| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのは~英雄の力を持った少年達の物語~

作者:ガタック
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第1話:物語はまだ始まらない

 
前書き
 タイトル通り、物語はまだ始まりません。
 それでは第1話どうぞ! 

 



「ここは…?」

 意識を取り戻した俺はふとそう言い、横になってる体を起こし、周りを見渡す。

「……ここが、俺の部屋、俺の家…か…」

 なんだが他人の家にいるみたいだな。まぁ、それよりも状況を確認しつつ、俺自身のデバイスを探すか。





 家の中を探索して約一時間。
 家具や電機は勿論、お金や日常品まで全て揃ってあった。
 おまけに俺が昔やってた遊戯王やデュエマまであるし、びっくりしたわ。

 ただ、問題なのが一つ。

「デバイスがない。どういうことだ?」

 そう、この世界では必要不可欠な物、デバイスだ。
 魔導師になるために、俺が仮面ライダーになるために必要な備品(アイテム)
 それがないのはどういうことだ?

 そんなことを考えているうちに、突然、電話の着信音が鳴った。
 それを聞いた俺はすぐに電話に手を置いた。

 差出人は……不明か。
 俺の考えが正しければ、恐らくこの差出人は神だ。

 そう予想した俺はメールの内容を読み始めた。



【真へ
 すまぬ、お主が頼んだデバイス、明日になりそうじゃ。
 理由はあまり言えないが、なるべく早く渡す。
 因に、そのデバイスの名前はゼクロム。略してゼロだ。
 なお、このメールは送信された側からは返信できないのでご了承じゃ。】



「……了解。そう言うことなら仕方がない」

 神様も忙しいんだな。あの性格だけは許せないが。
 そこまで考えると、ふと俺は時計の針を見た。
 時刻は午後3時30分。

「……丁度良い。散歩ついでに晩飯の買い出しでもするか」

 そういえば、遊戯王やデュエマのカードって、この世界にあるのか?今度、調べてみるか。


 
 

 
後書き
 誤字脱字、ご意見、ご感想、表現のミス等よろしくお願いします。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧