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ドリトル先生の名監督

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第六幕その六

「減ってるしね」
「力士でもです」
「日本酒ばかり飲む人少ないですね」
「人それぞれ好きなお酒ありますから」
「ビールなり焼酎なり」
「ワインを飲む部員もいます」
「あとチューハイも」
 お酒の種類は色々です、今の日本は。
「好きなお酒飲みますからね」
「日本酒とは限らないです」
「そこはです」
「そればかりじゃないですね」
「そのこともわかったよ、ただ」
 ここでまた言った先生でした。
「お酒はあまりね」
「はい、飲み過ぎない」
「そういうことですね」
「お酒の種類と量にも気をつける」
「そうしないと駄目ですね」
「うん、僕もよく飲むけれど」
 それでもというのです。
「お酒は過ぎるとね」
「いいことないですからね」
「若くても」
「身体壊しますからね、こっちも」
「よくないですね」
「お酒も気をつけないと、飲むもの自体も」
 それもというのです。
「さもないとね」
「怪我をするのと同じですね」
「お酒で身体を壊すのも」
「そちらも」
「そう、食べるものにも注意して」
 そうしつつというのです。
「お酒もね」
「そちらも注意しないと」
「本当に強くなれないですね」
「そうしたこともですね」
「しっかりとしていくべきですね」
「うん、お酒も注意していこうね」
 先生はこの日はとにかくお酒について言うのでした。
「日本酒やビールよりもね」
「飲むお酒はですか」
「別の方がいいんですね」
「うん、ワインや焼酎かな」
 飲んだ方がいいお酒はというのです。
「ビールとかよりもね」
「ワインですか」
「何か急に洋風になりましたね」
「お相撲は日本ですけれど」
「これはまた」
「そうだね、けれど身体にいいものなら」
 それならというのです。
「洋食でもね」
「食べていくべきですね」
「そちらも」
「それで飲んでいくべきですね」
「そうだよ、飲んでいこうね」
 そして食べていこうというのです。
「そちらも」
「ですね、考えてみればウェイトトレーニングもあっちですしね」
「アメリカとかからのトレーニングで」
「日本のものじゃないですね」
「数十年前はなかったですし」
「そう、だからね」
 それでというのです。
「そういうことにはこだわらないでね」
「日本がどうとか」
「お相撲でもですね」
「いいものはどんどん取り入れる」
「そうしていくべきですね」
「そうしようね」
 こうお話して実際にでした。 
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