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ハイスクールD×D ~熾鏡符のAGITΩ~

作者:天の道
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第二章:放課後のラグナロク/太陽のSURVIVE
   MirrorⅣ:悪神と五匹の龍/倒されるAGITΩ

さてまずはどう出るべきか……相手は異世界の悪神、しかもかなりのトップクラス
今の俺で勝てるのか…かなり厳しいな

そして俺がどう出るか考えているとき波動が突如ロキに襲いかかる。
その波動は聖剣のオーラで、ゼノヴィアがデュランダルを振るったようだった。

「先手必勝だと思ったのだが…… どうやら効かないようだ。流石は北欧の神か」

ゼノヴィアの視線の先には、何事もなく浮いているロキの姿があった。

「いい威力だが、神を相手にするにはまだ早いな」

木場が聖魔剣を創りだし、イリナも光の剣を発生させるが、それすらもロキは嘲笑う。

「無駄だ!これでも神なんでね、たかが悪魔や天使の攻撃ではな」

ロキが左手を突き出すと、得体の知れない力が集まっているのが分かった
あれはかなりまずいな………

「変身!」

『Welsh Dragon Balance Breaker!!!!!!』

『Silver Dragon Balance Breaker!!!!』

『Gold Dragon Balance Breaker!!!!』

どうやら俺と同様に得体のしれない力に反応したか、翼、イッセー、ラケルが
禁手化し、ロキに向かっていった。

「そういえばここには、赤、銀、金の竜がいたな。だが私を相手にするには
赤と銀はまだ早過ぎる」

ロキの手に、圧倒的な力が圧縮されていって、俺達に撃ち込まれようとしている。

そして放たれたロキの波動に、イッセーと翼が迎撃する

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

『SoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSoundSound!!Sound Launcher!!』

ドッバァアアァァァアアアンッ!!!!!!

三つの波動が派手にぶつかり、勢いよく弾け飛んだ。
だが二人の本気の一撃を軽く打ち消してしまった

だがロキの手は赤い煙と爆風を受けた後があった
少しは通っているみたいだな。

「特別手を抜いた訳ではないのだがな。これもまた面白い!! ふはははっ!」

こっちとしてはうれしくもないがな…しかもあれが本気じゃないと…ますます
状況が最悪になってきているな。

『俺の本気のドラゴンショットが聞いていない!』

『私の音響の爆弾が聞いていないだと!』

どうやら二人も驚いているようだな。

「それで?貴様は掛かってこないのか?金龍君よ」

『……まだ《貴方の飼い犬》を出していない貴方に攻撃は禁物ですわ』

まだ隠し兵がいるわけか…しかもラケルの言葉を聞くとおそらくあの狼が出てくるな

「ふむ、そうか。よろしい。ならば呼ぼう。出てこいッ!我が愛しき息子よッ!」

ロキの叫びに応え、宙に歪みが発生する。
どうやらロキと違う意味で厄介な奴が登場するな…これはまずい!

『なんだ!あのでけえ狼は!?』

『イッセーあれはおそらく 神喰狼(フェンリル)…ロキめ…よりよってこいつを召喚するとは』

『『『―― ッ!?』』』

俺の言葉にラケル以外の全員が驚愕する。

『相棒、奴は危険だ』

『翼、絶対に牙と爪には触れるのは危険ですわよ』

『ラケル、わかってるとは思うけど気おつけるんだよ』

どうやら四天龍たちからも危険信号のお墨付きが出たな

「本来、北欧の者以外には使いたくなかったのだが……
まあ、ほかの者乃血を覚えるのもまたこいつのいい勉強になるだろう」

そういってロキは部長に視線を向ける。
まず狙いは部長か!!

「行け、フェンリル。魔王の血筋を屠れ」

フェンリルは見事な遠吠えのあと、視界から一瞬で消え部長のほうに
向かい襲おうとするが

「部長ぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

一歩早くイッセーが部長の前に立っていた

「触るんじゃねぇぇぇぇぇッ!!!!」

一瞬速く、フェンリルの前に立ったイッセーは、渾身の力を込めて、殴った――― だが

「ごふっ」

「イッセー!?」

イッセーは血を吐いていて、鎧に大きな穴が空いていた。
おそらく、殴った時に引っかけられた……

見ればフェンリルの爪に血が着いていた。

「イッセー君、しっかり。直ぐにアーシアさんの治療を!」

「こっちです!イッセーさん!」

木場が崩れるイッセーを支え、アーシアの所に連れていこうとするが……

「いや、そうはさせん。赤龍帝はフェンリルに追い付いた。それは恐るべきことだ。
厄介な事にならない内に始末しないといけない」

不味い!! フェンリルは確実に木場より早い!
次は避けられん!!

「行け、フェンリル!!」

再びフェンリルがイッセーたちを襲う前に一足早く俺は加速のカードを使う


『ACCELE VENT』


そして普段の動きが1,000倍になった俺はフェンリルよりも先にイッセーたちの前に入り
フェンリルに残りの加速時間を全部使い連続で殴る

「キャウンッ!?」

すべての拳打が当たりフェンリルは後方にさがった

『木場!早くイッセーを連れていけ。ここは俺が受け持つ』

「わかった!」

俺は木場たちを下がらせロキと対峙する

「貴様、異界の者の分際で我を邪魔するつもりか!」

『どうだっていい、だがお前が今ある平穏を壊そうとするなら俺が
それを止めそして脅威を消す…それだけだ』

「たかが悪魔ごときが…!」

この世界には自分の思想を押し付けるエゴイストが多いな…

俺はロキと対峙しながら皮肉を考えていると目の前の空間がゆがみだし
そして魔方陣が現れた。そしてそこから現れたのは

「兵藤一誠、無事か?」

「ヴァーリ……」

出てきたのはヴァーリチームだった。
なんでこいつらが出てくるのは不思議だが…

「さて、白龍皇。一応何をしに来たのか聞こうじゃないか」

「無論、あなたに宣戦布告しに来たのだ。ロキ殿」

そう、ヴァーリがロキに言い放つ。
まさかロキに喧嘩を吹っ掛けるためにここに来たのか…なんと優香こいつらしいな

「ならば、見せてみるがいい。白い龍の力とやらを」

「言われなくともそうするさ」

そう言うと、ヴァーリは解除していた兜を再び展開して戦闘体制に入った。
それは同時に、俺達の戦闘開始の合図でもある。

美猴は筋斗雲に乗って如意棒を構え、アーサーと黒歌は魔方陣に乗って構え、俺もまた構えはしないものの、ロキから視線を外す事は無かった。

「では、行け。フェンリル」

ロキは、フェンリルに指示をだし、フェンリルは真っ直ぐヴァーリのもとに向かった。

『俺の力は神代の魔物に通用するのか…… 試させて貰おう』


『Half Dimension!!!!』


ヴァーリの神器、白龍皇の翼の力で空間が半減しながら歪んでいき、フェンリルの動きを停める。

『……… やはり神には効果が薄いか……』

苦々しく告げるヴァーリ。
それもそうだ、フェンリルはその爪と牙を使って歪んだ空間を引き裂き、
自由に動ける様になっていた。

「出鱈目だぜぃ……」

「ヴァーリのハーフディメンションを破るとは」

『黒歌、仙術でバックアップを頼む』

「任せるにゃん!」

こうしてヴァ―リチームがロキとフェンリルに攻撃を仕掛けていった

ハタから見ると個性はバラバラ乃チームだが統率、連携が取れているな

『翔一!すまねえ今戻った』

俺がヴァ―リチームの戦闘を見ているとイッセーが鎧姿で戻ってきた

『大丈夫なのか?』

『ああ!アーシアが頑張ってくれたおかげでな!と優かなんでヴァ―リたちがいるんだ?』

そして俺はイッセーに事情を軽く説明しそして説明している間にラケルと翼も来た

『さてどうするか…だが』

『俺たちも加勢するか?』

『そうですわね…どうしましょうか?』

『いいじゃないのか?それに私たちもここで油を売らずに前に行ったほうがいいと思う』

『そうだな…それじゃあ行くか』

『『『ああ!(わかりましたわ)』』』

俺たちは再びロキに向かう

イッセー、翼、俺は先行してロキのほうに向きラケルは魔法で支援だ

「また貴様らか!忌々しい四天龍め!」

こうしてロキとフェンリルの前には四天龍とヴァ―リチーム、そして俺がいた

「まさか我を倒すために四天龍や強者。そして異世界の強者までもがそろうとは面白い!」

ロキは高揚しているかのように高々に叫ぶと視線が俺に移る

「そういえば貴様、お前は仲間を大切にしているんだったな」

『それがどうした』

ロキの意味不明な質問に俺は簡単に答える、するとロキは不敵な笑みを浮かべて

「ならこうゆうのはどうかな?」

ロキは突然手に魔方陣をかざすと隣にいたフェンリルが突然消えた

そして見聞色で探っているとイッセーと翼がいる位置の真下付近にいて
イッセーと翼に襲おうとしていた

『イッセー!翼!』

俺は考える前に体が動き二人の名前を叫びながら全速力で飛行し
二人をその場から二人を突きどかす
そして

『ぐほぁ!』

俺はフェンリルにかまれていた光景を最後に意識が飛んだ




















 
 

 
後書き
どうも天の道です。

なんとkじゃ書き終わりました・・・・正直仕事がつらくて
何度か更新を停止を考えました。でも頑張ります! 
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