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アカシックストーリーNEO

作者:yosiaki
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アカシックストーリーNEO番外編1

 ありとあらゆる生命の存在を一秒足りとも許さぬ暗黒の海が広がる世界…だが、そこに超越せし何かが互いに言葉を紡ぎ刃を交えぶつかり合っている


二つの超越せし何かは我々が呼ぶ《神》という存在、創造神《マスクドクリエイション》支配神《デストロイヤー》、それを二神が感知できぬ場所《外なる世界》から傍観する神《ヴァーチャー》がその様相を暇を潰すように俯瞰していた


番外編 古の戦い


ーなぜ解らんクリエイション!この星の奴らに光の力を授けるにはまだ速いというとが!ー


ーあの星の生きる人々は己の力で平和を勝ち取って欲しいのだよ……デストロイヤー、その為に私は力の一部を授けることには迷いもないー


ーここまで言っても、思いとどまりはしないのか…ならば仕方ない。力づくでもお前を止める!!ー


吐き捨てるように創造せし者を睨みつけ手を横にかざす。周囲からエネルギーを集め武器を形成すると手に構え睨む瞳には様々な感情がないまぜになったモノが見えた


ー私もお前とは争いたくはないよ。しかし私とお前の考えは平行線をたどり続けるしかないだろう。もし協力するとすれば、それはあの星の人々が自らの力で災いに対処できなくなった時だー


創造せし者は手を天に上げると光の粒子が集まり太陽の輝きを想わせる光の中で武器が形を成し握られ、右斜め上へ刃を向ける形で構えをとった


支配神が形成した《ディープフィアイル》は破壊に特化した武器、対する《創造神》の武器は《ホーリーソフィア》と呼ばれ守りに特化している。まさに対極の存在が生み出した武器が今ぶつかろうとしていた


デストロイヤーとクリエイション達が己の武器を形成するとデストロイヤーはディープフィアイルを縦に構え始めるとディープが漆黒に輝き始め、やがて剣先に漆黒の疾風を纏い始めた。デストロイヤーはその漆黒の衝撃波をクリエイションに向けて放った。それに対しクリエイションはホーリーソフィアを横に構え目を閉じ、精神集中するとホーリーソフィアが輝き始め、閉じていた目をスッと開け、自分に向かってくる漆黒の衝撃波をキッ!と睨むとホーリーソフィアを十字に切り、漆黒の衝撃波に向け放った。


この時に用いられた二つの武器の影響で、光の力を持つ者、闇に魅了された者との戦いが起ころうとは、二神は予想すらも出来なかった


 
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