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摩訶不思議ではある

作者:ソウクイ
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3話

もうソポナ星での在住は嫌です。

本気で嫌なのですわ(^q^)。

8年住んだ惑星ソポナでの生活は今日を契機に終わりにします。修行を終えたとする事にしました。ええスッパリと出ていきます。
ソポナを出て記憶の中に最初からあった正体不明の座標の星にポッドで向かう事にしました。


向かう先は記憶に有人と有るだけの完全に未知の星です。危険なのか危険じゃないのか全く判りません。少なくとも命の危険も覚悟の上ですよ!命散らしても後悔はない!

自分の戦闘力は予想だと未だに四桁台でしょう。スカウターはもう何年も前に爆発済み。下級戦士の待遇悪いのかスカウターの予備とか無いので戦闘力が判りません。ですが四桁だとは思ってます。
今の、下級戦士ベビーの某が送られたこの星の最強格相手、戦闘力数百ぐらいの大体数倍ぐらいの強さなら、恐らく四桁はありますよな。

四桁なら高々数千、ドラゴンボールの物語的に数千は物凄い中途半端で不安やね。ですけど、3度目ですがソポナで少しでも居るのどうしてももう嫌です。危険ですから。本当に危険です。限界です!このままソポナに居ることは有る意味死ぬより危険なのです!!


だって、……だってソポナは性獣ばっかですもん。(レイプ目)


1年ほど前に気の大きさがソポナで一番強い竜みたいな相手を倒してから、徐々に襲われる様になったんですよ。性的に、

蜥蜴タイプ、カエルタイプ、芋虫タイプ、もう選り取り緑に彼処をギンギンにさせて襲ってくるんです。……魚類までですよ。はは、本当に異種姦とか勘弁して欲しいです(´;ω;`)

食的に食われるよりもっと恐ろしい、性的に喰われる生活とか死んでもゴメンなんです!腕が飛んだり内蔵ブチャッとなって瀕死に成った時でも彼処までの恐怖は慣れましたが!性的な恐怖だけはアカン!
サイヤ人で重要な食料的にも大変ですよ。彼処ギンギンにした相手とか食べ物としてアウト。主食が仙豆とか不味い果物に逆戻りでよ。

因みに名前通り未だにチェリーです!ええ、チェリー!!力強くチェリーと言いまする!チェリーな事に泣くほど嬉しいと思う事になるとは思っても見ませんでした。
 
ソポナが異種姦上等な性獣だらけ!!と言う最悪な環境が戦闘力不安でも出て行く理由なのですよ!本当に誰がこんな危険地帯に居れますか


まぁ性獣だらけのソポナから身の安全の為に急いで出るのに戦闘力が不安ですよ。
此れから先に向かう星は大丈夫でしょうか?まぁ、性獣だらけの星より最悪と言う事はないでしょう。 
ま、最悪があったらエムハゲ王子みたいに自爆しますのよさwwww。(真顔)
 

そんな所よりもう一つあるだろ?惑星ベジータ?あんなエムハゲ王が支配する所は行く候補にも入ってないです。そう言えばもう綺麗な花火になった後でしょうか?


と、思いながらポッドでソポナから旅立ちポッドの中は睡眠モードに移行、到着するまで寝ました。


ピーピー

タイマー音で目覚めました。意識的には一瞬ですがどうやら到着の様です。

うわぁ。

到着したんですが、

いやいや、到着した星が予想外です。全く知らないと思ってたら知ってる星のようです。

体感だと星の重力がソポナの十分の1もなし。住民はヒューマンタイプに近し、記憶に刷り込まれた言語で言葉も通じ、敵対意識は無さそう。

予想外なのは相手があのヤードラッド星人。

あの悟空氏に瞬間移動なんて技を教えた種族ですよ。有り難いですが何でこんな星の座標が記憶に?
当然ですが早速ヤードラッド星人に瞬間移動おせえて下さいと頼みました。


ダメですと。(´;ω;`)


自分達の技術は安易に渡せないと至極全うに拒否されました。なんでやぁ。悟空氏はOKだったのに、あー、悟空氏みたいな魅力が無いのがダメなんでしょうね。

しかし、技は教えてくれませんでしたがヤードラッドの人達はいい人たちで服が貰えました。ターザンルックからの卒業です。久し振りの文明らしき服です。さらに、さらに嬉しいことに!!食事も…マトモな食事が頂けました!

…マトモな食事過ぎて涙が。

……同情の視線に違う涙が。

食べ終えた後にお礼としてソポナで見付けた宝石の鉱石に仙豆を渡しました。微妙な反応です。特に治療薬と言って仙豆を渡したときの愛想笑いが心にグサッと来ました。

その日は泊めて貰えました。

翌日には仙豆を試したのかスゴい反響です。技を出来る限り教えるのでもっと分けて欲しいと頼まれました。勿論の事、了承しました。仙豆は条件さえ合えば幾らでも量産出来ますからね。

まぁ流石に仙豆を自分で出せると思われるのは不味いと思ったので、ポッドから出すフリをして十数粒渡しました。

此方が引くぐらい感謝されて、瞬間移動にそれ以外の技も色々と教えて貰いましたよ。しかし無茶苦茶難しいのです。
願いのお陰か気の扱いには少し自信が有ったのに、一つの技を習得するのに数週間位時間が掛かりましたよ。素で覚えれた悟空氏やっぱり才能スゴいでしょう。

技のついでに格闘技術も学びたいですが、残念ながらヤードラッドでは格闘術は此方とどっこいで習えそうに無いです。

~1年後~

技を習うのにヤードラッドには1年ほど居まして、必要そうな技の修得が終わり、瀕死回復と言う基礎的な修行を続けたので肉体強度と気の量もだいぶ上がりましたので、ソロソロ地球探しをすることにしました。

ソポナと比べるのもバカらしい程にヤードラッドは永住したい程の星でした。

しかしですが、此処だと力仕事と家事手伝いぐらいしかしてません。サイヤ人はバカ食いなのに居候をずっと続けてて流石に罪悪感が沸いてきたのでね。……大きな所で漫画ゲームが恋しいと言うのも有ります。

それで地球に向かうと決めたんです。残念ながら地球の座標は不明。
アニメで出てきた北エリアの銀河星雲の太陽系第3惑星とか言っても通じませんでした。悟空氏が帰れたのポッドに座標が載ってたからでしょうね。残念ながら自分のには載ってません。

そこでヤードラッド星人やら色んな種族と交流の有り情報が集まる、ボンドという惑星を教えて貰い其所に向かうことにしました。ボンドは面白い所らしいので楽しみです。



ボンド星人、襲ってきた(^q^)。

なにもしてませんよ。ボンド星に到着したと思ったらいきなりですよ!俺は悪くねぇ!!です。

ポッドから出るとサイヤ人と叫ばれて星中の相手に襲われるとか思いませんでした。失敗しました。情報通ならサイヤ人とか知ってても可笑しくないですね。

侵略目的じゃないと言ってもまったくダメです。サイヤ人不人気すぎです。言葉が通じる相手に襲われるのは怖かったです。本当に怖かった。
しかもボンドの科学技術は前世の地球より上のよう。火薬にレーザー的な重火器とか戦闘機とか戦車とかミサイルとか、無数の兵器類にバカスカ攻撃されました。余波で周りの風景は荒野になりました。


煙いだけでした。


まぁドラゴンボールで兵器は兵器(笑)ですよね。
兵器が無力なら相手は肉体的は弱かったので手加減して、数時間ほどでお手軽に鎮圧出来ました。
…全部合わせてもソポナのカエル以下の難易度な気がしたのは気のせいでしょうか?


今はボンドの大統領的な人と平和的に話し合ってます。邪魔が入らない様に大統領を吊るして空中で、あ、関係ない事ですがボンドの人は生身で飛べないみたいです。なのでグルグル回ります。襲ってきた相手に楽しい空中遊泳させるなんて某お人好しですね。


しかし…突然感じた他より何倍も強い気。空中で制止します。  

『サイヤ人か、少しは楽しめそうだな。……俺が来たからにはこれ以上好きにはさせんぞ』

マントをした人物、ピッコロさん風に歴戦の戦士だなって感じのが出てきました。地上から見上げる人達の期待の目線。あの人が来たからにはお前は終わりだとか歓声で騒がしいです。何ですヒーローの登場みたいな空気は?突然襲ってきた彼等が悪役ですよね?

バサッ!

マントを取ると黒い肌のヒューマンタイプの宇宙人、赤い髪の毛、武器らしいのは剣、プロテクターは胸部だけですか。

『俺は此処の住民に雇われた傭兵のバルグム、貴様を倒す名だ覚えておけ』

傭兵、此はあの竜以来の強敵との戦いかと緊張しました。

『サイヤ人、誇り高い貴様らが人質をもったままか?』

人質?ああ、顔色が何故か蒼くなってる大統領(?)の事ですか?邪魔なのでビルの屋上に置きます。

『本当に離すとはな、……まぁいい!行くぞ!!』

バルグム氏は真っ直ぐに来て、なぜか剣を抜かずにゴッ!っと拳を打ち込んできました。……なんと言うか遅い。

ドゴン!

罠にも思える遅い拳を避けて懐に潜り込んで腹部にパンチ一発、吹き飛ばされて地面にめり込みました

『ぐはぁ!?』
 
えー周りの空気が凍りました。

アレ?え?

終わり?(´・ω・`)?


え、あんな登場したバルグム氏も最弱カエル以下?と思いましたが、拍子抜けしたと言うと……口元に緑の血を流したバルグム氏が立ち上がりました。なんだか良かったです。

『流石にサイヤ人か、だが安心しろ、俺はまだまだ本気じゃないからな。今度は本気で行こう。ハァァァァァ!!!!』ゴゴゴゴゴ!!

大気が震えてます。

なるほど感じる気の量がこの星では一番ですが、カエルと比べてもカスカスなのを不思議に思ってましたが、隠してたんですか!あの強敵感でアッサリ終わるとか無いですよね。周りの凍った空気も払拭されました。……と喜んでられませんね。

此処からが本番ですか。気を引き締めて構えました。

上がる気にボンドの住人がなんて力だとクリリン氏みたいに驚愕役。気は推定で三倍近く上がりましたね。……うん?三倍?

『待たせたな。では行くぞ!!』シュイン!

消えました。……と思われたいんでしょうね。

刀身が紅い剣が上空の背後から迫っています。

『ぐはぁ!?』ドガァァン!!

残念ながら丸見えでした。当たるとか思ってるのか笑ってました。普通に避けて、唖然とした所に少し強めのパンチ。吹き飛んで今度は深く地面にめり込んで痙攣してます。……どうやら瀕死です。もう立てないですね。



強敵と思ったのに(´;ω;`)


気を開放してもようやくカエル並みなの気のせいじゃないですかぁ!!それなら似非ピッコロさん戦闘力百とかそんなぐらいやないか!!何でしょう、この肩透かし感は!

地面からなんとか出てきた似非ピッコロさんがバカなとか驚いてます。サイヤ人程度にとか言ってます。どうやらサイヤ人の強さ誤解してますね。
近付いて言います。未だに下級戦士の粋から(多分)出てない某にも簡単に負ける強さで、サイヤ人に喧嘩を売るとかやめた方が良いと少し偉そうに説教しました。

この星なら一番の強さですよ。まぁカエルと同等ぐらいですが。

バルグム氏がお前が下級戦士!?カエルと同等と物凄いショックを受けてました。嘘だと言ってきましたが現実を受け入れる様にと言いました。
何かが割れる音が聞こえました。バルグム氏が白目向いて倒れました。なんで?

終わったので命だけは助けてくれとか人聞きの悪いことを言ってくる大統領達に、用件の地球の場所を聞きました。

良かった知ってました。地球の座標を。

此で地球に行けると喜んでたら……ポッドが壊されてて泣きました。あのポッドはわが家みたいなものでしたのに……ええ、チョット、サイヤ人的な事をしたいとか思いました。やっても被害者ですし許されますよね?

まぁお人好しなので慰謝料としてポッドより高性能な宇宙船を貰い許しました。

貰った宇宙船はスゴいです。居住空間もあるポイポイカプセルみたいな収納能力有りな宇宙船です。 

本当にスゴい宇宙船です……爆弾付きなんて。(^q^)


ええ言ったら渡してきた相手の脂汗がスゴいです。ヤードラッドで少し心を読む術を身に付けてたので宇宙船に爆弾仕掛けてたのに気づけました。用意した相手と空中遊泳+NANOHAさん式のお話をしました。

うん、爆弾取り外しは勿論の事、色々と慰謝料として貰いました。えーカツ上げとか少し思いましたが襲ってきて更に騙した代償ですから安い安いですね。……普通のサイヤ人なら全滅エンドでしょうし。普通でなくてもね?やっぱり某お人好しですね。

改めてボンドから宇宙船で出発、目的地は地球。

この宇宙船なら2ヶ月で付くそうです。

漫画やゲームが待ち遠しいです。……ドラゴンボールの世界の漫画ってどんなのでしょうね。
  
さて、楽しみにして寝ますか。


ーー二ヶ月後ーー


ピーピー

うー、起き心地が最悪です。

到着したんです?

お、おお!あの青いのは地球!!十年ぶりの地球!ボンドの人達が嘘ついたらどうしてくれようとか悩んでた意味が無いですね!

着地地点はやっぱり日本ですよ!日本は、見える位置ありますな。早速着地地点の設定を日本に……うん?日本があった?  

ドラゴンボール世界に日本とか有りましたっけ?そもそも大陸の形とか前の世界と変わらない様な。ドラゴンボール世界だと大陸の形が確か違った様な。まぁ漫画と設定が同じじゃないだけなのかも知れませんか。
 

うん?

何か飛んで、きてますね?

棒みたいなの……あれって宇宙船ですか?それともミサイル?


うん?、ミサイル……ミサイル?え?攻撃?


  

チュドオオオオオン!!!!





 
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