| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー

作者:ribbons00g
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第1章 出会い
  第4話 完璧なる白いライダー

 
前書き
久しぶりの更新です。

今回は新たなライダーが登場します。

では、始まります。 

 
亜里沙とパラドが同級生の1人をゲームオーバーにした翌日の金曜日、亜里沙は足早に学校から出て、市街地にいた。

この日、亜里沙は新しいアイドルグッズを手に入れたいと思い、同級生たちに遭遇しないうちに、学校から出てきたのだ。

亜里沙が市街地に向かっているとき、黒の軍服を着た青年が亜里沙の前に現れた。

???「君が、絢瀬亜里沙か?」

亜里沙「あ、あなたは誰!?」

アラン「私はアラン。この世界を完璧なものにするためにやってきた」

その青年はアランである。アランはこの世界を完璧なものにするべく、眼魔の世界という別の世界からやってきた。その中で、アランは亜里沙に目を付け、近づいたのだ。

アラン「完璧なる世界の実現。それは、君の力が必要だと、私は確信した」

亜里沙「私が、必要?」

アラン「そうだ。君なら、この世界を完璧なものにしてくれると信じている」

亜里沙「・・・・・・私と、一緒にいても、大丈夫なの?」

アラン「もちろん。私は、君の味方だ。君についていこう」

亜里沙「アラン・・・・・・」

こうして、アランが亜里沙の仲間になり、亜里沙とアランは秋葉原駅周辺を散策する。

アラン「これが、秋葉原というものなのか?」

亜里沙「そうだよ・・・・・・って、秋葉原を知らないの?」

アラン「私の世界では、そう言うのがないのでな・・・・・・」

亜里沙「そうなんだ・・・・・・あっ、今からスクールアイドルのショップに行こうと思っているけど、アランも来る?」

アラン「亜里沙、スクールアイドルとは何だ?」

アランはスクールアイドルというものを知らないため、亜里沙にスクールアイドルのことを質問する。

亜里沙「えっ、スクールアイドルも知らないの?じゃあ、私が教えてあげるね」

スクールアイドルや秋葉原を知らないアランに、亜里沙はスクールアイドルのショップに連れて行き、アランにスクールアイドルというものを見せた。さらに、アランと一緒に秋葉原駅周辺を探索した。

アラン「素晴らしい。この景色をなくすには、惜しいな」

亜里沙「完璧な世界になれば、ここの景色は、もっと素晴らしくなるよ」

アラン「ふっ、そうだな」

アランと亜里沙が移動しようとしたその時・・・・・・

男A「おっ、いい獲物を見つけたぜ!!」

男B「さっさと殺すか」

アラン「貴様ら、何者だ!!」

亜里沙「そうよ!!さっさと帰ってよ!!」

次の瞬間、2人の男はガイアメモリを取り出し、スイッチを押す。

《ワータイガー!》

《ヘキジャインベス!》

2人の男はガイアメモリを挿入し、男Aはワータイガー・ドーパント、男Bはヘキジャインベス・ドーパントに変身した。

亜里沙「ど、ドーパント!?」

アラン「奴ら、ショッカーPXからガイアメモリをもらったな」

亜里沙「ショッカーPX?それって・・・・・・」

アラン「ああ、奴らは・・・・・・」

アランの言うショッカーPX、それは、かつて世界征服をたくらんだショッカーという組織の残党が立ち上げた悪の組織である。ショッカーPXはガイアメモリというものを人間たちに売り込み、それを利用して世界征服を企んでいる。

亜里沙「そんな組織があったなんて・・・・・・」

ワータイガー・ドーパント「さあ、さっさとやっちまうか」

ヘキジャインベス・ドーパント「ああ!!」

アラン「相手は2体か、面白い!!」

アランは左腕にメガウルオウダーをセットし、右手に眼魂を持ち、スイッチを押す。

《スタンバイ!》

スイッチを押した後、眼魂をメガウルオウダーにセットし、ユニットを起こし、待機ボタンを押す。

《イエッサー!》

《ローディング!》

待機ボタンを押すと、メガウルオウダーからパーカーゴーストが現れる。

アラン「変身!!」

アランがメガウルオウダーの緑の部分のスイッチを押すと、水滴が垂れたような音がした。

《テンガン!ネクロム!メガウルオウド!》

《クラッシュザインベーダー!》

アランに白のスーツが覆い、パーカーゴーストを纏い、アランは仮面ライダーネクロムに変身した。

ネクロム「ふっ」

ワータイガー・ドーパント「な、何だ貴様は!!」

ネクロム「私は、仮面ライダーネクロム!!私がお前たちの支配者となる!!」

ヘキジャインベス・ドーパント「ふざけやがって!!覚悟しろ!!」

亜里沙「まだよ!!私もいるわよ!!」

亜里沙はガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを右に回す。

《PERFECT PUZZLE!》

亜里沙がガシャットギアデュアルのダイヤルを右に回したことで、ゲームエリアが展開される。

《What's the next stage?》《What's the next stage?》

亜里沙「変身!!」

《デュアルアップ!》

《Get the glory in the chain. PERFECT PUZZLE!》

亜里沙は仮面ライダーパラドクス・パズルゲーマーレベル50に変身し、ガシャットギアデュアルをホルダーに装填した。

パラドクス(A)「仮面ライダーパラドクス、レベル50」

ヘキジャインベス・ドーパント「こいつら、仮面ライダーだったとはな!!」

ワータイガー・ドーパント「だったら、2人とも血祭りにするまで!!」

ワータイガー・ドーパントはパラドクスに、ヘキジャインベス・ドーパントはネクロムに攻撃を仕掛ける。

ネクロムに攻撃するヘキジャインベス・ドーパントだが、ネクロムはヘキジャインベス・ドーパントの攻撃を簡単に防ぐ。

ネクロム「不慣れだな」

ヘキジャインベス・ドーパント「くそっ!!なめやがって!!」

ヘキジャインベス・ドーパントはネクロムを右手の鉤爪で振り払い、距離を取る。一度距離を取った後、再び右手の鉤爪をネクロムに向けて振りかぶる。

しかし、ネクロムは右腕でヘキジャインベス・ドーパントの右手を振り払う。

ネクロム「私に、同じ手は通用しない」

ヘキジャインベス・ドーパント「ええい!!」

ネクロム「君は、私が終わらせてあげよう」

ネクロムはメガウルオウダーのユニットを起こすと、待機ボタンを押す。

《デストロイ!》

ネクロムは緑の部分のボタンを押し、必殺技を放つ状態になる。

《ダイテンガン!ネクロム!オメガウルオウド!》

ネクロムの後ろに目玉の紋章が現れた後、空中へと浮遊し、空中からキック攻撃をヘキジャインベス・ドーパントに向けて放つ。

その後、ヘキジャインベス・ドーパントは強く蹴り飛ばされ、大爆発を起こした。

そして、ヘキジャインベスのガイアメモリは破壊され、男Bの姿に戻った。

ネクロム「愚かな、その程度で私に挑むなど・・・・・・」

-------------------------------------------------

一方、パラドクスはワータイガー・ドーパントと交戦しており、パラドクスがワータイガー・ドーパントを圧倒している。

ワータイガー・ドーパント「馬鹿な!?俺が最強のはずだ!?なぜ、こうも簡単に押される!?」

パラドクス(A)「答えは1つ。あんたが身の程知らずだからよ」

ワータイガー・ドーパント「くっ、馬鹿にするなー!!」

ワータイガー・ドーパントはパラドクスに殴りかかる。しかし、パラドクスはワータイガー・ドーパントの右手の拳を簡単に受け止め、ワータイガー・ドーパントの右腕を逆方向に曲げ、変身している男Aの右腕の骨をへし折る。

ワータイガー・ドーパント「ぐわあっ!!腕が、腕があ!!」

腕をパラドクスにへし折られ、ワータイガー・ドーパントは両膝を地面につき、右腕を押さえていた。

パラドクス(A)「はぁ、うるさいわね。腕の1つや2つぐらいで」

パラドクスは装填されているガシャットギアデュアルを取り出し、ダイヤルを左に180度回転させる。

《KNOCK OUT FIGHTER!》

《The strongest fist! “Round 1” Rock & Fire!》

パラドクス(A)「大変身!」

パラドクス(A)はガシャットギアデュアルの起動スイッチを押した後、再度ホルダーに装填する。

《デュアルアップ!》

《Explosion Hit! KNOCK OUT FIGHTER!》

パラドクスはパズルゲーマーレベル50からファイターゲーマーレベル50にチェンジし、両肩にあるマテリアライズショルダーが両手に装備され、マテリアライズスマッシャーとなった。

ファイターゲーマーとなったパラドクスは右手の炎でワータイガー・ドーパントを攻撃し、攻撃を受けたワータイガー・ドーパントは吹き飛ばされ、その衝撃で右腕に激痛が走る。

ワータイガー・ドーパント「ぐわああああっ!!」

パラドクス(A)「あんたの左腕も、壊してあげるわ」

パラドクスは右手に装備されているマテリアライズスマッシャーをワータイガー・ドーパントの左腕に非常に強い一撃を加え、ワータイガー・ドーパントは両腕の骨を壊され、ダウンする。

パラドクスはガシャットギアデュアルをホルダーから取り出し、ダイヤルを右に回した後、左に回す。

《キメワザ!》

《デュアルガシャット!》

両腕の装甲に炎が纏い、炎の拳がワータイガー・ドーパントに襲い掛かる。

《ノックアウトクリティカルスマッシュ!》

パラドクスの必殺技を受けたワータイガー・ドーパントは突き飛ばされた後、爆発した。

《GAME CLEAR!》

そして、ワータイガーのガイアメモリは破壊され、男Aの姿に戻る。

その後、亜里沙とアランを襲おうとした男2人は警察に逮捕された。

2体のドーパントを倒した後、パラドクスとネクロムは場所を移動し、変身を解除する。

亜里沙「アランも私たちの家に来てよ。事情は説明しておくから」

アラン「いいだろう」

亜里沙とアランは、隠れ家ともいえる家へと向かっていった。 
 

 
後書き
今回登場したオリジナルドーパント
・ワータイガー・ドーパント
 仮面ライダーウィザードに登場するファントム『ワータイガー』の姿をしたドーパント。
 能力はワータイガーと変化はない。

・ヘキジャインベス・ドーパント
 仮面ライダー鎧武に登場するヘキジャインベスの姿をしたドーパント。
 能力はヘキジャインベスと変化はない。

第4話終わりました。

パラドに続き、アラン様が仲間になりました。

亜里沙に頼もしい仲間が来てくれましたね。

そして、敵勢力の正体、それはショッカーPXです。

はたして、亜里沙はショッカーPXを倒し、女王になれるのか。

次回をお楽しみに!! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧