよ!!…えぇい!!」

―――ドォォォォォン!!

互いの拳がぶつかり衝撃波が戦場に舞う。

さらにその衝撃波の影響で周りの岩や木々が砕け折れていっている。

「やるね、ドラゴンさん!!」

『グォォォォ!!』

そして互いに拳を引き龍は一歩下がる。

ここまで来たら俺も何かやらないとダメなようだな。

―――タァンッ!!!

俺は素早く目の前の龍に向かい駆け出す。

そして移動しながら二丁のサブマシンガン『オルタネーター』を構え、龍に向かい発砲する。

『グッ!!!グ、グググググ』

どうやら先ほどのアサルトライフル『R-201カービン』よりも効いているな。

この『オルタネーター』は高威力の弾を放つツインバレルのサブマシンガン。

弾速や精度を犠牲にして威力をあげている。

まあ、効いているがこれは大体二秒ほどで打ち切ってしまうので、使うときは敵との緊急遭遇時に使うのが本来の使い方だ。

まあ、今回はテストを兼ねて使っているだけだからな。

『グオッ!!』

そして俺が近づくと今度は反撃か尻尾でこちらを薙ぎ払おうとする。

俺はその薙ぎ払いをジャンプでかわす。

『グォン!!』

空中で無防備になった俺に龍は自身の頭部の角を伸ばしこちらに突き刺してくる。

「いい判断だ。だが甘い」

俺は右腕に取り付けられたワイヤーを射出しそして近くの岸壁にワイヤーの先端を括り付けそのまま角による刺突攻撃を回避する。

『グォォ!!』

「な、その状態から尻尾の攻撃か…!!」

回避したつもりが俺の進行方向から龍のしっぽによる薙ぎ払い攻撃が迫る。

「この状態では会費はできな…チッ!!」

俺はあそのまま腕をクロスさせ防御の姿勢をとる。

「マスター!?」

「シン!?」

二人がフォローに入ろうとするが間に合わない。

俺は攻撃の直撃を覚悟したとき…。


―――ズィィィィンッ!!


俺の前から何かが出現し龍の攻撃を受け止めた。

『…?…』

龍はとっさに後ろに下がる。

俺もワイヤーを戻し岸壁に捕まる。

俺は出現した何かを見てみるとそこには。

『ふぅ~間一髪だったわね。シン』

まるでこの世にあらわれたかのように俺の隣にスカーレットハートがいた。

って…よく状況が呑み込めないんだが……。

「何故、お前が個々に…いや実体としているんだ?」

『え~まぁ~…。なんとなく気合でやったら出てこれたわ』

気合って…そんなんでできるものなのか……。

『できるわよ』

まあ、それはいいとしてとりあえず…。

「ここは何処…って、なんか巨大なドラゴンいるし!!しかも周りがめちゃくちゃだ!?」

「はわわわ…言った何が何だか……」

「あらあらこれは一体…」

「もしかしてシン君たちが目の前のドラゴンと戦ったのかな?」

「……」

どうやら本来の御一行のイッセー達が起きたらしいな。

「おいおい…様子を見に来てみれば…この惨状は何だ」

「大丈夫みんな!!」

どうやら雰囲気的に戦闘は終わりらしいな。







ー◯●●●●●◯ー





「まったく…本来はイッセーたちを戦わせるはずの予定が、なんでお前たちがタンニーンを相手にこんな激戦繰り広げているんだよ…」

「あなたがあんな提案したからでしょう!!それにシンの洞察力と身体機能の良さを知らなかったの?あんな離れた場所でもシンは貴方の無茶苦茶な提案は聞聞かれているわよ…」

「ゲッ…まじかよ……」

さて、アザゼルとリアス部長が来てから事態はまあ収まった。

俺はあらかじめ盗み聞きしていたからわかっていたがどうやら先の戦いは、本来ならイッセーたちが戦うはずの予定のようだ。

そしてフォロー要員に俺とテュール、羽衣というわけだ。

「え!?このドラゴンが悪魔!!!」

『久しいなドライグ』

『ああ、懐かしいなタンニーン』

「って…しゃべったぁぁぁ!?ってかお前知っていたのかよ…」

イッセーが若干戸惑っている中アザゼルが説明する。

「こいつはこのドラゴンは『魔 龍 聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)』タンニーン。元龍王の一角でちょっとした事情で悪魔に転生したもの好きさ」

『魔龍聖』ブレイズ・ミーティア・ドラゴン、またの名をタンニーン。

これがあのティアマットと同じ二つ名で称された五大竜王の一角か……。

「ドラゴンで悪魔…ですか」

「どんだけ最強なんだよ…」

「お前らの修行のためにちょいと来てもらったんだよ」

「修行…つまり特訓か!!」

ゼノビアが修行と聞いて何かに燃えている。

すると目の前の龍―――『魔 龍 聖(ブレイズ・ミーティア・ドラゴン)』タンニーンがしゃべりだす。

『フン…サーゼクス殿の頼みだから来てやっていることを忘れないでほしいな堕天使の総督殿』

「とりあえず、タンニーンとの手合わせで今後の修行方針を決めるつもりだったんだが……」

「俺たちが邪魔したって事だろアザゼル先生」

「そうだよ…まさかお前らがタンニーンとドンパチやっているとは予想外だったぜ」

アザゼルの意見にタンニーンが続く。

『まったくだ。まだ昇進の若者たちと限りなく加減して戦ってくれと聞いていたのだが…現れたのは異能の三人と来た。しかもその三人の実力はアザゼルから聞いていたよりも大幅に違っていたぞ。おかげでこちらは傷を負ったしまったぞ』

「悪いな。それ達としてはアザゼル先生にただで乗せられるのは納得いかないものがあったからな」

「…結局俺のせいかよ…まあいいか。とりあえずリアスからお前たちの実績を聴いて今後の修行のメニューを考えておくからそこのところよろしくな」

とりあえずこの茶番は終わりか…。

まったくこんなことじゃみんなの今後の修行が思いやられるな…。

あとでアザゼル先生乃ところに行って修行のメニューを見ておこう。

『それにしても本当に規格外だな、この三人は…。今や絶滅寸前の伝説の妖怪『羽衣狐』に去年から噂されていたティアマットと行動を共にしていた『壊 拳 の 轟 雷 姫(インパクト・ライジング・クイーン)』。そして―――」

俺のほうに向いてくるタンニーン。

『あの堕天使の幹部コカビエルを倒し、異形の力を纏った旧魔王のカテレア・レヴィアタンを倒した青年―――まったくお前たちには恐れ入ったよ…いくら手加減しているとはいえこちらに傷を負わせるとはまいったな』

「そんなに強かったのかな?私たち…」

「まあ、龍王のお褒めの言葉だからのう。強者の部類にははいるのではないか?」

そこまで噂されているとは…正直情報の出回りがすごいな。

「とりあえず、イッセーたちは私の家にそのまま向かうとして…シン、羽衣さん、テュールさんあなたたちは身なりを少し整えて頂戴…服がボロボロよ」

俺たち三人は自分の身なりを見てみる。

俺は砂ぼこりや煤がついただけでほかには何ともないが―――。

羽衣とテュールはところどころ服が燃えて肌が露出されておりきわどい格好となっている。

「なんでその格好をして平然としていられるのかしら…仮にもイッセーや祐斗、シンがいるのよ…」

「「い、いやーん?」」

「棒読み過ぎない?」

とりあえず俺たちは身なりを整えてリアス部長の実家に向かうことにした。








ー◯●●●●●◯ー






『お帰りなさいませ、リアスお嬢様!』

「うわっ!?」

リアス部長の家に近付いたか、急にあちこちで花火が上がり、並んだ兵隊達が空に銃を放ってる。

そして楽器隊のような集団が一斉に音楽を奏で始めていた。

流石貴族…このお出迎えとはな。

「ありがとう、みんな。帰ってきたわ」

リアス部長がお出迎えしてくれた人たちにお礼を述べる。

それに反応し出迎えの人たちがみんな笑顔になった。

どうやら個々の貴族は領民に愛されているようだな。

流石情愛深いグレモリー貴族といったところか。

そしてその勇断から銀髪のメイドグレイフィアさんが現れた。

「お帰りなさいませ、リアスお嬢さまお速いおつきでしたね」

「ただいま、グレイフィア。元気そうで何よりだわ」

そして俺達は使用人達に自分の荷物を預け、用意されていた馬車で、グレモリー邸へ向かった。

ちなみにアザゼル先生とガブリエルは対テロリスト会談の準備があるため魔王領にある会談会場へと向かっている。

「ほう…なかなか風情がある光景じゃな」

「きれいなお花畑」

俺が乗る馬車には羽衣、テュール、イッセー、アーシア、ゼノヴィア、リアス部長が乗っている。

「本当にきれいですね」

「そうだなアーシア…あのでかい城は何なんだ…」

「あれが私とお父様やお母さまが住む本邸よ。今から向かう場所よ」

成程…それにしても大きいな。

貴族ってよりもまるで王族が住んでいるような建物だな。

「着いたわ」

リアス部長が言うと馬車の扉が開かれる。

そして俺たちに続きほかの皆も降り始め全員がが揃った。

すると俺達が歩く道であろうところに豪華なレッドカーペットが敷かれておりその両脇に大勢の執事やメイドが並んでいた。

ここまで派手なお出迎えとは少々驚いたな…。

「皆様、どうぞお入りください」

グレイフィアさんに案内され、俺達がそのままついていき、屋敷に入った時小さな人影がこちらに走って向かっていた。

「リアスお姉さま! おかえりなさい!」

紅髪のかわいらしい少年がリアス部長に抱きついていた。

「ミリキャス!ただいま。随分と大きくなったわね」

「部長さん、その子は?」

アーシアが聞くと、リアス部長はその少年を紹介してくれた。

「この子はミリキャス・グレモリー。お兄さま、サーゼクス・ルシファー様の子供なの」

成程、この紅色の髪色にこの少年から感じられる魔力サーゼクス乃魔力に似ているようだな。

「ほら、ミリキャス。あいさつをして」

「はい。ミリキャス・グレモリーです。よろしくお願いします」

「…グレモリー?」

イッセーは疑問符を浮かべていた。

どうやら魔王についての知識に関しては知らないようだな。

「イッセー。いちおう説明だが、現在の魔王は襲名性…つまり魔王と任命された者…『ルシファー』つまり魔王と襲名されたもの以外は魔王の性を名乗ってはいけないんだ」

「ああ、だからグレモリーなんだな!!」

まったく悪魔ならそれぐらいの知識はつけてほしいな。

「初めまして。俺は兵藤一誠。リアス様の下僕で『兵士(ポーン)』です」

「私はアーシア・アルジェントです同じリアス様の『僧侶(ビショップ)』です」

「同じくゼノヴィアだ。リアス様の『騎士(ナイト)』だ。よろしくお願いする」

イッセーたちは自己紹介は終わったようだな。

次は…。

「こんにちは、私の名前はテュールだよ!!よろしくね!!」

「妾は羽衣狐の羽衣九狐じゃよろしくなリアス殿の甥っ子よ」

「はい、いつもリアスお姉さまへのご助力感謝しています!!」

どうやら最後は俺になってしまったようだな。

「俺の名前は神無月進だ。リアス部長の協力者をやっている。気軽にシンと呼んでくれ」

俺が自己紹介をすると、ミリキャスは驚きながら瞳を輝かせていた。

どうしたんだろうか?俺が何かしたのか?

「貴方があの会談の英雄の神無月進さんですね!!貴方の武勇伝を聴いた時からファンになりました!!ぜひ握手をしてください!!」

俺の武勇伝?それに俺のファン…か?

俺、ファンが出来るようなことなんてした記憶はないんだが…。

しかも会談の英雄って…。

どうやら俺の知らないところで何かが動いているようだな…。

とりあえず握手をしたが…。

「やったー。握手で来たー!!」

喜んでいるようだな。

正直この幼年が俺に熱中する理由を聞きたいところだがまあ、それは後々聞くとしよう。

そしてリアス部長に案内されとある一室に入ると…。

「リアスお姉さまがお帰りになりましたー!!」

「こらこら走らないのミリキャス」

ミリキャスが部屋にいる女性に抱き付いた。

亜麻色の髪と若干鋭い目・・そして雰囲気がリアス部長に似ている。

「きれいだな~」

イッセーがその女性に向かって視線を送る。

「イッセー。私のお母様に熱い視線を送っても何も出ないわよ?」

「へ…?えぇぇぇぇぇっ!?お、お母様ぁぁぁぁあああ!?どう見ても部長と同い年くらいの美少女じゃないですか!」

まあ、イッセーの意見はごもっともだな。

確かに見た目はリアス部長と同じ年くらいだが、実際はもっと年は上だろう。

「あら、美少女だなんて、うれしいことをおっしゃいますわ」

どうやらイッセーの意見に少しうれしいか微笑んでいる。

この人がリアス部長の母か…。

本当に似ているな。

「さて、リアスの新しい眷属の皆様と、リアスにご助力していただいているお三方。私はリアスの母のヴェネラナ・グレモリーです」

リアス部長の母――ヴェネラナさんが自己紹介をする。

そしてミリキャスの時と同様にほかの皆の自己紹介を済ませ俺の番になった。

そしてイッセーの時はライザーの件で少し慌てていた

まあ、『リアス・グレモリー乃処女は俺のものだ!!』なんて公衆の面前で言っていたからな。

そして俺の時になるとなぜかヴェネラナさんが俺のことを見て近づいてきた。

「貴方が神無月進君でいいわね」

「はい、私の名前をご存じで光栄です」

「いいえ。むしろ光栄なのはこちらですわ。兵藤一誠君と婚約パーティーに乗り込み圧倒的な差でライザーの眷属たちを圧倒していましたから。それに今やあなたは銘菓全土ではかなりの有名人…むしり英雄に近い扱いをされていますわよになっていますわよ」

「有名人?…英雄…?」

心当たりがまったくないのだが…。

するとヴェネラナさんは手元に魔方陣を浮かべて映像を流し始めた。

『今回のニュースは!!三大勢力の会談!!しかもそれに多く貢献しその立役者となった人物はリアスグ・レモリーの協力者であり、あの魔王サーゼクスル・シファー殿とセラフォルー・レヴィアタンのご友人であられる神無月進だ!!』

え…?

『我々はこの真相を探るべく会談に出席してくれた魔王のサーゼクス様とセラフォルー様の御二方にインタビューしてきました!!』

するとサーゼクスとセラフォルーが映像に出てきた

『サーゼクス様、会談の件に大きく貢献した神無月進についてどうぞ!!』

『ええ、彼はわがリアスを窮地から救いさらにはあの堕天使の幹部コカビエルを倒した人物だ。それにあの会談でテロリストが襲撃したときにすぐさま裏切り者の白龍皇を見つけ出しそして襲撃の主犯である異質な力を持ったカテレアを倒してくれたから人物だよ。さすが私の友人だよ』

『おおー!!いきなりの高評価!!セラフォールさまはどのような感じですか』

『彼は会談の際にあの堕天使の総督んおアザゼルをカテレアちゃんの魔の手から救った英雄よ!!それに彼の―――神無月進君の戦う姿はまるで正義のために戦うロボットのようだったわ!!』

そして再び映像はニュースのスタジオに戻る。

『いきなりの魔王様からの高評価!!しかも今回、神無月進の希少な戦闘映像を我々が入手しました!!それではどうぞ!!』

そして俺が今まで戦った、ライザーの眷属やコカビエル、カテレアとの一部の戦闘シーンが流れ出したた。

そして映像は俺の戦闘シーンが終わったところでで終わった。

―――ちょっとまて…。

何故ここまで俺の情報がここまで出回っているんだ…。

しかもこんなまるで英雄みたいな扱い…。

一体何がどうなっているんだ…ッ!?

いまいち状況が呑み込めない俺にかまわず、今度はヴェネラナさんは近くにいた執事さんに何かを持ってこさせた。

あの執事が持っているものは新聞か?

まさか……。

「ほら、この新聞の大きな見出しにあなたのことが載っていますわよ。『三大勢力トップ会談成功!!、その和平の立役者は名門グレモリー家、次期当主リアス・グレモリーの協力でありサーゼクス様とセラフォルー様のご友人、神無月進!!あの堕天使の幹部コカビエルと前魔王の血を引くカテレアを倒す!!』ほら、このことであなたの雄姿や武勇伝覇今や冥界全土に知れ渡っていますわよ?」

新聞をよく見るとスレイヴ・バルバトス姿の俺移った写真がが記事の大きな見出しに飾れれていた。

「シンすげえな!!」

「すごいです!!シンさん」

そして周りの皆から拍手をもらった。

だが…俺は……。

「…え?…」

状況が呑み込めてないでいた。


 
 

 
後書き
さて、今回は物語の後半でシン君を違う意味で追い詰めてみました。



 
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