| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

詩集「Variationen」

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

今、君は…



降り続く粉雪
淡い光り浴びてる
冬の幻
いつの日か溶けてく?

空虚な毎日
ただ一人の時間
もてあますだけ
全てが切なくて…

今、君はどこで
何を見てるだろう
僕はここで一人
虚しい自由を
抱いているよ


窓から見える氷柱
そっと手で叩いて
冷える指先
温めるものはない

昇る朝陽が
銀の大地染めてく
歪んだ景色も
いつしか虹となって…

今、君はどこで
何をしてるんだろう
僕はここで一人
儚ない自由を
空へ還すよ

今、僕はここで
君との日々想い出し
朝の光り浴びて
遠い未来(アシタ)を
夢見ているよ…

また会えるかな…?
蒼く晴れた
空の下で…



 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧