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仮面ライダードライブ アクセル踏み込め

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第三十章

「ここは避けるんだ!」
「ああ、ブースタートライドロンの体当たりをスサノオに仕掛けるつもりだったけれどな」
「避けろ、それどころじゃない!」
「わかった!」
 ドライブも応えだ、そして。
 咄嗟に跳んだ、ダークドライブのブースタートライドロンの方が速くすぐにだった。
 ドライブに体当たりを仕掛けそうになった、ドライブは真上に跳びそのうえでそこに来た自身のスーパートライドロンに乗った。そして。
 見ればスサノオもだった、自身のスーパートライドロンに乗っていた。どちらも空を跳びながら対峙する形になっていた。
 マシンの力で空を飛びつつだ、スサノオは言った。
「私もマシンを持っているとは思っていなかったな」
「ああ、まさかな」
「そう来るとはな」
 ドライブだけでなくベルトも言う。
「危ないところだったさ」
「若し気付くのが一瞬遅ければ」 
 ドライブとベルトも飛びつつ言う。
「あれで俺がやられていたな」
「本当に危なかった」
「しかし君達はかわした、そして君達に同じ手は通用しない」
 スサノオはこうも言ったのだった。
「もう体当たりは使わない、しかし次の一撃で終わらせる」
「ああ、こっちもだ」
 ドライブもスサノオに返す。
「長い闘いはするものじゃないからな」
「そうだ、私もこれまでの闘いでだ」
 まさにというのだ。
「楽しませてもらっている、そして次の一撃を最高の楽しみにする」
「だからか」
「さあ、私は一撃に全てを賭けるが」
「俺もだ」
 ドライブも受けて立った、スーパートライドロンの上に仁王立ちしたまま両手に剣を構えそのうえで。
「次の一撃で決める」
「ではだ」
「ああ、行くぞ」
「進ノ介、全てを決めるならだ」
 ベルトはドライブに言った。
「いいな、躊躇は無用だ」
「ああ、わかってるさ」
 ドライブもわかっていて応える。
「一気に振り切ってやる」
「その意気だ、では行くぞ」
 双方まずは一瞬だが動きを止めた、それから。
 相手に向かって一気に突っ込む、スサノオは剣を構えたままだったが。
 ドライブは持っていた剣を投げた、それはスサノオに向けて一直線に向かう。
 スサノオは自分に向かって来るドライブの剣を身体を左に捻ってかわした、彼はそれを無意識に行ったが。
「貰った!」 
 スサノオの上から声がした、それと共に。
 ドライブはスサノオの上空で身体を丸め一回転してからだった、スサノオに向けて急降下してだった。
 右足の蹴りを放った、蹴りはスサノオに突き刺さった。
 ドライブは蹴りを浴びせてからスーパートライドロンの上に着地した、マシンは丁度スサノオのマシンの横を通り過ぎていたのだ。
 そしてだ、スサノオの方を振り向いて彼に問うた。
「これで勝負ありだな」
「うむ、私の負けだ」
 スサノオ自身も言う。
「まさかここぞという時にそうするとはな」
「咄嗟に思いついたんだよ」
「剣を投げてか」
「あんたが剣で防ぐかかわすかしたところでな」
「私が身を守ることに気を取られている間にか」
「攻撃を仕掛けることにしたんだ」
 これがドライブの考えだったのだ。
「二段でな」
「そのうえでの蹴りか」
「ああ、上手くいったな」
「見事だった、ではまた会おう」
「勝ったのは今の勝負ってことか」
「そうだ、次の戦いでまた会おう」
 スサノオはドライブの一撃で致命傷を受けていた、それで全身から火花と炎を出している。倒れるのが時間の問題であるのは明らかだった。 
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