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魔法少女リリカルなのはVivid ー最強の魔法侍ー

作者:末武克之
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第1話 眠る少女と黒き狼の牙

 
前書き
今回はオリジナル小説の主人公を使います! 

 
「なのはママいってくるね!」

そう言ったのはミッドチルダに住む少女高町ヴィヴィオだった。

「うん、頑張ってね」

ヴィヴィオに手を振ったのはヴィヴィオの母親の高町なのはだった。



ーーーーー


ミッドチルダの起動六課の隊長室で八神はやては書類の作業をしていた。

「最近ミッドも平和やねリイン」

そうはやてはリインフォース・ツヴァイに言った。



ーーーーー


ヴィヴィオは友達のアインハルト・ストラトスと一緒に家に帰宅していた。

「それにしてもアインハルトさんって好きな人居ないんですか?」

ヴィヴィオはアインハルトにとんでもない質問をした。

「いや、あの、私は好きな人はいません!!//////」

アインハルトは顔を赤くなりながら言った。

「アインハルトさんなら好きな人いると思ったんだけどな」

そうヴィヴィオはいたずらな笑みで言った。

するとアインハルトは何かに気づいたのか裏路地に向かって歩き出した。

「どうしたんですか?アインハルトさん?」

ヴィヴィオはそうアインハルトに聞いた。



ーーーーー


アインハルトが裏路地に到着すると一人の少女が倒れていた。

「アインハルトさんその子は?」

ヴィヴィオはアインハルトに聞いた。

「わかりません、何か魔力を感知して来たらこの子が倒れていたんです」

そうアインハルトは言った。

「見たところ何か戦いに敗れて倒れてるみたいですね」

ヴィヴィオはそう言った。

「とりあえず、ケガの治療をしましょう」

そうアインハルトは言った。

「はい!」

ヴィヴィオは頷いた。


ーーーーー


黒い次元が割れ中から黒髪に赤い目の男が出てきた。

「どこか別の次元に着いたみたいだな」

そう男は言って誰かを探していた。

「あいつの魔力が感知できない!」

男は片手に刀を持ちながらビルの上から下を見た。

「仕方ない、飛んで探すか」

そう言って男は背中に黒いドラゴンの翼を生やして空を飛んだ。



ーーーーー


男は空を飛び辺りを見ていた。

人の多さに少し疑問を浮かべながら探している人の気配を探した。

「おい!そこの貴様何をしている!」

そう魔導師×3人が男に聞いた。

「・・・・・・・・・」

だが男は何も言わずに目を閉じ続けた。

「おい!何をしているかと聞いてるんだ!」

魔導師の一人が男の肩を掴んだ。

だがそれをした瞬間男は片手に持っていた刀を引き抜いて魔導師を切り捨てた。

ザシュ!

生々しい音がした瞬間魔導師の体から赤い液体が出てきた。

それは間違いなく血だ。

「邪魔をするな!邪魔をするなら!貴様等を殺す!」

そう男は片手の刀を片手に持ちながら魔導師達を睨んだ。

「っく!このやろう!」

魔導師は杖を男に向けた。

[ストライクカノン]

魔導師の三人の攻撃は男に向かった。

男は片手の刀を強く握り魔導師の攻撃を破壊した。

まるで豆腐を包丁で簡単に切るように。

「な、何なんだ!貴様は!」

そう魔導師は男を見て言った。

「俺は魔法使いで侍だ、お前等みたいな弱小魔法使いと一緒にすんな!」

男はそう言って片手の刀に力を込めた。

「っく!我々を雑魚だと!」

「いい度胸だ!」

「我々三人を甘く見るな!」

三人は男に同時に攻撃を仕掛けようとした。

魔導師は遠距離からシューターを連続で放った。

しかし男はそれを拳と蹴りで打ち消した。

「ランクはD-だな」

男はそう言って三人の魔導師を見た。

「まずはテメーから片付けるか」

男は体から赤い魔力を放ちながら片手に金色のクローともう片腕に腕輪を装備した。

「閃光の連撃!」

男は背中の翼を羽ばたかせて目に見えない速度で魔導師の体を貫いた。

「がはっ!」

ズドーン

魔導師の一人は真っ逆さまに地上に落ちた。

「っく!貴様!」

一人の魔導師は仲間の仇とばかりに男に攻撃を仕掛けた。

「弱すぎる!」

そう言ってクローと腕輪を消滅して刀に力を込めて空高く飛んだ。

「疾風一閃!」

男は音速を越える速さで急降下して魔導師のデバイスを破壊した。

そしてそのまま踵落としを魔導師の肩に打ち込んだ。

「っく!俺だけでもこいつを倒してみせる!」

魔導師は片手に持つデバイスを男に向けた。

「やれやれ、終わらせる」

そう言って男は刀に魔力を注ぎ込んだ。

「っく!」

魔導師はデバイスに最大魔力を注ぎ込んだ。

[ブレイブシュート]

「消え去れ!」

そう魔導師は言った。

「ブラッディクロススラッシャー!!」

男の刀は真っ赤に染まりそれを振り下ろした瞬間赤い斬撃が魔導師の魔力砲をあっさりと破壊した。

ドゥゥゥゥン

煙が舞い揚がり男はまた刀に力を込めた。

煙が晴れると白いドレスの様なバリアジャケットを着た魔導師高町なのは一等空位が立っていた。

その下には青い髪の女性でレスキュー隊のスバル・ナカジマが立っていた。

「おい!テメー!」

男の後ろから声がした。

男は振り向くと赤を基調とした少女ヴィータが立っていた。

「貴様がこの二人をやったのか?」

その横にいた剣士を思わせる女性シグナムは男に聞いた。

「だとしたら?」

男は片手に持つ刀を四人に見せて聞いた。

「君を逮捕するしかないかな」

なのははそう男に言った。

「あんたら強いのか?」

男はそう四人に聞いた。

「たぶん君より強いと思うよ」

そうスバルは言った。

「なら、俺を止めてみろよ!」

男は片手に装備していたブレスレットのスイッチを押した。

[スタート!]

男はブレスレットの針は少しづつ動き出した。

男はなのはに攻撃を仕掛けた。

「なのはさん!」

スバルはなのはの援護のために中距離からの魔力砲を放とうとした。

[ウロボロス!]

そうブレスレットが鳴った瞬間男の翼から同じ姿の男が出現した。

「なっ、なんだありゃ!」

ヴィータは驚きながら男を見た。

「まだまだ!」

[フェンリル!]

男の腕輪からまた鳴りそこから槍を持った男がヴィータに攻撃を仕掛けた。

「まだまだいくぜ!」

男はまた腕輪から何かを召喚した。

[ウエポンオブティラノ]

今度は短剣を持った男がシグナムに襲い掛かった。

なのはアクセルシューターを男に向けて放った。

しかし男は刀で攻撃を防いだ。

「終わりだ!」

男は片手に持つ刀にブレイカー並みの力を集めた。

「雷炎の閃光!」

男はそう言ってまた目に見えない速度でなのはのボディに重い打撃を何発も入れた。

「っぐ!」

なのはは地面に撃沈した。

「なのはさん!」

スバルはなのはの心配をした。

「弱い、この程度とは笑えないな」

男は刀に力を凝縮してなのはを殺そうとした。

「ごめんね、ヴィヴィオ・・・・・・・・・ママ帰れそうにないかな」

そうなのはは言った。

そのとき。

「お前、娘がいるのか?」

男はそうなのはに聞いた。

「えっ?」

なのははそう男を見た。

男からは殺気はなく刀を鞘に戻して召喚した自分の分身を消滅していた。

「いるのか?」

男はまた聞いた。

「うん、初等科の四年生」

そうなのはは男に言った。

「そうか、すまなかった」

男は頭を下げて悲しそうな顔をしていた。

「おい!」

ヴィータはグラーフアイゼンを片手に持ちながら男に近づいた。

「なんだ?」

男は刀を片手に持ちながら聞いた。

「お前、何もんだ?」

ヴィータは男に名前を聞いた。

「俺は、神山狼牙だ!日本人で風桐市出身だ」

狼牙は自分の名前を言った。

「神山狼牙ってことは日本人なんだね?」

なのははそう狼牙に聞いた。

「ああ、今仲間を探していたんだがそこの奴等に邪魔されたから攻撃したんだ」

狼牙はそう言って地面に着地した。


ーーーーー


起動六課に着て狼牙は八神はやてと話をしていた。

愛刀の蒼龍を片手に持ちながら八神をじっと見た。

「それで君は何でこのミッドに着たん?」

はやては狼牙に聞いた。

「俺はある怪物と戦いを終えてもとの世界に戻るために帰還しようとしたら強力なワームホールに吸い込まれてこの世界に飛ばされたんだ」

狼牙はそうはやてに説明した。

「君一人だけなん?」

はやては狼牙に聞いた。

「いや、ゆたかと呼ばれる女性がいるんだが気配を感じないんだ」

狼牙はそう言って片手の蒼龍を持ちながら不安そうな顔をしていた。

「君はそのゆたかって子が好きなん?」

はやては狼牙にそう聞いた。

「ああ、俺を大切な人と言ってくれたからな」

狼牙はそう言って蒼龍を強く握った。

「それより君はこれからどうするん?」

はやては狼牙に聞いた。

「どうするって?」

狼牙は頭に?を浮かべた。

「家がないやろ?」

そうはやては狼牙に言った。

「あっ!」

狼牙は今気づいた顔をしていた。

「とりあえず家が見つかるまで誰かの世話になるしかないな」

そうはやては言った。

「なら、家に来る?」

なのはは入って来ていきなり言った。

「えっ?でも迷惑じゃ?」

狼牙はそうなのはに聞いた。

「大丈夫、私のうちに男の人が居れば安心できるから」

そうなのはは言った。

「はぁ」



ーーーーー


なのはに連れられて狼牙はなのはの家に到着した。

「あっ!なのはママおかえり!」

ヴィヴィオはなのはに抱き付いた。

「ただいまヴィヴィオ」

なのははそうヴィヴィオに言った。

「あれ?その人は?」

ヴィヴィオは狼牙を見て聞いた。

「この人は神山狼牙さん今日から家に住む人だよ」

なのははそうヴィヴィオに言った。

「へぇ~高町ヴィヴィオです!よろしくお願いいたします」

ヴィヴィオは頭を下げて言った。

「ああ、神山狼牙だよろしく」

狼牙はそう言って高町家の一員になった。


続く 
 

 
後書き
イヤー、まさかこんな感じとはな!

フェイトを出そうと思ったけどタイミングが掴めない!

でも次回はフェイト出します!

コメントとポイントよろしくお願いいたします! 
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