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終わらないジングルベルを ~ラブライブ!サンシャイン!!アンソロジー企画~

作者:高田黒蜜
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未完成なオレンジクリスマス

 
前書き
里約というものです!グリッチさんの企画小説に参加させていただきました
拙い文章ですがどうぞよろしくお願いします。
 

 
(フ~フフフフフフ~フフ♪)
思わず、私はAqoursの「ジングルベルがとまらない」を口ずさんでしまう
私は、高海千歌!どこにでもいる高校二年の女の子です!今は、Aquarsって9人のグループでアイドルをやっています!
私の紹介はこのぐらいにして~、なんで私がこんなに楽しそうかっていうと~それは─
「おーい千歌!待たせたか・・・?って、何やってんだよ・・・」
「待ってないよ!今ちょっと自己紹介してたの!」
「誰にだよ・・・」
そう!今、私と話してる3歳からの幼馴染の彼とのデートなんです!とは言っても、私が勝手に思ってるだけなんだけど・・・気を取り直して、私が上機嫌なのはほかにも理由があって─
「今日はクリスマスだもんね!」
「ああ、おまけにここは秋葉原だ!」
クリスマスに、大好きな彼と秋葉でデート!
うれしくて、カレンダーを毎日毎日見ちゃうぐらい今日はほんっっっっとうに楽しみにしてたんだ~
「さ!行こう!」
「ちょ、待ってくれ!千歌、手袋は?」
「家に置いてきちゃった・・・だってこんなに寒いと思わなかったんだもん!」
「マジか・・・秋葉はビル風が強いから、寒いんだよなぁ・・・うーん、じゃあ、まず最初に手袋を買いに行くか」
「ごめんなさい・・・本当にありがと~」
「別に謝んなくていいって、手袋買うまで、ほれ」ポイッ
「わっ!?・・・ってこれあなたの手袋?」
「女性の方が体温が下がりやすいんだからそれ付けとけよ」
「あ、ありがと///」
そういうぶっきらぼうだけど、優しくていつも気を回して助けてくれる。そんな彼をいつのまにか好きになってた。
「ほら、早く行くぞ」
「あ、待ってよ~」
──でも、この気持ちを伝えることはきっと出来ない。こんな普通怪獣の私に、彼が振り向くことは・・・絶対、ないから
「千歌に今日俺の気持ちを伝えられるかな・・・」ボソッ
☆☆☆
「もう夕方だね~」
「手袋を買ったあと、スクールアイドルショップでグッズ買ったり色々してたら、時間があっという間に過ぎてったな・・・」
お互いに両手一杯の荷物を見ながら言う。
「「買いすぎた・・・」」
彼なんか、ㇵッハッハって笑ってるのに全然目が笑ってないよ・・・
「・・・あのベンチで休んでいい?」
「もちろん・・・私もちょっと座りたいから・・・」
☆☆☆
「あちゃ~、手に跡がくっきりついちゃってる・・・」
「俺もだ・・・」
うー痛い・・・でもあんなに魅力的なものばっかり置いてたら買っちゃうよ・・・
「おーい、千歌大丈夫か~?目が死んでらしゃるぞ~?」
「うん、平気だよ・・・」
「全然平気そうに見えな・・・ん、千歌!前見てみろよ!」
「ふぇ?うわぁ!!!」
目の前をオレンジ色のイルミネーションが覆いつくすように広がっていた。
「───千歌」
「ん~?なに~?
「好きだ、付き合ってくれないか」
「───え?」
今、彼は何と言ったのだろう?すき?つきあってほしい?
「14年前、お前と、千歌と会った時から好きだ─
「待ってよ、待ってなんでわたしなんかを?」
「千歌の、優しくて明るくてかわいいところがずっと好きだったんだ」
やめて
「引っ越したばかりで、人見知りが激しい俺はずっと海を見てるだけでさ、そんな俺に最初に声をかけてくれたのが千歌だったんだよな」
そんな真っ直ぐな目で見ないで
「そのときから─
「やめてよ!!!」
彼が驚いた表情で固まってるけど知ったことじゃない
「もっと魅力的なひとはいっぱいいるじゃん!曜ちゃんや果南ちゃんだってダイヤさんや鞠莉さん、梨子ちゃんだって」
私なんかが
「千歌」
「善子ちゃんだって花丸ちゃんだってルビィちゃんだって─
「千歌!」
「俺はお前を好きになったんだよ!」
「なんで!なんで私なんか!!!」グスッ
なんで涙が出るの!なんで止まらないの・・・
「お前がなんと言おうと、お前が好きなんだよ!」
「うう・・・うわああああああああああん」ポロポロ
☆☆☆
「・・・落ち着いたか?」
「・・・うん」グスッ
「ほら、ティッシュ使えよ・・・」
「・・・本当に、私なんかでいいの?」
「たく、まだそんなこと言ってんのか?私なんかって言ってるが、千歌だからいいんだよ」
「・・・ありがと///」
「で?返事は?」
「え?」
「いや、千歌が断るか受けてくれるかの返事」
「そんなの決まってるよ!もちろん─」 
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