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ブレイブソード×ブレイズソウル 傷だらけの魔王「EDEN壊滅編」

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第三部
三章
  絶望

グリモアはノイズの身体を引き裂き捕食した

グリモア「マズ・・・やっぱりジークフリートに食べさせたら良かったかも」

ジークフリート(えー美味しくないんでしょ?しかも魔剣だから食べないよ)

ルルが泣きながら立ち上がり再度ダモクレスを魔剣状態に戻した

ダモクレス「小僧・・・いやルル、お前を認めよう存分に我を使え・・・我の身体が持つといいのだがな」

ダモクレスは傷口から出ている結晶体を悲しげな顔で見つめながらそう言った

ルル「お前は僕の最後の魔剣だ・・・だから絶対に死なせない」

ダモクレスはその言葉を聞いて「フッ」と笑い
「我の肉体が同なろうと構わん・・・行くぞルル」
とルルに語りかけた

ルル「行こうダモクレス・・・奴は此処から先に通す理由にも行かないそれに・・・ノイズの仇を僕はとりたい」

その光景を見てグリモアは嫌そうな顔をしていた

グリモア「私を倒す?死に急いでるのかな・・・良いよ望み通り跡形も無く切り刻んであげる」

また72枚の細かい刃が回転しだしそして彼女の目と同じ
闇が具現化したような色に発光しだしたのだ

リン「グリモア怒っちゃったかな・・・仕方ない娘だな本当に・・・・・気が済むまで破壊していいよ・・・はぁ、ダモクレス壊しちゃうのは勿体無いけどね」

リンは頭を抱えながら下を向きため息をつきながら言った
その後の事だったリンがルルの前から消えたのだ

ルル「奴は何処に・・・グァ・・・え?」

ルルは自分の腕を見つめていた」

リン「ルル君・・・君の探してる物ってこれかな?」

リンが手にしていたのはルルの左腕だった

ルル「いつ斬ったんだ?」

顔を真っ青にしながらリンに言ったそしてリンがその質問に返答した

リン「君がダモクレスと喋ってる時だよ・・・アレもしかして気づいてなかったの?・・・ルル君は反応が鈍いね・・・フフフハハハ」

グリモア「鈍いんじゃないよ・・・タダの馬鹿なだけだよ」

その瞬間ルルの身体から噴水のように赤い液体が体内から吹き出した

グリモア「だって斬られたことに気づいてなかったんだから・・・フフフ・・・殺していいんだよね?止めても殺すけど」

グリモアは自ら魔剣少女の状態に戻りルルに近寄り
ルルの傍に落ちていたダモクレスを強制的に魔剣少女の状態に戻し首を掴み持ち上げた

グリモア「ねぇーダモクレス?今怖い?怖いよね無理しなくていいんだよ・・・すぐにエクスカリバーもどきの元に送ってあげるからキャハハハ」

そう笑いながら腕に力を入れ左腕でダモクレスの腹を貫いた、その貫かれたダモクレスはあまりの痛さに絶叫し気を失った

リン「ダモクレス本当に壊しちゃうの?」

グリモア「壊すも何も存在を消すんだよ?・・・もしかしてダメ?」

リン「いや、もう要らないから良いよ・・・さてルル君をどうしようか」

地面に這いつくばっているルルの元にゆっくりとリンは近寄って行く
その姿はまるで処刑人のような姿だった

ルル「殺せ・・・僕を・・・殺せ」

リン「殺す?そんなの生温いよ・・・君はあのエクスカリバーの複製品と同じ運命を辿るんだから」

ルルが薄れゆく視界で見えたのはリンの不気味な笑顔とグリモアによってバラバラにされたダモクレスの姿だった

リン「ルル君死んじゃったかな?ま、いっかグリモアそんな肉塊で遊んでないでこっちの処理もお願い」

グリモア「はーい・・・貴方の絶叫も聞きたかったな・・・じゃバイバイ・・・」

グリモアがルルの頭部を握り潰そうとしたその時だった

???「秋茜・・・あの少年を救うぞ」

???「分かってましたよフフフ」

黒コートの男がいきなりリンの目の前に現れたのだ
そしてリンはその姿を見てクスッと笑った

リン「ヘー生きてたんだ・・・タイガ君」

・・・・・・
続く


 
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