| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

もう一人のカンピオーネ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

夏休み

まつろわぬアテナが去って一週間、待望の夏休みに突入だ。
夏休みの大きなイベントの一つがイタリア旅行だ。
リーシャと麗子と三人で旅行する予定だ、二人ともかなり楽しみにしている。
三日後、飛行機でイタリアへと旅立つ、イタリアでは護堂たちと落ち合うこととなっている。


*****

南イタリア サルデーニャ島

『東城先輩こっちです』
「出迎えごくろうさん」
『長旅お疲れ様でした』
当然、草薙ハーレムも来ている。
草薙ハーレムのメンバーはエリカ・ブランデッリ、万里谷 祐理(まりや ゆり)、リリアナ・クラニチャールだ。
いずれも美少女達だ。

それに対してこちらも美少女度では負けてない。
リーシャは凛とした美人だし、麗子は大和撫子だ。
その二人と共に、海水浴などを楽しむ予定だ。

*****

エメラルド海岸

『和也さん水が冷たくて気持ちいいですよ』
『せっかくだから一緒に泳ごうよ』
「いや実は俺、泳ぐの苦手なんだよな、ここで見てるから二人は楽しんで」
そう言ってビーチに寝転がる・・・暑いな、パラソルを立てるこれでよし今日は護堂達とは別行動だ、なんでも町を見て回るらしい。
知らぬ間にウトウトしていた。
目が覚めると大分、日が傾いてきていた、この後の予定は混浴の露天風呂に行くことになっている。
もちろん水着着用と言うことは、いうまでもない。
『和也さん気持ちいいですね、夕日と海を見ながら露天風呂にゆっくりつかる、まるで天国ですね』
「そうだな~普段は風呂はシャワー派なんだがな、こういうのもたまにはいいな~」
『そうですね、ああっ気持ちいい』
皆思い思いに寛いでいる、旅行に来て本当に良かったと思う瞬間である。
ゆっくりと風呂に浸かってから出た。
夜ご飯は本場のパスタにした、大変おいしかった
ただ、いつものリーシャの作ってくれるご飯も捨てがたい。
もちろん、麗子のお弁当も本当においしいのだが。
夜ご飯を終えて宿に向かう、宿は全員一人部屋だ。
宿に着いて自分の部屋に入る、ベッドに寝転がり春休みからの出来事を振り返る。
まず最初は英雄神ペルセウスだった、今思えばよく勝てたと思う、どうやって勝ったのか途中から意識が無くなってて覚えていないが本当にどうやって勝ったんだろう。
次は雷帝インドラだったな、雷を操る強敵だったな結局最後は、メドウサの盾による石化という反則みたいな勝ち方だったな。
次は太陽神アポロンだったなっ、こいつは性格が最悪だった、しかし強さは本物だったなかなり苦戦したが最後はペガサスでの突進で勝った、本当にギリギリの戦いだったな。
そして、戦ってはいないが戦女神アテナ。
思い返せばすべてギリギリの戦いだったように思う、これからもそんな戦いが待っているのかな、考えると少し憂鬱になったよし今日はもう寝て明日に備えよう。




 
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧