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ブレイブソード×ブレイズソウル 〜傷だらけの魔王〜『メイグルーン砂浜大戦争編』

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第二部
一章
  いつもの朝

あの戦いから二週間がたった

シュウはまたいつものようにメア達に起される

メア「マスター、早く起きて」

メアはシュウの身体を揺するがシュウはなかなか起きない

メア「もう、起きないマスターにはお仕置きだー」

メアはそう叫んで廊下に飛び出した
そして何分か経過してメアがある少女を連れて戻ってきた

???「ふくしゅーのじかんだー、マスターかくごしろー」

メア「バルムンクちゃん、マスターにふくしゅーしちゃえー」

バルムンクと呼ばれた金髪の少女はシュウをぽかぽかと叩いた

バル「ふくしゅーだー、ふくしゅーだー」

シュウはその声で目を覚ました

シュウ「だー、もう朝からうるさい」

シュウがちょっと怒ったすると

バル「マスター、ごめんなさい」

バルが泣きだしてしまった。メアはうわー泣かしたって感じの顔をした

シュウ「バ、バルあのいきなり怒ったりして、ごめんな」

バルムンクはヒクヒクとなっていた

バル「マスター、もうおこらない?」

シュウは苦笑いで頷いた
それを見たバルは泣きやんだ

バル「マスター、またふくしゅーしにくるねバイバーイ」

バルはシュウに手を振って帰っていった

そして、廊下の奥の部屋のドアがいつものように勢いよく開いた

ドドドドドドとこちらに向かってくる足音

???「マイマスター、おはよう」

シュウ「レヴァ、おはよ・・・」

ボフッとシュウの顔面を包み込む柔らかい物・・・
それは「おっぱい」だった

シュウ(あ、このまま時が止まればいいのに)

???「ねぇ、バカ主今どんな気持ち?」

1人の少女がシュウに今の気持ちを聞いた

シュウ「天国です」

その少女はシュウを尻尾で窓の外に投げ飛ばした

メア「秋水ちゃん、おはようマスターって学習しないね」

秋水はメアの言葉に頷いた

秋水「本当に学習しないわね、あのバカ」

メアと秋水は廊下に出て酒場に向かった

レヴァは窓の外を見て叫ぶ

レヴァ「マ、マイマスター」

シュウは頭が地面に突き刺さっていた

レヴァ「今、助けに行くからね」

シュウは頼むと足の裏を合わせた

レヴァが近寄ってシュウの足を持って引っ張った
シュウは地面からスポーンと抜けたのは良かったものの
レヴァがシュウ引っこ抜いた勢いが良かったみたいで
シュウは酒場の壁に全身を叩きつけられた

シュウ「レヴァさん、あのー助けてくれたのは感謝します。スゲェー痛いよ」

レヴァ「ご、ごめんねマスター」

レヴァはまたシュウを抱きしめる
そして、またシュウの顔にはレヴァの柔らかい胸が包み込んだその時だった

秋水「ねぇ、レヴァちょっと代わってもらてもいい?」

レヴァ「別にいいよ」

秋水はレヴァに笑顔でありがとうと言った
そして、シュウを抱きしめた

シュウ「あの、秋水さんとても痛いのですがそれは?」

秋水「ただの愛情表現よ、フフフ」

シュウの顔には秋水の胸が包み込む

シュウは嬉しかったのだが、あまり痛さに悶えた

シュウ「いだだだだだ」

秋水はシュウを離しそのまま酒場に帰っていった

━━━━━酒場━━━━

ザワザワガヤガヤ

いつも通りの騒がしい酒場だった

男「なー聞いたか、メイグルーン旅行券が貰えるビンゴ大会」

女「うんうん、聞いたよ」

それを聞いていたメアは目をキラつかせていた

メア「マスター、マスター、メイグルーン旅行に行きたいなー」

そして、レヴァ達も目を輝かせてシュウを見つめる

・・・・・・・・・・・・

続く


 
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