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*ヒキニートの俺が異世界に行ってしまった様です。*

作者:ハイエナ
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第5話『魔物と奏真』

-魔物は氷の結晶と化した自身の手を振り、レインは俺に回復魔法を使い、突き飛ばした。「奏真ッ!」「レインッ!!」俺の叫びも虚しく、魔物はレインを叩き潰した。「あ…ぁ…が、あぁぁあぁ!!!クソッ!クソッ!クソッ!あぁぁあぁあ!!……はぁ、はぁ…許さねぇ…お前は、絶対に殺す!俺の四肢が千切れても、殺して殺して殺して殺して殺して殺す…」俺はそう言うと片手剣を強く握り走り出した。そしてそのまま魔物の足を切った。深く。俺は剣を捨て『もっと強く、硬く、重い武器を寄越せ!』と願った。そして俺の手元に少しの痛みと大きな鉄剣が現れた。「う、ぁぁあぁあぁッ!!」俺は雄叫びをあげながら鉄剣を縦に振った。すると魔物の右手が飛んだ。次は横に振り切った。そしたら魔物の胴体が真っ二つに切り裂けた。俺は、その直後に鉄剣を全身全霊で振り下ろした。そこで意識は途絶えた。覚えているのは魔物を叩き切った感触とレインが死んだ悲しみだった。そして、目を開けるとそこには………………泣きそうな顔になっているレインがいた。 
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