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とある3人のデート・ア・ライブ

作者:火雪
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第十章 仮想世界
  第7話 非日常の始まり


亜衣麻衣美衣の三人のちょっかいを適当に振り払ってなんとかギリギリで教室に入った。

そこには既に十香と折紙が席に着いていた。

十香と折紙もいきなりの朝に驚いたようだが家を出た直後に琴里から説明を受けたから一応は問題ないそうだ。

しかし、ここのクラスでは士道、折紙、十香、上条、或守以外は全員AIで動いてるんだよな……それにしてはなんか、本物と同じような反応というか……″いつも通りすぎて″逆に違和感を覚え始めた。

だけど或守を見るたびにその違和感は消えてしまう。ここが仮想世界だと再認識されてしまう。

ちなみに或守は現実世界では架空の席に座っていたが、前に或守が言った通り誰もその光景に疑問を持たなかった。

まるで、最初からそうであったかと言わんばかりに。



ーーーー
ーーー
ーー



午前午後の授業もなんとか終わり放課後になった。

部活も入ってないし士道達はいつも通り帰ろうとしていた。

或守「五河士道、これで学校は終わりですか?」

士道「あぁ、部活にも入ってないしな。いつも通りすぎて面白くなかったか?」

或守「おもしろい……というのは私には分かりません。ただーーこれでは足りない」

士道「足りない?」

或守「わたしは、愛を知りたいです。昼休みの、五河士道を取り合う……あれは興味深かったと思います」

実は昼休みの時に折紙と十香が(まあほぼ毎回なのだが)士道を取り合って喧嘩をしていた。最近ではそこに八舞姉妹も加わって……或守はそのことを言っていたのだ。

或守「それに、昼休みの上条当麻のハーレムも中々興味深かったです」

上条当麻は転校してきた身だが既に三、四人の女の子を落としている(確信)

現にその女の子達は勿論、そのハーレムに興味を持った女の子達が昼休みに上条の席の周りを埋め尽くすのだ。

それは日によってまちまちだが二、三人は上条と一緒に昼ごはんを食べていた。

だが現実世界では七月に入ったあたりでぱったり無くなった。理由は分からないが、反応を伺う限り上条自身が嫌われたというわけでは無さそうなのだ。

どちらかと言うと見えない壁を読み取ったから渋々引いたような……そんな感じだった。

しかし、それも現実世界での話。

データ自体が七月より前にとったせいか再び上条ハーレムが作られていたのだ。

いきなりの事に上条は困惑し、男子からの嫉妬の目が凄かったのは別の話。

或守「けれど、五河士道は彼女達を選択しませんでした。だから私には五河士道の間に愛は形成されないと推測します。上条当麻も同様の理由です」

士道「そ、そうなのか……でもなぁ、あの中から一人選べってのも……」

士道は困惑していた。

愛を教えるためとはいえ、複数の女の子から一人選ぶ……それを意味するのは一人の幸せ、そして他全員を不幸にさせるということだ。

それも全員が少なからず自分に好意を向けているとすれば、これは確実のものとなるだろう。

士道とてバカではない。デートしてデレさせるということは自分に好意を向けさせること。そしてその好意はそう簡単に消えないこと。それくらいは理解している。

彼女達に悪いことをすればその好意は消えるかもしれないが、そんな事をすれば精霊の力が暴走する危険があるし、第一そんなことをする士道ではない。

だから今日のような事もある意味変な話ではないと最近では考えるようになってきたのだ。

士道「(………折紙はよく分かんないけどな)」

だからこそ、一人を選ぶというのは難しい。

或守「五河士道。わたしにあなたの選択を教えてください。そして見せてくれませんか?」

士道「見せるって、何をだ?」

或守「いつもと離れた非日常の中でも……五河士道とその相手は惹かれ合うのでしょうか」

士道「何を言ってるんだ?」

或守「愛を形を。愛とは、なんなのかを。選択の先にある非日常でーー」

或守は感情のない声で士道に告げると或守の身体は白いポリゴンに包まれ、それと同時に彼女の身体は消えてしまった。

士道「或、守……?」

搾り取るような声で白髪の少女の名を呼んだが、あの無機質な声が聞こえることはなかった。


 
 

 
後書き
………ということで、やっと最初のあらすじが終わりました(やっとです)

或守インストールではここから分岐します。凜祢ユートピアではすぐ凜祢ルートにいけたのですが、或守インストールでは十香、四糸乃、狂三、琴里、八舞、折紙ルートをそれぞれ攻略してから或守ルートに入るみたいです。

ですが、前々からアンケートをとっていたようにこちらではオリジナルストーリーをします。本編が気になる方は実際にプレイしていただくか、YouTube等でプレイ動画を見てくれたらなぁと思います。

オリジナルストーリーはアンケート取ったり友人と相談して結論を出したのですが………全員やります(白目)

士道→佐天
上条→十香、八舞姉妹、折紙
一方通行→四糸乃、琴里、狂三、美九

という感じです。はい。ちゃんとそれぞれデートさせます。オリジナルストーリーで5話を予定してます。

或守が非日常にするとか何とか言ってますが……それをしちゃうともう何話になるか分からなくなるので上条と一方通行は普通のデート、士道×佐天だけちょっとした非日常を書こうと思ってます。

随分長くなってしまいましたが、こんな感じでやろうと思います。どうか、よろしくお願いします!






言い忘れてた。上条さんと女の子の間に出来た壁は凜祢のことです。凜祢と仲良く話していたから勘違いしたんです。記憶を失っていますが、そういう感覚だけは残るだろうと考えてこうしました。(伏線と勘違いされると困るので一応書きましたw)

 
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