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Blue Sea 『空と海の境界線』

作者:03-Moonlight
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Operation 01
異変と彼女の心
  Mission7(前半) 「知られざる翼」

 
前書き
「不明な飯テロが発見されました」

「文章に深刻な下手くそっぷりが露出しております、ただちに文章を削除(ry」

「何だ…何が起きている!」

「こんなものを書いて喜ぶか!作者共が!」


飯テローありー(なんで)
↑の4つは気にしないでください(笑) 

 
7/10 0510

電話が鳴る。
出た。
『あーあー、きこ』
煩くて切った。

また鳴る。
『何できるのか』
またお前か、という風に切った。

また鳴る。
『いいかげんにしろー』
「はいはいわかりましたよ主任。で、連絡とは」
『それは私が説明します』
キャロルが間に入ってくる。むしろキャロルと連絡させてほしいが。
『今回の連絡の件ですが、新型ストライカーユニット、本日の1200に完成となります。そこですぐにノースポイントから試作機の持参をするので、非公開テストを行ってください。その際私が同伴します。今回主任はいないのでご安心を』
主任はいないということに安心した。
「むしろいない方がいい。了解、サンド島基地への連絡は?」
『すでに回しております。』
「よかった。それではまた後ほど」

電話を切る。





思ったけど主任たちの技術妖精とかすごい頑張ったと思うけど心配する。
まさか過労になっちゃったりしてないよね…?それで悪い出来の機体は来てほしくないけれど。
祈るしかないか。



起きてても無駄だと思ったので雑魚寝しよう、と思いソファーに横たわって寝た。






0600

照月side

おはようございます。照月です。
にしても、今日は珍しく総起こしがないです。どうしたのでしょうか?
ほどいてる髪をいつもの髪型に結び直して、服装チェック。

問題なかったので、いつも通りに指令室に足を運びます。


本当にいつも静かです。エイラさんはいつ起きてくるかわかりませんし、サーニャさんに至っては夜型(この話はエイラさんに聞きました)らしいので…。


廊下の窓から見える景色ですが、あたり一面自然が多いです。
基地だけを除けばここはもう、自然の楽園なんです。私はこういう景色を眺めていて、心を落ち着かせますね。


…さて、廊下の窓から外を眺めたりしましたが、指令室に来ました。

ドアをノックしますが、反応がなかったのでいつも通りそのまま入っちゃいます。

「おはようございま…提督がまた雑魚寝してる…。」
文字どおりです。雑魚寝していました。
総員おこしがないのはやっぱりこれが原因ですね。


いつもお疲れさま、というように毛布を掛けてあげると私は朝食の準備を始めます。
提督がいつもやっていますが、今日は仕方ないので私がやることにしました。

冷蔵庫にある食材を探しましたが、油揚げや豆腐がなかったので、和食は少し難しそうでした。
というわけで、少し簡単に洋食で済ませちゃいます。

パンを二枚袋から取り出して、マーガリンを塗ってそのままオーブンで焼きます。

その間に乗せる物の準備です。

今日はリンゴがちょうどあったのでリンゴを半分に切り、残りの半分はラップに包んで冷蔵庫に戻します。つつんでいない半分に切ったリンゴは4分の1にカットして、そこから1個ずつ細かい作業です。
皮をつけたまま、2mmくらいでどんどん切っていきます。
今は提督と私の分だけなのでこれを2セット。エイラさんとサーニャさんの分はラップに包んで、とっておきます。


ちょうどパンが焼けました。オーブンから取り出したら1枚ずつ皿に乗せて、そこに先ほど切ったリンゴを敷き詰めて完成です。


ノースポイントにいたころの経験が生かせました。いつものように食卓に乗せて、私はコップに牛乳を注ぎに行きます。


「…おはよう」

提督が起きました。今私がやっていることに少し驚いているようです。

「おはようございます♪今日は頑張って作ってみたよ!」
私は元気にあいさつします。こういう光景なかなか見れませんからね。

「食べてもいいかな?」
「どうぞっ♪」
牛乳を注いだコップを提督の方において、私は向かい合わせで座ります。

「「いただきます。」」



言葉が被っちゃいました。


その後恥ずかしくなって何も話せず、食べ終わってしまいました。何考えてたんでしょう。



side out


恥ずかしい…。







…いろいろと考え込んでしまうせいで電話が鳴っているのに気づいたのが数秒遅かった。


『はいはーい』


主任、また電話か。

「もしもしー?今日電話かける量多すぎる」
『1000に時間変更と、資材も運んでおくわー』
「いつそうすると決めた?」
『それは私が説明します』

やっぱキャロルの方が対応いい。

『次に行われるファーバンティ解放作戦、それの準備みたいな感じです。勿論集結地点はありますし、今回のあの2人に関する件もしっかりまとめております』
「こちらでは戦力が不足してるのでは?」
『いえ、十分です。そう言い切れるのは貴方が信頼されているから。それが第1でしょう』
「なぜそう言える」
『貴方が一年前、ある艦娘と何か約束をしていましたよね?』
一年前…ノースポイントでの夏祭りのときか。
『また来年会おう、って まあこんな形で言っているのかと。』
「…わからん。」
『その約束を交わした艦娘は…』



『そこにいる照月です』
「それが本当に関係あるのか?」
『ええ、今までのデータを収集していますが、貴方達2人の思いは…例外です。全て、あの日が作ったとしか言いようがないです。』

キャロルが一呼吸置いて説明を再び始める。

『もし仮に、貴方がいなかったとしましょう。』
自分がいなかったら…照月はどう思っているのか。
『あの日が来なかったら、照月は別の人に思いを寄せていると思われます。だが、仮説にしか過ぎません。実証するにしてもどんな方法を用いても不可能なことです。』
「つまり…?」
『もう、誰かが思いをめちゃくちゃにするなんて、全くできない。たとえ忘れさせようとしても、重いの方が強すぎて、絶対忘れられない。貴方も同じです』


「そうか…。まあいい、またあとで」
『では』

電話が切れた。


「何の話だったんですか…?」

やっぱりだと思ったが照月が尋ねてきた。まあこれだけ長ければそれもそうだけど。

「何でもない。2人に連絡しておいて。1000に時間前倒ししたから今から飛行場へ行くようにと、資材運搬もするからそれの手伝いも、と。」
「はーい。ところで、私の作ったパン、おいしかったかな?」
この質問も来るとは思っていた。
「勿論。また作ってくれるかな?」
「うんっ。勿論よ!」

なんだか、笑顔がまぶしく感じた。 
 

 
後書き
最初はばってストライカーの試験まで飛ばそうと思う

そうだ飯テロ付け加えよう

文が長大化+入れる予定のなかったネタまで入る

分割決定

です。


「こんなものを書いて喜ぶか!作者共が!」 
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