| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年

作者:レゾナ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

番外編 文化祭に響く七人の歌声、そして新たに生まれる伝説

 
前書き
すいません、どうしてもこの妄想が頭の中から離れなくて、思わず書いちゃいました。

というわけで今回は番外編。文化祭の一幕。 

 
「えぇと……ここは、この公式を使って……こうだな。よし、次は……」

ここは全の家。全は部屋で勉強をしており、今は数学の勉強をしている。

勉強を始めて既に二時間。凄い集中力としか言えない。

「ふぅ……少し休憩を入れるか……あ」

背伸びをして体を伸ばし、全はある場所に目が行く。そこにあったのはある賞状。

と言っても何かしらの賞を取ったという事ではなく、それは所謂学校でのお遊び賞のような物だ。

そこに書かれているのは「文化祭カラオケ大会 一位」という内容だった。

「まさか……あのアニメがこっちでもやってるとはな……」

全は賞状を見ながらあの文化祭を思い出す。そう、あれはミサキと一緒に回っていた時だった。













「にしても、ここの文化祭は小学校とは思えない程充実しているな」

「そうなのか?俺は分からないから比べることが出来ないんだが……」

「ああ、少なくとも小学校でここまで充実している所はあまりないだろう。というか小学校で文化祭というのも珍しい位だしな」

文化祭のパンフレットを広げながらどこに行こうかという思案をしているミサキと全。

というのも突発的な再会であったため、どこに行こうかなどは決める時間がなかったのだ。

故に、こうして文化祭のパンフレットを広げながらどうしようかと相談し合っているのだ。

「うぅん……ん?これは……」

と、色々と見ていたミサキがふとその足を止めた。

ミサキが足を止めたのを感じたのか少しした所で全も足を止め、振り返る。

「?どうした、ミサキさん」

「全、これ。これに行こう」

と言ってミサキがパンフレットを広げながらある場所を指さしていた。

そこに書かれていたのは「第一回聖祥大付属小学校カラオケ大会~一位の栄光をつかみ取るのは誰だ!?~」という物だった。

まあ、要するにカラオケ大会である。というか、文化祭でカラオケ大会はいいのだろうか?と全は思案するがそこまで深く考えるものではないかと思い、考えるのを止めた。

「行っても構わんが……俺は歌わんぞ?こっちの歌はあまり聞かないからな」

全の言う通り。全は()()()の歌は全然聞かない。そんな事をしている暇があれば鍛錬に身を費やしていたいからだ。

しかし、全の前世……しかも()()()()()()においてならば全は色々と歌える。しかし、同じ歌があるとは思えない為全はこう言ったのだ。

「それでもだ。どんな感じか見てみたいじゃないか。よし、決まったな。さあ行こうすぐ行こう今すぐ行こう!」

「うわ、ちょ!?ミサキさん、引っ張らないで!自分で歩けるから!」

ミサキに引っ張られながら全は目的地へと足を向けていった。



目的地である屋上に到着。何でも本当は運動場に設営したかったらしいが他の簡単な出店などが運動場を殆ど勝ち取っていった為、設営する場所がなかったのである。それゆえに仕方なく屋上に陣取っているのだという。

「来てみたはいいものの……やっぱり立ち見か」

「そりゃそうだよ。こういうのは立ち見って相場は決まってるんだから」

「決まってるんだな……」

何かしらのライブにでも行った事があるのだろうか。そのような事をミサキは言うため全は苦笑する。

『それじゃあ、第一回カラオケ大会を始めたいと思いまーす!』

そんな主催したクラスの女生徒らしい声が聞こえ、いよいよカラオケ大会が始まった。







順調にカラオケ大会は続いていき、エントリーしていた生徒は全員歌い終えている。一位の得点は九十点と中々の高得点だ。

しかし、エントリーしていた全員は終わったというのにまだ終わる気配がない。

「もうエントリーしていた全員終わったのにまだ終わんないんだな……」

「あれ?全、見てなかったの?これエントリーしていた全員終わった後、有志……まあ、歌いたい人がいれば出来る限りはそれに応えてくれるんだよ?」

「へ?そうだったの?」

ミサキにそう言われ、パンフレットを見てみると確かに書いてあった。

終わった後、一般客の参加も可能と。

確かに誰かが歌っていれば自分の気持ちも高揚して歌いたくなるというのも全にとっては分からなくはない。前世で仲間内でカラオケなどに行った時にも気づけば自身も歌っていたからだ。まあ、歌っていた曲が曲だったので少し引かれていたとは思うがそれでもそんなのは関係なく歌っていた。

『それでは、今から一般公募を行いますが……どなたか、歌いたいという方は「はいっ!はいはいっ!!」元気がいいですね……それでは、そこの元気なあなた、って!?』

司会者である女生徒が手を挙げている人を前に来るようにいうと、その人物を見た瞬間顔を驚愕に染める。

それもそうであろう、全も硬直してしまった。なぜならそれは全のよく知る人物だったからである。

「あ、アリシア……?」

「アリシアさんね。というか、他の皆も来てるみたいだけど……」

そう、手を挙げていたのはアリシアでそれに続くようになのは達も前にやってきたのだ。

「まさか、七人で歌うつもりなのか?」

「もしかしなくてもそうかもしれないねぇ……七人、か……」

「?どうしたんだ、ミサキさん?」

「七人と聞くと、アレを思い出してねぇ……前世で大好きだっただろ、アレ?」

「ああ、まあ、東吾さんの影響だったけどな……それでも、今でも歌詞全部覚えてるけど……」

「普通、歌詞全部覚えるのは凄い事だと思うんだけどな……」

そんな事を話していると、七人……なのは達がステージ上に上がる。どうやら何を歌いたいかはリクエストし終えたようでそれぞれマイクを持ち、所定の位置についている。

どこかそのなのは達がついた位置は全にとっては懐かしさを感じさせる物だった。

そして曲が流れ―————————————————————全は懐かしさの正体を知った。

『それでは歌っていただきましょう!彼女達は七人いらっしゃいます……七人の歌の姫。と言ったらこの曲しかありません!曲は「KODOU~Perfect Harmony~」です!!』

「…………………………………………へ?」

そんな呆けた声しか全は出せなかった。

「ほう?もしやと思っていたが、この世界にもあのアニメあったんだな」

「み、ミミミミミミミミミサキさん!!!!????」

「落ち着け全。とりあえず落ち着け、興奮するのはわかるが落ち着け」

「だだだだだって……あ、ああああのアニメがあるって事は……」

「ああ、お前の大好きなあの曲もあるんだろうな……行ってみたらどうだ?」

「ああっ!!!」

物凄くいい笑顔で、全は後ろの方から凄い勢いで前の方へと進んでいく。

その間にも曲は進行していき、終盤に差し掛かっていた。

「「「「「「「そしてう~ま~れる、熱いPerfect Harmony~♪」」」」」」」

『はい、ありがとうございました♪まぎれもなく、この七人はあの七人の歌姫に負けない程の歌声を披露していただきました。それでは次の方「はい!!!!」ま、また元気な声ですね……それでは、次の方。壇上に上がってきてください』

全は誘導されるままに壇上へと上がる。

まず、カラオケの機械の場所へと向かい歌いたい曲をリクエストする。

「あの、この曲なんですけど……」

「え?あの、男性の方、ですよね?」

「はい。それでもこの曲大好きなんで……いいでしょ?」

「は、はぁ……」

機械を操作していた生徒は怪訝な表情をしながらも機会を操作し、表示される曲の名前を書いた紙を司会に渡す。

『はい、それでは次の方の曲は…………えっ!?あ、こ、コホン……えぇ、すいません。少々戸惑ってしまいました……改めまして、次の方は橘全さん。曲は先ほどの七人の歌姫のアニメ「マーメイドメロディーぴちぴちぴっち」から……新たに生まれたオレンジのマーメイドプリンセスの曲の一つ「Beautiful wish」!!』

ステージの真ん中に立ち、両手でマイクを持つ全。そして曲が流れ始めて全は歌いだす。

「誰か~の声に名前を~呼ばれて~目を覚ます~♪」

歌いながら全はこのアニメの事を思い出していた。



あれは前世で東馬が師匠にしごかれていた時。

東吾は修行ばかりしている東馬の為に娯楽としてあるアニメを気晴らしに見せてあげた。

それこそが「マーメイドメロディーぴちぴちぴっち」である。少年に見せるようなアニメではなくむしろ少女が好んで見る系統のアニメである為気になったメリルは東吾に聞いてみた所

「いやぁ、アニメなら何でも良かったんだけど……どうせなら女の子の内面とか知れる女の子が見る系のアニメなら女性の心という物を学べるかと思ったんすよ」

それを聞いた瞬間あまりにもしょうもない理由に思わず手が出てしまったのはメリルは悪くないと自分で思っている。

何はともあれ、全は初めてというわけではないが親元を離れてから初めて見たアニメがマーメイドメロディーだったという事だ。

しかしここで東吾にとって予想外の事態が発生。何と、全がハマってしまったのだ。アニメに。つまりはオタク化が始まったのだ。

と言ってもそこまで重度ではない。せいぜい歌を全部覚えるほどではあるがそれでもこれは東吾にとっては予想外。そこから悪乗りして東吾は色々なアニメを見せた。そしてそれらのアニメのOP並びにED、さらには挿入歌なども殆ど歌詞を覚えたのだ。

「ただの気晴らしのつもりがここまでとは……」とは東吾の談で、後々アホな事をした東吾は双覇にシバかれていたが。




「夕焼けにそ~まるオレンジの海~には、せ~かいの涙~がねむ~ってる~La~LaLa~LaLaLaLaLaLaLa~♪」

Laの所で腕を前に伸ばし、ゆっくりと胸の所に持っていく所作は全のアドリブでこの曲を歌う場合は殆どこの動作をしていた。故に今回もその癖が出てしまっている。

が、客達はそんな所作さえも綺麗と思ってしまった。否、それ以前の歌声にさえもそう思ってしまった。

本当に男の子が歌っているのか?あれは男装した女の子なのではないか?殆どの客がそう思ってしまう程声が透き通っているのだ。声変わりが起こっていないにも関わらずである。

「「「「「「「はわぁ…………///」」」」」」」

壇上横で聞いていたなのは達七人も一様に顔を赤らめている。記憶が戻っていないなのはやはやても同様にである。

それらの反応からしてもどれだけ今の全が輝いているかがわかるだろう。

ペコリと歌い終えた全はお辞儀をしてから凄い笑顔になる。

『ふわぁ…………はっ!思わず見惚れ……じゃない、思わず見入ってしまいました……それでは得点の方は……今現在一位は先ほどの七人の歌姫による得点九十五点……さあ、それを超えられるのかっ!?』

と、得点が表示される。

『出ましたっ!…………九十九点!!九十九点が出ました!これはもう実質百点と言っても過言ではないでしょう!』

「ふぅ……久々だったから、あまり出なかったな声……」

だが、全にとっては少々不満があったようだが。










「ま、あのアニメがある事もわかったし良かった事なのかな……あ、そうだ他にも俺が見てたアニメってあるのかな?探してみるか」

全はそう思い立ち、リビングに置いてある自身のパソコンで調べる為部屋を出ていった。 
 

 
後書き
はい、趣味全開ですwww俺、めっちゃ好きなんです、このアニメ。

というか小さい頃に見てたアニメっていうのが殆ど姉と一緒に見てたので必然的に姉の好きな系統……つまりは女の子が見る系のアニメが多かったんですよね。他にも色々見てましたよ「東京ミュウミュウ」とか「明日のナージャ」とか。後、懐かしいので「カードキャプターさくら」とか「神風怪盗ジャンヌ」とか。そういえば今度さくら、新しいアニメ始まりますね。俺?もちろん見ますよ、さくらと小狼の初々しい反応を見ながらニヤニヤしますwww 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧