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ポケットモンスター アクア

作者:港龍香
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大きな鳥の影
  砂漠の城

~砂漠~

歩き続けること数時間

な「・・・・」

ち「やばいよお兄ちゃん! なみか姉ちゃんが死にかけてる!」

あ「さすがに数時間も砂嵐に巻き込まれながら歩いてるからねー」

さ「しかし砂嵐が止まないってどういうことだよ・・・」

そう最初歩いている時は 晴天だったけれども

どんどん進んでいくと砂嵐が酷くなっていったのだ

あ「うーん・・・でも結構進んでるはずなのに 見えないねぇ・・・」

さ「さすがにこの天気じゃな・・・見えにくいだろう・・・」

ち「あ・・・」

とちひろが立ち止まる

な「・・・?」

あ「どうしたんだい ちひろ」

ち「あそこ」

と指を指す方向には何かがあるようなもの見えた

あ「あれかな?」

さ「わからないな・・・とりあえず行ってみるか」

~城~

あ「はー・・・助かったー」

な「・・・・・・・・・」

ち「なみか姉ちゃん なみか姉ちゃん はい水 あとはゆっくり深呼吸」

な「・・・・・・・・うん・・・」

やっと喋ることできたねー

さ「・・・・結構広いんだな・・・」

あ「そうだね この分じゃ 早くみつかりずらいかもね・・・」

さ「バラバラで行くか?」

あ「うーん・・・それはおすすめしないかな・・・なみか動ける?」

となみかさんはこくんと頷く

あ「それじゃ進んでみようか」

さ「これに関してはお前たちに一存するよ」

とさいがはあゆむを押す

あ「な・・・なんで?」

さ「お前たちに任せておけばきっとたどり着けると思ってな」

あ「常人より少しはなれてるのと道に迷わないのとは全く違うスキルだけどね・・・」

さ「・・・・それは知ってるよ」

まぁ知ってる上での判断だろうね・・・

そうして数時間後

あ「うーん・・・・迷ったね!」

さ「少し考慮してたとはいえ くるなー・・・すぐに・・・」

ち「仕方ないよさいが兄ちゃん 入る部屋入る部屋全く違うのになってたら・・・」

な「でもこれで帰り道もわからなくなっちゃった・・・ね」

なみかさんは少し体力を取り戻したようだねー

あ「よし ここはさいがに丸投げ・・・っと」

さ「おいっ!?」

ち「さぁ!さいが兄ちゃん! 突き進むんだー!」

まぁ変わらないと思うけどね

真四角で区切られた部屋

しかもその部屋はどこにつながっているかわからない・・・

本当は入口にもどればいいんだけどね

さ「・・・こっち・・・かな」

といくと少し違う部屋にたどり着いた

あ「こんな部屋一回も来てないね ということは新しいところだね」

な「でも・・・部屋の構造が違う・・・今まで真四角だったのに少し長方形だね」

ち「入口も入ってきたの含めて3つだね!」

はい ナレーターのお仕事ありがとうございます

さ「城の中枢にでもいけたんだろうか・・・」

ち「ということは怪しいのは真ん中の入口だね!」

とちひろは目の前ではなく左側の入口を指す

あ「案の定 ピリピリしたような空気が伝わってくるね」

さ「何かいるのは確定だな・・・」

と慎重に奥にすすむと・・・

玉座が現れた

そしてその玉座の上には 大きな鳥の姿をしたポケモンがいた

さ「あいつは・・・」

な「私は一回もあのポケモンは見たことないよ・・・」

ち「ポケモン図鑑も反応しないってことは新種のポケモンだね!」

大きな鳥のポケモンはこっちに気がついたのか 近寄ってきた

ち「バトル! バトル!?」

とニコニコして聞くが・・・

あ「敵意・・・は感じられないよ ちひろ」

とあゆむがいうと少しがっかりしていた

大きな鳥のポケモンがちがづくとビャクカはボールから飛び出してきた

そうして何か話をして

ビャクカはボールに戻り 大きな鳥のポケモンは火の玉を出した

するとその火の玉はついてこいと言わんばかりのスピードで入ってきた入口へ消えていった

あ「あれついてこいなのかな?」

な「見失っちゃうね・・・追いかけないと!」

ち「よーしっ!レッツゴー!」

と3人が走ってる中さいがは

さ「入口に帰してくれるのか?」

と言うと大きな鳥のポケモンは頷いた

さ「悪いポケモン・・・じゃないんだな なら安心だ 少し害があるなら捕まえたほうがいいんだが・・・」

とさいがくんは少しかんがえ・・

さ「こうやって親切ならむしろここにいたほうがいいんだろうな 住処かってに荒らしてすまなかったな」

とそのまま立ち去った

~外~

ち「うーん 外にでても気持ちのいいって感じじゃないねぇ・・・」

そうまだ外は砂嵐だった

な「うぅ・・・」

するとさっきのポケモンが現れたのだ

あ「あれ? どうしたんだい?」

と言うとビャクカが現れ

少し話したあと またボールに戻りさいがの前に来る

さ「・・・・もしかして一緒にくるのか?」

するとこくんと頷いた

そしてさいがはモンスターボールを取り出し その中にはいり点滅が消えた

さ「2匹目・・・ゲットだな」

ち「あーあ お兄ちゃんもさいが兄ちゃんもずるーい! 自分たちだけ新種のポケモン持ってっ!」

あ「あはは 探していくうちにちひろも持つかもねー」

そして僕からのプレゼントだよ

な「さいがくんさいがくん 図鑑光ってるよ?」

さ「あぁ・・・ リザク スザクポケモン 悪 炎タイプ 戦国地方に生息しており 比較的大人しいポケモンだが 悪を統べる者の異名がある 古い建物に行くとみつかりやすい・・・だそうだ」

ち「しかしブルクもブルクで・・・」

あ「確かにねー なんかもう最初っから知ってるみたいな感じだね」

いやいや知りませんよ僕は

な「それじゃあゆむの情報は終わちゃったね 次どうしようか?」

あ「あー・・・次だけどさ 3人で探しててよ 僕ちょっと用事あるから」

さ「・・・そんな遅くなるのか?」

あ「うん 多分そんな簡単に終わるような用事じゃないと思うんだ 用事の隙にでも調べておくけど 3人で調べておいて」

するとちひろはすかさず

ち「おばあ様のところ?」

あ「うん そう 本当はリーグ終わったあと行くべきだったんだけど ほらフィアブイズのことも気になったからね そろそろ行かないと怒られるかなーって」

ち「・・・・・・まぁ頑張ってよ! お母さんよりかはマシだけどさ!」

あ「そうだねー 行ってくるよ」

とあゆむくんは一人で行ってしまったのであった 
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