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転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション

作者:ムーン
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オリジナルハイヴ攻略 中編

 
前書き
少し色々とあり後れました。

 

 


1987年6月頃 再び議会が騒がしくなっていた、それは火星軍がオリジナルハイヴ攻略の為に国連に見せた計画書の内容が一部変更はされたが、同時に火星軍の切り札と呼ばれる超大型機体による


オリジナルハイヴに対しての間引きが行われてしまったのだが、普通ならばインド方面軍も手伝ってやる仕事をたった二機の【デストロイガンダム】と呼ばれる超大型機体の砲撃によって


ハイヴと呼ばれる巣が出てきた30万を越すBETAの軍団すらもたったの一撃によって全て消滅してしまったのだから国連議会が荒れるのは仕方がないといえた。



「どういうことだ、あれほどの超兵器が火星軍にあるとは聞いていないぞ、地球のBETA大戦後の勢力図や戦力バランスというものを超えているぞ」



アメリカの議員が文句を言うのも仕方がないのだ、

ただでさえあの圧倒的な砲撃力がある【ネェル・アーガマ】と呼ばれる戦艦もあるというのにもかかわらず、

それを単体でしかも人、一人が動かせる機体にあれ程の過剰火力は流石にありえなかった。


「だからといって アメリカ側が開発しているという新型の戦術機母艦と呼べる機体も十分といえるほどの過剰火力がつんでいると聞きますが、いかがかな?」


確かにそうなのである、アメリカ側が現状開発に力を入れている戦術機母艦と呼べる機体は確かにバリア機能がいらなければすでに一部とは荷電粒子砲と呼べる砲撃能力を有しているのだか。


だか現在のアメリカの技術LVでも荷電粒子砲は確かに撃てるのだが、その必要電力が小型の核発電施設の最大発電でたったの一発でしか撃てないのだ。


しかもこれはアメリカの広い広大な土地を使った実験結果でしかない、アメリカが極秘裏に隠している

BETA由来の元素関連は元々持っているがその物資その物が少量でしかない為に元々開発の為に極少量使われた為に程度あり、

確かに発電力は圧倒的に上ではあるが、同時に現在のアメリカでは補充が効かない貴重物資なので、

現状では【第五計画の最新鋭爆弾の開発】にも極小に使われているために手持ちが残り少ないために、基本的には火星軍や政府が現在核融合炉の技術を教えてほしいと独自にアメリカは交渉をしているが。


実際にはアメリカ一国には教えられるほどの技術ではない上に、世界中では核発電システムがあるために事実上はこの手の交渉は無視されている。


確かに技術者系の契約者達にはしっかりと基礎は叩き込まれているが、そうでなければMSの整備も支障をきたす為に、教えている程度である、


またその技術を他国・自国に教えるのは契約違反と書かれている事からも力関係が火星に有利な状態なままでは、基本動かないだろうというのが火星政府のトップ連中が出した答えである。



「それはあくまでも我々が月を奪還する為の母艦が必要であると判断した為に作られている開発中の機体だ、地球上での運用は考えてはいない!!!!」


確かにアメリカの言うこともまちがいではない、現状月はどの勢力の物でもないのだから。

だからこそアメリカは戦後の地球の発言力を考えた時に、月の奪還に大いに役立つであろう母艦の開発に力を入れているのだ。


月面のハイヴを単体で攻略できる戦術機母艦と呼ばれる機体を開発すれば、火星軍にも政府にも多大なる発言力が認められる上に、なによりもだ、そのような機体と圧倒的な火力を前にすれば。


戦後世界の地球統一という夢も実現できるのではないかという意見がアメリカ内部でもちらほらといわれているのだ。

そのためか第五計画派閥はこの派閥にも大してさまざまな工作をしているのだが、実際にまだ完成していない新型爆弾よりも、すでに完成しているが、

機体の更なるスペック向上を目指して作られる現存の機体をベースにした、新しい計画書、どちらを優先させるのかは、誰だってわかっていたが。



それをここに来て その思想を丸々コピーされたような火星軍の秘匿兵器のあの威力、

しかも防御力も並外れているのはレーザー級の照査されている数の多さではあったがその全てが秘匿兵器が展開した強力なバリアシステムによって、事実上無力化されているのだ。



「それにこの戦闘映像でも分かると思うが火星軍の艦艇などに標準装備されている、あのバリアシステムを搭載していると考えるとやはり戦後の地球でも火星軍や政府との協力関係は継続されるでしょう」


日本の議員の言葉では有ったが、同時にそれは真実の言葉でもあったのだ。


確かにアメリカは世界1で後方支援能力も圧倒的に上であり、国家でも戦術機の開発もしているが、

だが問題として色々な派閥が存在しているのだ。


その言葉にアメリカ以外の国の議員の連中は首を立てに振るしかできなかった。


「だが、確かに我々の計画でもそうでしたが、本来ならばこの過剰火力はオリジナルハイヴ攻略前の前哨戦として残りのハイヴ攻略として使われる予定でしたが、流石にそれは我々地球側として今後や戦後の発言力や影響力を考えて」


「地球の国家事で現在新型戦術機の開発・生産を行い我々の力だけでハイヴを攻略するためにもオリジナルハイヴを火星軍に全て任せる代わりに残りのハイヴ攻略は我々が主導で行うという条件を半年も前に出したばかりでしょうが!!!」


確かにそうなのであるが、実際に第3世代機の開発に成功しているの実質日本だけでは有ったが。

やはり現状では未だに試作機の不知火プロトタイプからさまざまなデータを引き出してようやく生産ラインを作り始めるという段階でしかない。


つまり日本側は未だにプロトタイプ機の12機を未だに使い続けているのだ。



「ですが、オリジナルハイヴ攻略作戦の時期はまだ明確にも決めていませんからな」


これは事実である、火星軍の戦力と実力があれば簡単にオリジナルハイヴを直ぐにでも攻略できるのだが、流石にそれは国連としてはまずいのだ上に他の国々も自分達の祖国が開発した最新鋭機を。


ある程度量産させた上に、【オリジナルハイヴ攻略作戦】に義勇軍として参加させる予定なので

如何してもアル程度の時間は必要と判断されたのだ、日本側も量産型の不知火を30機参加させる予定なので、その数を生産するまでの時間も必要と判断された。




つまり現状のオリジナルハイヴへ攻撃してもいいがそれはあくまでも間引き行為限定であり、他の地域の復興にも力を入れる必要が出てくるために、火星政府にもその旨を伝えたために。



今回のようなことが起きていた。



それは同時に宇宙に上がっている契約者達にも伝えられたのだ。


「以上が火星軍並びに政府が地球側に提案した上で決められた経緯であるが、実質的には地球側としてもだ、一時的でもいいからBETA大戦を膠着状態へ持ち込んで、回りの復興や戦略的物資の備蓄並びに現在使われている戦術機対しての現行機はバージョンアップを行いつつ 最新鋭機の開発・生産・配備をつなげていく予定ではある」



「だが現状は宇宙に上がった契約者達にはすでに知っているが、自分達が乗っていた戦術機が現行機使用機のままで宇宙で活動できると本気で思っているか?」


この質問にはここに集められた全ての契約者達が黙るしかない、実際に宇宙服をきた状態で現状の戦術機に載せられたが、宇宙空間という新たな場所では戦術機は間性でしか移動が出来ないという自体になっていた。



これは戦術機のメインエンジンやサブエンジン・さらには既存のОSにいたっても宇宙で行動するようはできていなかった、確かに宇宙空間で使えるように改造したタイプがあるにはあるが。


推進剤が足りない上にレーダーの感度が悪い上に圧倒的に行動半径すらも低かったのだ。


実際に【訓練用のジム】よりも性能がありとあらゆる面で低いのだ、おまけにスペースデブリの反応もないとなれば誰が好き好んで現状の戦術機に乗るかという契約者の声が多かったのだ。


これはMSにもいえることだが 確かにMSは汎用性を重視しているためにある程度のОsの書き換えも必要ではないのだが、だが流石にエンジン周りやアポジ関連は宇宙用に適用される改造は施している。



これをしなければ宇宙ではただおぼれてしまい 全く動いても・・・その場で動くという行動しかとれなくなるからだ。



「現状君達、契約者達が宇宙に連れてこられて一年以上は経過しているために殆どの者達は宇宙での活動がなれたと思うが、同時に問題も発生しているのだ、最低でも一年か半年以内にはオリジナルハイヴ攻略作戦が開始されるだろう、これは火星軍の参謀本部が確実なデータを元に予想した結果ではあるが


そのために君達契約者もこのオリジナルハイヴ攻略作戦へ志願者だけ連れて行くようにと上から命令が着ている、これは君達が経験したことを後世の人々に伝える為にも志願制度にしている、宇宙空間に適応している契約者の君達がオリジナルハイヴ内で全滅してしまえば また1から別の人間を連れてきて訓練をする必要が出てくるからだ、そのあたりを考えて志願するものは志願してくれ、たとえガンダムタイプで合ったとしても戦場では落とされるということを考えてくれ、では一日の考える時間を与えるみなのもの解散」



「どうしましょう? テオドールさん、私達は・・・本来ならば祖国から絶対に参加しろと通達が来るでしょうが、今の私達は契約者という立場ですから、色々と考えないと」


「そんなことはわかっている、だが、確かにこれはチャンスでもあるか」


実際にテオドールはあせっていたのだ、宇宙に出てコロニーと呼ばれる場所での生活つまりどう考えても祖国からの監視もシュタージュからも事実上監視は無力化されている場所に一年以上いたのだ。


妹の真実を知ってしまったテオドールとしては、何でシュタージュに入ったのか、なんで自分のいいや自分達の所属している中隊に着任したのか、そんな理由をリィズとベアトリクスから聞かされてしまえば誰だって混乱するのは当たり前である。




しかもベアトリクスにしてみても、もはやベアトリクスが理想とした祖国の建国はありえないのだ、

火星軍や政府としてもいい加減にドイツが東と西に分かれている状態は何とかしたいと考えていたのだ

それは自分達の古い過去の歴史からもわかっているために、ベアトリクスに独断で接触した上に色々と取引を持ちかけた結果、事実上ベアトリクス側としても今のシュタージュの組織では駄目だと判断した上で。


「いいですわ、サトシ提督、ですが本当にこんな取引をして大丈夫なんでしょうか? 確かに我々もドイツの統合は望んではいますが、この計画書道理では・・・シュータジュやそれを含む関連組織は」


「ああそうだ、実質なくなったことにして新たな組織として立ち上げる、その際にシュタージュが記録した協力者の情報や企業のデータは全て抹消してもらうのが条件ではあるが、実際にこんなデータが表に出てみろ」


「シュタージュに協力していたというだけでそいつが自殺をしたり殺されたりするぞ、こちらは地球の人口が戦争で減るのは勘弁してほしい、未だに復興にはマンパワーが必要だというのに人が人を殺すなんてことはな」

これは火星軍・政府の歴史的資料館に収められている悲劇としての語り継がれている一部ではあった。
転生する前の地球側では本当にこのファイルが表に出たことでドイツ中に悲劇が起こり続けたのだから。



ならばせめてこちら側では全ての関連データがなくなれば、幾らでも嘘はつき続けられるのだ。




こうしてテオドール達第666戦術機中隊の一部に暴露された秘密は未だにテオドールを見えない鎖で引き止めていた。


















 
 

 
後書き
流石に宇宙に一年以上いると ばれて当然の秘密もあったりします。 
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