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俺が斬るのか?

作者:クール
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2話ごめん。斬るつもりなかった。

 
前書き
ステータス

主人公:セイ

性別:男

年齢:1000歳

身長:177cm

性格:マイナス思考、味方には少し優しい、敵には冷酷非道、

趣味:本を読むこと

特徴:一人称は「僕」と言っているが戦闘の時だけ感情が昂るせいか一人称が「俺」になる

所属:ナイトレイド

帝具:大嘘憑き「オールフィクション」
   めだかボックスの球磨川が好きで転生の時に帝具してもらったもの

   [能力]知ってとおりすべてを無かったことにする能力

[奥の手]虚数大嘘憑き「ノンフィクション」
       現在まで無かったことにした事象をすべて元どおりにする能力

[生い立ち]
原作1000年前に転生。始皇帝と出会いすぐに将軍という地位まで上りつめた。

帝具で自分の肉体の老いと死を無かったことにし続けて1000年間生きながらえた。

始皇帝が死んで500年の間帝都を守り続けたがいつの間にか腐り果てた帝都を知り何も言わずに国を発つ。

現在500年ぶりに帝都に戻るが偶々盗賊を撃退したことをナジェンダ将軍に見られまた帝国の軍に戻る。

その実力も認められてかまたすぐに将軍にまで上りつめてしまった。

それからというもの将軍同士の会議には一切出ず任務も全て部下に任せ1日部屋にこもり書類整理ばかり。

まるでニートだ!一度謁見の間で姿を見せそれ以外は表へ出たことが無いため「幻の将軍」と噂されている。

だが非番の時だけ部下の任務の様子を見に行き命の危機だったら助けてあげる一面もある。

これが今のところの設定ですかね?
 

 
~1000年前~

「セイよ、後は国を頼んだぞ。」

「分かったよ。僕が君の意志を継ぐよ。始皇帝」

「こんな帝都僕は知らない。」

「僕は都を出て行くよ。」

「始皇帝、悪いね約束破ることになっちゃった。」

「帝都だけじゃなく辺境の地も見てまわらないと。」

「この国が本当に守るに値するかを見てまわらないと。」





 ___________________

たまに昔の夢を見ることがある。それはとても楽しく、美しく、自分の人生を彩るにはとても充分だった。

とても満ち足りていたものだった。最初は夢なんじゃないかと思った。俺はそれだけで充分幸せだったんだ。

生きているという実感すら湧いた。ずっとこんな幸せが時を送れると思っていた。いや、思いたかったんだ。

だが、夢とはいつか覚めるもの、いつか朽ち果てるもの。先に幸せがあれば後から不幸も必ずやって来る

僕は気付いたんだ。こんな世界栄えるより

                     








                 滅んだほうがいいって。










なん~て大層なモノローグ語ってるけど正直やる気がおきないんでね。

まあ今はまだその時じゃない。あ~あ眠い。もう今日は寝るとするか。

コンコン

誰だ僕の眠りを妨げるものは?重要な事じゃなかったらブッ飛ばすかも。

まあ宮殿内で騒ぐといろいろマズイからしないけど。

「セイ将軍今大丈夫か?」

あっナジェンダ将軍だ。声からして絶対そうだ。あれ?僕怒られるようなことした?まっいっか♪

ナジェンダ将軍、彼女は若くして将軍になった実力派の女将軍·····らしい。

スタイルは良いのだが、顔が、ね?男にしか見えない。ちなみに帝具は浪漫砲台「パンプキン」·····らしい。

まあそんなことは今はおいといて、

「どうぞ」

「夜遅くに訪ねてすまないな。」

「全然大丈夫じゃない!(いえ、大丈夫です。)早く寝させろよ!(それより用件は?)」

「おい、本音と建前が逆になっているぞ。」

「あっスミマセン。」

「それじゃあこの小説の主人公なんて務まらんぞ。」

「そんなメタい話してるアンタの方がダメだっての!」

「まあそんなことはどうでもいいとして「おい!」明日帝国に反旗を翻した南西の異民族を私とエスデス将軍
 で制圧しに行く。君も来てくれないか?会議や任務にも出てないのだからたまには良いだろう?」

そんなことで呼んだのかよ。僕が任務に行かないの知ってるくせに。

「嫌だ。面倒くさい。もう僕は外にも出たくない。そもそも僕に対するメリットがない。
 それに僕が行かなくても二人だけで充分でしょう。僕とっ~ても弱いですし。」

なんとか回避しなくちゃ。面倒くさいことは勘弁だ。

「何を言っている。ブドー大将軍と互角にやり合った仲ではないか。」

「ゲッ見てたの?で、でも何と言われようが僕は「もう皇帝と大臣には君も来ると言ってしまった。」
  フ、フザケルナアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

「エスデス将軍が君に興味を持っていたいたのでな、
 それで私が知り合いだといったら今回の話にまで膨れ上がったんだ。」

「全部アンタのせいじゃねぇか!!!」

「だから頼む。明日一緒に任務に来てくれ!」

どうしようかな。最初は行かないつもりだったけどエスデス将軍が出るんだったら言ってみようかな。

あの子がどれほど成長したのか見てみたいな。あの頃まだは可愛かったけど今はドSだからなぁ。

ペットにだけはなりたくねぇ。まあいっか。ペットにされそうだったらすぐに逃げるか。


よし!決めた。

「分かりました。明日ちゃんと任務に行きますよ。」

「本当か!ありがと!感謝する。」

明日は寝坊しないように早く寝ないと。

そして僕はナジェンダ将軍と別れたあと自室に戻りすぐに眠ってしまった。
 __________________________________________

っていうで今回はここでおひらきです。

                                            ~END~ 
 

 
後書き
セイ君とエスデス将軍の接点はまたいつか話します。
 
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