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『育児Diary』

作者:零那
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『2009.2.11/胎動』



救急車で運ばれてからは1階で1人で布団を敷いて寝ていた。
君のお父さんは変わらず2階のベッドで寝ていた。

夜中、君のお父さんが寝てる私のおなかを触ったらしい。
君が動いてるのを触って初めて解ったみたい。
気持ち悪かったらしいです(笑)

夜中に触りに来たのも解らなかったけど、そんな行動をしてたことに正直ビックリだった。
普段から君に関心なさそうだから。
君に、と言うより...妊婦の体のことや赤ちゃんのこと、育児についても同じ。
何も興味ないし知ろうともしない。
気にもかけてくれない。

根本的に優しくないから期待はしてない。
でも、君に対しては、もう少し興味をもって欲しかった。
だから、胎動を感じてくれたなら嬉しいと思った。

此の日は君のお父さんが胎動を目の当たりにした記念日。


 
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