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ガンダムビルドファイターズ ~try hope~ 外伝

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特別編 『世界大会』
  開幕!世界大会!

 
前書き
どうも!お久しぶりです!心はいつも自由(フリーダム)です!
今回は来ないだろうと思っていたら、『世界大会』のリクエストが来たので書きました。上の完全完結はまあ…………温かい目で見てやってください。

というわけで、久々の『ガンダムビルドファイターズ ~try hope~』!楽しんで書いていきたいと思います!今回のリクエストでは、ボツ案だったものや原案。新たに思い付いたガンプラがあります。


まあ前置きはここまでにし、本編をどうぞ!
 

 
玄関が開かれる音と共に、聞きなれた声が聞こえてくる。

「おーいヒロヤ君。準備できたー? 」

「そろそろ行かないと、また走るはめになるわよー」

「ああ。今行くからちょっと待っててくれ」

必要最低限の荷物が入った鞄を肩にかけ、玄関にいる仲間達の元へと向かう。

「迎えに来なくていいって言ったのに、わざわざ来たのかよ。シノ、トウイ」

約二年間、同じチームで戦ってきた人物の名前を言う。

「寝坊したら元もこも無いからねー」

「そうね。最終的に全国でも走ったし」

「一年生の頃から走って始まって、三年生でも走って終わったもんね」

「あー、それについてはすまん」

「全く…………じゃあ行きましょう。世界大会に」





ーーー――





「レディースアンドジェントルメン!ついに今年もこの日がやってきました!!
最強のガンプラ、最強のビルドファイターを!
デュエルで、レースで、スポーツでウォーゲームで、バトルロワイヤルで!!あらゆるジャンルで勝利の頂きを目指す世界のガンプラが、聖地・静岡で頂点を競う!それでは選手諸君、用意はいいかっ!?
ガンプラバトル世界大会…………レディー、ゴーーーーっ!!! 」

Gガンプラに出てくる司会者、ストーカーとそっくりの人物が雄叫びの如く暑い司会をする。

ちなみに、ストーカーは名前で、ストーキングするストーカーじゃないからな?間違えないように。俺は間違えたから。

大会はすぐに予選リーグを開始し、第一ピリオドでは一対一のバトルが行われる。

予選リーグは各種目が行われ、ポイントが高い上位十六組のみが、決勝トーナメントへと駒を進められる。

「サオトメ ヒロヤ!ケルサスガンダムゼロっ!出るっ!! 」

世界大会用に新たに製作した機体が、宇宙空間で相手機体とバトルを繰り広げる。


ケルサスガンダムエクシードをベースに、頭部アンテナをクリアーパーツに変更。左右の耳のアンテナを大型化。

胴体、肩、腕、腰はエルグライアガンダムベースだが、肩は左右対称にするために右肩にも球状のクリアパーツを追加。
上腕下部に小型のガンポットを追加。

リアアーマーはウイングガンダムゼロに変更。サイドアーマーは中型スラスターに変更。側面にクリアパーツを追加。

脚部はケルサスガンダムエクシード。だが脹ら脛のクリアパーツを廃止し、代わりにスラスターを配置。スラスター上部にクリアパーツを追加。
側面のクリアパーツも廃止し、スラスターを配置。その上部にもクリアパーツを追加。

足はエルグライアガンダムにし、足が折り畳めるように改造。

バックパックはエルグライアガンダムをベースに、ジョイントパーツを介してウイングガンダムゼロの翼を取り付けた感じだ。

本体のバックパックからジョイントパーツを介してグラディウスとルミノックスの鞘を装備。バックパック上部には、飛行形態時に展開する機首を追加し、ウイングガンダムゼロの翼はインフィニティブレイドシステムの四枚翼に変更。バトル開始時に緑色の翼を展開するようにしている。
カラーリングは黒白を基調に赤の配色を加えている。


機体説明が長くなったが、そこは今後の為にも必要だから勘弁してくれ。

グラディウスとルミノックスの二刀を構え、ガンダムXディバインダーの猛攻を弾く。

『ここだっ! 』

「っ!? 」

ハモニカ砲の攻撃を下に潜り込むように回避すると、僚機のGピット二機が、サテライトキャノンを放ってきた。

「ぐっ…………! 」

コンソールを瞬時に操作し、スロットを操作する。ケルサスガンダムゼロの機首が展開され、足先が折り畳まれ飛行形態へと変形する。

変形したことにより、更に速度を上げてサテライトキャノンを回避する。だが、タイミングをずらしてのガンダムXディバインダーが、背部に追加していたのか、サテライトキャノンを放ってきた。

避けられない───ならっ!!

MS形態に変形し、バスターソード級の青白い粒子を纏わせたグラディウスとルミノックスを構える。

「おおおぉぉぉぉぉっ!! 」

二刀を突き出し、サテライトキャノンに向かって突撃する。

『無駄だぁっ! 』

サテライトキャノンの出力は更に上がり、ケルサスガンダムゼロが呑まれていく。次第にその姿は見えなくなり、サテライトキャノンの光で見えなくなる。

『うしっ! 』

「まだだっ! 」

ガンダムXディバインダーの目の前にケルサスガンダムゼロは現れ、二刀に再び粒子が纏われる。

「レゾナンス、グライシス!! 」

バスターソード級の攻撃をガンダムXディバインダーに叩き込み、機体を切断する。

『BATTLE ENDED』





ーーー――





「まずは初戦、おめでとう」

会場の出入口に行くと、トウイとシノが声をかけてきた。

「やっぱり、世界のレベルは高いわね………」

「さっきもギリギリだったからな………それに比べて、アイツは…………」

半ば呆れた表情で、現在バトルをしている人物へと向ける。

「双天流!肆の型っ!! 」

機体を回転させ、勢いをつけた高速の居合い斬りで、相手の機体を真っ二つに斬り伏せる。

「ブイっ! 」

「ユウ………戻ろう……」

「あっ、待って待って! 」

今回ビルダーとして参加したモチヅキ ミサキのあとを、ミヤモト ユウが急いであとを追う。

すると、偶然こちら側の出入口に向かっており、バッタリと鉢合わせしてしまう。

「あれ、ヒロヤ達だ!初戦はお互い勝てたね! 」

「お前は相変わらずだな……」

「まあね!相手は強い方が燃え上がるし! 」

「確かにね~」

「それよりも、早く観客席に行こう…………」





ーーー――





唐突だが、ここで回想に入られてもらう。まずは事の発端は、いつもの昼休みだ。

「世界大会に出よう」

「はぁ? 」

麦茶を飲んでいると、トウイがいきなりそんな事を言い出した。

「なんでまた急になんだよ?去年も一昨年も言ってないよな?なんで三年になってから言うんだよ? 」

「だからだよ。今まで僕達は大会で結果を残してきた。なら、そろそろ世界に羽ばたいてもいいんじゃないと思わない? 」

「うん、全然分からん」

「だよね。だから世界大会に出ようと思うんだ」

おいこら。会話が噛み合ってないぞ?

「シノさんはどう思う? 」

そして無視して話を進めるな。

「いいんじゃないかしら?私は賛成よ」

「だってさ。で、ヒロヤ君はどうする? 」

コイツ…………絶対「シノさんもこう言ってるし、君もいいよね?シノさんがいいなら、君は断らないだろうし」的な事を思ってやがる…………いつかぶっ飛ばしてやる。

「…………分かったよ。出るよ」

「よし。じゃあ僕達の代表はヒロヤ君で行きますか」

「待て。なんで俺なんだよ?お前も参加すればいいだろ」

「そうしたいのは山々だけど、今回もパス。自分の所まで手が回るかどうか分からないし」

「?どういう意味だよ? 」

「君のガンプラを作るからだよ。しかもインフィニティブレイドシステムとモードエルグライア搭載の」

「あー…………なるほどな。確かに、自分のにまで手は回らないな」

俺も手伝わされたから分かる!あれ作るのに時間かかりすぎるやつや!

「というわけで、ファイターは君。ビルダーは僕とシノさんでいい? 」

「分かったわ。じゃあ、早速今日から取りかかりましょう」

「ああ。俺も手伝える範囲で手伝うからな」

そうして機体は地区予選ギリギリの所で完成し、エルグライアガンダム同様の操縦のしやすさのおかげもおり、順調に勝ち進められた。

地区予選ではコムカイ ユウトやサカキ ケイタ。それにヨシナ リンドウも参戦してきた。しかし、それでも勝利したのは俺達だった。

その後、ラインのグループでユウとモチヅキも大会に出る事を知る。
ちなみに、その時の俺の反応は…………

「あー、うん。ですよねー。分かってました」

だ。若干投げやり感があるが、気にしないでくれ。

ここで、長い回想も終了。

「あっ、アメリカ代表のエレン ガラシアだ」

トウイが指差した方向には、黒人で短髪黒の男がバトルしていた。

「本当ね。それにしても、噂通りの強さね」

「誰だそれ? 」

「誰ー? 」

「槍使いの機体を好んで使用して、数多くのバトルを勝ち抜いたファイター……」

確かに、ソイツは槍を使ってバトルしている。ベース機体は…………ガンダムAGE-2ダークハウンドか?大幅な改造されてるっぽいが、この距離と俺の知識じゃ分からないな。

「あそこにはイギリス代表、シャルロット エイリーね」

シノが指差した方向には、ウェーブのかかった金髪の女がバトルしていた。

「誰だそれ? 」

「誰ー? 」

「簡単に言えば、ヨシナさんの上位互換に当たる人かな? 」

「ベース機体は…………青いエピオン……? 」

「青いABCマントに、単純の鎧の追加装甲…………あとはクロスボーンガンダムのフルクロスかな?形がちょっと違うけど」

「「へー」」

(((あっ、これよく分かってないやつだ……)))

そうして各国のファイターについて説明されるが、俺とユウはもう何も言わずに黙って聞くことにした。
と言うか、黙っててと言われてしまったんです。

「今日のスケジュールは、これでラストっぽいね」

「確か、前回の優勝者よね?フィンランド代表の……………カレヴィ シレン」

カレヴィ シレンと呼ばれる、金髪短髪のいかにも優男みたいな男に視線を向ける。

「クロスボーンガンダムX1フルクロスの改造機…………?にしては、結構形状が変化してるけど」

「…………クロスボーンガンダムX1、フルアーマーベース……」

「あ、それ僕も分かんないやつだ」

「クロスボーンガンダムX1のフルアーマー装備…………と言っても、フルクロスを装備してるから、少し違うけど……」

「俺にはよく分からないが、とりあえずバトルを見てみるか。優勝者の実力を見てみたいしな」

俺の言葉に、三人は会話を止めて視線をバトルへと向ける。

クロスボーンガンダムX1フルアーマーの改造機は、ムラマサ・ハイバスターを構え、クィンマンサのファンネルを撃ち落としていく。

クィンマンサはダメージを蓄積しておりボロボロであるが、それに対しクロスボーンガンダムX1フルアーマーの改造機はほぼ無傷。

クィンマンサの攻撃を完璧にいなし、一瞬出来た隙を逃さずに接近。ムラマサ・ハイバスターからビームサーベルを発生させ、クィンマンサを斬り伏せた。





ーーー――





「流石優勝者。伊達じゃなかったね」

選手村の自室にて、シノとトウイと俺で集まり、ガンプラを直しながら話す。

「そうね。相手のクィンマンサもかなりの使い手。それなのに、ほぼ無傷で勝利してたわね」

「そうだな。けど、だからって諦める訳にはいかないな」

「あれ?もしかしてやる気出てきた? 」

「まあな。それに、明日は本気でやんないとヤバいからな」

「あー、バトルロワイヤルね」

「全員参加のバトルだものね」

「ああ。乱戦は確定だろうな」

「問題は、生き残れるかどうかだね~。バトルロワイヤル用の装備はあるけど、スタート地点の問題もあるし…………」

「その時はその時だ。臨機応変に対応する」

「いつも通りね…………」

「切り札はまだ使ってないし、しばらくは大丈夫と思うけど、危なかったら迷わず使っていいからね」

「分かってるよ。やられたら元もこもないしな」





ーーー――





別室にて、ミヤモト ユウとモチヅキ ミサキ。

「アルカナムはどう? 」

「大丈夫………ユウ。一応言っとくけど、乱戦の時にチャンピオンの所に行かないでね……」

「えー!? 」

「やっぱり行く気満々だった……」

「少しだけでも駄目? 」

「駄目……」

「う~………」

「って言っても無駄なのは分かってるから、あまり無茶しない程度で……」

うねりながらテーブルに突っ伏すと、ため息混じりにミサキちゃんから許可がおりた。

「やった!よーし、やるぞー!! 」

そうして、各自明日へ向けての闘志を燃やし、大会一日目は終了となったのであった。

 
 

 
後書き
4月1日と言えば、エイプリルフールですね。では、ここで唐突に、私の心の叫びをお聞きください。
某ゲームのCMで、なんかラブコメ風味のゲームが出るとありましたが、あれはエイプリルフールの嘘でした。その時の私は、こう心の中で叫びました。

これがお前らの、やり方かぁああぁぁぁぁっ!!?

次回は、ガンプラ紹介となりますねー。 
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