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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜

作者:ドリ男
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サトシ:「そろそろか、、、」





サトシがトラックの到着付近で
身を隠していると、、、




ピピッ(無線機)



ヒカリ:「サトシっ、今トラックが
正門から進入したわっ」



ヒカリからの連絡が入った。




サトシ:「了解、、、ん?、、きた!」



ヒカリからの連絡後、トラックは
予想していたポイントに到着し、
サトシカツラ達に連絡をした。




ピピッ



サトシ:「ヒロシっ、たった今
トラックが到着した、、、。
社員(シルフ)が建物に入ったら、
俺も中に入って時間稼ぎをするから
その間に俺達のトラックを進入してくれっ」




ヒロシ:「了解っ。ちなみに、数は?」




サトシ:「運転手1人だっ、、、
今、社員が降りてコンテナを開けたけど、
後ろのコンテナに人が乗っている様子は
見られないっ」



ヒロシ:「了解っ。あと五分で着くから、
それまで持ち(こた)えてくれっ。
”ひかりのかべ”の準備が出来たら
緊急ブザー(サイレント)を鳴らすよっ。
サトシが後で見るトラックは俺達のトラックで、
その前に置いてあるのがヤマブキ1号だから
間違わないように注意してくれっ」



サトシ:「了解っ」


ピッ


サトシは連絡を終えると、
孵化施設に進入した。





孵化施設内にて〜







シルフ社員:「では、例の物を徴収(ちょうしゅう)します」



施設長:「はいっ、お願いします。」




社員がダンボールを持ち廊下を歩く。




そして、前方から歩いてくるシルフ社員を
影から見張るサトシ。






サトシ(来たなっ、、、お前らなんかに
渡してたまるかっ!あれはここの
ポケモンなんだ!、、ようし、、、おらっ!)





ドガッ


サトシ:「うわっ!」


シルフ社員:「わっ!」


サトシは横から飛び出し、
シルフ社員にぶつかった。





ガラガラガラ〜(モンスターボール)



サトシ:「す、すいませ〜ん!」



シルフ社員:「あぁ〜、、、ボールが、、。
気をつけてくださいっ」


ササッ



サトシはシルフ社員とボールを
拾いながら、ヒロシからの連絡を待った。




サトシ:「すいませんっ、、急いでたもので」



サトシがボールを拾っていると、、、




ミドリ主任:「どうしましたか〜!?」




廊下での物音を聞き、遠くから
ミドリ主任が走ってきた。





サトシ(主任っ!)




シルフ社員:「ちょっとぶつかって
しまいましてっ」



ミドリ主任:「お二人ともお怪我は?」



サトシ:「大丈夫ですっ」


シルフ社員:「大丈夫ですっ。
今かたづけますからっ」



ミドリ主任:「良かった、、、。
なら、私も手伝います!」



ミドリ主任も加わり、3人は何とか
モンスターボールをダンボールに閉まった。






 
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