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『チロの物語』

作者:零那
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『瞑想』



僕は、この頃
ひとり瞑想する。

流那チャンと2人でいる。
僕は人間になった。
流那チャンとは仲良し。

どんなに幸せな
毎日になるだろう。

伝えたいことを
伝えられる。
言葉の大切さ...

涙を拭うことも
出来るようになる。
包み込んであげる
ことも出来る。

一緒に笑い合える。

人間っていいなぁ。
僕には想像
つかないことも
たくさん
あるんだろうけど...

でも、僕は今は
何よりも流那チャンと
同じ人間になりたい。

そんな瞑想を
日々繰り返す。

どんなに頑張っても
人間の言葉は
喋れなかったから。

僕ってバカだなぁ。

流那チャンがよく
僕に言ってくれる。

『ごっつ好きやで』

これを言う流那チャンは
すっごい笑顔で
すっごい嬉しい♪


 
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