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Liber incendio Vulgate

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  概念領域について2

 
前書き
では元ネタの方を書きます。本来は設定集に書いた方が良いんでしょうが使っている作品は今のところ偽悪とLosなので此方でも構わないでしょう。

独自の表現入れてますけど。
 

 
【デュナミス】

dynamis/dunamis

能力・可能態・潜勢態などの意味を持つ
《アリストテレス》の『哲学の概念』

『事物の生成』とは【可能的なもの】が[現実的なもの]に発展することとアリストテレスは考えた。

例えばまだ花でないものの【種子】

つまり『可能的なもの』=『可能性が有るもの』 であり、事物が発生する原因(種)になるものは発展することで【花】という『現実的なもの』=[結果]になる。

このような時、前者の種を【デュナミス】
後者の花を【エネルゲイア】と呼んだ。

花の可能性を更に発展させ、完全に実現化した【果実】として収穫し、その目的に至っているものを【エンテレケイア】という。

[エンテレケイア]とは[エネルゲイア]の『現実的なもの』である結果の中でも『最高の理想』や『究極の願望』を実現した状態のことである。

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【エネルゲイア】

energeia

『現実態』と訳すこともある。

『可能的なもの』=『可能であるもの』が発展する以前の段階であるデュナミスが可能性を実現させた段階。

ただし【花】に例えられるように全ての可能性を引き出しているわけではないので花と同じように一分咲きから満開で表現されることもある。

生成過程の終局として実現する姿であり、一般的に言えば物事の結果どうなったかの状態。

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【エンテレケイア】

entelecheia

『完成された現実性』という意味。

デュナミスが可能形態という形で【現実世界】に存在しているというものであり、その可能性が機能を充分に十全に発揮して顕現しているもの。

花として満開になった現実態のエネルゲイアが更に発展し、その先にある【果実】=[最高の結果]として実らせることが出来た段階。

その時点で可能性がある全ての可能性を
100%現実に出来る。

エネルゲイアが『終局』という終わりの場面全体を指すのに対してエンテレケイアは【終極】というクライマックスで一番盛り上がる場面。

エンテレケイアの【果実】より先に行くと実から種が出て、また新しい【可能態(デュナミス)】の元となる。 
 

 
後書き
解りますかね?

レイヴィニア=バードウェイの台詞と
合わせて呼んでみて下さい。

『聖堂の女』と『鋼と電子の街を築き上げた男』は【現実態(エネルゲイア)】の満開に近いと思います。

禁書の基準で完全な【ホルスの時代】になると【完全成態(エンテレケイア)】になるんでしょうけど。

能力以外にも当てはまります。 
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