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世界をめぐる、銀白の翼

作者:BTOKIJIN
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第二章 Lost Heros
  銀白VS電王&かつての欠片


蒔風の前にデンライナーが現れてから二分。
その時点ですでに一人、彼の手で消されていた。



広原雪子である。
その能力に「超速再生」を持つ彼女は、その能力ゆえに「回避」という行動を意識したことがなかった。
むしろその能力を使っての特攻で敵陣に入り込む突撃隊長的なポジションだ。

ゆえに、攻撃を受けても再生するからと思っていたのが、一撃を食らって消えた。

周囲の人間は驚愕するしかない。
昨日のダメージを引きずり、さっきまでもあの三人と戦っていながら、あの雪子を一撃で葬るだけの余力を残していたのだから。


「雪子君の耐久力はその再生力を除いても群を抜いていたはず・・・・・」

「それを・・・・一撃で!?」



「アァマイ甘い・・・・てめぇらごときで俺に勝てるとでも・・・・・・思ってんのかァ!?」



そうして、蒔風が駆け出して美鈴に切りかかっていく。
無論、それを見て何もしない彼らではない。

電王はデンガッシャーガンモードで狙い撃ち、賢久は発火能力による炎弾、菊理もアブラクサスによる鎖でその行く手を阻もうとする。


しかし、銃弾、炎弾は蛇行する蒔風に悉く避けられ、鎖は腕に絡んだものの、そのまま捻りあげられ、引き切れた。


鎖を引きちぎられて菊理が痛そうな顔をしたが、蒔風はそんなことは気にもせず十五天帝のすべてをくみ上げ、一つの刃として美鈴に到達して振り下ろした。
その剣がうっすらと光り、それにどれだけの力が込められているのかが分かった。

おそらくは全力でないのだろうが、あの大剣を受け止めることなどできないだろう。


しかし、それでも彼女は剣を構えてそれを受けようとした。
あまりに無謀。しかし、蒔風がここまで迫ってくる速度があまりにも速く、それ以上の行動、対処がとれないのだ。



ゴッ、ギャリッ、ドドンッ!!!



しかし、それを受けた――正確には受け止め、剣を斜めにして地面に流したのは皐月駆だった。
彼女より受け継いでいた「雷切」でそれを受け、受けた瞬間に剣を斜めに傾けることで十五天帝を滑らせて地面に逸らし落したのだ。



「ほう・・・・先読みか」

「お前の動きは分かっているぞ・・・蒔風!!」



皐月駆の魔眼「(アイオン)の目」
その能力は、少し先の未来を見ることだ。
正確にはこの世界での可能性を見通すのだが、まあ結果としては変わりない。

しかも以前はこの力を使うたびに頭痛にさいなまやされ、この目を所持していた歴代の所有者の魂の集合体に同化していくというリスクがあったが、それもないのだ。
その分予知の力は落ち、歴代の所有者の知識を用いることは出来なくなったものの、それでも戦闘においては十分すぎる。


それを見て、蒔風が心底めんどくさそうな顔をして十五天帝を振るう。



「剣に炎を。宿し力は地獄の業火・・・・獄炎烈火・・・・・・」

「みんな避けろ!!!!」


ゴォウ!!と炎を纏った大剣を蒔風が振るい、炎の斬撃が一振りで十五、唸りを上げて数名に襲い掛かった。


まず一振り目は駆、美鈴、ゆかへと飛来し、二人はその反射神経で避け、ゆかは栄光の手(ハンズオブグローリー)の力でその能力を無効化していた。

もう一振りで電王、賢久、菊理へと斬撃を飛ばした。
が、電王は避け、菊理はアブラクサスの鎖で弾き、賢久は斬撃の炎を巻き上げて取り込み、逆に蒔風に投げ飛ばしてきていた。




「・・・・剣に(いかずち)を。宿し力は旺なる雷撃・・・・雷旺招雷・・・・」



すると、その攻撃を蒔風は十五天帝の面で受け、獄炎では意味がないと思ったのか今度は刀身に雷旺を纏わせて振るった。
そうすると今度は十五の雷となって降り注ぎ、各人を次々と襲った。

雷を回避しきれる人間はいない。
その落ちる先を予知できる駆以外の人間は、皆少なからず衝撃を食らってしまう。


その一瞬に、蒔風がゆりに向かって剣を振り上げて地を割るほどの斬撃を飛ばしてきた。
が、それを駆が一瞬で、というよりも、そこに来ているのが分かっているかのような動きでガードに入った。


しかし、ガードできてもその衝撃は凄まじく、雷切が弾かれて遠くに落ちる。
さらには両腕はしびれてしまい、これ以上はこの場に剣があっても握れないほどだ。


「駆、お前は「分かっている」からこそそこに飛び込むしかない・・・・見捨てられないもんなぁ?」



ドンッ!!!



そうして、次に菊理に向かって土の塊を作って土惺弾として放った。
無論、そんな重量を彼女が受け切れるわけもなく、おそらくは潰される。

しかし、それでもその砲弾は当たらなかった。
駆がその場に飛びかかるように突進し、菊理を抱え込んで避けたからだ。

勢いのまま飛び込んだため地面に二人してズシャリと倒れるが、あれに潰させるよりかは遥かにマシだ。



「グっ・・・・はぁ・・・・・ハァ・・・・!!!」

「か、駆さん!!!」

「大丈夫・・・大丈夫だから・・・・!!!!」



大丈夫と駆は言うがその肩は土惺弾が掠ったのか血が滲んできている。しかも、かなりの量だ。
おそらくはもう腕を上げることはできないだろう。


そうして、次に蒔風が腕を上げる。
そこにはいつの間にか集められた圧水が浮遊し、ユラユラと揺れながら今も徐々に大きくなっていっていた。


「駆・・・俺のすること・・・わかってるよなぁ!?」

「お前・・・・!!!!」


「圧水掌!!!!」



蒔風が掌を下に向け、叩きつけるかのように腕を真下に落として、それと連動して浮遊した水の塊がその場に落下してきた。



その流れに皆が呑み込まれる。
電王はとっさにロッドフォームへとチェンジし、彼のウミガメ型専用戦闘車両「デンライナーイスルギ」に飛び乗って賢久と美鈴を拾った。

しかし、当然この大規模な攻撃に間に合わなかった者もいた。

まず、水の中でその重量に耐えきれず菊理が消えた。
次に、栄光の手(ハンズオブグローリー)で圧水を消して何とか生き残っていたゆかが処理が間に合わず押しつぶされた。

そして駆は、その圧水に掻き混ぜられて上下左右を見失ったものの、どう動けば大丈夫かを半分直感交じりに感じ取り、水の引いた跡に四つん這いになって助かっていた。


「ゲホゲホッ・・・ゲ・・・は・・・・・ゴホッ!!!・・・はぁ・・・ハァ・・・・・」


だが、そのダメージはかなりのものだ。
正直、体を揺さぶられて今にも吐き出しそうだし、水中という圧迫された空間によって全身の体力は根こそぎ持って行かれている。


「さて・・・あと厄介なのはお前くらいだ、駆」

「げほっ・・・・ハッ・・・・・うぐっ!?」

「死ね」




蒔風が駆を背中から踏みつけ、四つん這いから俯せに変えてその首元に切っ先を当てて切り裂こうとする。
しかし、その瞬間に駆の口元がニヤリと笑った。


「百野、いまだ!!!」

「発射」



ドンッ!!!!



駆の叫び声と共に、蒔風へと魔術砲撃が襲いかかる。
その威力、まるでレールガンを三十発ほど込めたものと変わりないものだ。

その砲撃を必死にかわし、腹ばいになって不様に倒れる蒔風だが、更にイスルギからのレーザーが迫る。


それを刀身で弾く蒔風だが、その目はそっちの方を向いていない。

向いている先は、百野栞。
その周囲には無数の魔術書が浮いており、胸の部分は観音開きになっており、そこから魔導書が出てきているようだ。
その魔導書の数、五千。


その魔導書は一冊それだけでも術式の役割をはたし、そしてその魔導書の配置によってさらなる魔法陣を描いていた。




彼女がかつて所属していた、今は無き「禁書目録聖省」
そこでの彼女の呼び名は「書架のウルスラ」



書架




つまり彼女はその体に、魔術的な処置を受け、物理的に五千冊もの魔導書を保存、管理している。




「なるほど・・・・テメェもまた、ある意味一つのインデックス!!!」

「再装填、開始・・・・終了。弾丸を込めよ――――“裏切り者は代価に三十枚の銀貨を受け取った”」


「チ・・・ならばこちらも《ワールド!!!》こいつで受ける!!!」




蒔風がワールドメモリを起動させて宙に放り、混暗の力でイスルギを落としてからメモリをキャッチ、魔法陣を展開させて竜王の殺息(ドラゴンブレス)を放った。
同時に、栞の砲撃も再び蒔風へと伸びていった。



そして、衝突。




その衝撃にイスルギは完全に吹き飛び、電王はロッドモードとなったデンガッシャーを地面に突き立ててやっと立てると言った状況に追いやられる。
その電王に賢久と美鈴がしがみついて吹き飛ばされまいとしているが、それ以上に動くことができなくなってしまっている。

また、駆はその場から衝撃で吹き飛ばされ、廃ビルの壁に叩きつけられてそのままズルズルと倒れ込んでしまった。





栞が放っているのは「裏切り者の銀貨」である。
かつて「人の子」を裏切ったとされる使徒が三十枚の銀貨を受け取ったという事から、その対象者に銀の属性を持つモノを三十連射する魔術だ。

実際には砲撃魔術ではないのだが、その威力と速度、そして連続性はほかの魔導書の陣による術式で驚異的に底上げされていて、それが砲撃に見えてしまうだけのこと。


対する蒔風は先ほどと同じく竜王の殺息(ドラゴンブレス)
しかも二回目だ。その威力は先ほどよりも落ちている。


しかしながら、蒔風に表情には一切の焦りはなく、栞の砲撃を受け続けていた。


この砲撃には普段無表情の栞もその顔に驚愕の感情をあらわにさせるほどのものだった。

無論、彼女はこの砲撃がどんなものかは知っている。
しかし、こんなものを知識を得ただけで、なんの補助もなく撃ちだすなんて思いもしなかったのだ。


だが、今のところその力は拮抗している。

蒔風だって限界に近いはずなのだ。
現にだんだんとその額を流れる汗の数が多くなってきている。

しかし、それでも蒔風は笑った。
これでなんとかできるな、と。



「さぁて・・・・『主が、お前の名は何かとお尋ねになると彼らは応えた――我が名は“レギオン”我々は大勢であるが故に』・・・・!!!!」




瞬間





ボコリと地面から土の塊が立ち上がってきて、人型になって無数に現れた。
その手には身体と同じく土でできた鈍器を握っており、今にも殴りかかってきそうな様子だ。


だが、そんなことよりも驚異的なのはその数である。
その傀儡の数、実に二千体。


それだけの数の傀儡が、衝撃で動けない彼らに向かって一斉に攻めていった。



電王、賢久、美鈴の三人は、衝撃に体が慣れてきたのか手を放し、その傀儡に応戦しようとする。

しかし、その圧倒的な数の前にまず、美鈴が倒れた。
剣の一薙ぎで五十は削った彼女だが、彼女の剣は一振り、二振りしたところで傀儡の崩れて出来た土砂に剣を呑まれ、更にその体にのしかかってくる傀儡によって消滅した。


次に、賢久が倒れる。
彼はその劫火を以ってして傀儡を焼き砕き、実に九百もの数を吹き飛ばしたが、その能力とは別に、身体に限界が来ていた。

いくつもの炎を発してきたその彼の手はすでに焼けただれており、炎を放てば皮がめくれ、圧縮すれば肉が焼けた。
その半ば自滅に近いようなダメージに明久の炎が弱まっていき、ついにその体が傀儡にうずもれて消滅した。




そんな中、電王は奮闘していた。
圧倒的に不利を感じたウラタロスはキンタロスと咄嗟にバトンタッチ、電王に無数の傀儡がのしかかろうと飛びついてきたが、電王アックスフォームの気合と共に振りあげられた腕にまとめて吹き飛ばされていた。


そして、彼が向かうのは駆の方だ。
フォームチェンジしてから美鈴、賢久の元へと向かおうとした彼だったのだが、その時にはすでに美鈴がやられ、賢久はまだやられていなくとも自暴自棄のように炎を撒き散らさして暴れ回っていた。


あのままでは自滅する。
そんなこと彼だってわかっていたし、電王もそれを見て一発で確信した。
だが、彼は止まれなかったのだ。

自分の恋人をいきなり消され、その怒りの炎をブチまけなければ彼の心は壊れてしまう。
それがわかって、電王は彼を止める事などできなかった。

良太郎は中で「助けよう」と叫んでいたが、キンタロスはそれを許さなかった。


「あかん、良太郎・・・・あれを止めようと近づいたら、こっちまで焼かれてお陀仏や!!!」

『でも・・・それでも助けに!!!』

「あかんのや!!おまえさんには死んでもらいとうない・・・・俺らの存在が消えるからやないで。お前がいなきゃ、全員おらんかったんや。だから・・・お前さんを死にに行かせるわけにはいかんのや!!!!」

『キンタロス・・・・』



それは彼にも苦渋の決断だった。
助けたいという思いが、ないわけなどないのだ。

だが今の彼を止め、なだめ、落ち着かせるには時間がなさすぎる。


だから、キンタロスは向かえなかった。
それよりも、まだ無事な駆の方へと向かうために走ることを選んだのだ・・・・


「堪忍や・・・・堪忍してや・・・・・・」



そう呟きながら、彼が駆の元に辿り着き、彼の身体を抱え上げた。



「兄ちゃん、しっかりしぃ!!!そこの嬢ちゃんもはよぅ!!!」



そう言って、電王が栞にも促しながらデンライナーへと走っていく。
だが、彼女はその場から動かない。否、動けないのだ。

もしこの砲撃を撃ち続けることをやめれば、蒔風はあの場から動くことができる。
そうすればこの傀儡以上の脅威だ、逃げられない。

しかも、その瞬間に賢久がやられて光になっていた。
これで傀儡もこちらに向かってくる。


逃げることは実質不可能になる。


だから



「逃げて・・・ください」

「なんやて!?」

「彼を押さえつけられるのはあと一分もありません・・・だから、今のうちに!!!」

「アホ!!そんな事できるか!!」


「全員やられるよりかは、数倍マシです・・・・・早く・・・彼を電車に乗せて逃げてください・・・・・」


「・・・・・・くぞッ!!!」



電王が、そうして栞に背を向けて走る。
その声はすでに涙ぐんでおり、どうしようもない現状を嘆いていた。


そして、彼はすぐにデンライナーに乗り込んで、駆を寝かせて変身を解いた。



外の方では直後、栞がついに撃ち抜かれて消えるのが確認されていた。



「そんな・・・・・」

「チクショウ・・・・おい良太郎!!なんでオレを出しに行かなかったんだよ!!全員でいけば・・・」

「全員で行ってみんなやられちゃったら嫌だからだよ!!!」


モモタロスの怒りの言葉に、良太郎が拳を強く握りしめて叫び返した。


「嫌なんだよ・・・あのときみたいにみんないなくなっちゃうのが・・・・・!!!」

「良太郎・・・・」



そう、彼ら良太郎と契約している今人は一度消滅の危機に立たされた。
結果として、良太郎との絆の強さが記憶となり、その記憶が彼らを存在させることに成功して問題はなかったのだが、それでも一度は彼らは消滅してしまっていた。


その別れが嫌だったのだ。
だから、彼は強化フォームで行けばよかったのを、一人のフォームでしか行かなかったのだ。

もし皆が許せば彼は一人で変身した「ライナーフォーム」で出陣して行っただろう。
しかし、そうすれば彼らも一緒に並んで出てきてしまうだろう。

だからこその一人ずつ。


しかし、今回は彼のその心が、裏目に出て決まっていた。
けっかとして、駆以外のメンバーは全員消滅。

大きく戦力を失った。





そうして落ち込んでいると、リュウタロスがふと気付いた。


「あれ・・・・・・クマちゃんは?・・・・・」










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「逃げられたか・・・まあ・・・・・」


ザッ



「お前は残ったみたいだけどな」

「俺には逃げることなんてできん。お前さんは一度ぶん殴らなきゃ気がすまへん!!」



キンタロスが、その場に残って蒔風と対峙していた。
その手にはデンオウベルトとライダーパスがあり、それを巻きつけて単独変身、電王アックスフォームへと姿を変えていた。


「駆を逃がしたその手腕は立派だったな」

「お前さんにやらせるわけにはいかんかったからのぅ」

「だが・・・・クくっ・・・・」

「? なんや、なにがおかしい!!!」

「クカカカカカカ!!あっはっはっはっはっは!!!!」


シュカッ、ドンッ!!!



蒔風が笑いながら、天地陰陽の四本を一点に投げ、それが廃ビルに横たわるかのように立てかけられた岩に当たって、光となって消滅した。


「な・・・・」


そして、キンタロスははっきりと見、気付いた。
その岩が光となって消える瞬間・・・・・・・駆の姿をしていたことに。


「そんな・・・・あほな・・・・・・」

「お前がめでたく持ちかえったのはそれ相応の重さをした岩の塊だよ。ククッ・・・幻術かけて見た目そろえたら騙されちまって・・・・・」

「貴様・・・・・・」


「重かったかい?あれ。そろそろ幻術が解けると思うけど・・・・岩抱えて走るお前は滑稽だったよ!!!!」


「貴様ァああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」



ドォ!!!!!



アックスフォームの全身から衝撃波のようなモノが吹き出、その装甲を残像でブラし、仮面をまるで鬼の形相のように歪めながらながら蒔風へと突貫していた。



《Full Charge》



「蒔風ェェェぇええええええええええええええええええ!!!!!!」





ドゴゥ!!!!!








・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・


・・・・・・




・・・・




・・・












そうして、その衝撃から三十秒と経たずに決着はついた。


蒔風の手にはキンタロスのカード。
その体はビル三つ突き抜けてガラガラと崩れるその中にいた。


「ゲッ・・は・・・・い・・・ギアあああああああああああああっっ!!!!」



そして、絶叫。



胸を押さえて悶え苦しみ、地面を蒔風が転がった。



だが、その五分後にはすでにその場に彼はいなく、学園都市の侵入者警告も解けていた。











to be continued

 
 

 
後書き

ちなみに今回出てきた魔術はオリジナルです。
勝手に考えましたwwww



カード

キンタロス・・・電王のマーク
11eyesメンバー・・・タイトルロゴと同じ



リスト残り



キョン
長門有希
べナウィ
泉戸裕理
泉戸ましろ
クラウド・ストライフ
古手梨花
古手羽入
国崎往人
神尾美鈴
小野寺ユウスケ
海東大樹
野上良太郎
モモタロス
ウラタロス
リュウタロス
ジーク
デネブ
直枝理樹
井ノ原真人
宮沢謙吾
乾巧
衛宮士朗
セイバー
遠坂凛
ランサー
ギルガメッシュ
剣崎一真
左翔太郎
高町なのは
フェイト・T・ハラオウン
アリシア・テスタロッサ
シグナム
ヴィータ
リィンフォースⅡ

 
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