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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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2部 P・T事件
1章 魔法少女登場
  プロローグ

木々が生える林の中、
一人の少年が息も荒く立っている。
薄く差し込んでくる月光にその姿を浮かび上がらせ、
少年の耳に、前方から微かな物音が届く。

少年が気付くと同時に、
茂みから黒い物体が現れる。
それは黒い物体
全身毛むくじゃらで
赤い紅玉のような瞳は少年を見定めながら
大型の獣のような牙を持って少年に襲い掛かった

それは、この世界の生物ではなかったが
少年は疑問はなかった。
なぜならその正体を少年が知っていたからだ

 少年は持っている紅玉を頭上に掲げ上げた瞬間
その紅玉が光を放ち、
少年を噛み砕こうとしていた獣のようなものは
向こうに吹っ飛ばされてしまった。
地面へとたたきつけられた獣はこの場から去るように
木々の向こうへと姿を消した。

小さな紅玉は手のひらから流れ落ち
少年も力尽きたように地面に倒れる

「駄目だ・・・。魔力がもう・・・」

 その瞬間少年の体が光を放ち
光が収まると、
そこには先程いたはずの少年の姿はなく、
フェレットがその身を丸めていた。
その頭上には先ほどの小さな紅玉が光を放ち
輝きが消えた

 薄れゆく意識の中、
「誰か・・・助けて・・・」
SOSを頭の中で言いながら意識を手放した。

とうとう始まるか
「?」

「・・・」

「!!!」

この世界がどうなるかは皆さんしだい
さぁ物語が始まります
 
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