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SAO~円卓の騎士達~

作者:エニグマ
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第二十二話 迷いの森のエクストラステージ

~アーサー side~

俺は今、アルゴ、フィリア、シリカ、ストレア、シンタロー、アヤノ、エネ、コノハと一緒に迷いの森に来ている。
理由はアルゴの「迷いの森にエクストラステージがある」という情報の裏付けをするためだ。

エネ「それにしても嘘臭いわね、その情報。」
アルゴ「嘘臭くても確証を取るまでは嘘とは言えないからナ。 ちゃんと実証しないといけないんダ。」
シンタロー「仮にこの迷いの森でエクストラステージが有るとして、そのステージに何が有るんだよ。」
フィリア「そんなのお宝に決まってるじゃん。 待っててねー! お宝ちゃん!」
シリカ「あははは。」
ストレア「その情報って何処から出たの?」
アルゴ「ここでレベリングをしてた中層プレイヤーからダ。 レベリングをしてて、帰ろうと地図を見たら自分の居るステージが表示されなかったらしイ。 と言うわけでエネっち頼ム。」
エネ「ったく。 こんなことに能力を使うとは思ってなかったわよ。」

そう言いながら一瞬目を閉じ、開けると目が赤くなってた。

エネ「・・・・有った。 え、ちょっと待って、これは。」
アルゴ「どうしタ?」
エネ「一秒毎にエクストラステージに行ける通路の場所が移動してる。」
アーサー「なるほど、存在を知ってたとしても簡単には行けないようにしてあるのか。 ま、ウチには天才がいるから問題ないけど。」
シンタロー「よし、エネ。 地図のどの通路がエクストラステージに行けるのか指でさして教えてくれ。」
エネ「えーと、ここ、ここ、ここ、ここ、ここ、ここ、」

エネが地図のあちこちを次々とさし、それをシンタローが記憶する。
そして、暫くして、

シンタロー「よし、大体分かった。 三十八秒後に目の前の通路に繋がる。」
アーサー「OK。 シンタロー、カウント頼む。」
シンタロー「残り二十九、、、、、、、、、二十、、、、十五、、、、十、、、五、四、三、二、一、今!」

その言葉と共に俺達は通路に突っ込む。
そして、別のステージに移動した。

アーサー「どうだ?」
アルゴ「ちょっと待ってくレ。 今、地図で確認すル。 ・・・・成功ダ。」
アーサー「よっし。 じゃあ、探索といきますか。」
フィリア「お宝、お宝♪」

そして、俺達は奥に進んだ。
エネ曰くこのステージは迷いの森のように通路がランダムで変わる事は無いらしい。
そして、モンスターとのバトルがあって3ステージ目。

フィリア「お宝ー!!」

七個のトレジャーボックスがあった。

シンタロー「罠じゃ無いだろうな。」
フィリア「んーと、何も無いみたい。」

そう言うとフィリアは嬉々とした表情でボックスを開け始める。
中に入っていたのは、

フィリア「短剣?」
エネ「ここのボックスは開けた人のメイン武器で高スペックの物が入ってるみたいよ。 ユニークスキル持ちと既に他のボックスを開けた人は開けられないみたいだけど。」
アーサー「じゃあ、俺とシンタローは何も無しか。」

その後、全員がボックスの中の武器を取り、次のステージに行こうとしたとき。

エネ「ちょっと待って。 次のステージ、ボスかもしれない。」
シンタロー「ボス?」
エネ「次のステージの広さがボス部屋ぐらいある。」
アーサー「ここのボスって何だっけ?」
シンタロー「たしか植物と獣を足して二で割ったような奴。」
アーサー「あぁ。 あの範囲攻撃が物凄くうざかった奴。 なら平気だろ。 このパーティーなら。」

現在のパーティーの最低レベルはシリカの63、最高は俺の103。
安全マージンは完全に取れてる。
そして、次のステージに進む。
すると大鷲がポップした。
HPバーは三本。

アーサー「鷲か。 シンタロー。」
シンタロー「分かった。 叩き落としてくれ。」

俺が鷲に向かって跳び上がり鷲を叩き落とす。
そこにシンタローが糸を張り、落ちた鷲の動きを止める。

シンタロー「よっし、行け!」

そこに全員でソードスキルを叩き込む。
そこでHPが二本半削れる。
鷲が糸から脱出し、また飛び上がろうとするが、すぐに俺が地面に叩きつける。

アーサー「鳥型モンスターなんて飛ばせなきゃ大した事無いんだよ。」

そして、ソードスキル<龍爪 十閃>を使い、鷲を倒した。
この<龍爪 十閃>は使ってる俺でさえどう切っているのか分からないほど速い。
それで十連撃なのだから強すぎる。

その攻撃でボスを倒した。

LAボーナスは、、、無いのか。

だが、その代わりにレベルがアップした。
どうやら倒した際の経験値が相当高く設定されているらしい。

~side out~ 
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