| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

艦娘達と少し頼りない提督

作者:Kei督
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

着任~艦隊合同作戦
  呉鎮守府からの呼び出し

 
前書き
ちなみに宮本の所属は佐世保で中佐です(現在もしかしたら変わる)前回からの続きですちなみに本井は脱獄させるかちゃんと出所させるか悩んでます 

 
「司令官、元気無いわね、そんなんじゃダメよ」
「すまんな雷、昨日は寝不足で凄い疲れてるんだちょっと寝るからホテルの部屋でくつろいでて」
「わかったのです司令官さんお休みなさいなのです」
やっぱり駆逐艦は可愛いな、俺に気をつかってくれてるから安心できるあの二人に比べたら本当安心できる
「それでは提督先に部屋に行ってますね」
「分かった、くれぐれも問題を起こさないように」
「そんなこと絶対しないから大丈夫デース❗」
「さてやっとまともに寝れるな」
寝ようとしたときに電話が鳴った
「もしもし、今から寝るんで後にしてくれませんかね」
「いやそれがな、急用だから連絡したんだけどな」
「それはすまんな、で用件はなんだ」
「今回は憲兵としてのお前に用があるんだ」
「場所は何処で落ち合うんだ?」
「お前呉の辺りにいるんだろ?だったら呉鎮守府に来てくれよ」
「分かった、じゃあ皆に伝えてから行くわ」
「じゃあ速く来てくれよな」
今の電話は俺が憲兵時代から仲の良かった人である呉鎮守府の提督からの連絡だった。俺に連絡を掛けてくるから多分何か問題でもあったのだろう。その前に皆に急用で呉鎮守府に行くことを伝えたが
「流石に一人は危ないですよ」
と言われたまぁ横須賀で前足捕まえた時もほとんど一人で部屋に行ったから言われても仕方がないか
「安心しろ呉には知り合いがいるから大丈夫だ」
「知り合いですか?」
「まあ、憲兵時代の知り合いなんだけどな」
「なら良いんですけどそれではお気をつけて司令官」
「数時間で帰ってくるから風呂や夕食を済ませてくれ」
「分かったデース❗」
「後加賀、夕食はバイキングだけど食べ過ぎんなよ」
「女性に向かって失礼ですよ」
加賀が顔を赤くしながら言った
「そうだよ提督ゥレディには失礼デース❗」
「そうよ、そうよレディには失礼だわ!」
金剛と暁にそう言われすまんなと言いつつ
「まあ、おとなしくしておいてな」
「行ってらっしゃい司令官」
いつぶりだろう皆が敬礼してくれるのは多分半年ちょっとされて無いというかされたのすら覚えていない
ホテルから車を使って数10分程呉鎮守府に着いた呉鎮守府には憲兵で仕事をしていた時以来来てなかったから来たことがあっても何か入り難い雰囲気がある
「それにしても外見変わったなここも」
「せやろ、ここなあんたが来なくなってから少し改装したんやで」
「そうなのかだけどお前は相変わらず変わらんな。改二になってもな龍驤」
「それは余計なお世話や宮本君」
「でも本当変わらないよなむしろ減ったか?」
「それ以上言うとウチホンマに怒るで」
「すまんな。で、案内頼むわな」
「ホンマ人使い荒いな。じゃあ付いてき」
彼女は軽空母"龍驤"俺が憲兵の時代からここで艦娘をやっている。艦載機の運用はうちの加賀達と同様の精密性を誇る憲兵の仕事とは何かと相性が良かった実は昔龍驤とコンビで憲兵任務をしていたこともある龍驤は元々憲兵志願だったが功績が良かったため艦娘に昇格したかなり例外な方法で艦娘になったのだ
「それじゃあ提督は中にいるからウチは帰るね」
「案内ありがとな」
龍驤に礼をした後部屋に入った
「時間よりちょっと早めかな」
「そうですか?ちょうど良いと思ったんですけどね」
「まあお茶でも入れて話をするから」
「何かあったんですか?」
「ああ、実は最近深海棲艦についての会議の時にな」
「何ですか?その会議で俺に伝えたいことってのは」
「深海棲艦にも過激派と和平派があるらしい」
「それはまた困った事になりましたね」
「こちらとしては戦意の無い敵とは戦いたく無いからな」
「じゃあ俺は和平と仲良くしつつ過激派を静めますかね」
「それはお前らにしか出来ないからな」
「後もうひとつ頼みたいことがある」
「憲兵としての頼みですか」
「そうだ、また艦娘に善からぬ事をする若造どもが増えたからなそれをとっちめて欲しい」
「お安いご用ですよまだ現役ですからね」
「リストを渡すから頼むわ」
「ではこっちにまた来たときに連絡します」
「こっちも電話するからね。後今日は暗いからこっちに泊まっていきなさい」
「良いんですか」
「ちょうど、空き部屋があるからそこで止まると良いよ」
ホテルにいる皆に今日は帰れないと連絡してから空き部屋のシャワーを浴び布団に入って寝た

~ホテルの吹雪達~

「今日は暗いからもう寝ましょうよ加賀さん」
「提督一人では危ないわすぐに行かなくては」
「吹雪ちゃんどうしたの?」
「瑞鶴さん良いところに加賀さんが司令官のいる呉鎮守府に行くって言い出して大変なんです」
「加賀さん今日はもう寝ましょうよ」
「五航戦の子に言われたくないわ」
その時電ちゃんが加賀さんに手刀を入れた
「えっ手刀で一撃って」
「加賀さんのせいで全然寝れなかったのですもう我慢の限界に近かったので気絶させようとしたのです」
「まさに夜戦カットイン」
加賀さんがそう言い気絶したちなみに電ちゃんと加賀さんはその時の事を覚えていないのでとくに何もなかったが加賀さんは首が痛いとずっといっていた 
 

 
後書き
近いうちにこのシリーズの久保提督主点の作品を久保提督自身が書くので投稿されたらこちらでもお知らせしますそして前回登場の多聞さん大変申し訳ありません
これから久保提督の登場する回は被害キャラになってしまいます本当すんません全ての罪は本井にあります 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧