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天本博士の怪奇な生活

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1部分:プレリュード


プレリュード

                  天本博士の怪奇な生活


                    プレリュード

 日本のとある地方都市。これといって何もない街ですが実はこの街には一人有名人が存在しております。
 えっ、誰かって?お知りになりたいですか?だとしたらこれからはじまるお話を御覧になって下さい。きっと御気に召されない奇特な方でございます。
 その服装は何と裏地が赤の黒いマントに白いタキシード、お爺ちゃんのわりに異様にでかい背、白い髪は奇麗に九一で分けてバシッと決めています。何かもう如何にもといった感じのマッドサイエンティストな方です。かっては天才だの神童だの謳われてマサチューセッツだか何だかにも留学した若き天才科学者でした。ところが興味のあるものには何でものめり込むその性格が災いして、ついでに得意の兵器分野は日本では不要、おかげで才能を持て余し、今ではもう街で一番の奇人変人とまでされて名物とまで言われる始末、そんな御人です。
 さて、このお話はその天本博士とその忠実な助手である小田切君のお話です。破天荒で何をしでかすかわからない完璧なまでのマッドサイエンティスト天本博士と若き俊英の筈が何故か今や訳のわからない人の助手にまでなっている小田切君、さてさて二人はどうなっていくのでしょう。よくなる筈がありませんがそれでも己の道を他人の迷惑なぞ省みず突き進む天本博士とそれに振り回される小田切君、二人のドタバタな日常です。


 
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