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マウリア軍について

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第二章

 軍服は冬服と夏服の二種類が存在している。冬服は濃緑色でありシングルのスーツタイプでありボタンは四つだ。肩に階級章が付けられ士官は上着の袖の部分に階級を示す黒のモールが付く。細い一本が少尉でありここからはじまる。中尉は太いモール一本、大尉はそこに細いモールが加わり少佐はその細いモールが太くなり中佐は三本目が細くなる。大佐は三本の太いモールだ。准将は三本モールに加えて細いモールが一本、少将は四本の太いモールだ。中将は極めて太いモール一本、大将は二本だ。元帥は袖の殆どの部分を多く太い黒モールとなっている。靴は軍服の時は黒の短靴であり士官用の靴は執務用のものである。
 夏服は下は濃緑色即ちダークグリーンのズボンと黒の短靴である。
 帽子は正帽であり色はダークグリーンである。あご紐は兵士及び下士官は黒であるが士官は金色になる。佐官以上の正帽のひさしには葉の模様が幾つも入る。
 マウリア軍もまた兵士と下士官、下士官と士官ではかなりの違いがありそれぞれの階級によって地位や給与も違うが連合と比べて士官の地位が社会的にも高い、このことにもカーストが影響している。士官になることが出来るのにもカーストが影響しているからだ。艦内や基地内においても連合では士官ひいては司令も下士官や兵士達と同じ食堂で食事を摂るがマウリアでは艦内では士官室、基地内では士官用食堂で食事を摂り士官用の居住区と下士官及び兵士の居住区は質が違う。ただしそのどれもエウロパ程は極端ではない。ただエウロパと同じく士官には一人ずつ従兵がつく。従兵はそうしたカーストの者が配属されている。
 航宙中や作戦行動中、普段の艦内や基地内での勤務中は作業服を着ることも多い。ただ士官はその頻度は下士官や兵士よりかなり少ない。マウリア軍の作業服は帽子はグレーグリーンのケピ帽子であり上下の作業服も同じ色だ。靴は黒の半ブーツになっている。どn階級の者も作業服のデザインと色は同じである。戦闘の際は緑を地にした迷彩服でありこの場合はヘルメットを着用する。靴は黒のブーツとある。また宇宙服も用意されている。 
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