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『Blame』

作者:零那
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『Forever』



永遠を願うなんて子供じみたこと言わないよ。
永遠なんて無いって解ってるから。
良いことも悪いことも永遠に続くなんて無いって...。

仲間と想えた友は元気かな。
心はもう蝕まれてないかな。
ありのままぶつかり合って、ありのまま晒し合った。
泣いたり笑ったり闘ったり忙しかったよね。
あの頃に比べて現在はどれくらい幸せかな。

苛立ちや憎しみや悔しさが、大きな大きな痼りを残した。
ありのまま生きるということは感情さえ抑えられない愚か者だということだ。
其の愚か者は僕だった。

僕のせいで大切な者を失った。
逃げ場なんて無かった。
他にどうすることも無理だった。
言い訳なんてしない。
僕のせいだって解ってるから。

過激な悲劇と現実を目の当たりにした。
正義は巨大な殺意に変わった。
更なる悲劇の復讐劇を導いた。

コントロールなんて出来ない。
スイッチ入れたなら終わる迄は切れない。
其れが僕らしい唯一の弔い。

同じイタミを抱えた仲間よ、どうか幸せで在ってと永遠に願いたい...。

 
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