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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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ヤマブキシティ〜元ヤマブキジムにて〜



サトシ達が”おつきみやま”を登っている時、
元ヤマブキジムではシルフのトップ達が
社員の様子を見に訪れ、
社員は皆、計画実行への準備をしていた。



マチス:「オラオラ!攻める時は徹底的にやれ!」



シルフ社員A:「ドードリオ!ドリルくちばし!」


ドードリオ:「ドドッ!」


ギュイィィン(ドリルくちばし)



シルフ社員B:「ヘルガー!かえんほうしゃ!」



ヘルガー:「ヘルガっ!」


ゴオォオ!(かえんほうしゃ!)






ヤマブキジムは
実戦用トレーニング場となっており、
大勢の社員が実戦に向けポケモンを鍛え、
マチスが指揮をとっていた。




シルフ社員C:「ドククラゲ!どくばり連射!」


ドククラゲ:「クラァ!」


ババハバババッ!(的に刺さる”どくばり”)



シルフ社員D:「カイロス!シザークロス!」



カイロス:「ロォォス!!」


ズバァッ!(切断される鉄格子)




そして、マチスの後ろでナツメ達が傍観(ぼうかん)していた。




エリカ:「うふ♪、、皆勢いがありますわね♪」



キョウ:「当然だ、、。
計画開始まで1カ月を切っているんだからな」



エリカ:「キョウさんはご自身の準備が
お済みになって?」



キョウ:「フフ、、忍びの道を歩む者として、
いつ計画実行となっても迅速に
動く用意は出来ている、、例え、今ここで
始まってもな、、」



エリカ:「まぁ、、それは素敵♪
私も見習わなければなりませんわ♪」



キョウ:「それを言うお主はどうなんだ?
見ている限り、自分の店に出向いてばかりに
見えるが、、」



エリカ:「あら、、(わたくし)
怠ってませんわ♪仕事もこちら(計画)もね♪
計画の実行を迎えし時は、この(カントー)
誰よりも輝く花(大業)を咲かせてみせますわ♪」



キョウ:「フッ、、器用な女だ」




エリカ:「それに、、お仕事も満更じゃあ
ありませんのよ?お客様1人ひとりの、
待ち受ける未来を考えると、、ね(微笑み)」



キョウ:「、、”美しい花には棘がある”だな」



エリカ:「、、、それに、、」



”あたし、ヒカリって言います!”





スッ(モンスターボールを取り出すエリカ)


エリカ:「、、、会える日が楽しみですわ」



キョウ:「何が楽しみだって?」



エリカ:「、、、うふ♪(笑顔)」




マチス:「おいどうだ?俺の人材育成はよぉ?」



エリカ:「うふ♪、、頼もしいばかりですわ♪」



キョウ:「威勢は立派だが、実戦で
役に立つのだろうな?」



マチス:「へっ、、試してみるか?
”オレんとこ”と、”オマエんとこ”でよぉ?」



エリカ:「お二人とも、熱くなるには
まだお早いですわよ?」



マチス:「エリカ〜♪そろそろオレに夜を
くれてやってもイイんじゃねぇか〜?
その和装の中に隠れたオマエのフラワー、
着物で着飾るだけじゃあモッタイナイゼ?」



サワサワッ(エリカの(さら)しを触るマチス)




キョウ:「やめんか」





エリカ:「うふ♪、、当日が楽しみですわ♪
、、ねぇ、、社長さん?(笑顔)」



ナツメ:「、、、そうね」



カッ(ナツメの目)



エリカ:「あら?」


フワッ(宙に浮くエリカ)



キョウ:「!!」



マチス:「オイオイ、、まさか
エリカをイジメんじゃねぇだろうな?」




ギュッ(エリカの晒し)




ナツメは超能力でエリカの緩みかかっていた
着物の(さら)しを締め直した。



ナツメ:「皆、気を緩めない事ね」



その後、ヤマブキジムには社員の声と、
ポケモン達の技が炸裂する音だけが響き渡った。



 
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