| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

機動戦士ガンダム・インフィニットG

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七話「龍、天下る」

 
前書き
衝撃のラスト…… 

 
「中国の代表候補生が扱う専用機「甲龍」。接近戦を主力として開発しており、特にもっとも脅威なのが、空間に圧力をかけた……」
「ZZz~……!」
座学の合間に、カミーユは拳を震わす。放課後に僕らは一夏達に協力を要請してサイを代表戦で凰の甲龍と戦わせることにしたのだ。
しかし、序盤の甲龍に関する座学でサイは机に伏せて寝てしまった。
「コラ! 起きろ!?」
カミーユは怒ってサイの結んだ髪を引っ張り上げた。
「い、いててぇ! 何すんだよ!?」
「講習に居眠りとは大した度胸だな?」
「だ、だってよ? オイラ、座学は苦手なんだよ~!?」
いつも、側近である恵雲と瑞山の座学で毎回居眠りをしてしまうのだ。
「オイラは、模擬戦派なんだ! 身体でたたき込んでおくれよ?」
「まずは、対戦相手のデータを十分に知ってから戦うものだ。それも知らず無鉄砲に突っ込んだら、元も子もないだろ?」
「そ、そうだけど……」
サイは、カミーユのしつこいお説教に苦戦中だ。無理もない。カミーユは俺たちの中で一番の生真面目で几帳面すぎることもあるからこういうところでも全力で怒るのだ。
「じゃ、じゃあさ? サイの言うように模擬戦やろうぜ?」
と、ジュドーはこの場の雰囲気を和らげるためにそう割り込んだ。
「ジュドー! だが、説明をちゃんと理解しないと……」
「言葉で覚えるよりも、体で覚えた方が会得も早いだろ?」
「そ、そうだが……」
「よし! やろうよ!? オイラ、模擬戦なら大得意だぜ!?」
「全く……」
カミーユは、そんなサイに呆れてものが言えなかった。果たして、模擬戦ではちゃんとした結果が得られるだろうか……
だが、模擬戦ではカミーユの予想とはだいぶ異なり。甲龍の戦法を参考にした僕ら全員がかりの戦法を、ヒョイヒョイと身軽に避けながら反撃に出る。また反撃も半端なく、命中も正確だ。さすがはガンダムファイター……と、いったところである。
「ほう? 模擬戦では、まずまずのところだな?」
ゼータガンダムを纏うカミーユは、そんなサイの格闘戦に関心を寄せた。こちらの跳び道後を意図も容易くさけながら突っ込んで、お得意の拳法や両肩アーマーに取り付けられた筒状のパーツをつなぎ合わせたフェイロン・フラッグによる槍の近術戦、そして龍の頭部を模様した両椀部から放たれるドラゴンクローによる火炎放射など、戦闘スタイルは凰の甲龍とほぼ類似しているようにうかがえた。
「模擬戦に関しては大方問題ないな?」
アリーナの地にそれぞれのガンダムが降り立った。僕らの目の前には中国の代表MF、その名もドラゴンガンダムが地に足を付けた。
「中々いいね? 格闘選手だから、いろんな飛び道具を避けるように訓練を叩き込まれているんだろうな?」
「オイラの少林寺拳法の形は、蝶のように優雅で、蜂のように颯爽としたをモットーにしてんだ♪ ま、ドモンの兄貴には及ばないけどね?」
「ドモンって……日本代表のガンダムファイターか?」
一夏が興味ある目で問う。すると、サイは誇らしげに加集ドモンのことを離した。
「おう! これでも、オイラは兄貴の一の弟分だぞ? まだまだ未熟なところはあるけど、いつかは兄貴を超すことを目標に日々鍛錬を重ねてるんだ」
「そうか……その意気なら、甲龍戦でも問題ないな」
と、カミーユ。
サイが代表者との戦いに参加することで、いろいろと苦労した。サイがアムロに代わって二組の代表者の凰と戦うことに教員の全てが賛成してくれたわけじゃない。一様、MS学園側の教員ら、特にフォルドやルースはチケットなくしては絶対に見られないMFの対戦が見られることに興奮した様子であり、マットやユーグ、他のオペレーターのノエル達も、生徒たちには良い目の保養だということで喜んで賛成してくれたが、IS学園側の教員で、特にIS主義者の教員らは猛反対。しかし、それらを牛耳る千冬の許可がでたことで、どうにかサイの参加ができるようになった。
「しかし、甲龍の龍咆は脅威だ。至近距離で近づけば恐ろしい力で吹き飛ばす衝撃波だ。空間に圧力をかけて放出する目に見えない跳び道具であり、射程はそれほどないが、防御にはもってこいの厄介な代物。しかも弾数は数に限りのない甲龍の主力兵器だ」
カミーユは述べた。しかし、彼は続けてこう続ける。
「……しかし、空間圧縮技術がそれほど燃費にいいのかは疑問だな?」
「ま、所詮は可動時間の限りは無限に撃てないって事っしょ?」
と、ジュドー。
「なーに! 衝撃技なんてオイラには朝飯前さ!! さぁ、早く続きをやろうぜ!?」
サイは、はしゃぎが止まらずに僕らとこの後何時間も練習を続けた。サイはピンピンなのに対して僕らはクタクタだ……正直、訓練に付き合ってやる必要があるのかが疑問になってきた……

その夜、一夏は寮で一人ベッドへ横たわっていた。彼も、一様サイの事情を聴いたのだが、あの明るい活発な凰がそんなことをするような人間には思えなかった。
そりゃあ、小学校時代はクラス一のガキ大将ということで有名であったが、そんな大それたことが彼女にできるのだろうか……?
――昔は、あんなことするような奴じゃなかったんだけどな~……
そのとき、玄関のドアから数回のノックが聞こえた。ルームメイトの該ならノックなどせずに入ってくる。一体、誰だ?
「はーいっ」
「いーちかっ!」
「凰?」
彼の部屋を訪ねて気のは噂の凰であった。
「入ってもいい?」
「あ、ああ……どうぞ?」
「~♪」
凰は、鼻歌を口ずさんで彼の部屋へ入った。
「ねぇ? 一夏、久しぶりね? 何年ぶりかしら?」
「さぁね? でも、お前は結構変わったな?」
「そう? 普通だと思うけど?」
「まぁ……いいや」
「それよりも、あの時の約束覚えてる?」
「約束?」
「そう! 私が大きくなったときの約束よ?」
――あんまし、大きくはないようにみえるけど……
「で? 覚えてる?」
「あ……えっと、何だっけ?」
「も~! 酢豚よ! 酢豚!?」
「酢豚?」
一夏はキョトンとした。
「そう! 私が『強く、大きく』なったら酢豚を作って食べさせてあげるって約束よ?」
「ごめん、俺って酢豚よりチンジャーオロース派」
「酢豚よ! 酢豚!! 断然酢豚なんだからね!?」
「わ、わかったって……で、凰?」
「……?」
ここいらで、一夏は真剣な目をして凰と向き合った。
「何よ?」
「……その、サイ・サイシーのことで聞いたぞ?」
「ああ……あいつがなんて言ってたの?」
「……凰、強くなりたい気持ちは俺にもあるしわからなくもない。だからといって、少林寺で修行していた身で、ISを選んじゃダメだって」
「アンタが、『男』だからなの?」
凰は、一夏からもそのようなことを言ってくることで、表情を曇らせた。しかし、一夏は優しくできるだけ彼女の機嫌を損なわないように優しく言った。
「そうじゃないよ? 拳法なんかの武術は力に溺れないってのが基本だろ?」
「言っとくけど、ISは兵器じゃないわ! 列記とした『武術』の一環よ?」
「じゃ、じゃあ……どうしてISにミサイルやビーム兵器が搭載されてるんだよ? 武術にそんなものあるのか?」
「少なくとも、私の甲龍は武術が主流よ!」
「だからって……」
「所詮、時代遅れなのよ……拳法なんて」
「!?」
凰の一言で、先ほどまでの一夏の目が丸くなった。
「国技や武術が文化にせよ、いずれは『力』こそが文化になって栄えていくのよ……私が、中国へ帰った時の状況もそうだった……」
中国では、常に貧富の差が絶えず続いていた。ある者は塔の天守閣から下界を見下ろし、またあるものはドブまみれになりながら塔を見上げるといった激しい格差社会だ。そして、何もかもが「力」のある者によって征服された社会でもあった。
凰は、そんな真っただ中の中国へ帰国したのだ。
離婚した母親と二人暮らしで食堂を営んでいたが、経営が破綻してしまい、母と共に店をたたんで実家へ帰った。そこで続いたひもじさにしびれを切らした彼女は、いつか社会に通用する『力』を得るため、少林寺の門を叩いたのである。
少林寺での修行も野望に突き動かされた彼女は次々に上位の修行へと昇っていく。しかし、そんな彼女の耳元に届いた『IS』という存在が港を騒がせたとき、彼女はそれに強い関心を持った。そして、政府の容認が適材者を収集させるために少林寺を訪れ、凰が抜擢されたのである。そのとき、彼女は次なる力を悟り『IS』への道を歩んでいった……
「愛とか正義とかなんて、所詮は綺麗事……力がないとこの世界では生きていけないのよ!」
「だからって……周囲を不幸にしていいのは間違ってる」
一夏は、より感情的になった。
「自分の都合で、関係のない人たちを巻き込んで不幸にしていいのは間違ってる。お前に悪気がなかったと言っても、お前がISを選んだことによって、見えないところで多くの人たちが不幸になったんだぞ? ISがいかに『女尊男卑』なんていう理不尽なものを招いているのかだって、お前も……」
そのとき、一夏の頬に一瞬の痛みが走った。それは後からジンジンと晴れだして痛む。
「何よ……何よ! あたしはいつか強くなって、その実力を一夏に見てもらいたいためにも、ここまで頑張ってきたのよ!?」
「凰……」
「なのに……なのに、どうして喜んでくれないのよ!?」
凰の目はもう少しで泣きそうなほど目頭を熱くさせていた。
「凰……力だけで世界が成り立っているなら、俺たちは今頃こうしてめぐり会っていなかったかもな」
そう言い残すと、一夏は彼女を背を向けて「出てってくれ……」と言い残した。それに、凰は静かに頷いて、彼女は出ていくが、そのとき凰もまた彼にこういった。
「……次の試合、覚悟してよね?」
実は、凰が駄々をこねて対戦に参加しないのを防ぐために、あらかじめ一夏が出場すると嘘の情報を伝えていた。

そうして、決勝当日。観戦席はお祭り状態であった。生徒らもそうだが、何よりもMS学園の教員らは一人も欠けずに是認が出席してみていた。
「くぅ~! 生のMFの戦闘が見られるなんて感激だぜ~!!」
ポップコーンとコーラを両手にフォルドは興奮している。
「そういえば……バニング先生率いる元不死身の第四小隊の面々はあのあとどうなったんだ?」
フォルドの隣で、彼同様に菓子とジュースを持つルースは呟いた。
「海賊、クロスボーンバンガードによるISの軍事基地襲撃に巻き込まれて、バカンスどころじゃなかったそうだ……」
と、ユーグがそう答える。
「災難だな~」
「はは! バニングの旦那には悪いけど、モンシアのスケベ共にはザマぁ~だな!」
ルースは日ごろ、モンシアの連中からコウと一緒にチョッカイを受けている被害者であったから、彼も日ごろの恨みはあったのである。前に、食堂で同じようにチョッカイを受けて、キレたフォルドはランチのが乗ったトレーを、モンシアの頭上へ思いっきり降下させてしまい、ルースも加わった大乱闘になったことが一度ある。
「さて、いよいよゴングが鳴り響くな?」
マットは隣にいるノエルと共に息を飲んだ。
すると、突如従来の対戦では起き得なかった光景が頭上の空に広がった。
巨大なリングの輪がホログラムとなって表示され、それらがアリーナ一帯を囲ったのである。
「こ、これは……!?」
専用の観戦室にて、山田先生は予想外の現象に目を見開いた。
「これが……『ガンダムファイト』の幕上げか?」
千冬はそう目を険しくさせる。
「な、なによ……これ!」
甲龍を纏い、上空へ浮上した凰はこの光景に驚いていた。ちなみに、彼女はガンダムファイトなど一度も目にしたことがないのである。
「……これが、ガンダムファイトだぁ!」
「!?」
MS側の専用観戦室の天辺より両腕を組んで見下ろす一体の影が……
「あ、あれは……!」
対戦相手が一夏だと信じ込んでいたのだが、その予想は大きく裏切られる形となった。
――ド、ドラゴンガンダム……!?
その雄々しき龍の化身を前に、彼女は目を丸くする。もちろん、装着者は他でもないあの少年である……
ドラゴンガンダムは、天辺からフィールドの地面へ着地すると、バトル開始のブザーと合わせてこう叫んだ。
「ガンダムファイト、レディー……ゴオォー!!」
地面を強く蹴り上げ、浮上する甲龍の間合いへと一瞬で飛び込み、凰の脇腹へ回し蹴りを放った。
「くぅ……!」
序盤で真っ先にドラゴンガンダムの先手が放ち、凰はダメージを食らった。
「生意気ねぇ……!」
凰は、取り出した双剣「双天牙月」を連結させて一本の薙刀へ変形させると、一直線にドラゴンガンダムへ突進する。
「笑止!」
その、凰の猛攻を優雅に蝶のごとくヒラリとかわし続けるドラゴンガンダムは、実に余裕であった。
「気を付けろ! サイ!?」
カミーユが叫んだが遅く、甲龍が接近戦で近づいたのは龍咆を放つためであった。
「こんのぉ!!」
突如、双方の衝撃波がドラゴンガンダムのボディーを襲う。しかし、サイはそれを両腕で塞いで難なくガードしたのだ。それも、ダメージなど少なく彼はほぼ無傷であった。
これも、ガンダムファイターゆえの身体能力の凄さである。
「す、すげぇ……」
観戦席から僕も驚いた。あの凄まじい衝撃波を食らっても倒れずに踏ん張りぬいている。やはり、ガンダムファイターは伊達じゃない! 僕は、わずかな感動を見出した。
「ソコォー!!」
地上へ降りた凰は、空中からではドラゴンガンダムの攻撃は無理と考え、地上での接近戦を挑んだ。彼女の薙刀が、サイことドラゴンガンダムの頭上へ振り下ろされるが、ドラゴンガンダムは組んだフェイロン・フラッグで受け止めると、それを力で押し返して弾き返すと、フラッグの刃先で甲龍を纏う凰の腹部を突いた。
「ぐぅ……」
ここまでの短時間で、甲龍のシールドダメージは大方半分近くまで減少してしまった。
「なめんじゃないわよぉ!!」
凰は立て続けに龍咆を放った。しかし、そんな見えない衝撃波の群れに対してもドラゴンガンダムは怯むことはなく、フェイロン・フラッグの刃で襲い来る衝撃波を切り裂きながら突進してくる。
「そこだぁ!」
ドラゴンガンダムはそのまま高く飛び上がると、凰の頭上を飛び越えて彼女の背後へついた。そして、つかさず両椀部の龍を放ち、凰の両腕を拘束した。
「諦めろ! お前の負けだ!!」
「ま、まだ……まだ勝負はついてないわよ!!」
「殺しはしない! 負けを認めるんだ!!」
「だれが……誰が、アンタなんかに!!」
「分からず屋!」
しかし、突如サイは頭上からの敵意に感づいた。
――敵!?
上空より徐々に近づく熱源を感じ、凰からドラゴンクローを解くと、すぐさま彼女の前へと乗り出した。
「あぶねっ……!!」
突如、上空より大出力のビームが放たれて、とっさに凰の盾となったドラゴンガンダムはそのビームをもろに暗い、飲み込まれた。
「しまった……直に受けちまったか!」
全身のダメージを一瞬で奪われたドラゴンガンダムはその場へ片膝をついた。
――ケッ! オイラとしたことが、皮肉にもコイツを庇っちまうなんて……
そして、ドラゴンガンダムに深手を負わせた、その主が地上へと降り立った。黒い全身装甲を施され、異常なほど巨大な両椀部を持つ、それは……「IS」であったのだ。
「あ、IS!?」
正体不明の謎のISは、無差別に甲龍とドラゴンガンダムに向けて両椀部から放たれる大型のビーム砲を撃ち放ったのだ。
謎のISによる襲撃によって、周囲は大混乱へと落ちいった。MS学園の教員たちは冷静に生徒たちの避難誘導を行い。そのうちのルースとフォルドはMSを融合しに一旦アリーナから出た。後から、学園の教員らもISを展開して現場に向かおうとするのだが、なぜコアが謎のエラーを起こしてうまく展開できない。
「押さないで! 落ち着いて移動してください?」マット
「慌てないでください! 怪我をした生徒さん達はこっちに……」ノエル
一方、ドッグ側にはカミーユとジュドーがそれぞれのガンダムを展開して身を乗り出そうとした。
「いったい何モンだ!?」
「わからないが、行くぞ!?」
「ぼ、僕も行くよ……!」
「アムロ……」
マイクを握りしめる彼女は僕を呼び止めた。
「明沙は隼人たちと一緒に避難していろ! 僕なら大丈夫だ」
僕とジュドー、カミーユはガンダムとなってドッグからアリーナの地面へ着地するが……
「サイ!」
甲龍以上にダメージを負ったドラゴンガンダムは、謎のISに椀部の砲台を向けられており、人質にされてしまった。
「お、オイラは大丈夫だ! 早く、コイツを……!」
しかし、そうは言えどもドラゴンガンダムはかなりの損傷である。
「くそっ!」
僕らは、その状況にどう動くがで迷った。そうこうしているあいだに、謎のISは僕らに向けてビームを放っては攻撃してくる。これでは、身動きが取れない。
……その刹那。
「!?」
ドラゴンガンダムに向けているISの片腕にビーム上の短剣が突き刺さったのだ。
何処からともなく現れたその短剣に、ISはふと上空へ視界を向け出した。
そのISと同様に僕らも頭上を見上げる。なぜなら、レーダーから謎の機影が一機、こちらへ近づいてくるではないか……
機影は肉眼で確認できた。それは、一体のMSであり、白と青で彩られた鮮やかなボディーと、その背から突き出たコーン状の部位からは光の粒子を散らしながらこちらへ飛来してくるのだ。
「ま、マット先生! あれを……」
誘導中、ノエルはその存在に気づいて、咄嗟にマットの肩を揺さぶった。マットもその存在を目に見開いた。
「あ、あれは……!?」
マットは首にかけていた双眼鏡を持ち、遠方に見える謎の機体を窺った。僅かに見づらくも、その謎の機体の姿は確かなガンダムタイプのMSであった。そして、その機体の白い頭部に刻まれた文字を見つけ、読み上げたマットはある一言を発した……
「ガ……ガンダム!」

「これよりこの戦域を、武力をもって介入する……」
上空より飛来したその機体は、まぎれもなく「ガンダム」であった……




 
 

 
後書き
次回
「ガンダムという名のリベリオン」 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧