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ドリトル先生の名監督

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第六幕その八

「違ったね」
「そうだよね」
「何かとね」
「そういうのもね」
「変わったね」
「医者の不養生はね」
 先生は論文を書きながら少し苦笑いになりました、机には論文を書いているパソコン以外にミルクティーもあります。
 そのミルクティーにもお砂糖は入っています、ですがイギリスにいた時より確かに入っているお砂糖は少ないです。
 その紅茶を楽しみつつです、先生は言うのでした。
「お話にならないからね」
「説得力ないよね」
「結構そういう人いるけれど」
「そんなことしたらね」
「どうしようもないからね」
「うん、僕も気をつけないとね」
 こう言うのでした、先生も。
「本当にね」
「そうそう、くれぐれもね」
「医者の不養生は厳禁だよ」
「まずは先生がちゃんとする」
「普通のことは普通にね」
「そうしていかないとね」
「そうだね、じゃあね」
 先生はあらためてでした、皆にこうしたことをいました。
「僕もこれからも気をつけていくね」
「そうしようね」
「僕達もね」
「トミーがいつも健康的なお料理作ってくれてるけれど」
「身体にいいものを食べて飲んで」
「そうやっていこうね」
「じゃあ先生、ファーストフードや炭酸飲料は過ぎたらだね」
 ダブダブが尋ねてきました。
「本当によくないんだね」
「何でもバランスよくっていうし」
 チーチーはこのことから言いました。
「そうしたもの食べ過ぎたらよくないね」
「化学調味料は過ぎたらよくないのよね」
 ポリネシアはよく言われることを言いました。
「あまりね」
「自然食が一番?」
 ジップもよく言われることを言いました。
「つまりは」
「何かそうした考えも極端じゃないかな」
「そうよね」
 チープサイドの家族はお互いからお話しました。
「普通に考える」
「そうあるべきかしらね」
「普通に飲んで食べる」 
 トートーはぽつりと述べました。
「そういうことだね」
「というか変なものを食べ過ぎたらよくない」 
 ホワイティは常識からお話します。
「結局のところはそう?」
「まあ腐ってるものを食べたらお腹壊すし」
 老馬は少し極端なことを言いました。
「そういうことだね」
「まあつまりはね」
「変なものは食べない」
 オシツオサレツは今も二つの頭で同時にお話します。
「そしてバランスよく」
「そういうことだね」
「うん、腐ったものは食べたらいけないのはね」
 先生も皆に応えます。
「常識だしそれにね」
「バランスよくだね」
「何でもそう食べる」
「栄養を考えて」
「偏食もしないことだね」
「そういうことだよ」
 まさにというのです。
「それにね」
「それに?」
「それにっていうと」
「まだ何かあるの?」
「スナック菓子やファーストフードやそうしたものは食べてもいいけれど」
 先生はそうしたものも否定しません。 
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